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【チケットぴあニュース】

劇団四季が今年12月に海外新作ミュージカル『ノートルダムの鐘』を上演することを発表した。

ミュージカル『ノートルダムの鐘』は世界的文豪ヴィクトル・ユーゴーの代表作『Notre-Dame de Paris(ノートルダム・ド・パリ)』を原作に、2014年に米国で開幕した作品。1996年のディズニー劇場版長編アニメーションをもとに、『美女と野獣』『アラジン』等を手がけたアラン・メンケンが音楽を、『ウィキッド』等を手がけたスティーヴン・シュワルツが作詞を担当している。15世紀のパリを舞台に、ノートルダム大聖堂の鐘楼に住む男カジモド、その彼を密かに世話する大聖堂聖職者フロロー、同警備隊長フィーバス、そして3人が愛するジプシーの娘エスメラルダを中心に、人間が抱える暗部と、その中に輝く愛の美しさを描き出す。今回上演されるディズニー製作版は、大掛かりで機械的な舞台機構に頼らず、世界観を簡潔にまとめた装置の中で、クワイヤ(聖歌隊)を舞台上に終始存在させるなど、きわめて演劇的な演出が見どころ。なお、劇団四季は1996年の長編アニメーションの日本語吹き替え版を担当しており、ファンにとっては待望の上演と言えそうだ。

同時に、この上演に向け、全キャストを公開オーディションで決定することも発表された。応募資格は18歳以上、国籍不問。応募締切はメインキャスト・アンサンブルキャストは3月18日(金)18時、クワイヤ(聖歌隊)は3月29日(火)18時。詳細は劇団四季ホームページにて。

公演は2016年12月、東京・四季劇場[秋]にて。チケット発売情報などは後日発表。
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【劇団四季公式サイト】

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【チケットぴあニュース】
劇団四季『ウェストサイド物語』新演出版が開幕!


劇団四季『ウェストサイド物語』が2月14日、東京・四季劇場[秋]で開幕した。映画でもおなじみ、世界で愛される定番のミュージカルだが、劇団四季は今般、演出にジョーイ・マクニーリーを迎え、"新演出"で上演。1974年からコンスタントに上演され続けていた劇団四季版『ウェストサイド物語』が、新たな装いで登場する。
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『ウェストサイド物語』は、『ロミオとジュリエット』をベースに場所をNYのウェストサイドに移し、敵対するふたつの若者グループの抗争と対立、そしてその中に生まれた悲恋を描くもの。『トゥナイト』『アメリカ』『クール』といった、誰もが耳にしたことのあるレナード・バーンスタインの名曲群、エネルギッシュで個性的なジェローム・ロビンス振付のダンスなどが物語と見事に融合し、ミュージカル界屈指の傑作として半世紀以上、世界中で上演され続けている。新演出を手がけるマクニーリー氏は、『ウェストサイド物語』のクオリティを守るために、ジェローム・ロビンス財団から選ばれた数少ない"公認振付師"のひとり。今回彼は、作中に流れるスピリットは変えることなく、社会からつまはじきにされている若者たちの爆発しそうなエネルギーを凝縮したかのように、エネルギッシュに、スピーディに、作品を作り上げた。その演出に応えるかのように、俳優たちも感情を爆発させ、切ないほどにパワフルな熱演を見せる。『ウェストサイド物語』らしさはそのままに、まぎれもなく新世紀版のステージとなっていた。
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無事初日を開けたマクニーリー氏は「四季の皆さんに、この作品を次の世代に受け継ぐ機会をいただき、光栄に思っています。今回、『ウェストサイド物語』の新時代を四季のメンバーと共に拓きました。『ウェストサイド物語』はこの50年間、多くの方々にとって、それぞれの人の心に残る作品となってきた歴史ある作品です。人々は、最初に観た記憶を、ずっと持ち続けているものです。同様に、今回のお客様はこの先この公演の記憶をずっと持ち続けるでしょう」とコメントを発表。伝説のミュージカルが、新たな伝説の1ページを作るその瞬間を、お見逃しなく。

