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1月末から『CHESS THE MUSICAL』が開幕します。
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『CHESS』は米ソ冷戦時代を舞台背景に、チェス世界一の座を争うふたりの男性、その間に翻弄されるひとりの女性のドラマを描き出す物語。
音楽をベニー・アンダーソン&ビョルン・ウルヴァースというABBAのふたりが手掛け、コンサートバージョンで上演されることも多いほど音楽性の高いミュージカルです。
実際、劇中歌『One Night in Bangkok』は全米3位、『I know him so well』は全英1位にチャートインした大ヒット曲で、欧米圏では『CHESS』というミュージカルを知らなくても、これらの楽曲は知っているという人も多いとか。

日本では2012年・13年にコンサート版、2015年にミュージカル版で上演されていますが、今回は演出、キャストを一新。新生『CHESS』が誕生します

そして出演者が超豪華!
ラミン・カリムルーサマンサ・バークスルーク・ウォルシュ佐藤隆紀(LE VELVETS)をメインキャストにした、世界もうらやむドリームキャスト!!!

1月16日、稽古場の様子が報道陣に披露されました。
その模様をレポートします。

 
 

公開稽古レポート

 

披露されたのは4つのシーンですが、まずはその前に、演出・振付のニック・ウィンストンさんのご挨拶が。
ニックさん、『フォッシー』ロンドン公演のオリジナルキャストであり、現在ロンドンミュージカル界でトップ10に入る振付家と称されています。日本では2017年の『パジャマゲーム』で振付を担当されています。
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「この『CHESS』は世界的に愛されている作品です。ABBAのふたり、ベニーとビョルンが音楽を担当し、ティム・ライスが原案・作詞を担当しています。ティム・ライスのほかの作品......『エビータ』『ジーザス・クライスト=スーパースター』と同様、コンセプトアルバムから始まり、当時大変なヒットとなりました。その後1986年にウエストエンドで開幕、3年間ロングランが続きました。
ただ、『キャッツ』『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』などのメガヒット作と違い、確固たる演出がないまま世界で上演が重ねられている作品です。だからそれぞれの『CHESS』が、それぞれにオリジナルになる。今回の公演もまた、オリジナルです。そして今回恵まれたことに、とても素晴らしいキャストがいます。(日本勢も)難解な英語をしっかり学び、さらに複雑な振付を覚え、頑張っていただいています。本当にこの素晴らしいカンパニーに恵まれ幸運です。皆さんにとっても本作は、一生に一度しかないような貴重な経験になるはずです」

......というお話が。
なおニックさんの語った「『CHESS』には固まった演出がない」ということについては、後ほど質疑応答でさらに深いお話が出ていますので、後半でご紹介します。


さて、披露されたのは4つのシーン。
メインキャスト4名、それぞれの見せ場となる場面です。
ちなみに全編、英語(日本語字幕あり)です!

 

♪The Story Of Chess
冒頭のナンバー。
チェスというゲームがどういう起源をもっているのか、といった内容の歌をアービターが威厳を持って歌う曲です。chess2020-1-11-006.JPGアービターは"審判"。冷静・冷徹にルールにのっとり、ゲームを司っていきます。
演じるのは佐藤隆紀さん。
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この曲、荘厳でありながら複雑なメロディラインを持つナンバーなのですが、豊かな声を持ち、正確に音を刻む佐藤さんの歌声が、アービターのルールブックたるブレない存在感にリンクしていきます。
政治や思惑をゲーム上にも持ち込もうとする人間たちに怒りをあらわにするような場面もあるアービターは、人間なのか、何か違う次元にいる存在なのか......。
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そしていきなり、アンサンブルさんのダンス&フォーメーションが、すごい!
ダンサー出身の振付家 兼 演出家、ニックさんらしい、凝ったシーンになっています。
なお舞台にはご覧のように大階段が設置されており、奥行き・高低にバリエーションがつき、想像力も広がります。chess2020-1-14-011.JPGchess2020-1-15-019.JPG

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2020年2月に上演されるダブルヘッダー特別公演『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって 秋の大会編』の初日稽古が、12月中旬に東京都内で行われました。げきぴあ編集部は前回、顔合わせの様子をレポート!熱くも和やかな雰囲気をリードするシリーズ経験者を中心に、キャスト・スタッフの挨拶コメントをお届けしました。

【おお振り #01】再演&新作が始動!『おおきく振りかぶって』カンパニーから顔合わせコメントが到着

ひぐちアサの野球マンガ『おおきく振りかぶって』を舞台化する本シリーズ。"ダブルヘッダー特別公演"を称する今回は、2018年2月に上演された第1弾『おおきく振りかぶって』の再演版と、第3弾となる新作『おおきく振りかぶって 秋の大会編』の2作品が同時上演されます。

今回は、再演版と新作における"本読み"稽古の白熱ぶりをお伝えします!これまで本シリーズの脚本・演出を手がけてきた成井豊さんを取り囲むように、"コ"の字形に着席したキャスト。手にしているのは、各作品110ページを超えるB5サイズの台本です。これを再演版→新作の順で、自身が演じる役のセリフを順に読み進めていきます。

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2作品で200分超の本読みを終え、成井さんに「予想をはるかに上回る出来で、稽古が楽しみになってきました!」と言わしめたカンパニー。果たしてどのような読み合わせが行われたのでしょうか?

*   *   *

読み合わせはまず、第1弾の"再演版"からスタート。あらすじを振り返りましょう。

■あらすじ=再演版『おおきく振りかぶって』
祖父の経営する三星学園中等部から、埼玉県立西浦高校に進学した三橋廉(西銘駿)。中学時代は野球部のエース投手であったが、チームメイトから「ひいきでエースをやらせてもらっていた」と疎まれ続けたため、極端に弱気で卑屈な性格になってしまった。
暗い思い出を拭い切れないまま、三橋は野球への未練とともに放課後のグラウンドを眺めていた。すると、新設されたばかりの硬式野球部監督・百枝まりあ(渡邊安理)から強引に入部させられてしまう。
部員はわずか10人で、全員1年生。図らずも再びエースを任される三橋だったが、彼の秘めた力をいち早く見抜いた捕手・阿部隆也(大橋典之)との出会いをはじめ、新たなチームメイトに支えられながら、真のエースとして成長を目指す日々が始まる──。

因縁の三星学園との初試合、前年度優勝の強豪・桐青高校との初陣を通じて、西浦高校野球部としてチームの結束が高まっていく様子が描かれたシリーズ第1弾。成井さんの「初演と台本が大きく変わったわけではありませんが、再演版には当時の稽古や本番を通じて変わった成果を反映してあります」という説明を機に、本読み稽古が"プレイボール"します──。

