■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.11■
劇団四季の待望の新作ミュージカル『リトルマーメイド』が4月7日、ついに開幕しました。
この日は爆弾低気圧が日本列島を縦断すると前日から大きなニュースになっていましたが、その天気予報を尻目に、東京はものすごい快晴!
いい初日日和になりました。
ひと足先に作品世界をご紹介した〈最終通し舞台稽古〉のレポートはコチラ。
ミュージカル・ショーの最近のブログ記事
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.10■
4月7日(日)に開幕する劇団四季の新作ミュージカル『リトルマーメイド』。ディズニーアニメの中でも特に人気の高い作品の舞台化であることに加え、今年創立60周年を迎える四季が節目の年に贈るプロジェクトでもあることから大きな注目を集めている本作の最終通し舞台稽古が4月2日、報道陣に披露された。
■新演出!『レ・ミゼラブル』2013■
3月26日、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の稽古場見学会が行われました。
新演出ということで、謎のベールに包まれている2013年度版『レミゼ』。
新演出・日本版が披露されるのは、これが初です!!
※本番前に予備知識を入れたくない方、この先読み進まないようご注意を...。
当日は、抽選で選ばれた40名のお客さまが稽古場に来場。
わずか5日間の募集期間で集まった人数が2000名、その中から選ばれしラッキーなお客さま40名です。
みなさんすでにチケットを購入してますよねー?といった、お決まり(?)のやりとりなどもありつつ。
なんと、すでに5回以上のチケットを購入の方もチラホラいらっしゃいました。
キャストの皆さんからも「すごーい」の声が。
こちらは演出のジェームズ・パウエルさん。
「このようなタイミングでお客さまに入っていただくことは、とても珍しいことです。でもより良くするためにも、お客様に入っていただいた状況に出演者が慣れなくてはならないので、このタイミングで来ていただくのも良いことですね」と歓迎の意。
日生劇場で3月5日に開幕した『屋根の上のヴァイオリン弾き』。
3月21日、3月22日に、チケットぴあの「バックステージツアー付チケット」をご購入のお客様を対象に、終演後バックステージツアーが開催されました!!
気になる案内役は、21日モーテル役の照井裕隆さん、22日フョートカ役の上口耕平さん。おふたりとも舞台と同じ衣裳で、普段は見られない舞台裏を、ツアー参加者に優しく説明しながら案内してくださいました!
その様子をげきぴあブログでは、写真つきでご紹介しちゃいます。
と、その前に舞台のおさらい。
舞台は、20世紀初頭のロシアの寒村アナテフカ村。貧しく辛い生活の中でもユーモアを忘れず楽しく暮らすユダヤ人・テヴィエ一家と、彼らを取り巻く人々を通して、「今を生きる勇気」を与えてくれる作品です。
しきたりを重んじるユダヤの人々。市村正親さん演じるテヴィエと、鳳蘭さん演じる妻・ゴールデ、その5人の娘たちもそのしきたりの中で生活をしていたのですが、上の3人の娘たち(水夏希さん、大塚千弘さん、吉川友さん)は恋をし、そのしきたりを破っていき...
物語の中で、今回のツアー案内役の照井裕隆さんは長女・ツァイテルの夫・モーテル役を、上口耕平さんは三女・チャヴァと駆け落ちするフョートカ役を演じています。
そんなふたりが案内してくださったバックステージツアーはこちらです!
【チケットぴあニュース】
劇団四季が上演しているミュージカル『ライオンキング』が3月24日、国内通算公演8450回を迎えた。これにより、これまでミュージカル『キャッツ』が保持していた上演記録8449回(同日時点)を超え、通算公演回数日本一になった。
(c)Disney
『ライオンキング』はディズニーの同名アニメーションを舞台化したもので、日本では1998年の初演以来、東京では14年を超すロングランを記録し続けており、同時に大阪・福岡・名古屋・札幌でも上演を重ねている。この日までの総観客動員数は約850万人、現在は東京と大阪の2都市で上演されている。
この日は本編終了後に特別カーテンコールを実施。東京では主人公・シンバ役の北澤裕輔が「本日、この公演をもちまして、これまでミュージカル『キャッツ』が持っていた国内での最多上演記録を抜き、『ライオンキング』が、国内第1位となります。1998年の初演以来、わずか14年と3か月。まさに驚異的なスピードでの記録達成です。この間、各地でこの作品を愛してくださった皆様は、日本全国で約850万人にも上ります。出演者一同、心より御礼申し上げます。日本一のミュージカルとして、今後も多くのお客様に愛されるよう、日々、精進してまいります。引き続きご声援を賜りますようお願い申し上げます」と挨拶をした。
『ライオンキング』東京公演は四季劇場[春]にてロングラン上演中、チケットは8月31日(土)公演分までを発売中。大阪公演は大阪四季劇場にてロングラン上演中、チケットは2014年1月31日(金)公演分までを発売中。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.9■
3月14日に報道陣向けに行われた『リトルマーメイド』の公開稽古では、稽古披露の後、出演候補者及び演出補のクリスチャン・ダーハム氏、振付のジョン・マッキネス氏の合同取材が行われました。
今回はそのレポートです。
まず最初は、アリエルのふたりに対し、「水の中の演技で、努力されていることは」という質問が飛びました。
アリエル役候補の谷原志音さん、秋夢子さん、ふたり顔を見合わせ、そうなんです大変なんですよ...といった表情。
秋「フライングにあわせて特にトレーニングをしてはいませんが、実際にすごい大変なんです...。多分練習中、自然に筋肉をつけていると思います。(海中での動きを)意識しながら、動いたり歌ったりしゃべったりするので」
谷原「稽古が始まる当初はトレーナーさんと腹筋のトレーニングをしたり、家に帰ったら寝る前に腹筋をずっとやったりしていました。今も無意識にこれ(水泳のバタフライのように、腹筋を波打たせるような動きです)をやっているんです」
秋「座ってる状態でも常にこういう...力いれて、ね」
谷原「常にヒレを動かさないとダメなんですよね。床に立っている時も、歌っている時も。泳がないと沈んでいく、魚は死んでしまうので」
秋「忙しいです。フライングは20分の稽古だけでも(筋肉が)パンパンになります!」
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.8■
3月14日、劇団四季の新作ミュージカル『リトルマーメイド』の公開稽古が横浜の四季芸術センターで行われました。
げきぴあではすでに今までにも稽古場レポートをお届けしていますが...
