【ニュース】古田新太、池田成志が散らす笑いの火花。噂の演ユニット"真心一座身も心も"

【演劇ニュース】

真心一座身も心も ザ・ファイナル『流れ姉妹 たつことかつこ~エンド・オブ・バイオレンス~』の東京・本多劇場公演が、2月6日(日)に千秋楽を迎えた。ここ本多劇場で10日間、練りに練り上げられた作品が、大阪公演、東京凱旋公演、新潟公演と会場を変え、さらに充実を深めるはずだ。

小劇場演劇ファンの熱烈な支持を集める噂のユニット"真心一座身も心も"、今回がついにファイナル公演である。ナイロン100℃の村岡希美、猫のホテルの作家・千葉雅子、HIGHLEG JESUS永久総代の河原雅彦、元ジョビジョバの坂田聡の4人が、2005年の第1回公演以来、第一章から第三章にいたる3つのエピソードをつなぎ、今回はその集大成にして完結編だ。ファイナル公演に迎えたゲストは、古田新太と池田成志。最強コンビの登板がうれしい。

母親に虐待された過去を持つ姉妹、根上たつこ(千葉雅子)と根上かつこ(村岡希美)。母への復讐を誓う姉たつこと、そんな姉を諌めようとする妹かつこ。妹かつこを慕い続ける、人のいい元看守・谷村(坂田聡)、謎の保護観察司・末次(河原雅彦)ら、メインはいつも通りの顔ぶれ。

物語は、このふたり姉妹に、何と兄がいた、という意外な新事実の発覚からスタートする。その兄は一体どこにいるのか? 死んだはずの母が生きている? そして、姉と妹は、それぞれが別々に、カギを握るふたりの男と接近することになる。


真心一座身も心も ザ・ファイナル『流れ姉妹 たつことかつこ~エンド・オブ・バイオレンス~』
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姉・たつこは、何やら姉妹の秘密を知っているらしい、夜の講談師・松川金水と行動を共にする。演じるのは池田成志。セクハラ行為、エロ発言の連発でやりたい放題。エロであればあるほど、役者としての色気が立ち上ってくる。妹かつこが出会ったのは、ゲイコミュニティのリーダー的存在・植村春樹で、こちらは古田新太の役。誰もが親愛の情を抱いてしまうような天使キャラクター。イノセントな笑顔と、イタいファッションがご愛嬌。愛される人物像の裏にはしかし、暗い過去の影がある。彼らふたりが、食堂のシーンで笑いの火花を散らす。ただ別々の定食を食べてムダ口をたたいているだけなのだが、千秋楽特有の熱っぽい会場に、ドカンと笑いが弾ける。

福島、長野、群馬、新潟を転々として、もつれた運命の糸が一本につながるクライマックスの海岸シーン。隠されていた真実が明るみに出され、さいごの勝負の幕が切って落とされる。戦いに継ぐ戦い、そして笑い、あるいは、グッと胸に迫るセリフの波状攻撃。

カーテンコールの最後に、座付演出家の河原雅彦がふとつぶやいた言葉、「今日は本当に楽しかったです」が、千秋楽の雰囲気を代弁していた。姉たつこの千葉雅子と、妹かつこの村岡希美が、とびっきりの笑顔で右と左に分かれて、本多劇場千秋楽が幕を閉じた。

舞台はこの後、2月11日(金・祝)から13日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、17日(木)から22日(火)まで東京・前進座劇場、26日(土)・27日(日)に新潟市民芸術文化会館 劇場で公演。チケットはいずれも発売中。

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