ト書きを読み上げる成井さんのテンポに合わせ、次第にヒートアップしていく稽古場の空気。モノローグや実況中継によって、一球ごとに緻密な心理戦が繰り広げられる『おお振り』ならではの臨場感があたりを満たしました。特に、上演時間の半分以上を占める試合シーンの完成度の高さには「まだ稽古初日だよね?」「シリーズ初参加のキャストもいるはずなのに?」と目を見張るものが。

それもそのはず、キャスト一同は直前に成井さんから「2時間15分超だった初演の上演時間を5分縮めて疾走感を出したい」という"お達し"を受けていました。スタートの前に「今日は慌てず落ち着いて読んでみて」と言われたものの、初演の参加メンバーはすぐに勘を取り戻し、表情や声色を自在に操りながらキャラクターに扮します。

西銘さんは、弱気で自己主張が苦手なピッチャー・三橋がエースの自覚に芽生えていく変化と成長を鮮やかに表現。三橋とバッテリーを組み、彼の強みを引き出すキャッチャー・阿部役の大橋さんは、前作『夏の大会編』からの参戦。初めて取り組む再演版ながら、観察眼に優れた阿部をクールに演じました。渡邊さんは、抜群の統率力を発揮する勝気な野球部監督・百枝を、とにかく明るく元気に、時に母性を感じさせるように立ち上げます。

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目をつぶれば舞台の本番が行われていると錯覚するほどのクオリティに、成井さんも大喜び!この本読みを振り返って後日、以下のコメントがげきぴあ編集部に届きました。

■本読みを終えた成井豊さんの所感
普通、1回目の読み合わせというのは、たどたどしいか、テンションが低いかで、あまり快調に進まないものですが、今回は3回目とあってか、凄いテンポの良さ。作者の予想をはるかに上回る出来でした。俄然、稽古が楽しみになってきました。

*   *   *

30分ほどの休憩を挟んで、続いては第3弾となる新作『おおきく振りかぶって 秋の大会編』の読み合わせに入ります。あらすじは以下の通り。

■あらすじ=新作『おおきく振りかぶって 秋の大会編』
夏の大会5回戦、西浦高校野球部は美丞大狭山高校に敗北。キャッチャー・阿部隆也(大橋典之)は負傷し、戦線離脱を余儀なくされる。そんな彼らを百枝まりあ(渡邊安理)は鼓舞し、西浦高校野球部は校内合宿でチームの目標を掲げることに。
時を同じくして夏大会の準決勝、ARC学園高校vs武蔵野第一高校のひと幕。武蔵野第一高校ピッチャー・榛名元希(神永圭佑)は、途中交代で登板したキャッチャー・秋丸恭平(佐伯亮)とのバッテリーで守備を牽引するも、ARC学園高校にコールド負け。ベスト4止まりから次の一手を考える時、榛名は貪欲さに欠ける秋丸の"覚醒"を求めた。
迎えた秋大会、シード権を得た西浦高校の初戦は武蔵野第一高校。負傷した阿部は大会に出場できるのか。榛名と秋丸の関係性に変化は訪れるのか。両校の負けられない戦いが、今まさに始まろうとしている──。

前作『夏の大会編』で、崎玉高校・美丞大狭山高校と2試合を繰り広げた西浦高校。敗戦からも学びや気づきを得ようとするポジティブな野球部メンバーに立ちはだかるのが、剛腕サウスポー・榛名率いる武蔵野第一高校です。第3弾となる新作『秋の大会編』は、この武蔵野第一高校と西浦高校の激闘をメインに綴られます。それ以外にも

西浦高校vs美丞大狭山高校(振り返り)

ARC学園高校vs武蔵野第一高校

と、畳みかけるような試合ラッシュが訪れる『秋の大会編』はカンパニー全員が初挑戦。しかし「初めて音読する台本では、さすがにたどたどしくなるのでは」という予想は、よい意味で裏切られました!

作品の特徴でもあるボールカウントごとの緻密な心理戦は、攻守のモノローグが重なるほど「スピーディに」という成井さんの要望から離れてしまうジレンマを含んでいます。とはいえ、一球に懸ける思いをそれぞれ語り尽くすのが『おお振り』の醍醐味──。そこで、スピードと巧みな心理描写を両立させ、劇展開にリズムを生み出す役割を果たすのが"実況中継"です。

中でも、西浦高校野球部顧問・志賀剛司役に扮する筒井俊作さんの実況中継はまさしく"必聴"!敵(武蔵野第一)が攻撃中の「見逃しストライク!空振りストライク!......空振り三振!」には西浦ナインの視点に立って思わず胸をなで下ろしてしまったほど。気迫のこもった熱演ぶりに試合の行方が気になってたまらず、出番でないキャストも台本の次ページを繰る手が早まります。

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一方で、登場人物の出身地である埼玉県東部や青森県の強い方言に苦戦するキャストも。「したばってあんまえふりこがねえように気いつけへ!」「こいだばわがやねばまねべえ!」などは初見でうまく読めず、稽古場に笑いが生じる場面がありました。成井さんは本読み稽古後、「この"濃い"喋りをマスターして流暢に話せるようになると、リアリティが増すんじゃないかと思います」と期待。スピード感を優先した結果、分かりづらい方言を改変するのではなく、台本にそのまま活かす──。原作を尊重しながら舞台化する、作品づくりの姿勢を覗かせます。

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両作品の本読み稽古を終えた成井さんのコメントも、後日げきぴあ編集部に届きました。

■本読みを終えた成井豊さんの所感=新作『おおきく振りかぶって』
ダブルヘッダーというのは途轍もなく過酷な試練。何しろ、野球の試合を、2作品で4,5試合しなければならない。これをミスなしで上演するためには、余程の練習が必要です。若い役者たち22人と力を合わせて、この試練を乗り越えたいと思います。

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本読み稽古の段階から高い完成度を見せ、早くも関係者を魅了した『おお振り』カンパニー。音楽・美術・照明・振付・衣裳といったスタッフワークも加わった本番では、どのようなステージを見せてくれるのでしょうか。初日が非常に待ち遠しくなる稽古の幕開けになりました!