パペットが増えてる!
華やかさとワクワク度が増しています!!
ということで、最新の稽古場レポートです。
ひと足先に出したニュース記事はこちら。
■劇団四季『リトルマーメイド』が出来るまで vol.7■
小道具、衣裳とご紹介してきました『リトルマーメイド』制作現場レポート、今回は床山(カツラ)部屋の模様をお届けします。
床山部屋、女性ばかりで明るい雰囲気の上、
『リトルマーメイド』のカツラもカラフルで、華やかな空気です。
「こんなにカラフルなカツラばかりの作品、私も初めてですね~」と床山さん。
カツラは海外発注だそうで、この日届いたばかりというカツラたちがこちら。
●ヒラノの演劇徒然草●
玉野和紀が黒木瞳を主演に迎えて贈る、待望の新作ミュージカル『私のダーリン』。
笑いあり、涙あり、歌あり、踊りあり!の、素敵な舞台になりそうなこの作品の稽古場に、伺ってまいりました。
日本を代表するタップダンサーの玉野和紀さんですが、『まさかのCHANGE?!』『CLUB SEVEN』『道化の瞳』と作・演出作品がいずれも全日程完売、というヒットメイカーでもあります。
日本でミュージカルといえばブロードウェイやウエストエンドの翻訳もの、というのが定番の中で、オリジナル・ミュージカルにこだわっているというのも、嬉しいところ。
そんな玉野さんの最新作は、どんな感じなのでしょうか...。
●STORY●
日々の生活を活動的に送る夢子(黒木瞳)は、売れない恋愛小説家の夫(玉野和紀)を支えて、『便利屋』の仕事を営んでいる。
夫は家計の足しにとエッセイやコラムを書きながら恋愛小説を執筆していた。
その題名は『夢子の秘密』。
その小説は自分たち2人の思い出を基に書かれてあった。
その書きかけの小説を見た夢子は、夫の為にと思い出の再現を始める。
それは次第に想像・理想・妄想・空想へと広がり、隣の獣医の独身男(石川禅)・隣の仕事が謎の夫婦(坂元健児・愛音羽麗)や
夫の出版社の編集者(町田慎吾・愛原実花)と便利屋の従業員(古川雄大・村井良大・大河元気)を巻き込んで、
夢と現実と過去の世界を行き来しながら数々のシーンが目まぐるしく展開していく。
果たして夫の小説と夢子の空想の結末は...。
(公式HPより)
●ヒラノの演劇徒然草●
2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。
カウントダウンイヤーにあたる99周年の今年も、名作を立て続けに上演し、100周年への盛り上がりをみせています。
中でも目玉は、『ベルサイユのばら』。
現在、月組が〈オスカルとアンドレ編〉を上演していますが、4月からは雪組が〈フェルゼン編〉を上演します。
この雪組公演の制作発表が3月4日、都内にて行われました。
先立ってニュースとして出した記事はこちら
月組〈オスカルとアンドレ編〉の会見の模様はこちら
『ベルサイユのばら』といえば、ご存知、池田理代子による少女漫画が原作。
宝塚では1974年に初演、以降上演を繰り返しています。
作品はフランス革命へと向かう時代の中、豪華な宮廷で暮らす王妃マリー・アントワネットと、彼女を愛したスウェーデン貴族フェルゼン、また王家を守る将軍家に生まれ、女性ながら男として育てられた男装の麗人オスカルと、彼女を愛する幼なじみアンドレ...と、魅力的なキャラクターがそれぞれのドラマを作り、時代のうねりを描き出していきます。
壮大な物語ゆえ、宝塚ではそれぞれのキャラクターを主人公に、多くのバージョンで上演をしており、上演を繰り返しても単なる再演とはなっていないという点も、人気の秘訣。
また、なんと言っても、フランス貴族の豪華なコスチューム&作品世界に、少女漫画から飛び出してきたような美しいスターたちが見事にマッチし、宝塚の代名詞というべき作品になっています。
今回雪組が上演するのは、白ばら=オスカルを中心としたバージョンに対し、紅ばら=マリー・アントワネット周辺の物語をフィーチャーした〈フェルゼン編〉。
『ベルばら』というだけで注目が集まりますが、加えて今回は雪組新トップコンビ、壮一帆&愛加あゆのお披露目でもあり、一層チケット争奪戦となりそうです。
さらに、兵庫公演のみですが、星組の柚希礼音、宙組の凰稀かなめ、月組の龍真咲という3人のトップスターが特別出演する日もあり、歌劇団全体でこの公演を盛り上げていきます。