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舞台「スーパーダンガンロンパ2THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜」はとうとう明日12/3(木)開幕!
日向創は強い憧れを抱いていた、私立校「希望ヶ峰学園」へと入学する。そこは「超高校級」と称される卓越した才能を持つ現役高校生だけが入学を許される国家公認の学園だ。しかし、待っていたのは"コロシアイ"だった──果たして、最後に残るのは誰だ?
主人公・日向創に挑む、横浜流星さんに話をうかがった。

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普通、であるがこそ難しい

──今回、演じられる日向創はとても普通の少年です。
横浜:そうなんです。普通すぎるくらい普通で、とても主人公らしい主人公で僕自身、こんなに等身大の役を演じることが初めてなのでとても新鮮です。稽古中もみんなに助けられて支えられる場面があって「あ、主人公だ......」と実感しています。
 これまではわりとクールであったり、目の前にいる人を支えて力になるような役が多かったので、新たに挑戦している役でもあります。

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──そして、物語が二転三転します。
横浜:はい。最初は南の島から始まって、楽しい修学旅行かと思ったら......とんでもない事件が起こってぼくらは翻弄され続けます。その中で、普通だからこそ日向くんがどう感じて、どう動くか、そしてどう変わっていくか? を見せたいです。同時にあまりにも個性的なキャラクターがいる中で誰よりもいちばん普通であるからこそ、客席で観ている方々に共感を持っていただいて、作品世界に引っ張りこむ力がなくてはならないとも思っています。
 だからこそ上演中、観客の方々が一瞬でも目を離せないように全力でフル回転で臨まなければ、日向くんという役をまっとうすることはできないと感じています。

──見どころのひとつに「学級裁判」という犯人探しの場面があります。
横浜:そこで「それは違うぞ!」という決めセリフがありますが、論破するのは気持ちいいです(笑)。初演の『ダンガンロンパ THE STAGE』からさらにおもしろい試みを盛り込んだ演出になっているので、事件の謎解きとともに、そういった部分も楽しんでいただける作品です。


初単独座長として真ん中にたつ、覚悟

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──初単独座長公演です。
横浜:経験的にも技術的にも、ぐいぐい引っ張っていけるタイプではないと思っているので、とにかく誰よりもがんばって、その姿を見てもらうしかない、と思っています。周りは皆さん、先輩なのでできなかったら「あいつ、できないな」で終わってしまう。だから、ひたすらがんばって日向として信じてもらって、受け入れてもらうことしかないんです。
 ことに「学級裁判」の場面は台詞のやりとりが激しいので共演者の一致団結がすごく必要です。だから、みんなで創りあげることが大切で、もしも......もしも、ですが全公演中にあってはいけないことですが、誰かに助けが必要な場面があったら、真っ先に僕が入れるよう全員のセリフを覚えるつもりでいなければ、と思っています。

──今、とてもすてきな覚悟を伺いました。
横浜:ありがとうございます。日向くんは登場するすべての人と、たとえそれがどんな人だとしても一生懸命に向きあおうとするので、ぼく自身もそうありたい。ただ、「普通」ってすごく難しくて、そこはまだまだこれから作り込んでいきたいです。
 共演者の方々にはお笑い芸人の方もいて、とにかくおもしろい方ばかりで笑ってばかりいたんですが、同じ舞台に立つからには、そうではなく、一緒に創りあげる立場でいなければならないから。そうやって、ひとりひとりの方と関係を作っていきたいです。

──なかでも鈴木拡樹さん演じる、狛枝凪斗とは最初から関わります。
横浜:日向くんは本当に素直で、すぐに人を信じちゃうんです。だから、最初から声をかけてくれて優しくしてくれる狛枝くんを大切に思っているし、信じています。いろいろなことが起こるし、哀しい結末が待っていますが、ぼくはふたりの間には友情があると感じていて......すごく形の変わった、でも友情としか呼べないもので結ばれている。そう、思って演じています。