公演は、2020年2月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットぴあでは現在、前方席確約と非売品特典付きの「特別観戦シート」と、通常の「一般観戦シート」が販売されています。

再演&新作チケットのセット購入者には「ダブルヘッダー特別公演記念特典」として、原作者ひぐちのサイン入り描き下ろしミニ色紙を贈呈。主役校"西浦高校バッテリー"と新作の対戦相手"武蔵野第一高校バッテリー"の2バージョンを揃えてみてはいかがでしょうか。

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取材・文:岡山朋代

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ダブルヘッダー特別公演『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって 秋の大会編』

2020年2月14日(金)~24日(月・祝)

サンシャイン劇場

[原作]ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」(講談社「月刊アフタヌーン」連載)

[脚本・演出]成井豊

[キャスト]

西浦高校

三橋廉:西銘駿

阿部隆也:大橋典之

百枝まりあ:渡邊安理

花井梓:白又敦

田島悠一郎:大野紘幸

泉孝介:安川純平

栄口勇人:竹鼻優太

沖一利:中村嘉惟人

水谷文貴:湯本健一

巣山尚治:齋藤健心

西広辰太郎:亀井賢治

篠岡千代:澤田美紀

志賀剛司:筒井俊作

武蔵野第一高校

榛名元希:神永圭佑

秋丸恭平:佐伯亮

加具山直人:島野知也

桐青高校

高瀬準太:越智友己

河合和己:永岡卓也

島崎慎吾:松本祐一

三星学園

叶修悟:西川俊介

織田裕行:鶏冠井孝介

畠篤史:吉田英成

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1月10日(金)CBGKシブゲキ!!にて 『おとぎ裁判』第2 審~戦慄の誘拐パレード ビッグマウスにご用心♪~が開幕した。
物語の舞台となるのは、おとぎの国の奥深くにある"幻火(まほろび)の館"通称"Castle Torch(キャッスル・トーチ)"。 この屋敷の主・裁判官の"アケチ"に判決を求め、おとぎの国の住人たちが毎夜ここを訪れる。 しかし、その灯火に照らし出されるのは、残酷で美しいたったひとつの真実だけ。 おとぎの国で炙り出される"シンジツ"とは...?

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誰もが知っているおとぎ話を裁判にかけるというストーリーで、個性豊かなキャラクター達が歌あり踊りあり笑いありのジャッジメントSHOW を繰り広げながら、たったひとつの真実を暴いていく。2018年9月の初演では、物語りの判決シーンで、観客が会場でレンタルが可能なトーチ(ろうそく型ライト)を使い、劇中の判決に参加ができる参加型ジャッジメントタイムも話題となった。待望の第2弾となる今作では、ハーメルンの笛吹き男を裁く。

1月10日(金)、開幕に先駆け公開ゲネプロとマスコミ向けのフォトセッションと挨拶が行われ、出演者たちが登壇。それぞれ意気込みを語った。

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ロッキン=ヨーコ「私のキャラクターはおとぎの国とゲンジツの世界を行き来するキャラクターです。案内人という立場として、みなさまをスムーズにおとぎの国へご案内出来るように精一杯頑張りたいと思います!全キャストさま本当に個性豊かなのでそれにしがみついて、私自身がおとぎの国を楽しみたいと思います!」

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横井翔二郎「この日の為に、引くほど稽古をしてきました(笑)我々自信を持ってこれは面白いんじゃないかと思える物を、これからようやくお客さまの前で披露出来るという事で非常に楽しみにしております。本当に全員まとめて巻き込んでいきたいと思いますので、よろしくお願い致します。」


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碕 理人「とうとう初日が開きます。僕たち7名の個性的なキャスト、そして演出のキムラさん、本当にお世話になっているスタッフのみなさん、全員でこの舞台を創り上げました!あとはお客さまに来て頂いて、お客さまにも参加頂いて、それで1つの舞台が出来上がると本気で思っております。今回題材が"ハーメルンの笛吹き男"という事で、笛吹き男ピート役の碕理人、果たしてどんな人物なのか...!悪い奴なのか、良い奴なのか、それとも...!!(笑)本当に楽しい舞台となっておりますので、是非みなさま劇場でお待ちしております!」


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廣野凌大「みなさま先ほどからおっしゃっているように、稽古からスタッフさんもキャストさんも全身全霊で引くほど稽古をしてきて(笑)、それを劇場に持ち込んで全部が詰まっています。お客さまには引くくらい楽しんで頂いて、手の毛細血管が爆発するくらい拍手をして頂いて、涙腺が無くなるくらい泣いて頂いて、そして最後歩けなくなるくらい地団駄を踏んで頂いて、全身が凄いことになるまで楽しんで頂きたいと思っておりますので(笑)是非よろしくお願い致します!」


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東 拓海「少し緊張しています。お客さま参加型という事で、稽古場でスタッフさん達の前でやっていた物をついにお客さまにお見せするのでどういうリアクションが返ってくるか楽しみであり不安でもあるのですが、メロディ(ロッキン)が物理的にエスコートして、アケチ(古谷)とジュード(東)が気持ちをおとぎの世界へエスコート出来るように、盛り上げていけたらなと思っていますので是非よろしくお願い致します!」


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芹沢尚哉「今回座長の大和くんをはじめ『おとぎ裁判』愛に溢れる座組でして、本当に雰囲気が良くてそんなスタッフさんキャストのみなさんに恵まれている中でやらせて頂けるのは本当に幸せです。何よりトーチ(お客様)のみなさまと一緒に創り上げる作品というテーマもあるので、公演1回1回唯一無二の公演をお届け出来たらなと思っていますし、一緒に創り上げられたらなと思っております!」

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古谷大和「出演者が7人しかいなくて、初演からやっているのが4人と、今回の第2審から入ってくれた心強い3人のおかげでとても素敵なキャラクターたちが生まれ、それを創り上げてくれたスタッフさんのおかげで...、これみんな言っているのってなかなか無いというか、環境と共演者が凄く素敵だとみんなが思えるような稽古期間を創れたことがまず幸せだなと思っています。おとぎの世界のことをずっと考えておとぎの世界に生きていると、現実の辛い事とかひと時この世界に入って忘れることが出来るような、そして忘れてまたゲンジツの世界に戻った時には前向きになれるような作品に出来たんじゃないかなと思いますので、是非おとぎの世界にいらっしゃるお客さまには全身で楽しんで頂いて、また現実の世界が輝いて見えるように楽しんで頂ければ良いなと思ってます!おとぎの世界でお待ちしております!」


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舞台『おとぎ裁判』第2審〜戦慄の誘拐パレード ビッグマウスにご用心♪〜は2020年1月19日(日)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて。

Ⓒ2019 CLIE/Mr.AUTHOR
撮影:鏡田伸幸

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あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
ゴジゲン松居です。

2020年ですね、観劇初めしましたでしょうか。
東京の観劇初めにぴったりなのがこちら、
ゴジゲン「ポポリンピック」幕開けました。
年末年始返上で準備してまして、
1月3日からこまばアゴラ劇場で幕を開けまして、21日までやっています。
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こんなに長くやってるなら、きっとどこかでは来れるはず!
という悩んでる人の背中を押す記事です!

