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【チケットぴあニュース】

シャンソンの女王、エディット・ピアフの鮮烈な人生を大竹しのぶが演じ、その熱演と熱唱に「ピアフが大竹しのぶに降りてきた」と賞賛された伝説の舞台『ピアフ』が、待望の3度目の上演を果たす。1月7日、大竹が共演する梅沢昌代、彩輝なお、伊礼彼方、川久保拓司とともに製作発表に出席した。 
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愛を求め、歌に生きた伝説の歌手のドラマチックな人生を、『愛の讃歌』『バラ色の人生』など14曲の彼女の名曲とともに綴っていく作品『ピアフ』。魂をぶつけるかのような大竹のピアフは大絶賛を呼び、初演時には読売演劇大賞最優秀女優賞をはじめ、その年の演劇賞を総なめにした。今回は3年ぶりの上演となるが「ピアフの歌に私自身も勇気付けられて生きてきたところもある。たくさんの方がこの芝居を観て、生きる勇気や喜びを味わってもらえたらすごく嬉しいです」と大竹。本人もこの役に特別な思いを抱いているようで、「"あたしが歌うときは、あたしを出すんだ。全部まるごと"といったピアフのセリフを言う時は、私自身もそう思って、私の身体にもそういう血が流れる。この芝居をやるとピアフに会える気がします。私の人生で大きな出会いになった」と話した。 
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そのピアフとの出会いは、大竹が20歳の頃、美輪明宏が主演するピアフの評伝劇『愛の讃歌』を観劇し、同時期に故・中村勘三郎にピアフの評伝本を勧められたことだった...と公言していたのだが、つい最近、仰天の事実が判明したそう。年末に『日本レコード大賞』に出演の折、泉ピン子と話す機会があり、この公演の話題から「わたし、ノリちゃん(勘三郎)に『ピアフ』の本を貸してあげたのよ」と明かされ、よくよく聞いてみたらその本が勘三郎が大竹に渡した本だったとのこと。「勘三郎さんから借りたと思ったのは実はピン子さんの本だったということが最近バレました(笑)。哲明さん(勘三郎)らしい、人から借りたものを「これ読みなさい」って...。ホントに図々しいヤツだ!(笑)」と、旧友の愛らしいエピソードを楽しそうに話していた。 

公演は2月7日(日)から3月13日(日)まで、東京・シアタークリエにて。その後3月19日(土)から21日(月・休)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、3月23日(水)に広島JMSアステールプラザ 大ホール、3月26日(土)・27日(日)に愛知・中日劇場で上演される。

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△ 梅沢昌代

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△ 彩輝なお

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△ 伊礼彼方

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△ 川久保拓司

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016 年の兵庫・宝塚大劇場は、宙組公演『Shakespeare ~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』『HOT EYES !!』からスタート。1月1日、その幕を華々しく開けた。


1幕のミュージカル『シェイクスピア』は、没後400年の節目を迎えたウィリアム・シェイクスピアの謎に包まれた半生を、妻アン・ハサウェイとの夫婦愛を軸にフィクションとして描いた心温まる物語。舞台は16世紀末のイギリスで、劇作家を夢見て詩を書く毎日を送っていたウィリアムは、後に妻となるアンや、ウィリアムをロンドンの劇団へと導く貴族ジョージと出会い、成功を収めるが...。『夏の夜の夢』をイメージしたような森の中でのアンとの出会い、『ロミオとジュリエット』をイメージしたようなバルコニーで愛を告げるシーン、そして『冬物語』『ジュリアス・シーザー』ほか、さまざまなシェイクスピア作品の劇中劇を挿入しながら、リズム感のある展開で楽しませてくれる。貴族たちのコスチュームの数々も華やかで、見た目にも楽しい。