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──この舞台は、今年の集大成となるでしょうか。
横浜:はい。まずは無事に幕が開いて、役をまっとうしてから、そう言いたいです。今年秋、舞台「武士白虎〜もののふ白き虎〜」で初主演舞台に立たせていただきました。たくさんの役者さんの熱や心躍る演出に出会い、新たな世界への一歩を踏み出すことができました。そこでもらったたくさんのものを返していきたいです。
 実は最初の『ダンガンロンパ THE STAGE』を観たときにはゲームを知らなかったんですがものすごくわくわくしたし、おもしろかった! だから今度はぼくたちが見せる番です。

──最後に一言、お願いします。
横浜:ゲームを知っている人たちは謎解きから楽しんでほしいです。前作から、演出もよりダイナミックにスピーディになっているので、こんな表現になったんだ! と驚いてほしいです。
 共演者の皆さんすべてが原作をとても大切にしていて、自分の役を愛して、「この役ができるのは自分だけ」という熱い気持ちが感じられてとてもやりがいがあります。稽古開始時間よりも早く集まって自主的に練習したり、自分の出番がなくとも稽古を見学したりととても熱心で仲の良い座組で、今、恵まれていることに感謝しています。原作を知っている方も、初めての方も楽しめる舞台です。みんなで届けるので、待っていてください。

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スリリングかつ、楽しいこの舞台は12月3日から13日まで、Zeppブルーシアター六本木にて上演!

取材・文/おーちようこ
写真撮影/福井麻衣子

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劇団チャリT企画「1995」12/9(水)初日!

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げきぴあブログをお読みの皆さん、こんにちは!
劇団チャリT企画主宰の楢原拓です。

来週12月9日(水)から劇団チャリT企画の公演『1995』(イチキュウキュウゴ)が始まります!
初日まで1週間をきり、劇場の稽古場に入って、稽古もいよいよ佳境に入ってきました。

今回は、今から20年前の1995年を題材にした作品です。

1995年と言えば、1月に阪神淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件と、未曾有の大災害・大事件が立て続けに起こった年。私は、当時大学1年生で、早稲田大学の演劇研究会(劇研)というところで、学業そっちのけ、演劇漬けの毎日を送っていました。
 
台本執筆にあたり、いろいろと古い資料をあさっていたところ、この頃の日記が出てきまして、それを読んでみますと、やはり書いてあるのは、演劇、演劇、演劇......ほとんど演劇のことばかり。
 
この時、所属していたのが先輩劇団「双数姉妹」なんですが、公演があるわけでもないのに年明け1月3日からみっちり稽古があって、怒られたり誉められたり、そんな稽古の様子や、先輩や同期劇団員に対する思い、自分自身についての反省や課題、劇団旗揚げについての野望などなど、そんなことが赤裸々に綴られていました。(いやー恥ずかしい......)

そんなわけで、若干のネタばらしになるかもしれませんが、このブログをお読みの皆さんにこっそりお教えしますと、今回の舞台となるのは、とある大学演劇サークルの稽古場です(モデルとなっているのは、もちろん......)。そこの日常を描きながら、1995年と2015年が行ったり来たり......そこにオウムの事件が絡んできたり......とまあ、こんなような感じの青春群像グラフティ的な?そんな感じの作品に仕上がっています。
 
あの時代を知る世代の人にとっては懐かしく、またホロ苦い感じで観ていただけるでしょうし、当時を知らない若い世代の人にも、興味をもって楽しく観ていただけるような、そんなつくりになっていますので、皆さん、ぜひぜひ、劇場に足を運んでいただきたいと思います。
 
出演者一同、ご来場、心よりお待ちしております!


作・演出 楢原 拓(chari-T)


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【公演情報】
座・高円寺 冬の劇場22 日本劇作家協会プログラム
劇団チャリT企画 第28回公演
「1995」
作・演出:楢原 拓(chari-T)
2015年12月9日(水)~13日(日)
@座・高円寺1(JR中央・総武線高円寺駅北口徒歩5分)

12/9(水)19:00
12/10(木)19:00
12/11(金)14:00/19:00
12/12(土)14:00/19:00
12/13(日)14:00
※受付開始は開演60分前、開場は開演30分前
※上演時間は2時間弱を予定しております。

料金:一般 3,500円(全席自由・入場整理番号付き・税込)


