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劇団四季の代表作であり、日本ミュージカル界のパイオニアでもある『キャッツ』。巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がけ、日本では1983年に初演、それから30年になろうかという長きにわたり愛され続ける名作だ。現在は仙台の地で公演を行っているが、9月からは静岡での上演が決定している。この『キャッツ』静岡公演の成功祈願が6月10日、静岡浅間神社で行われた。
主人公・九重秀隆役の荒川務さん。
井上芳雄、浦井健治らが出演するミュージカル『二都物語』の製作発表が5月15日、都内にて行われました。
作品は、文豪チャールズ・ディケンズの小説を2007年にアメリカでミュージカル化したもの。
翌年にはブロードウェイにも進出した名作の、待望の日本初演です。
脚本・作詞・作曲はジル・サントリエロ。
追加音楽に、日本のミュージカルファンにもおなじみのフランク・ワイルドホーンが名を連ねています。
●STORY●
18世紀後半、イギリスに住むルーシー・マネットは、
17年間バスティーユに投獄されていた父ドクター・マネットが
酒屋の経営者ドファルジュ夫妻に保護されていると知り、パリへ向かう。
父娘でロンドンへの帰途の最中、フランスの亡命貴族チャールズ・ダーニーと出会うが
彼はスパイ容疑で裁判に掛けられてしまう。
そのピンチを救ったのはダーニーと瓜二つの酒浸りの弁護士シドニー・カートン。
3人は親交を深め、ダーニーとルーシーは結婚を誓い合う仲になる。
密かにルーシーを愛していたカートンだが、2人を想い身を引くことに...。
しかしダーニーは昔の使用人の危機を救おうと祖国フランスに戻り、
フランス革命により蜂起した民衆たちに捕えられてしまう。
再び裁判に掛けられたダーニーだったが、そこで驚くべき罪が判明し、下された判決は死刑。
ダーニーとルーシーの幸せを願うカートンはある決心をし、
ダーニーが捕えられている牢獄へと向かうが...。
(公式HPより)
この日の製作発表会見には、2400件の応募の中から当選した200名のオーディエンスも参加。
キャスト陣は衣裳を着けての会見で、華やかなものになりました。
ひと足先に掲出した、ニュースサイトの記事はコチラ。
■『マイ・フェア・レディ』vol.9■
日本初演50周年にして、キャスト・演出を一新した新生『マイ・フェア・レディ』が現在、東京・日生劇場で上演中だ。今回はヒロイン・イライザは霧矢大夢と真飛聖のダブルキャストになっているが、霧矢版を観劇したレポートをお送りする。
イライザ:霧矢大夢
イライザ:真飛聖
物語は、下町の花売り娘・イライザが、言語学者のヒギンズ教授に正しい言葉と淑女としての礼儀作法を教わり、レディとして生まれ変わる過程と、その中で生まれていくイライザとヒギンズの淡い感情を温かなまなざしで綴っていくもの。劇場に足を踏み入れると、これもまた一新された可愛らしい舞台セットが観客を迎える。立体感があり、繊細に作りこまれた美しいセットながら、ドールハウスのようなファンタジックさもあり、まさに新生『マイ・フェア・レディ』を象徴するかのよう。そしてオープニングシーンがなんとも秀逸。ひとりの花売り娘(美鳳あや)が踊りながら誘うように舞台の奥へ奥へと進み、同時にセットがひとつずつ開いていく。自然と観客は、現実世界から物語の中へ入り込む感覚を味わえる。
【チケットぴあニュース】
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』が5月5日、東京・日生劇場にて開幕した。ヒロイン・イライザは霧矢大夢(きりや ひろむ)と、真飛聖(まとぶ せい)。ヒギンズ教授役は寺脇康文。5月4日、初日に先がけ出演者が意気込みを語った。