【演劇ニュース】
高橋一生の主演舞台『アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』が2月11日、東京・シアタークリエで開幕した。滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に新解釈を加え、アクション満載で描く舞台。 8つの珠に導かれた八犬士たちが自らの因果や宿命と闘っていく波乱万丈の物語を、高橋一生をはじめ、中村誠治郎、古川雄大ら、若い俳優たちによる華麗な殺陣を交えて描く作品だ。
【演劇ニュース】
高橋一生の主演舞台『アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~』が2月11日、東京・シアタークリエで開幕した。滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』に新解釈を加え、アクション満載で描く舞台。 8つの珠に導かれた八犬士たちが自らの因果や宿命と闘っていく波乱万丈の物語を、高橋一生をはじめ、中村誠治郎、古川雄大ら、若い俳優たちによる華麗な殺陣を交えて描く作品だ。
【演劇ニュース】
舞台『愛と青春の宝塚~恋よりも生命よりも~』が2月10日、東京・青山劇場で開幕した。真琴つばさと湖月わたるがWキャストで主演するのをはじめ、メインキャストの8名がすべて元宝塚トップスターであることも話題。共演の女性アンサンブルもすべて宝塚OGという"本職"が、戦中戦後を生きたタカラジェンヌの物語を綴る。
作品はフジテレビ系で放送されたオリジナルドラマを、ドラマと同じく大石静が脚本を手掛け2008年に舞台化、全国で11万人を動員した人気作。真琴つばさら新たなキャストも加わった、2年ぶりの再演だ。1939年、雪組のトップスター・リュータンこと嶺野白雪(真琴・湖月のWキャスト)に憧れる少女たちが宝塚歌劇団を受験し、入団する。それぞれの事情を抱えながらも厳しいレッスンを積む橘伊吹(彩輝なお・貴城けい)、星風鈴子(星奈優里・陽月華)、紅花ほのか(紫城るい・彩乃かなみ)らだが、戦争は次第に激化。歌劇団も、検閲の入った脚本での上演、劇場の閉鎖、そして戦地への慰問へと公演形態が変わっていく......。
『本日初日です!!ニッポンの河川』
ウオー!キエー!トリャー!ドキャゴー!!
どうも。ニッポンの河川、奇声を発する係担当・光瀬指絵と申します。こんにちは。
本日、いよいよ、我等がニッポン河川、『大地をつかむ両足と物語』初日でございますー。
これから劇場へ。渋谷ギャラリールデコへ。
ん?劇場なのに何故ギャラリー?
そうなのです、我等の本日からの戦場はいわゆる劇場ではないのです。
写真や絵画の展示をしている、いわゆるギャラリーであります。
芸術を想像し敬遠したそこの貴女。ご安心下さい。芸術性は皆無です。
俳優が演技しながら照明音響を操る、今まで見たことのない、しかし難解ではない、楽しいガチンコどぶ演劇であります。
本番前にこっそりお見せいたします。我等が使用の照明器具のほんの一部を。
これをどうやって使うのか?操るのか?操らないのか!?
『ニッポンの河川と申します!!』
皆さま。はじめまして、こんにちは。
ニッポンの河川という劇団の雑用係兼、劇団員の光瀬指絵と申します。
この度、ぴあ様のこんな素敵なコーナーに参加させて頂くことになりました。あまりの栄誉にキーを打つ手も震えます。言ってよいこといけないことの、判断もすらも危ぶまれ。誤字脱字あて字伏せ字、不適切な表現などございましたら、どうぞお許し下さいませ。
舞台のウラ話。はいくらでもある。しかしながら、これをお読みの素敵な1億5千万人の皆さまが、まず我々のオモテを知らないのでは?という危惧も濃厚にある。
我々は、作/演出家・福原充則、女優・森谷ふみ、女優・光瀬指絵の3名からなる集団です。
2006年頃、最後の切札を繰り出して底の浅さを露呈するために結成。喫茶店での旗揚げ公演を断行。
岡崎藝術座 新作公演は土地をめぐる4人芝居!
はじめまして。岡崎藝術座 『街などない』制作の寺田です。
岡崎藝術座は2003年に結成された、神里雄大を主宰とする劇団です。
各数が多い漢字の名前なので、一見老舗みないに見えますが、まだまだ若い団体です。
今回の『街などない』はというと......
