ミュージカル『グランドホテル』#10 湖月わたる ビジュアル撮影レポ&インタビュー

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■ミュージカル『グランドホテル』vol.10■


1920年代のベルリンの豪華なグランドホテルを舞台に、様々な事情を持った人たちのドラマが交錯する――。
名作ミュージカル『グランドホテル』が、英国の鬼才トム・サザーランドと、日本の才能ある俳優たちによって蘇ります。

ビジュアル撮影レポート&インタビューで、出演者の魅力に迫る当連載、本日は湖月わたるさんが登場です。
湖月さんが演じるのは<スペシャルダンサー>という役どころ。
公式HPの説明では<命の灯火が消えようとする、その瞬間に現れる愛と死の化身とあります。
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この役柄、湖月さんの個性に併せて、新しく作られるキャラクターとのこと。
名ダンサーである湖月さんが、どんな"愛と死の化身"を表現するのか...楽しみです!

なおこの作品はキャストを〈GREEN〉〈RED〉の2チームに分け、それぞれのキャストから生まれるドラマを大切に、結末も2パターン用意する...ということも話題ですが、湖月さんはシングルキャストで両チームとも出演されます。



◆ ビジュアル撮影レポート ◆


最初、湖月さんの扮装はこんな形でした。
ネックレスに、手袋も左右同じもの。
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"愛と死の化身"ということで、謎めいた空気感を出していきましょうと言われた湖月さん。
しばらく撮影が進んだのち、湖月さんから、アレンジの提案が...。
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「ネックレスを手で持ってもいいですか」
「手袋も、左右別のものにするのはどうでしょう...」
積極的に意見を出していく湖月さん。
その言い方も「これじゃない」と一方的に言うのではなく、デザイナーさんやカメラマンさんとセッションをしているようで、「ではこんなかんじのネックレスにするのはどうでしょう」等々、スタッフ側からも別の提案が飛び出たりして、とても前向きな空気感です。

...で、その手で玩ぶネックレスが何かの象徴であるような、印象的な絵柄になりました!
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次々と違う、そしてカッコいいポーズが繰り出されるのは、さすが元宝塚トップスター、魅せ方がわかってらっしゃる!という感じです。
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他の方のレポートでもおなじみ、
ライティングを変えてのカットも、素敵!
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もちろん、湖月さんにもお話を伺ってきましたよ。


◆ 湖月わたる INTERVIEW ◆


――宝塚版でご覧になっているそうですね。『グランドホテル』という作品に対しては、どんな印象をお持ちですか?

「冒頭の音楽がすごくドラマチックで、大好きなんです。『キャバレー』や『CHICAGO』、『コットンクラブ』『華麗なるギャツビー』等を見た時と同じような、"引き込まれ感"があります。この時代の作品に惹かれるのって、何故なんでしょうね? 1920年代って、独特の魅力がある時代なんだと思います。ちょっと退廃的で、でも生命力に満ち溢れている。今回はそれがさらに、ベルリンという暗い社会事情を持った場所の、ホテルの中での出来事。限られた場所での人々のドラマ......とうのは神秘的で、素敵。ただ、宝塚で上演されたものを観た時(1993年)は、私もまだ若かったこともあり、今考えると、この作品の本当のテーマをどこまで理解したのか、と少し心残りもありました。今回はこの作品が名作たるゆえんを存分に感じたいです」


――そして今回、湖月さんが演じるのは<スペシャルダンサー>です。このお話が来た時はどう思われましたか?

「宝塚版で、オリジナル(トミー・チューン演出のブロードウェイ版)にはなかったダンスシーンが組み込まれていて、萬あきらさんと若央りささんが踊られていました。それがとても印象に残っていて、「ああいうダンスを踊れるようになりたい」とずっと思っていたんです。だからまず、それを思い出して「こういうダンスを踊らせてもらえるようになったんだ、そんなお話を頂けるようになったんだ」ということが、嬉しかったです。そして今回は、トム・サザーランドさんが、また違う切り口で、私をイメージして新たな場面を作ってくださるとのことですので、それもすごく嬉しく、光栄です。この作品にこのシーンがあったから、このキャラクターがいたからより深みが出たね、と言っていただけるように、印象的なものになればいいなと思っています」


――撮影もとても素敵でした。

「1920年代を彷彿とさせるこの衣裳を着ると、タイムスリップしたような気持ちになります。この衣裳と本番がどうリンクするのかはまだわかりませんが、男爵の愛を見つけて、死に至る......そこを表現するようですので、そんなイメージで撮影に臨みました。この衣裳は、普通に着ると生身の人間になってしまいそうでしたので、手袋を左右アシンメトリーにしたり、ネックレスを使って、自分が求める"死の誘い"を表現してみたりと、普段とは違うテイストにしてみました。私は、言葉ではなく身体を使った表現でドラマを作っていくとのことでしたので、そこもイメージしてやり、私の中でもしっくりと来て、演じる上でのイメージも掴めた気がしています」
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取材・文・撮影:平野祥恵


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・4月9日(土)~24日(日) 赤坂ACTシアター(東京)
・4月27日(水)・28日(木) 愛知県芸術劇場 大ホール
・5月5日(木・祝)~8日(日) 梅田芸術劇場 メインホール(大阪)

★東京・大阪公演★
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