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11/27(金)、東京•NHKホールにて、音楽プロデューサー本間昭光の生誕50周年記念となるライブ 「本間祭2015 ~これがホンマに本間の音楽祭~」が開催された。 ライブでは本間氏自身が音楽監督を務め、「お祭りバンド」を率い、松任谷正隆、武部聡志、藤井隆、ポルノグラフィティ、広沢タダシ、いきものがかり、など、音楽界の錚々たる豪華出演者が勢揃いし、本間昭光氏の50歳を祝う盛大なライブ
となった。その華やかなステージで、来年1月公演の『花より男子 The Musical』の劇中歌が、ミュージカルキャストたちのサプライズ登場&歌唱により本邦初披露された。

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注目のミュージカル『1789 バスティーユの恋人たち』の製作発表会見が本日11月30日、都内にて行われました。
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1789年...フランス革命を舞台に、新しい時代へと希望を燃やす若者たちの、革命への熱い思いと恋愛模様が交錯する、ドラマチックな物語。
2012年にフランスで初演され、フレンチ・ミュージカル界でもメガヒットとなっています。
日本では今年4月、宝塚歌劇団が初演していますが、今回は同じ小池修一郎演出でも、宝塚版とはまったく異なるものになるとか!

主人公は農夫に生まれ、父が貴族に殺されたことから革命に身を投じる青年・ロナン。これを、ともに帝国劇場初主演となる小池徹平、加藤和樹が演じます。
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そのほか、ロナンと恋に落ちるオランプ役に神田沙也加夢咲ねね
フランス王妃マリー・アントワネット役に花總まり凰稀かなめ......と、豪華で魅力的なキャストがずらり!
会見ではその皆さんが、舞台衣裳で登場。
その美しさに、このミュージカルへの期待がさらに一層高まりました。

会見詳報は必ず、必ず!! 追って掲載いたしますが、まずは【速報】として、本日披露されたパフォーマンスの模様をお届けします!


披露されたのは作中イチのキラーチューン『サ・イラ・モナムール』
歌うはWロナン(小池徹平さん&加藤和樹さん)、ロベスピエール役の古川雄大さん、ダントン役の上原理生さん、デムーラン役の渡辺大輔さんの5名。

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いよいよ今週12月3日(木)より開幕となる、舞台「スーパーダンガンロンパ2THE STAGE 〜さよなら絶望学園〜」。大人気を博したスパイク・チュンソフトの同名のゲームの舞台化で、今回はシリーズ2作目だ。その舞台から、このほど主人公・日向創とともに謎に挑む、いつも笑顔で優しい同級生・狛枝凪斗を演じる、鈴木拡樹さんに話をうかがった。


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執着することが当たり前、という役


──今年もたくさんの舞台にご出演されましたが、この年の瀬になって大変なトリックスターと申しますか、この役を演じるのか......という役に挑みます。

鈴木:役をいただけるのはとてもありがたいことです。いつもさまざまな経験をさせていただいていますが、今年は特に挑戦の年でした。年に1本、主演をいただくだけでもありがたいことなのに、立て続けに4本もの作品で主演をやらせていただいて、全部、方向が異なる作品で、役だったのでとてもやり甲斐がありました。

 そのなかで、今回の狛枝くんは向かっている方向も年齢も姿形もちがいますが、ご覧になってくださった方には伝わると思いますが「執着する」という点で、ひとつ前の舞台「幻の城〜戦国の美しき狂気〜」で演じた役と近いんです。


──確かに! ひとつの思いに囚われた狂気の人を演じました。

鈴木:そうなんです。狛枝くんは「希望」というものにとてつもなく強い執着を持っていて、その姿が傍から見ていてどう異端に映ろうとも、彼にとってはそれが普通で当たり前のことなんです。だから、ぼく自身が彼に近づくために、それが普通で、当たり前だ、という点が役作りとして大きく着目しているところで、大切にしているところです。

 そう考えると、実は狛枝くんはとても可愛い性格で、自分の気持に素直な人なんだな、と思っています。


──とても穏やかで笑顔を絶やさず、横浜流星さん演じる日向創に優しく接します......が。

鈴木:はい! 実にいろいろな表情を見せる役です。そこはもう、役者としての見せ所なので、今、とてもやり甲斐を感じています。

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──ゲームで最初の「学級裁判」のなかで「希望と絶望がグチャグチャに入り混じった瞳」という一文があります。

