岡崎藝術座 新作公演は土地をめぐる4人芝居!

はじめまして。岡崎藝術座 『街などない』制作の寺田です。
岡崎藝術座は2003年に結成された、神里雄大を主宰とする劇団です。
各数が多い漢字の名前なので、一見老舗みないに見えますが、まだまだ若い団体です。


今回の『街などない』はというと......

女4人でガールズトークをしています。

しかも、「そんなことまで言っちゃうの!?」「聞いちゃっていいの??」と思うぐらいの生々しさ。
ただのガールズトークで終わらないのが岡崎藝術座です。

どんなものが飛び出してくるのか。
どうぞご期待ください。

写真は、出演者の橋本和加子さん。
意味深な顔つきですね。

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【演劇ニュース】

病気療養のため、3月の博多座公演『桜壽博多座大歌舞伎』を休演することになった中村勘三郎。2月7日、福岡市内のホテルで記者会見が行われ、中村橋之助、中村勘太郎が勘三郎の病状と、3月公演での配役変更について語った。

「まずは、ファンの皆様、スタッフ、共演者の皆様にお詫びしたい」と、息子の勘太郎が深々と頭を下げる。勘三郎が体調の異変を訴えたのは、昨年10月。熱が出て、体がフワフワしている状態が続いていた。ビタミン剤点滴などで対処したが12月に入っても回復の兆しがなく、医師からは過労の蓄積との診断。やむなく3月公演も休演を決めたという。「襲名以来の博多座公演であり、九州新幹線全線開業という華々しい記念公演。前からずっと『3月の博多座公演では、これをやろう、あれをやろう』といつも話してたくらいなので、父は相当悔しがっています。僕も悔しいです」(勘太郎)

勘三郎の休演にあたり、配役変更も発表された。昼の部の『平家女護島 俊寛』の俊寛僧都を中村橋之助、夜の部の『棒しばり』の太郎冠者を中村七之助、次郎冠者を市川猿弥、『夏祭浪花鑑』の団七九郎兵衛を中村勘太郎が演じることになる。橋之助の俊寛は初役ではないが、博多座では初登場。そして勘太郎の団七九郎兵衛は正真正銘の初役となる。

                          
                中村勘太郎
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【演劇ニュース】

妻夫木聡、蒼井優、渡辺いっけいらが出演する野田秀樹の新作公演、NODA・MAP『南へ』が2月10日(木)に東京芸術劇場 中ホールで開幕。舞台初日前日の9日には、同劇場で公開舞台稽古が行われた。昨年の『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』に続く本作は、"信じること" を掲げた野田秀樹3部作の掉尾を飾る作品だ。

富士山の隣にある無事山の火山観測所に、南のり平(妻夫木)と名乗る正体不明の観測所員が赴任してくる。そこには先ほど火口に飛び込もうとして押さえられた虚言癖のあまね(蒼井)や所長(渡辺)らがいた。観測所は日本有数の火山の火口付近にあるというのにデータ解析もろくにしていない様子。日和見主義の所員たちは自分の在任期間は平穏無事であればいいと願い、火山見学ツアーで儲けている旅館の3姉妹(高田聖子&太田緑ロランス&玉井夕海)やその観光客の相手をしている。そんな無事山が群発地震に見舞われ、噴火も間近と思われるとマスコミが集まりだす。マスコミはマスコミで真実よりもワイドショー的に面白いネタを探りはじめて......。


             NODA・MAP『南へ』開幕
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【演劇ニュース】

キャラメルボックスがロバート・A・ハインラインの名作小説を舞台化する『夏への扉』の製作発表が2月8日、都内にて行われた。しばしば人気SF小説の1位に選出される人気小説だが、これが世界初の舞台化となる。

ハインラインの『夏への扉』はロボットの開発に成功し会社を興した主人公が、親友と恋人に裏切られた上、"コールドスリープ"で30年後に飛ばされてしまうところから始まる物語。作・演出の成井豊は「22歳の時に最初に読んだ。非常に感動しまして、翌年の劇団たちあげの時に役者たちに"こんな作品を読んでほしい、これが僕の描きたい世界観だ"と配った推薦図書一覧で、一番最初に上げたもの。それくらい好きだった作品です。一番好きなのはどん底から始まる物語だということ。それでもあきらめずに闘っていく、再生の物語。すごく励まされました」と思い入れを熱弁。また「登場人物が46人、場面数が40。どちらもキャラメル史上最大。世界初の舞台化なんて自慢してますが、そもそも困難で、舞台化しようなんて思わないんですよ(笑)。でもやりがいがある。過去の 100本近い作品を超えるものを生み出したい」と意気込みを話した。

         会見にて。写真左から、畑中智行、西川浩幸
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【演劇ニュース】

男役トップスター・真飛聖(まとぶ せい)の退団公演となる宝塚歌劇花組公演『愛のプレリュード』/『Le Paradis!!(ル パラディ)』が2月4日、兵庫・宝塚大劇場にて開幕した。

