『オペラ座の怪人』が関東へ帰ってくる! 来春、横浜で5ヵ月のロングラン決定

チケット情報はこちら

【チケットぴあニュース】

劇団四季が上演しているミュージカル『オペラ座の怪人』が来年3月、横浜で上演されることが決定し、5月23日、製作発表会見が行われた。会見には劇団四季の吉田智誉樹代表取締役社長と、黒岩祐治神奈川県知事が出席。4年ぶりとなる四季の横浜公演に対する両者の熱い思いが語られた。
Shiki_phantom052301_8420.jpg
Shiki_phantom052305.JPG
『オペラ座の怪人』はパリ・オペラ座の地下に棲み、歌姫クリスティーヌに恋をする"怪人"の悲しい愛の姿が描かれたミュージカル。巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの美麗な楽曲が全編を貫く、ミュージカル界を代表する傑作であり、全世界で30ヵ国・13言語で上演され、1億4千万人以上が観たというメガヒット作だ。日本ではブロードウェイと同じ1988年に初演、以降現時点で6645回上演されている。首都圏では、東京・電通四季劇場[海]で上演されていた2013年6月以来の登場だ。

▽吉田智誉樹 劇団四季代表取締役社長
Shiki_phantom052303_8400.jpg

また、劇団四季の横浜公演は2012年11月まで上演されていた『キャッツ』以来。吉田社長は「あざみ野に本社と稽古場を構える四季にとって、横浜はお膝もと。横浜に更なるマーケットを作り、微力ながら経済に貢献したい」と横浜での上演に気合を入れる。黒岩県知事も「私も『オペラ座の怪人』の大ファン。CATSシアターがなくなったときは、寂しいなと思っていました。神奈川県では"マグカル(マグネット・カルチャー)"の考えのもと、横浜をNYのブロードウェイのようにしたい、とやってきた。"ミュージカルが溢れる神奈川"というものが、一気に広がっていけば」と期待を寄せる。さらには「これをひとつのきっかけとして、劇団四季さんとは長い付き合いをし、色々な形で連携を深めていきたい。本当は劇団四季の全国の劇場を、すべて神奈川に持ってきて欲しいくらいです!」と話すほど、熱いラブコールを四季に送っていた。

▽黒岩祐治神奈川県知事
Shiki_phantom052302_8397.jpg

会場は、KAAT 神奈川芸術劇場 ホール。自主制作公演もさかんな公共劇場を、約5ヵ月ものあいだ劇団四季が使うことになるが、「KAATの創造性ある作品が減るということは、まったくない。むしろ劇団四季さんから大いに刺激を受けたいと思っている」と眞野館長。黒岩県知事も「KAATにはホール(大劇場)以外にも、スタジオやアトリエといった、公演が出来るスペースがある」と説明。劇団と県(及び横浜市)と劇場、それぞれにメリットがある公演であることを強調していた。
Shiki_phantom052304_8403.jpg

『オペラ座の怪人』横浜公演は2017年3月開幕予定。同年8月までのロングランを予定している。なお、同演目は現在、愛知・新名古屋ミュージカル劇場にてロングラン上演中。こちらは8月21日(日)が千秋楽となる。

Shiki_phantom052306.jpg
取材・文・会見撮影:平野祥恵(ぴあ)

チケット情報はこちら

前の記事「内博貴、惚れ込んだギャツビー役に気合十分!――ミュージカル『グレイト・ギャツビー』製作発表会見」へ

次の記事「劇団四季ミュージカル『アラジン』大ヒット1周年!」へ

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