■劇団四季創立60周年 特別連載■
6月15日、劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』東京公演が千秋楽を迎えた。パリ・オペラ座の地下に棲む怪人の歌姫クリスティーヌへの恋と、オペラ座で起こる怪奇現象をゴシック調に描いた物語。巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの流麗で荘厳な音楽が彩る、格調高い傑作ミュージカルだ。8回目の東京公演として2011年10月に電通四季劇場[海]にて開幕した今回の公演は1年8ヵ月のロングランを果たし、56万人が楽しんだ。
千秋楽のこの日は本編終了後、記念カーテンコールが行われた。出演陣が劇中曲『プリマドンナ』を披露、さらにムッシュー・アンドレ役の増田守人が「この東京公演の成功も、ひとえにご支援をいただきました皆さまのお蔭と、出演者・スタッフ一同感謝の気持ちで一杯です。次の公演地、そしてまたこの東京で、皆さまとまたお会い出来る日が来るまで一層の努力を重ね精進して参ります」とキャストを代表して挨拶をし、感謝の意を客席に伝えた。
なおこのあと電通四季劇場[海]では8月3日(土)より、ミュージカル『ウィキッド』を上演予定。