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トップスターの朝夏まなとは、才能を秘めた純粋な青年から、言葉が洪水のように次々と溢れ出てくる絶頂期、欲や野望にまみれた社会の中で次第に言葉が出てこなくなっていウィリアムの浮き沈みを、繊細に表現していく。そんなウィリアムの支えとなるのが、娘役トップ実咲凜音演じるアンだ。ウィリアムと出会った頃は可憐で無邪気に、結婚後は一歩引いて見守るように演じ、移りゆくふたりの距離感を丁寧に見せている。また真風涼帆は、ウィリアムの才能を一早く見出し、パトロンとなるロンドンの貴族ジョージ・ケアリー役。妻ベス(怜美うらら)の言葉によって欲望をどんどんとむき出しにし、ウィリアムを操っていく存在だ。さらに専科より沙央くらまが、宮内大臣一座の看板役者リチャード・バーべッジ役で出演。ウィリアムを奮い立たせる人物として、存在感たっぷりに演じている。

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第2幕のショー『HOT EYES !!』は、全シーンで大階段を使用したダイナミックなステージ。実咲を中心とする娘役による華やかな幕開きから、男役がシックにキメるタンゴ、セクシーなクラブシーンなどを次々と展開。宙組のパワーみなぎる迫力の群舞を見せる一方で、見惚れるほどに美しい朝夏のソロシーンがあったりと、観客の心を揺さぶり、躍らせていく。2016年の観劇初めにぴったりの、ドラマチックなミュージカルとホットなショーに、心満たされるはず!

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庫・宝塚大劇場公演は2月1日(月)まで。また、2月19日(金)から3月27日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは1月17日(日)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて、インターネット先行抽選(プレリザーブ)を1月12日(火)11時まで受付中。


取材・文:黒石悦子 撮影:三上富之

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The Painters:HERO(東京公演)からインタビュー映像が到着しました!

ステージではしゃべらない無口なパフォーマーが多いに語る〝­INSIDE OF THE PAINTERS〟貴重な映像です。

こちらからどうぞ。



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■ミュージカル『グランドホテル』vol.4■


1920年代のベルリンにある、華やかなグランドホテル。
様々な事情を抱く人々の人生が、一夜、わずかに交錯する――。
名作ミュージカル『グランドホテル』が、イギリスの若き鬼才トム・サザーランドの手によって蘇ります。

キャストのビジュアル撮影レポ&インタビューを連載でお届けしているげきぴあですが、本日は〈RED〉チームのフレムシェン役、真野恵里菜さんをご紹介。
GH_mano01_0177.JPG堤幸彦監督の演劇ユニット「キバコの会」の常連だったりと、舞台活動も活発にしている真野さんですが、今回がミュージカル初挑戦です


◆ ビジュアル撮影レポート ◆


日本トップクラスのキラキラのアイドルは、さすがに立ち方も可愛いですね。
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古き良き時代のアメリカを舞台にしたハッピーエンドのラブコメディ、 『クレイ ジー・フォー・ユー』。踊りに夢中な銀行の跡取り息子と、差し押さえ先である劇場のひとり娘という、ふたりの恋模様がコミカルかつドラマティックに描かれている人気作だ。

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"アメリカ 音楽の魂"と呼ばれるガーシュウィンの名曲の数々、タップダンスを中心とした斬新なダンスナンバー 、そして"ボーイ・ミーツ・ガール"のストーリーと、ミュージカルのあらゆる醍醐味と魅力が存分に詰まっており、今や四季の代表的なレパートリー作品のひとつに成長している。1993年の四季での初演以来、全国各地で上演が行われ、総公演回数1,900回以上、累計観客動員数は175万人を記録と、不動の人気を誇っている。今回の公演は、2015年8月の京都公演を皮切りに全国52都市を巡演してきた全国ツアーの千秋楽で、同劇場にて2016年1月3日(日)まで上演される。

チケットは発売中。

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岸谷五朗と寺脇康文による演劇ユニット・地球ゴージャス

そのVol.14『The Love Bugs』の公開稽古が行われました。

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『The Love Bugs』は昆虫(=Bugs)たちの物語。

タイトルは「胸キュンする」や「愛らしい」を指すスラングでもあり、小さな世界の住人たちによる「命」と「愛」のファンタジックなストーリーです。


まずは、地球ゴージャスの主宰であるおふたりより挨拶。

「今日は関係者以外に見ていただく、いいチャンスをいただきました。みなさんもお仕事でしょうが、楽しんで帰っていただければと思います」(寺脇)