鈴木:はい、本当にぐるぐるにはなりませんけど(笑)、本当にそれくらいに見えるように演じたいですね。


──現在、稽古はどのくらい進んでいるのでしょうか。

鈴木:半分ほどで、これから通し稽古です。だから、ぼくの中では50%くらいでしょうか。これが100%になって、共演者の方々と噛み合ったときに、どれくらいの威力になるのか、今から楽しみで仕方ありません。

 舞台も南の島なので、前作とはまたちがった世界で、さらに「学級裁判」の演出も新たに驚いていただけるような内容になっています。続編が上演される、その意味や志を届けることができる舞台を目指したいと思います。



支えられて、支えることを知る

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──主演の横浜流星さんについて伺います。

鈴木:流星くんはすごくしっかりしていて、みんなを引っ張っていこうとする勢いや、その姿といろいろなところで、ぼくにはないものがあると思っていて、学ぶことがたくさんあります。

 一方で今年、多くの舞台で主演として立たせていただいたことで、支え方だけでなく支えられ方や座組の中での自分の在り方もすごく考えたし、学ばせていただきました。だからこそ主演として立つ流星くんに付いて行きたいし、支えたいと思うし、それゆえに迷ったり困ったことがあったときに助けたい。役を演じるだけでなく、そういった役目を果たすことができたらいいな、と思いますし、それができてこその今年の集大成にふさわしい作品で、役になるんじゃないかと思います。なので役を演じきることももちろんですが、横浜流星という座長を中心にまとまっていって、そのなかで、万が一、もしも、不測の事態が起こったりしたときに真っ先に動ける存在でいたいです。


──いろいろなジャンルの共演者がおられますが、ご自身は何を武器に戦いますか?

鈴木:多ジャンルの方と共演する機会はこれまでもありましたが、それぞれの持ち味というか武器が、役者としてのカラーでだけではないところは、そういった舞台のおもしろさでもあります。

 その中で、じゃあ、ぼくの武器はなにか? と聞かれたら、やっぱり役の作り込みです。それも、ただ役に寄せるだけでなく、この原作を実写化するにあたり意味のある役作りをしたい。これまでいろいろな役をやって失敗もさせてもらっているので、そこはこだわりたいし、心がけて演りたいです。

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──その中で、軸とされているところはなんでしょう。

鈴木:まだ本番を迎えていないので、これが正解かどうかはわからないのですが、推理モノであり殺人事件も起こるなかで、人のドラマを大切に演じようと考えています。ゲームの中でキャラクターとして与えられたセリフをいかに心揺れる思いを託し、自分の身体で放つことができるのか......原作はゲームですが、そこにどれくらいの深度でどう寄り添うかは決めています。

 ゲームを楽しんでいただいた方にとっても、南の島の楽しさから一転する、とんでもないダイナミックさ。もっと言えば「あの場面がこんなふうになるのか!?」とか「あのキャラクターがこんな風になるのか!?」といった驚きや楽しみをお届けできると思っています。さらに初めて、この作品世界に触れる方にはサイコポップな殺人事件と謎解きからまるごと楽しんでいただきたいし、衝撃的な展開をおもいっきり楽しんでいただけたら......いえ、僕らが楽しんでいただけるように座長とともに届けます。

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スリリングかつ、楽しいこの舞台は12月3日から13日まで、Zeppブルーシアター六本木にて上演!

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帝国劇場、シアタークリエ、東京宝塚劇場、日生劇場...と日本を代表する大劇場がひしめく演劇の町・日比谷にある日比谷シャンテ
このシャンテの冬を華やかに彩るイルミネーション点灯式が11月21日に行われました。

スペシャルゲストは、来年8月、ミュージカル『王家の紋章』帝国劇場初主演を果たす、浦井健治さん
MCはファンタスマゴリックのおふたりです。
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浦井さんらしい、楽しくもちょっとユルいトークと、ファンタスマゴリックの明るい仕切りっぷりで、訪れた大勢のファンの方たちも大いに笑い、盛り上がっていたこのイベントの模様をレポートします!