公演は5月8日(日)まで、同劇場にて。チケットは発売中。

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劇団四季"新演出"で上演する『ウェストサイド物語』が、いよいよ2月14日(日)に開幕。
この新演出版『ウェストサイド物語』の一部が披露された2月1日の公開稽古レポートの後半をお届けします。
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★劇団四季『ウェストサイド物語』稽古場レポートPart1はコチラ

新しい演出を手がけるのは『ウェストサイド物語』のクオリティを守るジェローム・ロビンス財団から選ばれた、数少ない(世界で3人!)公認振付師である、ジョーイ・マクニーリー
エネルギッシュに稽古場を動きまわり、動線からダンスまで、自らやってみせるジョーイさん。
そのアツさに同調するかのように、熱気ある稽古場になっていました。

披露されたのは次のシーン。
1幕第1場『プロローグ』(稽古場レポートPart1に掲載)
1幕第4場『体育館のダンス』『マリア』
1幕第5場『トゥナイト』
1幕第7場『ひとつの手、ひとつの心』
1幕第8場『トゥナイト(クインテット&コーラス)』

レポートPart1にも書いたのですが、ジェローム・ロビンスの振付はそのままですので、装置・衣裳といったビジュアル面の刷新がわからない稽古場では、どこが新しくなったのか明確に指摘するのは少し難しい。

それなのに、舞台面から感じる熱気が、明らかに今までとは違います!
ガツンと正面から、キャラクターの感情がぶつかってくる感じ。

『体育館のダンス』
いがみあうふたつのグループ、ジェット団とシャーク団を和解させようと開かれたダンスパーティ。しかしその目論見ははずれ、それぞれが優位を競うかのような、ダンス合戦へ...。
マンボのリズムと、アクロバティックなペアダンスが見どころです。
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シャーク団のリーダー・ベルナルドと、その恋人アニタ。
年長者カップル、の魅力です。
この日の稽古場のアニタは、岡村美南さん
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激しいダンス合戦の中、時が止まったように、トニーとマリアが出会います。
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対立するグループ同士のふたりが惹かれあったことはすぐに気付かれ、引き裂かれますが...。
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劇団四季が、かの名作『ウェストサイド物語』を2月14日(日)より"新演出"で上演します!
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『ウェストサイド物語』は1957年のブロードウェイ初演以来、世界中で愛される名作ミュージカル。
『ロミオとジュリエット』をNYのウェストサイドに置き換え、ともに社会から差別を受けるふたつの若者グループの対立と抗争、その中で芽生えてしまった悲恋を描くもの。

劇団四季初演は1974年。
オリジナルの振付・演出のジェローム・ロビンスのスピリットを忠実に守り続けてきた劇団四季版『ウェストサイド物語』が、初演から40年超を経て、このたび"新演出"へ生まれ変わります

新しい演出を手がけるのは『ウェストサイド物語』のクオリティを守るジェローム・ロビンス財団から選ばれた、数少ない(世界で3人!)公認振付師である、ジョーイ・マクニーリー

2月1日、この"新演出版"『ウェストサイド物語』の稽古場が報道陣に披露されました!
1時間超、たっぷり披露されたこの公開稽古ですが、まず本日は、【速報】として、「プロローグ」の場面を少しだけご紹介いたします!


ジョーイさんが仰っていたのは、皆さんが知っている『ウェストサイド物語』であることには、変わりありません。そこに若いエネルギーを注入し、新たな四季の『ウェストサイド物語』を作る。過去を尊重し、新たな作品を作る」ということ。

その言葉どおり、今までの『ウェストサイド物語』を愛した人たちが戸惑うようなことは、おそらくなさそう!
なんといっても、ジェローム・ロビンスの振付は(おそらく基本的に)そのままであると、稽古場を観ていて思いました。
これぞ『ウェストサイド物語』、なポーズ、シーンはそのまま!