女4人でガールズトークをしています。
しかも、「そんなことまで言っちゃうの!?」「聞いちゃっていいの??」と思うぐらいの生々しさ。
ただのガールズトークで終わらないのが岡崎藝術座です。
どんなものが飛び出してくるのか。
どうぞご期待ください。
写真は、出演者の橋本和加子さん。
意味深な顔つきですね。
【演劇ニュース】
病気療養のため、3月の博多座公演『桜壽博多座大歌舞伎』を休演することになった中村勘三郎。2月7日、福岡市内のホテルで記者会見が行われ、中村橋之助、中村勘太郎が勘三郎の病状と、3月公演での配役変更について語った。
「まずは、ファンの皆様、スタッフ、共演者の皆様にお詫びしたい」と、息子の勘太郎が深々と頭を下げる。勘三郎が体調の異変を訴えたのは、昨年10月。熱が出て、体がフワフワしている状態が続いていた。ビタミン剤点滴などで対処したが12月に入っても回復の兆しがなく、医師からは過労の蓄積との診断。やむなく3月公演も休演を決めたという。「襲名以来の博多座公演であり、九州新幹線全線開業という華々しい記念公演。前からずっと『3月の博多座公演では、これをやろう、あれをやろう』といつも話してたくらいなので、父は相当悔しがっています。僕も悔しいです」(勘太郎)
勘三郎の休演にあたり、配役変更も発表された。昼の部の『平家女護島 俊寛』の俊寛僧都を中村橋之助、夜の部の『棒しばり』の太郎冠者を中村七之助、次郎冠者を市川猿弥、『夏祭浪花鑑』の団七九郎兵衛を中村勘太郎が演じることになる。橋之助の俊寛は初役ではないが、博多座では初登場。そして勘太郎の団七九郎兵衛は正真正銘の初役となる。
【演劇ニュース】
妻夫木聡、蒼井優、渡辺いっけいらが出演する野田秀樹の新作公演、NODA・MAP『南へ』が2月10日(木)に東京芸術劇場 中ホールで開幕。舞台初日前日の9日には、同劇場で公開舞台稽古が行われた。昨年の『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』に続く本作は、"信じること" を掲げた野田秀樹3部作の掉尾を飾る作品だ。
富士山の隣にある無事山の火山観測所に、南のり平(妻夫木)と名乗る正体不明の観測所員が赴任してくる。そこには先ほど火口に飛び込もうとして押さえられた虚言癖のあまね(蒼井)や所長(渡辺)らがいた。観測所は日本有数の火山の火口付近にあるというのにデータ解析もろくにしていない様子。日和見主義の所員たちは自分の在任期間は平穏無事であればいいと願い、火山見学ツアーで儲けている旅館の3姉妹(高田聖子&太田緑ロランス&玉井夕海)やその観光客の相手をしている。そんな無事山が群発地震に見舞われ、噴火も間近と思われるとマスコミが集まりだす。マスコミはマスコミで真実よりもワイドショー的に面白いネタを探りはじめて......。
【演劇ニュース】
キャラメルボックスがロバート・A・ハインラインの名作小説を舞台化する『夏への扉』の製作発表が2月8日、都内にて行われた。しばしば人気SF小説の1位に選出される人気小説だが、これが世界初の舞台化となる。
ハインラインの『夏への扉』はロボットの開発に成功し会社を興した主人公が、親友と恋人に裏切られた上、"コールドスリープ"で30年後に飛ばされてしまうところから始まる物語。作・演出の成井豊は「22歳の時に最初に読んだ。非常に感動しまして、翌年の劇団たちあげの時に役者たちに"こんな作品を読んでほしい、これが僕の描きたい世界観だ"と配った推薦図書一覧で、一番最初に上げたもの。それくらい好きだった作品です。一番好きなのはどん底から始まる物語だということ。それでもあきらめずに闘っていく、再生の物語。すごく励まされました」と思い入れを熱弁。また「登場人物が46人、場面数が40。どちらもキャラメル史上最大。世界初の舞台化なんて自慢してますが、そもそも困難で、舞台化しようなんて思わないんですよ(笑)。でもやりがいがある。過去の 100本近い作品を超えるものを生み出したい」と意気込みを話した。
【演劇ニュース】
男役トップスター・真飛聖(まとぶ せい)の退団公演となる宝塚歌劇花組公演『愛のプレリュード』/『Le Paradis!!(ル パラディ)』が2月4日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。
2008年5月、『愛と死のアラビア』の大劇場お披露目から約3年。大劇場では『太王四神記』や『外伝ベルサイユのばら』、『虞美人』、『麗しのサブリナ』で貴公子や悲劇の名将、スマートな大人の男など多彩な役柄を演じてきた真飛。熱がこもった演技、心地よい歌声が魅力的で、公演を重ねるにつれ、花組の顔として円熟味や大人の色気も出てきていた。