男7人の芝居、華のない男たちですが、劇は楽しいです。
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お花もたくさん頂きました。
こちら後半の日程には片付けられているのですが、
ここで改めて御礼申し上げます。
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今回の劇は体力勝負。幕間は全力で休むし、終演したらみんな飛ぶように帰ります。
演劇人は酒を飲む、とは言いますが、
今年入って飲み会は一度も行われておりません。
仲悪いわけではなく、それぐらい舞台上に注いでいます。

見た人は朗らかな顔をしていました。
見に来てほしいです。
何度も言うと逆効果になるかもとか思ってしまうのですが、僕らにできるのは、
見に来てほしいと言うことしかなくて。
小劇場の難しいところです。
映画やドラマや大劇場と違うのは、
見に来た人が来て、初めて作品が完成するからです。そして育ててもらえる。

今回は、いつもの男たちがふざけるゴジゲンテイストから少し変わって、優しい社会派、など言われております。
言語化しづらい舞台ですが、
2020年代を楽しく生きていくために、
大事なことが詰まっていると思っています。

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毎公演当日券も出しています。
さあスケジュール帳をチェックだ!赤マルをつけろ!
お待ちしています!
としか言えないやるせなさ!

松居
【ポポリンピック 公演情報】
■2020年1月3日(金)~2月21日(火)東京・こまばアゴラ劇場
■2020年1月25日(土)~1月27日(月)北海道・シアターZOO
 ⇒アフターイベント実施あり!
  1月25日(土)18:00 ゲスト:納谷真大(ELEVEN NINES)
  1月26日(日)13:00 ゲスト:ワタナベシンゴ(THE BOYS&GIRLS)※追加
  1月26日(日)18:00 「ゲーム王は俺だ!~北の国だよ!全員集合~」
■2020年2月8日(土)~2月9日(日)京都府・THEATRE E9 KYOTO

【ポポリンピック 関連記事】

ご無沙汰してます、ゴジゲンの松居です。 ゴジゲン第16回公演「ポポリンピック」
寒さが厳しいからこそ、暖かな気持ちをお届けします・今週末開幕・ゴジゲン第16回公演「ポポリンピック」
ゴジゲン最新作は「僕らの不器用さが生きる作品」(東迎昂史郎・目次立樹インタビュー)
【ついに開幕!】ゴジゲン「ポポリンピック」開幕レポート

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令和最初の新年を華やかに彩る『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート2020』。5周年を記念して、ブロードウェイとウエストエンドから人気・実力共に兼ね備えたミュージカルスターが集結した。

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アリ・エウォルトは『レ・ミゼラブル』のコゼット役でブロードウェイ・デビュー。アジア系アメリカ人として初めて『オペラ座の怪人』のクリスティ-ヌ役に抜擢され、30周年公演の主演も務めた注目のソプラノ。今回が2度目の来日。

エマ・キングストンは2018年『エビータ』のインターナショナルツアーでオリジナルクリエイターのアンドリュー・ロイド=ウェバーらによってエヴァに抜擢された。東急シアターオーブで見せたエヴァ役での繊細かつ大胆なパフォーマンスは記憶に新しい。今回、待望の再来日が実現。

ディーン・ジョン=ウィルソンはウエストエンドで『アラジン』のオリジナル・アラジン役に大抜擢された。続いて渡辺謙、ケリー・オハラ主演で絶賛された『王様と私』ロンドン公演の若き恋人、ルンタ役を務める。この公演を映像に収めたロンドン版『The King and I 王様と私』にも出演した、期待の英国若手俳優。今回が初来日。

リチャード・H・ブレイクはブロードウェイのカリスマ的存在として、『レント』(ロジャー)、『アイーダ』(ラダメス)、『ウィキッド』(フィエロ)などに出演する実力派俳優。最近では『ブロンクス物語』のオリジナルキャストとして、映画版でロバート・デ・ニーロが演じたロレンツォ役を務めた。今回が初来日。

ライアン・シルヴァーマンはウエストエンドでリバイバル上演された『ウエスト・サイド・ストーリー』のトニー役を演じ絶賛された。ブロードウェイの代表作に『シカゴ』(ビリー・フリン)、『オペラ座の怪人』(ラウル)など。「もっともスムーズで、もっとも豊かな歌声の持ち主」と称された実力派。今回が2度目の来日。

マイケル・ゼイヴィアはウエストエンドを中心に活躍。大女優グレン・クローズの相手役として『サンセット大通り』のジョー・ギリス役でブロードウェイ・デビューを果たし、続いて『プリンス・オブ・ブロードウェイ』のブロードウェイ公演に出演した。米国ドラマ『ブラックリスト』などにも出演する人気俳優。今回が2度目の来日。

これだけのメンバーが揃うのはミュージカルの本場ブロードウェイ、ウエストエンドでもなかなかないこと。日本での初めてのリハーサルを終えたばかりで、心地よい興奮が残るキャスト6人に話を伺った。

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――今、リハーサルが終わったばかりですが、いかがでしたか?

一同 (口々に) やっぱり最初に話すのはディーンだよね!

ディーン じゃあ、まず僕から(笑)。みんなも同じ気持ちだと思うんですが、始まる前は緊張していたけれど、リハーサルが始まったら緊張なんて吹き飛んでしまいました。素晴らしいオーケストラの音を聞きながらリハーサルできて、とても嬉しかったです。

リチャード こんなに早い段階でオーケストラと一緒にリハーサルできるのはめったにないことなんです。それがとても素晴らしかったですね。

アリ 今日はリハーサルの初日。共演するのが初めての方もいたけれど、ナイスなサプライズだったのはとても楽しかったということなんです。当日は、お客様も一緒にその楽しさを味わっていただけたら嬉しいなと思います。

マイケル ディーンとアリは以前から知ってましたが共演するのは初めてだし、「はじめまして」のメンバーもいる中で、本当に楽しい舞台を経験できることがとてもハッピーです。

ライアン 今回は新年をお祝いする公演。今日、リハーサルを通じて非常に軽やかに楽しく過ごせたので、お客様にも同じように感じていただけたらいいなと思います。

 

――今回のコンサートでお勧めのナンバーは?