その上で、キャラクターたちのパワーが今まで以上にガツン!とストレートに届く......そんな、新しい作品になっている気がします。


プロローグのシーンは、そんな「これぞ『ウェストサイド物語』」が、写真からも伝わるのではないでしょうか...。

縄張り争いから対立するふたつの若者グループ、プアホワイトの"ジェット団"、プエルトリコ移民の"シャーク団"。
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古き良き時代のアメリカを舞台にしたハッピーエンドのラブコメディ、 『クレイ ジー・フォー・ユー』。踊りに夢中な銀行の跡取り息子と、差し押さえ先である劇場のひとり娘という、ふたりの恋模様がコミカルかつドラマティックに描かれている人気作だ。

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"アメリカ 音楽の魂"と呼ばれるガーシュウィンの名曲の数々、タップダンスを中心とした斬新なダンスナンバー 、そして"ボーイ・ミーツ・ガール"のストーリーと、ミュージカルのあらゆる醍醐味と魅力が存分に詰まっており、今や四季の代表的なレパートリー作品のひとつに成長している。1993年の四季での初演以来、全国各地で上演が行われ、総公演回数1,900回以上、累計観客動員数は175万人を記録と、不動の人気を誇っている。今回の公演は、2015年8月の京都公演を皮切りに全国52都市を巡演してきた全国ツアーの千秋楽で、同劇場にて2016年1月3日(日)まで上演される。

チケットは発売中。

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12月20日、劇団四季が上演しているミュージカル『ライオンキング』東京公演が17周年を迎えました。
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1998年の四季劇場[春]での開幕以来、同じ劇場で17年ものロングランを続けているというのは、驚異的な記録!
当日時点での東京公演総公演回数は5859回、観客動員数は約634万人。
『ライオンキング』は東京に並行して大阪・福岡・名古屋・札幌でも上演されていますが、国内通算公演数は10301回、観客動員数は1050万人とのこと。

今年7月には国内上演回数1万回の大台に!→

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今年は『レ・ミゼラブル』マリウス役を射止め、今月には『アラジン』タイトルロールデビュー
大作に次々と出演している若手ミュージカル俳優・海宝直人さんが、12月10日、クリスマス・スペシャル・ナイト『"Trust me!"Naoto with U.』を開催。

そのイベントで、「2016年春 劇団四季ミュージカル『ライオンキング』シンバ役キャストへの挑戦」を発表し、同日取材会を行いました。
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子役から活躍している海宝さんですが、なんといっても1998年に開幕し、いまだロングラン公演が続いている『ライオンキング』の、ヤングシンバ オリジナルキャストのひとり。
1999年に発売された劇団四季版『ライオンキング』CDのヤングシンバは、海宝さんですよ!
(※四季の『ライオンキング』CD、2種類ありますのでご注意を)

ヤングシンバが成長し、シンバとしてサバンナに戻ってくるのは、初めてのことだそうです!
上演回数1万回を超えるロングラン・ミュージカルならではの、素敵なニュースですね。
『ライオンキング』1万回達成記事→

そして2015年は芸能活動20周年!という節目の年だった海宝さん、その長いキャリアの中でも、ヤングシンバは一番長く付き合った役とのこと。

ちなみに当「げきぴあ」では、以前、海宝さんに「捜査日誌」をご執筆いただいたことも。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』→


さて、取材会では、衝撃の発表となった『ライオンキング』へかける思いや、オーディション応募数約1500通の中から選ばれ、現在出演中の『アラジン』のことなどを、たっぷり話してくれました。
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――来春『ライオンキング』シンバ役への挑戦決定とのこと、おめでとうございます。どういう経緯で決まったのでしょうか?

「『ライオンキング』はもともと自分にとって、俳優としてやっていきたいと、舞台を続けていく大きなきっかけになった作品でもあり、チャレンジしたいなという気持ちがありました。そんな中、オーディションを受ける機会を頂いて(決まった)...という形です」


――シンバ役に決まった時の気持ちは?

