劇団四季が、かの名作『ウェストサイド物語』を2月14日(日)より"新演出"で上演します!
『ウェストサイド物語』は1957年のブロードウェイ初演以来、世界中で愛される名作ミュージカル。
『ロミオとジュリエット』をNYのウェストサイドに置き換え、ともに社会から差別を受けるふたつの若者グループの対立と抗争、その中で芽生えてしまった悲恋を描くもの。
劇団四季初演は1974年。
オリジナルの振付・演出のジェローム・ロビンスのスピリットを忠実に守り続けてきた劇団四季版『ウェストサイド物語』が、初演から40年超を経て、このたび"新演出"へ生まれ変わります。
新しい演出を手がけるのは『ウェストサイド物語』のクオリティを守るジェローム・ロビンス財団から選ばれた、数少ない(世界で3人!)公認振付師である、ジョーイ・マクニーリー。
2月1日、この"新演出版"『ウェストサイド物語』の稽古場が報道陣に披露されました!
1時間超、たっぷり披露されたこの公開稽古ですが、まず本日は、【速報】として、「プロローグ」の場面を少しだけご紹介いたします!
ジョーイさんが仰っていたのは、「皆さんが知っている『ウェストサイド物語』であることには、変わりありません。そこに若いエネルギーを注入し、新たな四季の『ウェストサイド物語』を作る。過去を尊重し、新たな作品を作る」ということ。
その言葉どおり、今までの『ウェストサイド物語』を愛した人たちが戸惑うようなことは、おそらくなさそう!
なんといっても、ジェローム・ロビンスの振付は(おそらく基本的に)そのままであると、稽古場を観ていて思いました。
これぞ『ウェストサイド物語』、なポーズ、シーンはそのまま!
その上で、キャラクターたちのパワーが今まで以上にガツン!とストレートに届く......そんな、新しい作品になっている気がします。
プロローグのシーンは、そんな「これぞ『ウェストサイド物語』」が、写真からも伝わるのではないでしょうか...。
縄張り争いから対立するふたつの若者グループ、プアホワイトの"ジェット団"、プエルトリコ移民の"シャーク団"。