見なきゃ損!話題の公演の最近のブログ記事

ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕が作・演出をする舞台『鎌塚氏、放り投げる』が、5月12日(木)、東京・本多劇場にて幕を開けた。倉持がはっきりと"コメディ"と銘打つのは、本作が初。


引退した父の後を継ぎ、羽島伯爵家に仕えることとなった鎌塚アカシ(三宅弘城)。羽島家には現在、当主のキシロウ(大河内浩)とオトネ(佐藤直子)夫妻が住んでおり、堂田テルミツ(片桐仁)とタヅル(広岡由里子)男爵夫妻が客人として招かれている。常に完璧な執事であろうと努めるアカシだが、さまざまな人物から、さまざまな仕事、それも執事の領域からかけ離れたような仕事を押しつけられる日々。そこに女中頭のケシキ(ともさかりえ)や、堂田家執事のスミキチ(玉置孝匡)までが加わって......。

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まさにコメディである。これまでの倉持作品でも、もちろん笑いの要素は盛り込まれていた。しかし冒頭、アカシ演じる三宅が飛んだ瞬間、これまでとは確実に一線を画するものと予感させた。そしてそれは物語が進むにつれ、確信へと変わっていく。全体に漂うドタバタ感。同時に観る者の胸に沸き起こるワクワク感。難解と言われることも多い倉持作品だが、本作は目の前で繰り広げられる事件が、ただただ面白い。

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■見なきゃ損!話題の公演■

5月12日(金)より本多劇場にて開幕するM&Oplaysプロデュース「鎌塚氏、放り投げる」
主演の三宅弘城さんの撮りおろし動画をアップしました!!


稽古の様子や、作品の話などなど、たくさん語ってくれています!
必見です!

M&Oplaysプロデュース「鎌塚氏、放り投げる」
5月12日(金) ~ 22日(日)  本多劇場(東京)
5月24日(火)・25日(水)  サンケイホールブリーゼ(大阪)
5月26日(木)  鈴鹿市文化会館 けやきホール(三重)
5月28日(土)  島根県民会館 大ホール(島根)

チケット情報はコチラから

★★★かねこのぶろぐ★★★

 

「わが星」は、2009年に三鷹で初演された柴幸男主宰の"ままごと"旗揚げ公演。この作品が2010年の岸田國士戯曲賞を受賞し、大変な話題となったのは記憶に新しいところ。

 

さて、今回待望の再演が決定し、東京公演は大盛況のうちに終わりましたが、この後、三重、名古屋、北九州、伊丹と全国を回ります!

観た人たちを次々と魅了する「わが星」はいったいどのように作られたのでしょう?

作・演出の柴幸男さんと、音楽を担当している□□□(クチロロ)の三浦康嗣さんのお二人に、音楽の視点から貴重なお話を伺いました。

 

 

wagahoshi.aka01.jpg-「わが星」の楽曲は柴さんが三浦さんにお願いして実現したと聞きましたが-


柴:僕って言うより制作の宮永が三浦さんに「テーマ曲をお願いしたいんですけど」って、僕の知らないうちに。


三浦:知らないうちだったんだ!俺、いまそれ知った(笑)


柴:いつかやってもらえたらいいかもねと言う話はしてたんですけど。そしたら次の公演で□□□テーマにいけるんで、と言う話がきて。


三浦:そうだったんだ。僕は、柴くんが"toi"と言うユニットでやってた「四色の色鉛筆があれば」の短編を観たりしてたんですけど、柴くんの劇団を立ち上げる第一弾で長編の作品を作るので、それのテーマ曲を作って欲しいって言われた。


-おふたりは旧知の中だそうですが-


柴:いやいや、あれは嘘です。幼なじみみたいになってるけど、旧知ではないです。2008年の暮れくらいですね、初対面したのは。僕はもともと□□□を聞いてたんですけど。招待状をキッカケに知り合ったので、たかだか3年か4年くらいなんで、旧知ではないです。


三浦:まぁでもモノは言いようかなと。


柴:確かにこの企画でセッティングされた人ではないんで、もともと知っていたと言えば旧知なんですけど。


三:僕は演劇人脈とか、柴くんは音楽人脈とかそんな昔からなかったからね。


柴:ないです、ないです。  


-三浦さんが今回参加しようと思ったのはどんなところからですか?-


三浦:もともと友達に紹介してもらった時に柴くんから、「反復かつ連続」って作品のDVDをもらったので、見てすごい面白いなと思って。その後、2010年1月の終わりにシアタートラムでやってた「四色の色鉛筆~」を観に行って、面白かったからお疲れ会しようよ、と。ウチでご飯作って飲もうよみたいな感じで。

 

  

柴:その時系列だったんですね。


三浦:その時系列で間違ってないと思うよ。それで仲良くなって、その流れで頼まれたから。しかも柴くんの芝居って基本的に音楽を使ってないんですよ。舞台美術やセットもほとんどなくて、逆にないのがいいなと。下手にあるとダサくなっちゃう。いい感じにならなかったりするんで。はじめは、映画のエンディング曲みたいなイメージで作ってと言われたんだけど、それだとあまりオモロくないなと思って。丁度その時デモで制作中だった「00:00:00」と言う□□□の楽曲で2、3分の歌詞が入ってないインストバージョンがあって。時報があってそれにメロディとかビートとかそういうのが被さって音楽になるって感じだから、これを分解して柴くんが自分で音楽ソフト使って作れればいいかなと。