リチャード 僕はみんなで歌う曲では「シーズンズ・オブ・ラブ」がお勧めですね。ブロードウェイで『レント』のロジャーを演じて以来、20年ぶりにこの曲を歌うことになるから、本当にワクワクしています。自分のソロでは同じく『レント』からのナンバー「ワン・ソング・グローリー」かな。時を経て再び歌えることが楽しみなんですよ。

アリ グループで歌うナンバーでは「ワン・デイ・モア」が楽しみ。私は以前ブロードウェイの『レ・ミゼラブル』でコゼットを演じたから、また歌えることが本当に嬉しいです。自分の持ち歌としては『オペラ座の怪人』の「シンク・オブ・ミー」。日本には私のファンがたくさんいらっしゃるので、日本でこの曲を歌えるのはスペシャルな気持ちでいます。

エマ 私は「アルゼンチンよ、泣かないで」。前回来日した『エビータ』の公演が本当に素晴らしかったから、再び同じ東急シアターオーブで歌えることにワクワクしています。それに、以前からお気に入りの「パレードに雨を降らさないで」(『ファニー・ガール』)が歌えるのも楽しみですね。

マイケル 僕もグループナンバーでは「ワン・デイ・モア」をお勧めしたいと思います。コンサートでは何回も歌ったことがありますが、マリウスのパートを歌っていたんですよ。今回初めてジャベールのパートを歌わせていただくので、楽しみにしていてください! 自分の歌うナンバーではライアンとデュエットで歌う「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」(『オペラ座の怪人』)。ソロで何度も歌ったことがありますが、デュエットでは初めてなので、持ち歌としてはこれがお勧めです。『プリンス・オブ・ブロードウェイ』がブロードウェイで上演されたときにこのナンバーを歌ったんですよ。

ディーン 『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の「スプレッド・ザ・ラヴ・アラウンド」。10年前に僕がデビューした思い出の作品の曲ですね。自分のナンバーでは『王様と私』の「アイ・ハブ・ドリーム」。映画や舞台でとても有名な曲だし、この曲をデュエットするアリも僕も『王様と私』に出演していたんです。僕にも日本にファンがいるので、みなさんに聞いていただきたいと思います。

ライアン 「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」はコンサートで何回も歌ったことがあるんですが、デュエットで歌うのは初めてだから、この曲をお勧めしたいですね。

マイケル いやいや、ライアンは僕と歌えるからそれが一番だと推してるんだよ(笑)!

ライアン (笑)。自分の持ち歌としては、日本でもNHK交響楽団と歌った『ウエスト・サイド・ストーリー』の「マリア」になります。以前はトニーを演じていて、何度も歌った大事な曲。あいにくトニー役にしてはちょっと年齢が上になってしまったけれど(笑)コンサートで歌う分には問題ないでしょう。

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1月10日(金)より赤坂RED/THEATERで、荻田浩一さん作・演出のレビューが開催されます。

現在はミュージカル、ストレートプレイ、オリジナルから翻訳ものと多彩な舞台作品の演出家として活躍している荻田さんですが、もともとは宝塚歌劇団所属の演出家としてキャリアをスタートさせ、歌劇団では数々の記憶に残るショーを作っています。

その荻田さんの、久しぶりの新作ショー!!
タイトルは、Tabloid Revue『rumor~オルレアンの噂~』
いったいどんなステージになるのか、稽古場を取材させてもらいました。
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レギュラーキャストは5名。
今回は「赤坂RED/THEATERの空間で愉しむSONG&DANCEのエンターテインメント」「小劇場ならではのショー」「煌びやかなパフォーマンスとドラマ仕立てのミュージカルが混ざり合うハイブリッドな小宇宙」とのことで、ギュギュっと濃密な世界が広がるのではないかと想像していますが......
キャストの皆さんは、劇場サイズに収まりきらない、パワフル&ハイレベルな技術を備えた方々ばかり!

まずはキャストをご紹介(五十音順)。

彩乃かなみさん
美声で知られた、元宝塚月組トップ娘役さんです。
今回も天使の歌声を響かせています!
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石川新太さん
子役時代から活躍し、今は若き実力派!最近では『ジャージー・ボーイズ』などの人気作でもしっかりその個性を光らせている、多才な男子です。
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宇月颯さん
元宝塚月組の人気男役スターさん。
宝塚時代はクールなダンスに渋さも素敵な男役さんでしたが、退団後は主にミュージカルの舞台でとってもチャーミングな魅力を振りまいています。
彩乃さんとは月組で同時期を過ごしていますね。
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大野幸人さん
伸びやかかつ華やかなダンスを得意とする名ダンサーですが、近年はミュージカル、ストレートプレイでも活躍。今回も、ダンスはもちろん素敵な歌声にも注目。
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中川賢さん
Noism1のトップダンサーとして2018年まで活躍していた、こちらも日本を代表する名ダンサー。
今回は意外なコメディセンスにも注目...な気が、します...。
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この5人のレギュラーメンバーに加え、ゲストシンガー・剣幸さん&月影瞳さん、ゲストダンサー・小野妃香里さん&三井聡さんが日替わりで出演されます。

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2020年1月、シアタークリエで上演される『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』
もともとは「音楽座ミュージカル」がその旗揚げ作品として1988年に初演した作品です。

いま現在活躍するミュージカル俳優の多くが影響を受けた名作『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』はどんな経緯で誕生したのか。
音楽座ミュージカル チーフプロデューサーの石川聖子さんにお話を伺いました。
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●『シャボン玉~』誕生秘話
 
―― 最初に『シャボン玉~』を創ることになった経緯を教えてください。音楽座ミュージカルさんの、旗揚げ作品ですよね。

石川「劇団音楽座という、桐朋学園の演劇科の卒業生で作った劇団があり、彼らが株式会社サマデイを経営していた前代表(故・相川レイ子氏)のところにスポンサードを依頼してきたのが始まりです。前代表自身は事業家で、当初は作品には口出ししませんでした。でも1987年に主要メンバーの大半が抜け、劇団がガタガタになる事件が起こった。その時に相川が残ったメンバーを集め、「これからは自分が創りたい作品を、自分のやり方で創る。それに賛同するのなら残ってください」と話したら、メンバーは全員、一緒にやりたいと言った。そこから始まったのが"音楽座ミュージカル"なんです」
 
 
―― ちなみに石川さんはいつから音楽座ミュージカルに?

