ミュージカル・ショーの最近のブログ記事
2005年、ミュージカル『テニスの王子様』氷帝学園シリーズで人気急上昇した加藤和樹と鎌苅健太。このふたりのコンビが、ドワンゴ・ニコニコチャンネルを開設し、聴視率No.1を獲得した伝説の『マベラヂオ』(2006年文化放送)から10年ぶりにレギュラー番組で復活する。
昨年末には、このチャンネル開設を記念した番組を、異例のニコニコ公式2時間特別番組として放送。10年ぶりのふたりの姿を見せた。
「2015年で一番短い2時間だったかもしれません。めっちゃ楽しかった」(鎌苅)
「俺らがこうして年を重ねていっても、ずっと追いかけて応援してくれる人たちに恩返しをする気持ちで番組をやっていました」(加藤)
とそれぞれ語った。
■ミュージカル『グランドホテル』vol.6■
ビジュアル撮影レポ&インタビューで綴っている、ミュージカル『グランドホテル』のげきぴあ連載ですが、本日は〈REDチーム〉エリザヴェータ・グルシンスカヤ役の草刈民代さんをご紹介いたします。
グルシンスカヤは、光と影を併せ持つ、この作品を象徴するような存在です。
<かつて一世を風靡した引退間近のプリマバレリーナ。まだ美しさを保っているが、踊りへの情熱と自信を失っている>という役どころ。
原作である映画版では、あの大女優グレタ・ガルボが演じていました。
今回の日本版では、グルシンスカヤはREDチーム草刈民代さん、GREENチーム安寿ミラさんのWキャスト。
日本を代表するバレリーナだった草刈さん、
元宝塚花組トップスターで、宝塚きってのダンスの名手として知られる安寿さん。
全くタイプの違う、しかし日本が誇るダンサーおふたりのWキャスト......この心憎いキャスティング、「そう来たか!」と膝を打った方も多いのではないでしょうか!?
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
草刈さんの撮影はこんな雰囲気で進められていました。
シンプルなラインに、ゴージャスな生地。
20年代風の素敵なドレスを美しく着こなす、草刈さん。
■ミュージカル『グランドホテル』vol.5■
イギリスの若き鬼才トム・サザーランドのもとに、日本が誇る各世代の才能たちが集結。
注目のミュージカル『グランドホテル』のビジュアル撮影レポ&インタビューを連載中のげきぴあですが、本日はズィノヴィッツ役、大山真志さんをご紹介します!
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
今作『グランドホテル』は〈GREEN〉と〈RED〉の2チームでの上演が発表されていますが、大山さんは両チームに出演。
演じるズィノヴィッツは<ビジネス至上主義の敏腕弁護士。プライシング(繊維会社社長)の転落と共に彼をあっさり見放してしまうしたたかな人物>とのこと。
大山さんの、敏腕弁護士姿!
雰囲気出ていますよね。
■ミュージカル『グランドホテル』vol.4■
1920年代のベルリンにある、華やかなグランドホテル。
様々な事情を抱く人々の人生が、一夜、わずかに交錯する――。
名作ミュージカル『グランドホテル』が、イギリスの若き鬼才トム・サザーランドの手によって蘇ります。
キャストのビジュアル撮影レポ&インタビューを連載でお届けしているげきぴあですが、本日は〈RED〉チームのフレムシェン役、真野恵里菜さんをご紹介。
堤幸彦監督の演劇ユニット「キバコの会」の常連だったりと、舞台活動も活発にしている真野さんですが、今回がミュージカル初挑戦です!
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
日本トップクラスのキラキラのアイドルは、さすがに立ち方も可愛いですね。
■ミュージカル『グランドホテル』vol.3■
1920年代のベルリンにある、華やかなグランドホテル。
様々な事情を抱く人々の人生が、一夜、わずかに交錯する――。
名作ミュージカル『グランドホテル』が、イギリスの若き鬼才トム・サザーランドの手によって蘇ります!
