■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.8■
3月14日、劇団四季の新作ミュージカル『リトルマーメイド』の公開稽古が横浜の四季芸術センターで行われました。
げきぴあではすでに今までにも稽古場レポートをお届けしていますが...
パペットが増えてる!
華やかさとワクワク度が増しています!!
ということで、最新の稽古場レポートです。
ひと足先に出したニュース記事はこちら。
まず披露されたのは、『パート・オブ・ユア・ワールド』の音楽稽古です。
指導は演出補のクリスチャン・ダーハム氏。
このナンバーはアリエルが地上への憧れを歌う曲で、前回げきぴあが稽古場に伺った際も、その稽古のあいだでどんどん歌い方、伝わってくるアリエルの感情が変化していったことに驚かされましたが、今回、さらにアリエルの心情が深化されていました!
アリエル役候補の谷原志音さん。
同じくアリエル役候補、秋夢子さん。
続いて『アンダー・ザ・シー』の場面の稽古です。
こちらは、海中の生き物たちが海の中の生活の素晴らしさを歌い上げるナンバー。
作中で最も大盛り上がりになると言ってもおそらく間違いではない、カーニバルのように楽しいシーンです。
このシーンの指導は、振付のジョン・マッキネス氏(写真中央)。
アリエルの動線の確認。
...と言っても「このシーンで、アリエルは実際は空中でフライングをしています」とのこと。
ダンスの微調整も。
振付自体は同じなのですが、ステップの幅を大幅変更。
移動距離を1.5倍くらいにしていました。
こちらはアリエルのお目付け役、セバスチャン役のおふたり。
セバスチャンは、カニです。
イソギンチャクは...このように身体に装着するんですね!
こちらのカサゴと...
タツノオトシゴは、日本公演で新しく作ったパペットだと後ほど説明がありました。
魚たちもカラフル!
地上に憧れるアリエルに、「海の中の世界はこんなにも素晴らしい」とセバスチャン。
もっとも目を引くのがこのクラゲたち。
大きいです。
ぐわっと動くと、大迫力です。
会見で「3Dのような」と表現されていた海中世界ですが、なるほど、3D!と納得。劇場で体験するのが楽しみ。
この日の公開稽古では、キャスト・スタッフのインタビューもありましたので、そちらも後ほどUPします!
公演は4月7日(日)に東京・大井町の積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]にて開幕します。
チケットは8月31日(土)分まで、発売中。
第2期(9月1日(日)~12月31日(火))公演分は、明日・3月20日(水・祝)に一般発売を開始します。