「地球ゴージャスは21目になりました。今回の作品が14作目になります。今回ももちろん新作で再演はありません。2016年にあるべき作品としてきちんと世の中の皆さんに送り出せるように、今、スタッフキャスト一同、厳しいけいこを積んでおります。この『The Love Bugs』が幸せな作品になれるよう、よろしくお願いします」(岸谷)


その後さっそく、4曲分の稽古と、寺脇さんのアクションシーンの稽古が行われました。

まず最初は、今回が舞台初挑戦という大原櫻子さんがメインのナンバー「THE TOP OF THE BEST!」

幕開けの曲です。


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大原さんのかわいらしいイメージからポップな曲を予想しましたが、実際は激しいナンバー! 
大原さんの伸びやかでツヤツヤした歌声が稽古場に響きます。
そしてダンスもキレッキレ! 
30名近いアンサンブルの方々の間をスルスルと踊り抜ける姿は、うごめく昆虫の中でもスポットが当たったように輝いていました。

次に披露されたのは、謎の昆虫を演じるマルシアさんがメインのナンバー「Birthplace The Earth」


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貫禄たっぷりの歌声と、舞台を端から端まで使った妖艶なダンスはさすが。
あっという間に取材陣を魅了します。
歌い終わった後は、城田優さん「おれが教えた通りよく歌えたね!」と声をかけ、キャストのみなさんも大笑いしていました。

次は、オーディション荒らしという役柄の蘭寿とむさんがメインのシーン。
「其々のオーディション」一部~「ENJOY MY LIFE」


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宝塚歌劇団では花組トップスターとして活躍していた蘭寿さん。

手先から足先まで隙のない身のこなし、ダンスの美しさにうっとりしてしまいます。

「ENJOY MY LIFE」に関しては「この曲の前に3~4曲あるのでゼェゼェの蘭寿とむが見られる曲です(笑)」と岸谷さんからの説明が加えられました。

ゼェゼェの蘭寿さん......ぜひ見たいですね。

次は、城田優さんがメインのナンバー「伝説の雄」




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■ミュージカル『グランドホテル』vol.3■


1920年代のベルリンにある、華やかなグランドホテル。
様々な事情を抱く人々の人生が、一夜、わずかに交錯する――。
名作ミュージカル『グランドホテル』が、イギリスの若き鬼才トム・サザーランドの手によって蘇ります!

キャストのビジュアル撮影レポ&インタビューを連載でお届けしているげきぴあですが、本日は〈GREEN〉チームのフレムシェン役、昆夏美さんにご登場いただきましょう。
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◆ ビジュアル撮影レポート ◆


物語のヒロイン的立ち位置であるフレムシェン。
役どころの説明には「自信と野心に溢れた、若くて可愛いタイピスト。ハリウッドスターになることを夢見ている」とあります。
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12月20日、劇団四季が上演しているミュージカル『ライオンキング』東京公演が17周年を迎えました。
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1998年の四季劇場[春]での開幕以来、同じ劇場で17年ものロングランを続けているというのは、驚異的な記録!
当日時点での東京公演総公演回数は5859回、観客動員数は約634万人。
『ライオンキング』は東京に並行して大阪・福岡・名古屋・札幌でも上演されていますが、国内通算公演数は10301回、観客動員数は1050万人とのこと。

今年7月には国内上演回数1万回の大台に!→

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1999年にイギリスで幕を開けて以来、ブロードウェイやウエストエンドなど、世界中を熱狂の渦に巻き込んできたダンスカンパニー「バーン・ザ・フロア」。まさに燃えるように熱いステージで日本でも多くの観客を虜にしてきた彼らが、2016年4月に9度目の来日公演を開催。今回の公演に向けて3組のダンサーとシンガーが来日し、スペシャルサポーターの武井壮と共にパフォーマンスを行い、見どころをアピールした。
 