石川「前代表がサマデイグループを起業(1979年)したときから一緒にいました。劇団を引き取るという話が出た時に、一番反対したのが、私(笑)」
 
 
―― そうなんですね。そしてそんな波乱万丈の出発だった音楽座ミュージカルが旗揚げ作に『シャボン玉~』をやることにしたのは。

石川「その時にすでに翌年・1988年5月に(もともとの劇団音楽座で)何かやるつもりで本多劇場を押さえてあったんです。何をやりましょうか、となり、筒井広志さんの小説『アルファ・ケンタウリからの客』はどうかという提案があった。劇団員のひとりがだいたいの粗書きを持ってきて.....あの、前代表って変わった人で、ちゃんと読まないんですよ(笑)。パラパラっと最初と最後に目を通しただけで「これでいいわ、これでいきましょう」って」
 
 
―― 何かピンと来るものがあったのでしょうね。

石川「ただ、その時の粗書きは、今の脚本に100分の1も残っていないと思います(笑)。私、その時まで、代表が脚本や演出の才能があんなにある人だって知らなかったんです。いろいろな事業をやる人で、絵画・映画・哲学・物理学に造詣が深い人ではあったのですが、『シャボン玉~』から始まって、こんなに一連の作品を創り上げる才能がある人だって長年一緒にいたのに知りませんでした。音楽座ミュージカル12作品には、相川の強烈な哲学が流れています。脚本から演出から何から何まで、すべてにすごいセンスがあった。相川は物語の枠組みを使って、自分の思いを作品に入れたい、と言っていました」
 
 
―― ご自分の思い、ですか。

石川「相川は自分が生きていく上で必要なものをそこに入れ込んだのだと思います。そばにいて、大きな穴ぼこを抱えているような人だと感じていました。それを埋めるために音楽座ミュージカルを創ったのかなと。こういう風に生きれば自分も生きていけるんだって、自分を励ますために創った作品群。それが、観る方の共感を生んだのではないかなと思います」
 
 
―― 音楽座さんの作品群に登場するキャラクターは、皆、一生懸命生きていますね。

石川「はい、ご覧になっている方はおわかりかと思いますが、いろいろな手法を使っていろいろな題材をやっていながら、言っていることは常に同じ。けっして立派な人が出てくるわけではない。私たちと同じように問題を抱え、過去や葛藤と闘い、傲慢さや卑怯さもあり。弱い心を持つ人間が、いったいどうやったらちゃんと生きられるんだろうということを、作品に仮託し、歌とダンスという抽象性の高い手法で、説明ではなく感じてもらう...というものです」
 
 
―― 『シャボン玉~』初演時の現場はどんな感じだったのでしょう


石川「前代表が「演出に横山(由和)さんを呼びましょう」と言い出して、彼は(もともとの劇団音楽座から)去っていたメンバーのひとりですから、劇団員たちは怒りましたよ(笑)。結局代表の意向でお迎えしたんですが、現場にはものすごい葛藤と憎しみが渦巻いていましたね(笑)。大混沌の中で生まれた作品なんです。そういう意味ではエネルギーがあったかもしれませんが、けっして、美しい枠組みの中で出来た美しい物語ではないんです(笑)」

▽音楽座ミュージカル『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』より 土居裕子、佐藤伸行saboon1 .jpg

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01_D4A3503.jpg写真:シム・ウヒョン

松居大悟が主宰するゴジゲン第16回公演『ポポリンピック』が12月21日に福岡・イムズホールにて開幕した。物語のテーマは2020年東京オリンピック。公式種目に選出されなかったとある種目のプレイヤー、ポポの人生を描く。主演を務めるのは、長らく松居大悟とともにゴジゲンの活動を続けてきた目次立樹
そして奥村徹也東迎昂史郎本折最強さとし善雄善雄と今回もゴジゲン劇団員全員が出演。さらに、客演に劇団献身の木村圭介を迎える。

04_D4A3678.jpg写真:シム・ウヒョン

福岡公演終了後は、2020年1月から2月にかけて東京・こまばアゴラ劇場、札幌・シアターZOO、京都・THEATRE E9 KYOTOと、ゴジゲン最多となる4都市を巡る本公演。開幕に際し、主催の松居よりコメントが届いた。

「福岡でポポリンピックの幕が開けました。生まれ育った町、色んな思い出がある場所で開幕できたこと。地元の親戚や友だちと久しぶりに会ったこと。なんだか、劇ってすごいなと思います。
 怒涛のように開幕したため、今はまだ実感がありません。
 でも見た人たちの言葉を借りるなら、笑いながらも選ばれなかった切なさが届いてるようなそんな感じです。
 これから東京、札幌、京都公演に向けて、調整を重ねていきます。ゴジゲンはいま劇をやっています。
 よかったら遊びにきてください。2020年をいい年にします!(松居大悟)」

02_D4A3686.jpg写真:シム・ウヒョン

また『ポポリンピック』公演記念としてTOKYO CULTUART by BEAMSよりコラボTシャツの発売が決定!大阪を中心に活動する漫画家・イラストレーターの小西彩水さん書下ろしのデザインとなっているので、そちらもぜひ注目してほしい。

また札幌公演ではゲストを迎えたアフターイベントも開催する。

1月25日(土)18:00 ゲスト:納谷真大(ELEVEN NINES)
1月26日(日)13:00 ゲスト:ワタナベシンゴ(THE BOYS&GIRLS)※追加
1月26日(日)18:00 「ゲーム王は俺だ!~北の国だよ!全員集合~」

【ポポリンピック 関連記事】

ご無沙汰してます、ゴジゲンの松居です。 ゴジゲン第16回公演「ポポリンピック」
寒さが厳しいからこそ、暖かな気持ちをお届けします・今週末開幕・ゴジゲン第16回公演「ポポリンピック」
ゴジゲン最新作は「僕らの不器用さが生きる作品」

00_D4A3653.jpg写真:シム・ウヒョン

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2020年2月に上演されるダブルヘッダー特別公演『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって 秋の大会編』の顔合わせが、12月中旬に東京都内で行われました。げきぴあ編集部は、稽古初日となるこの現場に潜入。キャスト・スタッフが一同に会し、疾走感あふれる作品を目指して決意を新たにする様子を取材しました。

ひぐちアサの野球マンガ『おおきく振りかぶって』を舞台化する本シリーズ。"ダブルヘッダー特別公演"を称する今回は、2018年2月に上演された第1弾『おおきく振りかぶって』の再演版と、第3弾となる新作『おおきく振りかぶって 秋の大会編』の2作品が同時上演されます。

脚本・演出は、これまで本シリーズを手がけてきた成井豊さん。既報で「三橋・阿部コンビと、榛名・秋丸コンビの対決を一気にお見せします!」とメッセージを寄せている通り、新作では武蔵野第一高校との激闘が綴られます。主人公・三橋廉を中心とする1年生だらけの西浦高校野球部は今回、どのような活躍を見せるのでしょうか?

*   *   *

顔合わせは、一部のキャスト・スタッフによる挨拶で幕を開けました。レポート第1弾では、初日稽古に参加した一部キャストと成井さんのコメントを紹介します!