「中学1年生までの3年間(1999年~2001年)、ヤングシンバとして出演していた作品なので、もちろんとても嬉しかったし、感慨深いです。僕にとっては、本当に"育ててもらった"作品です。すごくワクワクしていますし、楽しみでもあります。ヤングシンバを経験しているというのは、自分の中でひとつ、大きなこと。お父さんのムファサに抱きついた瞬間の感覚とか、なんとなくではありますが、身体が覚えている。そういう体感したものを、活かしていければと思います」


――大きくなって、今度はプライドロックの頂上へ。どういう気持ちでしょう。

「すごく記憶が残ってるんですよね、卒業式の時、プライドロックに登らせてもらったこととか(劇団四季では子役がその役を卒業する時、「卒業式」を行う)。あの3年間はすごく自分の人生の中で大きくて。すごく嬉しいといいますか...感慨深いです」

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10月28日に開幕3周年を迎えたミュージカル『ライオンキング』大阪公演。本公演の千秋楽が2016年5月15日(日)と決定した。大阪四季劇場での上演は3年7か月となり、総公演回数は1196回となる予定だ。

前回の大阪初演以来12年ぶりの再演となった今回の公演は、2012年10月28日に大阪四季劇場で開幕。その後、2014年11月に関西地区最長ロングラン記録を達成し、2015年4月には日本公演総入場者数が1000万人に到達。7月には日本公演通算回数1万回を迎え、10月11日には関西地区でのロングラン公演回数が1000回に届くなど、様々な記録を達成してきた。国内通算公演回数は10199回(10月28日現在)と、国内ミュージカル上演回数第1位を誇る。

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10月28日の本編終了後には、開幕3周年の感謝と千秋楽決定の報告を兼ねた特別カーテンコールが実施され、出演者を代表してシンバ役の田中彰孝より「千秋楽は決定いたしましたが、一人でも多くのお客様に作品を楽しんでいただけるよう、一回一回の舞台を精一杯努めてまいります」と舞台挨拶が行われた。

また、終演後には今年4月に襲名した文楽人形遣いの二代目吉田玉男が『錦秋文楽公演』で遣う人形とともに来場、出演者との交流を行った。『ライオンキング』は日本の文楽、歌舞伎やインドネシアの影絵技法など、世界各地の表現技法を採り入れた壮観な舞台となっている。二代目吉田玉男は「『ライオンキング』と文楽は似ている箇所もあり、勉強になりました。お互い関西の芸術文化を高め合えたら」と語った。

ミュージカル『ライオンキング』は2016年5月15日(日)まで大阪四季劇場で開催中。
チケットは2016年2月28日(日)公演分までは発売中。2016年3月2日(水)~5月15日(日)公演分は12月6日(日) 一般発売開始。

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8月27日、四季劇場[春]で上演中の『ライオンキング』にオリジナル演出家ジュリー・テイモアが来場しました。
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テイモアさんは『ライオンキング』で演出、衣裳デザイン、マスク&パペット共同デザイン、作詞・作曲補として関わり、この作品で1998年にトニー賞最優秀演出賞と、最優秀衣裳賞を受賞しています。
あの、文楽やインドネシアの影絵を取り入れた、印象的な『ライオンキング』の世界は、テイモアさんから生まれました。

日本公演の観劇は2000年以来、実に15年ぶりとのこと!

この日はカーテンコールで、ムファサ役の内田圭さんの呼び込みで、ステージへ。
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「このカンパニーの皆さんを観ることができて、とてもワクワクしましたし、興奮しました。(子どもの多い客席を見て)本当に若い、新しい素敵なお客さまの前で...」と感動を語ります。

劇団四季の新しい専用劇場「名古屋四季劇場」の建設が決定しました。

場所は愛知県名古屋市。
「名駅南エリア」(名古屋駅から徒歩10分)という利便性の高い場所に位置します。

劇場は2階建て、最大1200席。
四季劇場[春][秋]、電通四季劇場[海]、大阪四季劇場、四季劇場[夏]の設計思想を経て、「舞台と客席に一体感がある、濃密な空間」をコンセプトに作られるとのことですので、これらの劇場同様、どの席からも観易いものになると思われます。
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こけら落としの演目も気になりますね!
続報を待ちましょう。

なお、「名古屋四季劇場」の開場に伴い、現在の「新名古屋ミュージカル劇場」(中区・栄)での継続的な上演活動は、9月20日開幕の『オペラ座の怪人』ロングラン公演の千秋楽をもって一旦終了となるそうです。
ボウリング場を前身とし、その躯体を半分程度再利用したユニークな構造で知られ、エントランスの広さなど独特の魅力を誇ったこの劇場の(一旦の)ラスト公演も、注目です。

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