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一足早く上海公演を観た武井は「2時間ほど続くステージで、その間、メンバーたちは指の先から表情まで緩んでる時間がまったくないんです。セリフはないんですが、舞台上が燃え上がるような情熱で、喜びや悲しみ、恋や愛や裏切り、戦い...いろんなストーリーを僕らに次々と見せてくれるので、何度観ても飽きないステージになっています」と、熱くコメント。

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最新作『バーン・ザ・フロア NEW HORIZON』では、舞台、楽曲、衣装を刷新したうえに「日本公演に向けて最高のステージを届けたい」と、新たなステージを構成中。「セットはもちろん、キャスト、音楽、ダンススタイル、コスチュームすべて新しくなっています。初めて来日するキャストもいますし、シンガー、ギタリスト、ドラムとダンサーとの掛け合いも注目してほしいところです。また、ダンサーそれぞれの個性も楽しんでいただけると思います」と、男性ダンサーのひとりパスクアレが見どころを語る。さらにシンガーとして参加するマイキーは「いろんなスタイルの曲を歌います。アレンジしたカバー曲を歌ったり、僕もいろんなキャラクターを演じているので、ぜひ劇場で楽しんでいただきたいです」とコメントした。
 
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また、制作発表でダンサーたちと一緒にダンスパフォーマンスを披露した武井は「彼らと踊ってみて、ダンスで表現することって、地球上のすべての人類、生き物に対してすごく有効な力だと感じました。言葉が通じなくても、違う生き物だったとしても何か感じるものが必ずありますし、その動きを見ただけで感情がストレートに伝わりますよね。彼らの動きは、動いたり止まったりする中でも、細部まですべて表情があるし、自分の身体をコントロールしている領域が広い。その能力の高さにすごく衝撃を受けたし、彼らが積み重ねてきたものの分厚さは、世界のトップアスリートに通じるものがあると思います」と、絶賛のコメント。さらに「バーン・ザ・フロア」の倒し方を問われると、「彼らが晴れやかな笑顔を見せて踊ったり、時には物悲しく切ない表情で踊り続けている限りは、私、武井壮でも倒せません!そんな最強の舞台になっておりますので、ぜひ皆さん観に来てください。引っ込み思案で一歩前に出られないとか、先のことが怖くて前に出られない、そんなお気持ちの方がいらっしゃいましたら、彼らの姿を見て"新たな地平線"に足を一歩踏み出すきっかけにしていただければ嬉しいと思います」と、力を込めた。

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取材・文:黒石悦子

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■ミュージカル『グランドホテル』vol.2■


今春の『タイタニック』も大好評を博したロンドンの若き鬼才、トム・サザーランドが贈るミュージカル『グランドホテル』
1920年代の大都市ベルリン、華やかなグランドホテルを舞台に、そこに集う人々の人間模様を描いていく作品で、ブロードウェイでは1989年に初演、日本では1993年に宝塚歌劇団月組が上演した名作中の名作です。

今回は、〈GREEN〉〈RED〉の2チームでの上演なのですが、こちら、単なるWキャストではなく、トムさんがそれぞれのチームとじっくり向き合い、そのチームの個性から生まれるドラマを大切にしていくそうで、なんと結末も2パターン用意される予定、とか!

げきぴあではこの注目のミュージカルのビジュアル撮影現場を取材、同時にキャストインタビューも行ってきました。

今回はREDチームで主人公・オットーを演じる成河さんに迫ります。
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成河さんといえば、軽やかにどんな役も演じてしまう、その演技力の高さが観る者を惹きつけ、国内外の演出家たちに引っ張りだこですが、この手のミュージカルへの出演は非常に珍しい。
演劇ファンもミュージカルファンも、成河さんが演じるオットー、気になるのではないでしょうか!?


◆ ビジュアル撮影レポート ◆


成河さんが演じるオットー・クリンゲラインは、重い病を患う元会計士。
貯めたお金を全て使い、人生最期の日々を豪華なグランドホテルで過ごそうと、ここにやってきました。
ミュージカルと言って抱く華やかなイメージとは一線を画した、重いものを背負っているような主人公です。
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デザイナーさんと、全体のコンセプトなどを確認中。
「笑顔は基本、なくていいですから」とデザイナーさん。
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