キャストのビジュアル撮影レポ&インタビューを連載でお届けしているげきぴあですが、本日は〈GREEN〉チームのフレムシェン役、昆夏美さんにご登場いただきましょう。
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
物語のヒロイン的立ち位置であるフレムシェン。
役どころの説明には「自信と野心に溢れた、若くて可愛いタイピスト。ハリウッドスターになることを夢見ている」とあります。
12月20日、劇団四季が上演しているミュージカル『ライオンキング』東京公演が17周年を迎えました。
1998年の四季劇場[春]での開幕以来、同じ劇場で17年ものロングランを続けているというのは、驚異的な記録!
当日時点での東京公演総公演回数は5859回、観客動員数は約634万人。
『ライオンキング』は東京に並行して大阪・福岡・名古屋・札幌でも上演されていますが、国内通算公演数は10301回、観客動員数は1050万人とのこと。
今年7月には国内上演回数1万回の大台に!→★
■ミュージカル『グランドホテル』vol.2■
今春の『タイタニック』も大好評を博したロンドンの若き鬼才、トム・サザーランドが贈るミュージカル『グランドホテル』。
1920年代の大都市ベルリン、華やかなグランドホテルを舞台に、そこに集う人々の人間模様を描いていく作品で、ブロードウェイでは1989年に初演、日本では1993年に宝塚歌劇団月組が上演した名作中の名作です。
今回は、〈GREEN〉と〈RED〉の2チームでの上演なのですが、こちら、単なるWキャストではなく、トムさんがそれぞれのチームとじっくり向き合い、そのチームの個性から生まれるドラマを大切にしていくそうで、なんと結末も2パターン用意される予定、とか!
げきぴあではこの注目のミュージカルのビジュアル撮影現場を取材、同時にキャストインタビューも行ってきました。
今回はREDチームで主人公・オットーを演じる成河さんに迫ります。
成河さんといえば、軽やかにどんな役も演じてしまう、その演技力の高さが観る者を惹きつけ、国内外の演出家たちに引っ張りだこですが、この手のミュージカルへの出演は非常に珍しい。
演劇ファンもミュージカルファンも、成河さんが演じるオットー、気になるのではないでしょうか!?
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
成河さんが演じるオットー・クリンゲラインは、重い病を患う元会計士。
貯めたお金を全て使い、人生最期の日々を豪華なグランドホテルで過ごそうと、ここにやってきました。
ミュージカルと言って抱く華やかなイメージとは一線を画した、重いものを背負っているような主人公です。
デザイナーさんと、全体のコンセプトなどを確認中。
「笑顔は基本、なくていいですから」とデザイナーさん。
■ミュージカル『グランドホテル』vol.1■
ミュージカル『グランドホテル』の上演が決定しました!
1920年代の大都市ベルリン、華やかなグランドホテルを舞台に、そこに集う人々の人間模様を描いていくミュージカル。
あるひとつの場所に、様々な事情をもった複数の人々が集まり、それぞれに物語が展開していく...という、いわゆる群像劇のことを〈グランドホテル方式〉と呼ぶくらい、オーソドックスで有名な作品です。
演出を手がけるのは、今年上演された『タイタニック』も大評判だった(チケットはソールドアウト、立ち見も出る大人気!)、ロンドンの気鋭の演出家トム・サザーランド。
ちなみに『タイタニック』も群像劇で、それぞれの人が抱えるドラマが複層的に重なり、やがて壮大な交響曲になっていくような、美しい作品でした。
しかも今回は、〈GREEN〉と〈RED〉の2チームでの上演という気になる試みです。
こちら、単なるWキャストではなく、トムさんがそれぞれのチームとじっくり向き合い、そのチームの個性から生まれるドラマを大切にしていくそうで、なんと結末も2パターン用意される予定、とか!