西浦高校

■西銘駿さん(三橋廉 / 西浦高校野球部ピッチャー)※1・2作目から続投

西銘さんは「また三橋として2020年もマウンドに立てて、本当に嬉しく思っています!」と出演の喜びをコメント。卑屈で小心者キャラの三橋に自身をなぞらえ、「前々回、前回と先輩方に支えられた場面が多々ありましたが、今回も弱気な三橋をたくさん助けてください!」と呼びかけると、稽古場から大きな笑い声が上がりました。

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■大橋典之さん(阿部隆也 / 西浦高校野球部キャッチャー)※2作目から続投

鋭い観察眼を持ち合わせる阿部のように「今回は2作同時上演ということで、試合シーンが混乱するかと思います」と分析する大橋さん。「でもしっかり乗り越えて、三橋・阿部バッテリーや西浦ナインの成長の過程を描けたらいいですね」と抱負を述べます。

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■渡邊安理さん(百枝まりあ / 西浦高校野球部監督)※2作目から続投

演劇集団キャラメルボックスの渡邊さんは「第2弾から"モモカン"をやらせていただいています」とひと言。初めて取り組む第1弾の再演に「ご経験者の皆さん、特によろしくお願いします!」と元気に挨拶しました。

■白又敦さん(花井梓 / 西浦高校野球部センター・ライト)※1・2作目から続投

シリーズ全作に出演していたものの、「勉強のために芝居から離れていました」と近況報告から挨拶を始めた白又さん。「久しぶりの舞台ですので、初演時の気持ちを思い出しながら取り組めたら」と意気込みます。

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■大野紘幸さん(田島悠一郎 / 西浦高校野球部サード)※今回から初登板

打順は4番、チームの事情から第2捕手も務める田島悠一郎役を演じる大野さんは、シリーズ初参加。「早く皆さんの一員になって、カンパニーに貢献できるようにがんばります」と笑顔で挨拶しました。

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■安川純平さん(泉孝介 / 西浦高校野球部ライト・センター)※1・2作目から続投

息せき切って稽古場に飛び込んできた安川さんが「遅刻したわけではないのに急いで、すでに一試合終わったくらいの汗をかいています」と第一声を発すると、稽古場から笑い声が。「この暑さ(熱さ)を舞台にも活かしていけたら」と笑顔を見せます。

■竹鼻優太さん(栄口勇人 / 西浦高校野球部セカンド)※1作目ぶりに出演

第1弾ぶりにシリーズへ復帰する竹鼻さん。堅実な出塁ぶりでチームメイトや監督からの信頼も厚い栄口勇人役を演じるにあたって、「初演の気持ちを思い出しながら、秋の大会編をがんばっていきたいと思います」と新作に向けて気を引き締めました。

■中村嘉惟人さん(沖一利 / 西浦高校野球部ファースト)※2作目から続投

原作の『おおきく振りかぶって』を愛読しているエピソードを披露した中村さんは「原作ファンが納得できる作品にしたいと思います!」と元気よく挨拶。観客を意識する全方位的な"目配せ"を欠かしません。

■齋藤健心さん(巣山尚治 / 西浦高校野球部ショート)※今回から初登板

齋藤さんは、高校野球の持つ独独の"熱"について言及。シリーズ初参加ながら「観戦するだけで熱くなる試合を舞台上で表現するおもしろさに、チーム一丸となって取り組めたら」とコメントし、視野の広さをうかがわせました。

■亀井賢治さん(西広辰太郎 / 西浦高校野球部ベンチ)※1・2作目から続投

シリーズ全作に出演している亀井さんは、「第1・2弾に参加された皆さん、お久しぶりです!」と明るく挨拶。「第3弾から出演する"初めまして"の方も、みんなで作品を盛り上げていきましょう!」と頼もしく呼びかけました。

■澤田美紀さん(篠岡千代 / 西浦高校野球部マネージャー)※1・2作目から続投

澤田さんはマネージャーとして、部員の動きを言語化する役割。ダブルヘッダー公演ならではの大量な試合シーンに「セリフを間違えないよう、混乱しないようにがんばりたいと思います!」とやる気を覗かせます。

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■筒井俊作さん(志賀剛司 / 西浦高校野球部顧問)※1作目ぶりに出演

カンパニー最年長の筒井さんは、メンタルトレーニングや栄養学に造詣が深い顧問役。西浦高校メンバーの"兄貴分"ながら「精一杯、背伸びして頑張ります!」と謙虚に挨拶すると、キャストから「よろしくお願いしまーす!」と声が上がりました。

武蔵野第一高校

■佐伯亮さん(秋丸恭平 / 武蔵野第一高校野球部キャッチャー)※今回から初登板

新作で西浦ナインの宿敵となる榛名・秋丸バッテリーのうち、捕手を演じる佐伯さんはシリーズ初参加。「中学・高校で原作を読んでおり、秋丸になれることが本当に嬉しいです!」と出演の喜びを語ります。

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■島野知也さん(加具山直人 / 武蔵野第一高校野球部ピッチャー)※1・2作目から続投

シリーズ全作を経験している島野さんは、いずれも複数役での出演でした。今回もメインの武蔵野第一・加具山直人役以外に、桐青・三星の選手を演じるとあって「この作品に僕は何人登場するんでしょうね」と含み笑いすると、会場から笑い声が上がりました。

桐青高校

■越智友己さん(高瀬準太 / 桐青高校野球部ピッチャー)※今回から初登板

越智さんはシリーズ初参加。「新しい風を吹き込めるようがんばりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします!」と丁寧に挨拶すると、カンパニー全体からあたたかい拍手が送られます。

■永岡卓也さん(河合和己 / 桐青高校野球部キャッチャー)※今回から初登板

実年齢と高校球児役のギャップを、自虐モードたっぷりに紹介する永岡さん。「オファー時、役が決まった時、ビジュアル撮影時に"本当に僕で大丈夫ですか?"と3回確認してOKだったので、自信をもって演じます!」と宣言して、稽古場の笑いを誘いました。

■松本祐一さん(島崎慎吾 / 桐青高校野球部セカンド)※1作目ぶりに出演

初演ぶりにカンパニーへ復帰した松本さんは「お久しぶりの人・初めましての方がいらっしゃることを新鮮に感じています」と挨拶。「今回は4役もあって"オイシイ"ですね!」と笑顔を見せます。

三星学園

■西川俊介さん(叶修吾 / 三星学園野球部ピッチャー)※今回から初登板

西川さんはシリーズ初参加ながら野球経験者。「野球には自信ありますが、芝居は......皆さんの足を引っ張らないようにがんばります!」とあえて言葉を濁し、稽古場の笑いを誘っていました。

■鶏冠井孝介さん(織田裕行 / 三星学園野球部ファースト)※1作目ぶりに出演

初演時と同じ役でキャスティングされた鶏冠井さんは、永岡さんと同じく実年齢と高校球児役のギャップについて言及。「初演以上に"こいつキツい"と思われないようにがんばります!」と貫禄のコメントを残します。

■吉田英成さん(畠篤史 / 三星学園野球部キャッチャー)※1作目ぶりに出演

「身体は大きいですが、機敏なダンスが踊れるようにがんばりたいと思います!」と抱負を述べたのは、シリーズ1作目の経験者である吉田さん。大きな体躯を生かしたパワフルなダンスが期待できそうです!