2008年5月、『愛と死のアラビア』の大劇場お披露目から約3年。大劇場では『太王四神記』や『外伝ベルサイユのばら』、『虞美人』、『麗しのサブリナ』で貴公子や悲劇の名将、スマートな大人の男など多彩な役柄を演じてきた真飛。熱がこもった演技、心地よい歌声が魅力的で、公演を重ねるにつれ、花組の顔として円熟味や大人の色気も出てきていた。

そんな真飛が最後に挑むのは、どこか影を持つ、しかし一本筋の通ったボディガード、フレディーだ。世界大恐慌の最中、故郷のサンタモニカに仕事で数年ぶりに戻ってきたフレディー。護衛する娘との恋やかつての相棒との友情、家族への想いなど、殺伐とした背景の中で人間の温かい愛を描いた作品に仕上がっている。ラストステージらしい"旅立ち"を感じる演出にも注目だ。偶然にも再会を果たすかつての相棒ジョセフを演じるのは壮一帆(そう かずほ)。フレディーとの再会で気持ちが変化していく難しい役どころだが、持ち前のクールさと柔軟な演技力で魅せており、クライマックスでのふたりの見せ場も見ごたえがある。


宝塚歌劇花組『愛のプレリュード』/『Le Paradis!!(ル パラディ)』 撮影:三上富之
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今週のおトク情報! 2/8更新

■おトク!チケット情報■

おトクなチケット情報や、ぴあのオススメ演劇情報をまとめてお知らせします!今週の見逃し厳禁のラインナップはこちらから

【おトクなチケット】

「アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」クリアファイル付チケット

「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」ミュージカルツアー(バックステージツアー)

【インタビュー】

GQ Gentleman Quality ...紳士の品格... ~Chocolat ヘンゼルとグレーテルより~ 新上裕也×増田哲治×青木尚哉×吉本真悟

「欲望という名の電車」 松尾スズキ

【動画】
「戯伝写楽 -その男、十郎兵衛-」 宮野真守

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【おトクなチケット】

「アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」クリアファイル付チケット

妖刀・村雨丸に隠された、子守唄ひとつの物語。八つの珠に導かれ、八つの心の震え声。伏せと隠した瞳の奥に、刀が金色へと変わりゆき。ひとつの恋に命を焦がした八つの魂の物語―――

高橋一生羽場裕一保坂知寿大和田美帆古川雄大ら豪華キャストが出演する、「アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」は、2月11日(金・祝) ~ 24日(木)まで シアタークリエにて上演!

2月8日(火)18:00より14日(月)23:59まで、クリアファイル付チケットを発売!

チケット情報など詳細はコチラから



「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」ミュージカルツアー(バックステージツアー)

「ヨセフ・アンド・ザ・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」は、「キャッツ」「オペラ座の怪人」など数々の名作を手掛けたことで知られるアンドリュー・ロイド・ウェバーが、 「ジーザス・クライスト・スーパースター」のブロードウェイ初演に先立つこと3年、若干20歳の時に舞台化された作品。

2月7日(月)~20日(日)のキャンペーン期間中にチケット(対象公演)をご購入いただいた方の中から抽選で8名の方を、ミュージカルツアーにご招待いたします。
※当選発表:2月24日(予定)にメールにて当選者にのみご連絡いたします。
※チケットはインターネットでのみ販売。

詳細・チケット購入はコチラから 特設ページをみる


【インタビュー】

GQ Gentleman Quality ...紳士の品格... ~Chocolat ヘンゼルとグレーテルより~ 新上裕也×増田哲治×青木尚哉×吉本真悟

初日を間近に控えた『GQ Gentleman Quality ...紳士の品格... ~Chocolat ヘンゼルとグレーテルより~』。総勢30人にものぼるキャストの大半を占めるのは、バレエJAZZHIPHOPなど、それぞれが異なるジャンルの第一線で活躍する、まさに一流の品格を纏う男性ダンサーたちだ。このゴージャズな舞台の演出・振付にのぞむ新上裕也と、彼とともに振付を手がける増田哲治(TETSUHARU)青木尚哉吉本真悟に、公演への思いを聞いた。

インタビューを読む


「欲望という名の電車」 松尾スズキ

妹のステラと再会するため、「欲望」という名の電車に乗り、「天国」という街にやってきた上流家庭出身のブランチ。しかし粗野なステラの夫・スタンリーとの生活が、ブランチを徐々に狂わせていき......。テネシー・ウィリアムズの不朽の名作『欲望のいう名の電車』に、松尾スズキが挑む話題作。松尾の演出手腕により、この名作はいかなる変容を遂げるのか?