そんな真飛が最後に挑むのは、どこか影を持つ、しかし一本筋の通ったボディガード、フレディーだ。世界大恐慌の最中、故郷のサンタモニカに仕事で数年ぶりに戻ってきたフレディー。護衛する娘との恋やかつての相棒との友情、家族への想いなど、殺伐とした背景の中で人間の温かい愛を描いた作品に仕上がっている。ラストステージらしい"旅立ち"を感じる演出にも注目だ。偶然にも再会を果たすかつての相棒ジョセフを演じるのは壮一帆(そう かずほ)。フレディーとの再会で気持ちが変化していく難しい役どころだが、持ち前のクールさと柔軟な演技力で魅せており、クライマックスでのふたりの見せ場も見ごたえがある。
宝塚歌劇花組『愛のプレリュード』/『Le Paradis!!(ル パラディ)』 撮影:三上富之
■おトク!チケット情報■
おトクなチケット情報や、ぴあのオススメ演劇情報をまとめてお知らせします!今週の見逃し厳禁のラインナップはこちらから
【おトクなチケット】
「アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」クリアファイル付チケット
「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」ミュージカルツアー(バックステージツアー)
【インタビュー】
GQ Gentleman Quality ...紳士の品格... ~Chocolat ヘンゼルとグレーテルより~ 新上裕也×増田哲治×青木尚哉×吉本真悟
「欲望という名の電車」 松尾スズキ
【動画】
「戯伝写楽 -その男、十郎兵衛-」 宮野真守
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【おトクなチケット】
「アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」クリアファイル付チケット
妖刀・村雨丸に隠された、子守唄ひとつの物語。八つの珠に導かれ、八つの心の震え声。伏せと隠した瞳の奥に、刀が金色へと変わりゆき。ひとつの恋に命を焦がした八つの魂の物語―――
高橋一生、羽場裕一、保坂知寿、大和田美帆、古川雄大ら豪華キャストが出演する、「アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」は、2月11日(金・祝) ~ 24日(木)まで シアタークリエにて上演!
2月8日(火)18:00より14日(月)23:59まで、クリアファイル付チケットを発売!
「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」ミュージカルツアー(バックステージツアー)
「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」は、「キャッツ」や 「オペラ座の怪人」など数々の名作を手掛けたことで知られるアンドリュー・ロイド・ウェバーが、 「ジーザス・クライスト・スーパースター」のブロードウェイ初演に先立つこと3年、若干20歳の時に舞台化された作品。
2月7日(月)~20日(日)のキャンペーン期間中にチケット(対象公演)をご購入いただいた方の中から抽選で8名の方を、ミュージカルツアーにご招待いたします。
※当選発表:2月24日(予定)にメールにて当選者にのみご連絡いたします。
※チケットはインターネットでのみ販売。
【インタビュー】
GQ Gentleman Quality ...紳士の品格... ~Chocolat ヘンゼルとグレーテルより~ 新上裕也×増田哲治×青木尚哉×吉本真悟
初日を間近に控えた『GQ Gentleman Quality ...紳士の品格... ~Chocolat ヘンゼルとグレーテルより~』。総勢30人にものぼるキャストの大半を占めるのは、バレエ、JAZZ、HIPHOPなど、それぞれが異なるジャンルの第一線で活躍する、まさに一流の品格を纏う男性ダンサーたちだ。このゴージャズな舞台の演出・振付にのぞむ新上裕也と、彼とともに振付を手がける増田哲治(TETSUHARU)、青木尚哉、吉本真悟に、公演への思いを聞いた。
「欲望という名の電車」 松尾スズキ
妹のステラと再会するため、「欲望」という名の電車に乗り、「天国」という街にやってきた上流家庭出身のブランチ。しかし粗野なステラの夫・スタンリーとの生活が、ブランチを徐々に狂わせていき......。テネシー・ウィリアムズの不朽の名作『欲望のいう名の電車』に、松尾スズキが挑む話題作。松尾の演出手腕により、この名作はいかなる変容を遂げるのか?