皆さんのコメントから伝わるように、シリーズ経験組が中心となって和やかな空気を醸し出し、稽古場をリードしている様子が印象的でした。続いて、原作者・ひぐちアサ先生からの応援メッセージが代読されます。届いた内容は以下の通り。

>>>

お久しぶりの方、初めましての方、

今日は参加できずすみません。

なんと第3弾ということで、

まずはおめでとうございます。

現時点での脚本を拝見しましたが、

すごいボリュームでしたね。

この内容を2時間ちょいに

収めてしまうのも驚きですし、

さらに第1弾も再演されるとのことで、

ふたつの舞台をこれから

一つ一つ仕上げていくのは、

さぞや大変なことだろうと思います。

また練習を観に行かせていただきます。

いつも褒め言葉しか言いませんが、

本心から、褒め言葉しか出てこない感動を

いただいています。

スタッフや友人も、皆、

大変楽しみにしています。

どうぞみなさん、健康に気をつけて、

頑張ってください。

ひぐちアサ

<<<

これを受け、脚本・演出の成井豊さんが挨拶に立ちます。

■成井豊さん(脚本・演出)※1・2作目から続投

「第1弾の再演と新作をダブルヘッダーでやりたい──と言われた時は"狂気の沙汰"だと思いました」というコメントで幕を開けた成井さんの挨拶に、稽古場は大爆笑!

2本で"4.5試合"というゲーム数の多さに触れながら「打席のひとつひとつ、実況中継やモノローグではボールカウントをすべて覚える必要があるから、これをノーミスでやり遂げたら"奇跡"ですよ!」と続くと、キャストは次第に真剣な面持ちに。成井さんはそんな彼らを前に「我々はこれから7週間の稽古で全員一丸となって作品を練り上げ、全公演ノーミスを目標に、奇跡を起こしたいと思います」と決意を口にします。

また第1弾の再演にあたって、初演時の映像を確認した成井さん。その感想を「遅ぇな、この芝居!」と一蹴すると、当時の参加メンバーから特に大きな笑い声が上がりました。初演の上演時間を"2時間15分"と振り返ると、同時に「今回はスピード感を意識して"2時間10分"を切れるように!」とさらなるオーダーが。「とにかくスピーディーに。寒い時期の公演ですから、ぜひサンシャインを熱くしましょう!」とカンパニーを鼓舞すると、その場のキャスト全員から「はい!」と元気な返事がかえってきました。

次回は、第1弾の"再演"と第3弾となる"新作"の本読み稽古をレポートします。お楽しみに!

*   *   *

公演は、2020年2月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・サンシャイン劇場にて。チケットぴあでは現在、前方席確約と非売品特典付きの「特別観戦シート」と、通常の「一般観戦シート」を発売中。

再演&新作チケットのセット購入者には「ダブルヘッダー特別公演記念特典」として原作者ひぐちのサイン入り描き下ろしミニ色紙が贈呈されます。主役校"西浦高校バッテリー"と新作の対戦相手"武蔵野第一高校バッテリー"の2バージョンを揃えてみては。

取材・文:岡山朋代

──────────────────────────

ダブルヘッダー特別公演『おおきく振りかぶって』『おおきく振りかぶって 秋の大会編』

2020年2月14日(金)~24日(月・祝)

サンシャイン劇場

[原作]ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」(講談社「アフタヌーン」連載)

[脚本・演出]成井豊

[キャスト]

西浦高校

三橋廉:西銘駿

阿部隆也:大橋典之

百枝まりあ:渡邊安理

花井梓:白又敦

田島悠一郎:大野紘幸

泉孝介:安川純平

栄口勇人:竹鼻優太

沖一利:中村嘉惟人

水谷文貴:湯本健一

巣山尚治:齋藤健心

西広辰太郎:亀井賢治

篠岡千代:澤田美紀

志賀剛司:筒井俊作

武蔵野第一高校

榛名元希:神永圭佑

秋丸恭平:佐伯亮

加具山直人:島野知也

桐青高校

高瀬準太:越智友己

河合和己:永岡卓也

島崎慎吾:松本祐一

三星学園

叶修悟:西川俊介

織田裕行:鶏冠井孝介

畠篤史:吉田英成

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日本オリジナルミュージカルの金字塔『シャボン玉とんだ 宇宙(ソラ)までとんだ』が2020年1月に上演されます。
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1980年代から数々のオリジナルミュージカルを発信している「音楽座ミュージカル」
『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』はその旗揚げ作品として1988年に初演、その後も幾度となく上演を重ねている名作中の名作。

子どもの頃、思春期の頃に観たというミュージカルファンも多いと思いますし、
現在活躍中のミュージカル俳優の中にも、『シャボン玉~』を観たことがきっかけでその道に進んだ、と公言する人も少なくありません。
日本ミュージカル界のDNAに刻まれている、そんな作品なのです。

ミュージカルというジャンルが大きな盛り上がりをみせている近年、良質な海外産の輸入もいいけれど、日本オリジナル作品を生み出したい! という機運も高まっています。
昭和63年に初演され、いまなお愛されている『シャボン玉~』こそ、日本オリジナルミュージカルの原点のひとつであるのかもしれません

その、昭和から続く名作が令和の時代に、新たなプロダクションで上演されます!
しかも、ミュージカル界きっての大スター井上芳雄が主演。
さらに初演でヒロイン・佳代を演じていた『シャボン玉』の代名詞たる土居裕子をはじめ、畠中洋吉野圭吾、濱田めぐみといったかつて音楽座で本作に出演していたレジェンドキャストも出演!
...という、新しい世代も喜び、オールドファンは感涙する超豪華キャストです!

大注目の新生『シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ』の稽古場を取材しました。
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物語は、筒井広志による小説『アルファ・ケンタウリからの客』が原作。
作曲家を志すちょっと頼りない青年・悠介と、スリで生計を立てている少女・佳代というふたりを主人公に、宇宙規模の壮大な視点で描かれていくSFであり、愛をいつくしむ普遍的なラブストーリーでもあります。
宇宙人が登場するあたり、80-90年代の小劇場らしいファンタジックさも。

作曲家志望の青年・三浦悠介=井上芳雄さん
ミュージカル界が誇るプリンスオブプリンスが、頼りないユーアンちゃん!? どうなるんだろう!
...と思いきや、いい感じに人の良さそうで、でも愛情深そうな青年になっています!さすが。
井上さんもこの作品について「舞台中継を録画したビデオは何度も何度も見ました。どの曲も歌えるくらいです」というコメントを発表しています。sabon1-11IMG_0766.JPG

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