注目のキャストは、こちら。(シングルキャストの方もいます)
〈GREEN team〉
中川晃教/宮原浩暢/戸井勝海/昆夏美/藤岡正明/味方良介/木内健人/大山真志/金すんら/友石竜也/青山航士/杉尾真/新井俊一/真瀬はるか/吉田玲菜/天野朋子/岡本華奈/湖月わたる(スペシャルダンサー)/春野寿美礼/光枝明彦/安寿ミラ
〈RED team〉
成河/伊礼彼方/吉原光夫/真野恵里菜/藤岡正明/味方良介/木内健人/大山真志/金すんら/友石竜也/青山航士/杉尾真/新井俊一/真瀬はるか/吉田玲菜/天野朋子/岡本華奈/湖月わたる(スペシャルダンサー)/土居裕子/佐山陽規/草刈民代
主人公オットー・クリンゲラインを演じるのは、中川晃教(GREEN)と、成河(RED)。
重い病を患う元会計士で、人生の最期を悟り、貯金を全て豪華なグランドホテルで過ごすことに費やそうとやってきた男です。
中川さんと成河さん、タイプの違うふたりの天才が、それぞれどんなオットーを演じるのか。
これは演劇ファンなら見逃せませんよ。
げきぴあでは本作のビジュアル撮影現場を取材、同時にキャストインタビューも行ってきました。
(※全員分ではありません、ごめんなさい。でもかなりの人数、登場予定!)
まずはGREENチームでオットーを演じる中川晃教さんが登場です。
まずはGREENチームでオットーを演じる中川晃教さんが登場です。
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
演じるオットー・クリンゲラインは、自分の死期を悟っている会計士。
真面目に実直に生きてきた、そんな男性でしょうか。
撮影現場はこんな雰囲気です。
今年は『レ・ミゼラブル』マリウス役を射止め、今月には『アラジン』タイトルロールデビュー!
大作に次々と出演している若手ミュージカル俳優・海宝直人さんが、12月10日、クリスマス・スペシャル・ナイト『"Trust me!"Naoto with U.』を開催。
そのイベントで、「2016年春 劇団四季ミュージカル『ライオンキング』シンバ役キャストへの挑戦」を発表し、同日取材会を行いました。
子役から活躍している海宝さんですが、なんといっても1998年に開幕し、いまだロングラン公演が続いている『ライオンキング』の、ヤングシンバ オリジナルキャストのひとり。
1999年に発売された劇団四季版『ライオンキング』CDのヤングシンバは、海宝さんですよ!
(※四季の『ライオンキング』CD、2種類ありますのでご注意を)
ヤングシンバが成長し、シンバとしてサバンナに戻ってくるのは、初めてのことだそうです!
上演回数1万回を超えるロングラン・ミュージカルならではの、素敵なニュースですね。
『ライオンキング』1万回達成記事→★
そして2015年は芸能活動20周年!という節目の年だった海宝さん、その長いキャリアの中でも、ヤングシンバは一番長く付き合った役とのこと。
ちなみに当「げきぴあ」では、以前、海宝さんに「捜査日誌」をご執筆いただいたことも。
『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』→★
さて、取材会では、衝撃の発表となった『ライオンキング』へかける思いや、オーディション応募数約1500通の中から選ばれ、現在出演中の『アラジン』のことなどを、たっぷり話してくれました。
――来春『ライオンキング』シンバ役への挑戦決定とのこと、おめでとうございます。どういう経緯で決まったのでしょうか?
「『ライオンキング』はもともと自分にとって、俳優としてやっていきたいと、舞台を続けていく大きなきっかけになった作品でもあり、チャレンジしたいなという気持ちがありました。そんな中、オーディションを受ける機会を頂いて(決まった)...という形です」
――シンバ役に決まった時の気持ちは?