改めまして、MCはRiRiKAさん、MARiEさんのおふたりによるユニット、ファンタスマゴリック。通称ファンマゴ
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RiRiKAさん(写真右/元宝塚の歌姫&『ミス・サイゴン』のエレン等!)の軽快な司会トーク!
MARiEさん(写真左/舞台でひっぱりだこ!12月には『ドッグファイト』に出演。楽しいまりゑさんブログも必見!)の楽しい合いの手&ツッコミ!
可愛いビジュアルを裏切る(?)しゃきしゃきな芸達者っぷりで場を盛り上げるファンマゴさんです。

そんなおふたりの呼び込みで、我らが浦井健治さんが登場!
登場早々、コール&レスポンス風に「日比谷ー!」と叫ぶ浦井さん。
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当然お客さまたちは戸惑いの反応で、浦井さんは「そういうテンションなの!?」と両脇からツッコミを受け...。
「正解を教えてほしい、みんなは何て言えば!?」と訊くMARiEさんに「シャンテ!」と得意げに返す浦井さん。
そしてファンのみなさんの「ああ~」というナルホド的な感嘆があり、その後「日比谷ー!」「シャンテ~!」のコール&レスポンスは幾度となく繰り返されていくのです...。

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■『ダンス オブ ヴァンパイア』vol.9■

【観劇レポート】

山口祐一郎が主演するミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』が現在、東京・帝国劇場にて上演中だ。リピーターが多いことでも知られる人気作。日本では2006年に初演され、今回は4年ぶり4度目の上演だ。この作品のどこに、人は惹きつけられるのだろう?
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物語はヴァンパイアのクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究者のアブロンシウス教授の対決を軸にした"吸血鬼モノ"。ヴァンパイアに狙われる美女、その美女に恋する青年、夜の闇に血の赤、そしてヴァンパイアの孤独...と、ゴシックホラーの要素たっぷりでありながら、作品全体を貫く色合いは、B級テイストなくだらなさ! ツボにハマりまくる箇所満載の脚本の妙もさることながら、芸達者揃いの出演者たちがアドリブで突っ込む小ネタも、笑いを増幅させていく。
一方で、ヴァンパイアが謳う"欲望"と、教授が提唱する"人間の理性"の対決の行方など、人間社会の深淵をシニカルに描き出す知的な面もあり、単なる"オモシロ作品"で終わらせないところが、ミュージカルファンの心を掴む。笑いと奥深さと楽しさのミックスが、リピーターを呼ぶ要因だろう。
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ミュージカル界の大スター、ラミン・カリムルーのソロ・コンサートが12月に日本で初めて開催されます!

前回の記事では「ラミン・カリムルーのスゴさ」をお伝えしました。
★その1はコチラ


今回は、日本でも多くのファンを持つ彼の、日本とのかかわりについて、そして待望のソロ・コンサートの内容についてをご紹介しましょう。
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宝塚歌劇月組公演『舞音-MANON-』『GOLDEN JAZZ』が、11月13日、兵庫・宝塚大劇場にて幕を開けた。第一幕の『舞音-MANON-』は、フランス恋愛文学の最高峰のひとつで、バレエやオペラ作品としても人気の高いアベ・プレヴォ作『マノン・レスコー』をベースに作られたミュージカル。
舞台を20世紀初頭のフランス領インドシナに置き換え、究極のラブストーリーを展開している。

物語の主人公は、インドシナ駐在を命じられたフランスの若きエリート海軍将校シャルル。"舞音(マノン)"と呼ばれる美少女の踊り子と出会い、深い愛におぼれていく様が独立運動と絡めて描かれていく。アジアンな舞台美術、アオザイなどの衣装、弦楽器が心地良く響く音楽、ゆったりと舞うような振付...。そのすべてがどこか郷愁を感じるような、エキゾチックなムードのステージで、これまでの宝塚歌劇ではあまり見られなかった雰囲気に引き込まれていく。