インタビューを読む

【演劇ニュース】

琉球王国の興亡に、聡明で美しい少女・真鶴(まづる)の数奇な運命を絡めて壮大なスケールで描いた池上永一の長編小説『テンペスト』。このベストセラーを羽原大介(映画『パッチギ!』『フラガール』)の脚本と、堤幸彦(ドラマ『SPEC』、映画『BECK』)の演出でエンタメ色豊かに舞台化したのが本作だ。主演の仲間由紀恵と堤はヒット作『TRICK』シリーズでもタッグを組んだ仲。期待が高まる2月5日、東京・赤坂ACTシアターで行われた公開リハーサルを観た。

約150年前の琉球王国。男しか上級官僚になれないため、真鶴(仲間由紀恵)は男性と偽り科試(官僚になる為の試験)を受け合格する。孫寧温(そんねいおん)と名前を変え、王宮の踊り子で兄の孫嗣勇(そんしゆう/福士誠治)が見守る中、同僚の喜舎場朝薫(きしゃばちょうくん/安田顕)と共に財政再建に着手する真鶴。王室付きの巫女・聞得大君(きこえおおきみ/生瀬勝久)は予算を削られたことで激怒し、真鶴を訝しんで素性を調べ始める。薩摩藩士の浅倉雅博(山本耕史)と出会い、他国の人間ながら琉球を愛する浅倉に惹かれていく真鶴だったが。そんな彼女に、琉球乗っ取りを狙う清国の徐丁垓(じょていがい/西岡徳馬)の影が忍び寄り......。


          琉球王朝絵巻『テンペスト』 (C)引地信彦
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【演劇ニュース】

真心一座身も心も ザ・ファイナル『流れ姉妹 たつことかつこ~エンド・オブ・バイオレンス~』の東京・本多劇場公演が、2月6日(日)に千秋楽を迎えた。ここ本多劇場で10日間、練りに練り上げられた作品が、大阪公演、東京凱旋公演、新潟公演と会場を変え、さらに充実を深めるはずだ。

小劇場演劇ファンの熱烈な支持を集める噂のユニット"真心一座身も心も"、今回がついにファイナル公演である。ナイロン100℃の村岡希美、猫のホテルの作家・千葉雅子、HIGHLEG JESUS永久総代の河原雅彦、元ジョビジョバの坂田聡の4人が、2005年の第1回公演以来、第一章から第三章にいたる3つのエピソードをつなぎ、今回はその集大成にして完結編だ。ファイナル公演に迎えたゲストは、古田新太と池田成志。最強コンビの登板がうれしい。

母親に虐待された過去を持つ姉妹、根上たつこ(千葉雅子)と根上かつこ(村岡希美)。母への復讐を誓う姉たつこと、そんな姉を諌めようとする妹かつこ。妹かつこを慕い続ける、人のいい元看守・谷村(坂田聡)、謎の保護観察司・末次(河原雅彦)ら、メインはいつも通りの顔ぶれ。

物語は、このふたり姉妹に、何と兄がいた、という意外な新事実の発覚からスタートする。その兄は一体どこにいるのか? 死んだはずの母が生きている? そして、姉と妹は、それぞれが別々に、カギを握るふたりの男と接近することになる。


真心一座身も心も ザ・ファイナル『流れ姉妹 たつことかつこ~エンド・オブ・バイオレンス~』
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柿喰う客・中屋敷法仁 vol.02

中屋敷法仁及び
柿喰う客を応援してくださる皆様へ。

柿喰う客「中屋敷法仁」担当係です。
先月は、柿喰う客新春公演『愉快犯』にお運びいただき
まことにありがとうございました。
また、昨年上演いたしました『露出狂』が
王子小劇場において年間「最優秀作品賞」を受賞し
関係者一同、よろこびに胸躍らせるとともに
より一層、良質な作品を創り続けねばなるまいと
改めて気を引き締めております。
そんな中、今回より「げきぴあ」にて連載予定でした
中屋敷法仁による「演出家日誌(仮)」ですが、
中屋敷が諸々の稽古が重なり
「精神的にぐるぐるしている」ため、更新が間に合いませんでした。

関係者一同で「なんでもいいから更新してくださいよ!」と
本人に詰め寄ったところ

ゴジゲン vol.30  from 松居大悟

こんにちは、ゴジゲンの松居です。

ゴジゲン第10回公演
「神社の奥のモンチャン」無事に終演いたしました!
と同時に、第3回演劇村フェスティバルも幕を閉じました。

関わった皆様、見に来ていただいた皆様、気にかけていただいた皆様、もうこの文章を見ているだけの皆様も含め、
ありがとうございました!

思えば、演劇に思い入れのある方より、演劇に慣れてない方、演劇を初めて見た方の方が楽しんでいただけた気がします。
それはきっと
ひたすら直球に優しい作品だからでしょう。
いいんだよ演劇フリークなんて!
邪魔なんだよすっこんでろよお前ら!なんとか団でも見て満足してろ!
僕は世界を変えたいんだよくそがあああ!!

嘘ですごめんなさい。
すみません。僕がゴミなだけです。
とにもかくにも
主演のゴジゲン目次が少しでも輝いて見えていれば、
それだけで嬉しいです。

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