日生劇場で3月5日に開幕した『屋根の上のヴァイオリン弾き』。
3月21日、3月22日に、チケットぴあの「バックステージツアー付チケット」をご購入のお客様を対象に、終演後バックステージツアーが開催されました!!
気になる案内役は、21日モーテル役の照井裕隆さん、22日フョートカ役の上口耕平さん。おふたりとも舞台と同じ衣裳で、普段は見られない舞台裏を、ツアー参加者に優しく説明しながら案内してくださいました!
その様子をげきぴあブログでは、写真つきでご紹介しちゃいます。
と、その前に舞台のおさらい。
舞台は、20世紀初頭のロシアの寒村アナテフカ村。貧しく辛い生活の中でもユーモアを忘れず楽しく暮らすユダヤ人・テヴィエ一家と、彼らを取り巻く人々を通して、「今を生きる勇気」を与えてくれる作品です。
しきたりを重んじるユダヤの人々。市村正親さん演じるテヴィエと、鳳蘭さん演じる妻・ゴールデ、その5人の娘たちもそのしきたりの中で生活をしていたのですが、上の3人の娘たち(水夏希さん、大塚千弘さん、吉川友さん)は恋をし、そのしきたりを破っていき...
物語の中で、今回のツアー案内役の照井裕隆さんは長女・ツァイテルの夫・モーテル役を、上口耕平さんは三女・チャヴァと駆け落ちするフョートカ役を演じています。
そんなふたりが案内してくださったバックステージツアーはこちらです!
楽屋口を入ってまず目につく「着到板」を説明する上口さん。聞きなれない言葉ですが、キャストの方々は楽屋に入ったらこのボードの自分の名前を赤から黒に入れ替えます。
次に向かったのは「奈落」。舞台の真下に当たる場所ですね。「奈落の底」という言葉があるのもわかるほど、深さがあってひんやりとします。
細い道のため、おふたりともツアー参加者を気遣いながらの案内。紳士的です!
そして、通路にある小道具も細かく説明してくださいました!
いよいよ、舞台袖です。小道具や早替え場所など普段見られない光景を見たツアー参加者たちのテンションもMAXに!
なんと、こちら初演の時から40年以上も出演し続けている言わば大御所。
2日目のツアー参加者の中には、初演を見ているという方も。すごいですね~。
ツアーの終盤は舞台上へ。
日生劇場の舞台に立てるなんて、なかなかない機会にみなさん興奮!
ツアー参加者は、舞台から見る客席や、照明が熱いこと、坂が案外急なことなどに驚きながらも、滅多にない機会にわくわくの様子。
テヴィエの家を案内する照井さん。
ツアー参加者からの質問に答える照井さん、上口さん。
ツアーはテヴィエの家の前で集合写真を撮影して終了。
最後まで役に入ったまま案内してくださった照井さん、上口さん、本当にありがとうございました!
『屋根の上のヴァイオリン弾き』 は3月29日(金)まで東京・日生劇場。その後4月6日(土)、7日(日)は愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、4月10日(水)~14日(日)はイオン化粧品 シアターBRAVA! にて上演。