「中学1年生までの3年間(1999年~2001年)、ヤングシンバとして出演していた作品なので、もちろんとても嬉しかったし、感慨深いです。僕にとっては、本当に"育ててもらった"作品です。すごくワクワクしていますし、楽しみでもあります。ヤングシンバを経験しているというのは、自分の中でひとつ、大きなこと。お父さんのムファサに抱きついた瞬間の感覚とか、なんとなくではありますが、身体が覚えている。そういう体感したものを、活かしていければと思います」
――大きくなって、今度はプライドロックの頂上へ。どういう気持ちでしょう。
「すごく記憶が残ってるんですよね、卒業式の時、プライドロックに登らせてもらったこととか(劇団四季では子役がその役を卒業する時、「卒業式」を行う)。あの3年間はすごく自分の人生の中で大きくて。すごく嬉しいといいますか...感慨深いです」
11月30日に行われた注目のミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』の製作発表会見の模様をお届けします。
『1789』は2012年にフランスで初演されたミュージカル。
ノリのいいポップス&ロックで綴られた、いかにもフレンチ・ミュージカルらしい、ポップでカラフルでドラマチックな作品です。
日本では今年4月に宝塚歌劇団月組が初演し好評を博し、その勢いのまま、今度は東宝版ミュージカルとして登場。
演出は宝塚版同様、日本ミュージカル界の鬼才・小池修一郎が務めます。
作・音楽を手がけたのは、日本でも上演された『ロックオペラ モーツァルト』『太陽王』も生み出しているDove Attiaさん率いるチーム。
『ロミオ&ジュリエット』の大ヒット以降、現代フレンチ・ミュージカル、次々と日本に上陸していますね~。
さて、物語はタイトルからもわかるように、フランス革命を背景にしています。
18世紀末フランス、貴族が贅沢におぼれている中、貧困にあえぐ民衆たちの間では革命への機運が高まっていきます。
そんな中、父を貴族に殺害されたロナンは、革命運動を牽引しているデムーラン、ロベスピエール、ダントンらと出会い、革命派へ身を投じます。
一方で王宮では、王妃マリー・アントワネットはフェルゼン伯と許されざる恋に落ち、その逢引の手引きをする侍女オランプは、ある騒動からロナンと出会い強く惹かれあうのですが...。
動乱の時代の中で、革命への熱き思いと、激しい恋が、絡みあっていくのです。
会見では、豪華出演陣が、舞台衣裳を着けて登場!
フレンチ・ミュージカルといえば、ポップな楽曲に加え、衣裳もポップでオシャレ!な印象がありますが、今回もその期待にもれずゴージャスな衣裳で、目を奪われました。
会見場は円形ステージがあり、そのステージを使っての出演者の登場シーンはさながらファッションショー!!でした。
主人公ロナンは、ともに帝国劇場初主演となる小池徹平、加藤和樹。
今年は『デスノート THE MUSICAL』のL役が大評判になったのも記憶に新しい小池徹平さんは「小池先生ではなく徹平の方です。現場での呼ばれ間違い・聞き間違い、この現場では覚悟しています」と発言し場をなごませ、「...初めての帝国劇場。すごく素敵な、大きなステージに立てる喜びを噛み締めながら、演じさせていただきたいと思っています。Wキャストも初めて。自分がやる役を客観的にみれる機会だったり、今までにない視野で自分の役に取り組めることを楽しみにしています。素敵なミュージカルにしたいと思っています」とご挨拶。
作品への印象は「全体的にカッコいいなという印象。勢いをすごく感じますし、ほかのミュージカルと比べるとどんどん歌で物語が進行していく分、歌ひとつひとつにパワフルさを感じます」と語ります。
加藤さんも、ストレートプレイにミュージカルにと大活躍ですが、ミュージカルでは昨年の『レディ・ベス』のロビン役、そして『タイタニック』主演と、次々と話題作に出演。ついに帝劇主演です。
「このお話を頂いてすぐにフランス版の映像を見ました。自分自身、その世界にすごく引き込まれました。ワンシーンずつがコンサートやフランス映画を見ているように豪華絢爛。踊りもアクロバティックで、ナンバーも心が躍るもので、ワクワクした気持ちになりました。今回、小池先生がフランス版とも宝塚版とも違う色を付け、東宝版『1789』になるということで、僕自身も楽しみにしています。オリジナルナンバーも加わるとのこと、ミュージカル界の革命を起こせる作品にしたいと思っています」と熱い意気込みを。
加藤さんは本作の印象は「ミュージカルというときれいに歌い上げたり、より感情を込めて歌う部分が強いと思いますが、『1789』はオーケストラではなくデジタルっぽいものだったりと、"今"を感じさせる楽曲が多い。ですので、そこでのライブ感というものが一番の違いなんじゃないかな。もちろんミュージカルはライブなのですが、本作は"よりロック"なので、その部分が強いと思います」と話しました。