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男役トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)は、マノンに魅せられ、翻弄されていくシャルルを観る側も苦しくなるほどに、情感豊かに熱く演じていく。また、そのマノンを演じる娘役トップスター・愛希(まなき)れいかは、長い黒髪で少女でありながら男たちを翻弄する蠱惑的なヒロインを妖艶に演じる。美しくも時に愛らしさを見せ、"富裕層の男たちの心を捉える"という役どころをしっかりと掴んでいる。支配するフランス側のシャルルと、支配されるインドシナ側のマノン。ふたりが紡ごうとする愛に、珠城(たまき)りょう演じるマノンの兄クオン、凪七瑠海(なぎな・るうみ)演じるシャルルの親友でフランス軍人のクリストフらが絡み、ドラマチックに展開。さらに専科・星条海斗(せいじょう・かいと)が、キレ者の警察長官ギョーム役で空気をピリッと締め、シャルルの心を表す存在として立つ美弥(みや)るりかもほぼ言葉を発さない"影"の役を、その佇まいや踊りで魅せている。ふたりの愛が行きつく先...、美しく幻想的なラストシーンが胸に響いた。

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第二幕のショー『GOLDEN JAZZ』は、マーチングバンドの演出で、ノンストップのカーニバルが開幕。スターが次々と歌い継ぎ、華やかに熱く歌い踊る。クラブをイメージしたシーン、『Sing Sing Sing』の中詰め、客席へのサプライズ演出など、龍をはじめ、それぞれの見どころが散りばめられ、時に熱く、時にクールに色とりどりのシーンが展開していく。個性あふれるメンバーの力、そしてそれらが一つになったときのパワーに圧倒されるはず。

兵庫・宝塚大劇場公演は12月14日(月)まで。また、2016年1月3日(日) ~ 2月14日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは11月29日(日)より一般発売開始。チケットぴあでは東京公演のWEB先行抽選「プレリザーブ」を11月20日(金) 11:00~11月25日(水) 11:00まで受付。

取材・文:黒石悦子
撮影:三上富之

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撮影:中島仁實

ミュージカル『ライオンキング』に続く、大阪四季劇場の次回作の製作発表会が11月16日、大阪市内のホテルで行われた。発表された演目は、
13年ぶり4度目の大阪公演となるミュージカル『キャッツ』で、2016年7月よりロングラン上演を予定している。

1983年、東京・西新宿のテント式仮設劇場で初演されたミュージカル『キャッツ』。大阪には1985年3月に初登場し、国内2番目の上演地として西梅田に仮設劇場「キャッツ・シアター」を設置して上演。当時の代表・浅利慶太が「大阪で3ヵ月しかもたなかったら、劇団四季は大阪で解散する」と断言し、結果、東京を抜く13ヵ月のロングラン記録を達成した。

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撮影:荒井健

本作はアンドリュー・ロイド=ウェバーの代表作のひとつで、都会のゴミ捨て場が舞台。年に一度行われる猫たちの舞踏会に24匹の猫が集まり、それぞれの猫が歌い踊りながら自分の生き様を語っていく。舞台と客席とが一体化した劇場構造が魅力のひとつで、劇場に一歩足を踏み入れると、そこに広がるのは猫たちの世界。舞台から客席に至るまで猫の視線に合わせた巨大なゴミの数々が配置され、その土地ならではのご当地ゴミも捨てられている。前回の大阪公演では阪神タイガースのメガホンなどが捨てられていたが、4度目となる今回は「なるべく前回までとは被らないようにしたい」と、振付・演出スーパーバイザーの加藤敬二。かつてマジック猫ミストフェリーズ役としても活躍した加藤は「100人のお客様がいれば、100通りのキャッツがある。それぞれの人生観をもって、詩を読むような感覚で猫の世界を想像していただければ。また、『キャッツ』は大変高度な技術が求められる作品。鍛え上げられた俳優たちのパフォーマンスにもぜひご注目ください」と、作品の見どころを語った。

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撮影:佐藤アキラ

また、共同主催となる阪神電鉄の藤原崇起社長は「西梅田で大阪初演された1985年は、阪神タイガースが優勝した年でもあります。今回、また西梅田の地に『キャッツ』が帰ってくるということで、一緒に大阪を盛り上げたい」と語れば、劇団四季の吉田智誉樹社長も「『キャッツ』には優勝招き猫伝説という、上演する土地を本拠地とする球団が優勝するジンクスがあります。来シーズンはきっと阪神タイガースに『キャッツ』のご利益があるはずです(笑)!」とコメントした。さらに、「京都劇場も再び関西の拠点のひとつとしたい」と語り、今後の関西での展開に期待を持たせた。

チケットは2016年4月発売予定。

取材・文:黒石悦子


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