柴:「反復かつ連続」は全部僕が自力で編集してやってたんで。楽器は使えないですけど音を編集したりはしてたんです。


三浦:(柴くんは)構造的にものを考えて劇を作る人だから、ドラムならドラムだけのパート、ギターならギター、ベースならベースと言うように音だけバラバラに渡して出来るんじゃないかなと。あとは柴くんが構築して劇を作って、本番も柴くんが演奏するんでいいかなと。結果、いま二人で演奏はやっているんですけど。

 

柴:その予想どおりの作品ができたから面白かったですね。全編音がないか、全編流しっぱのどっちかですね、きっとぼくの芝居は。今まで音響を使わない作品が多かったけれども今回はほとんどずっ鳴ってる状態で、その状態でどうするかっていう作品になったんだと思います。


三浦:逆にずっと音楽鳴ってたらウルサイじゃん。だけど時報って音楽なのかどうなのか微妙なとこだから。この作品の場合音楽に聞こえるじゃん、時報って。そこが面白いね。最初の時点でずっと時報が鳴ってるくらいがいいかもって言ってたの、覚えてる? 

 

柴:あ、でもオンオフが難しくなるなーと思ってたんで。だったら時報だけがずっと流れてたりしたら面白いかもって思ってました。


三浦:(時報が)消えるとそこにまた違う意味が生まれちゃうからね。


柴:鳴らしたら流しっぱです。


三浦:すんごーい(音を)小ちゃくしたりとかして。あと実は時報には三種類あって、本物の時報と、ピアノの時報とシンセの"ポ・ポ・ポ・ポーン"だけ抜き出した三種類。 実はみんな気づいてないと思うけど。


柴:使い分けているんですけどね。飽きがこないように。結構気づかないんでしょうね。こだわってやっているところとか。


■見なきゃ損!話題の公演■

6月24日(金)より東京・にしすがも創造舎体育館 特設劇場にて開幕する 大規模修繕劇団 旗揚げ公演「血の婚礼」 に出演する窪塚洋介さんの撮りおろし動画コメントをアップしました!

この日行われた、スチール撮影や、舞台出演2回目の感想、演出を手掛ける蜷川幸雄さんについて語っています!

ぴあでしか見られない、窪塚さんのコメント、是非チェックしてみてください!

大規模修繕劇団 旗揚げ公演「血の婚礼」 特集をみる
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このほかにも演劇公演の動画がいっぱい! ぴあチャンネルをみる

 稽古場を外から見ている 真琴つばささんと湖月わたるさん
ai-takarazuka07.jpgのサムネール画像


           二人が見ているのはこれだ!
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フジテレビ事業局の神田です。今回来年2月に青山劇場で公演される「愛と青春の宝塚 ~恋よりも生命よりも~」のプロデューサーという事で参加させていただいています。
さて、いよいよ初日が来週に迫り、連日の通し稽古が続いています。
プロデューサーとしてもなんだかバタバタ忙しい毎日で、なかなかブログが更新できませんでした。すみません...。
でも、これだけは自信を持って言えます。これ、凄い作品になります!
なんていうか、稽古場の熱気が凄いんですよ。
初演をご覧頂いた方にも、もちろん初めての方にも絶対に満足していただけるような作品になると思いますので、ぜひぜひ劇場に足をお運びください。

■見なきゃ損!話題の公演■

曲亭馬琴(滝沢馬琴)による、江戸時代のベストセラー戯作「南総里見八犬伝」を斬"深"な解釈で描いた、「深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」。宿命の八犬士たちによる熱き闘い! そして彼らの物語の始まりとなる悲恋伝説とは...?

2月11日(金)よりシアタークリエでの開幕を前に、作品づくりのエピソートや、見どころ、公演の意気込みなどを司会を務める演出の西田大輔をはじめ、高橋一生大和田美帆古川雄大ら出演者たちが語る、トークイベントを開催!


「深説・八犬伝~村雨恋奇譚~」トークイベント オーディエンス募集 詳細

【日時】
2月2日(水) 午後7時00分 ~午後8時00分(約1時間の予定)
※当日の開場時間等は、ご当選者様に改めてご案内させていただきます。
【場所】
シアタークリエ
【募集人員】
200名(応募者多数の場合は抽選となります)
【当日の登壇者】
高橋一生/大和田美帆/古川雄大/羽場裕一/城咲あい/中村誠治郎/保坂知寿
【司会】
西田大輔(演出)
【内容】
トークショウ
【応募締切】
1月24日(月) 午前10時まで
【結果発表】
1月24日(月)夕刻を目安に、当選者様のみにE-mailにて通知いたします。
※追って官製はがきによる招待状(当選通知ハガキ)を郵送いたします。
※お問い合わせ先: 東宝(株)演劇部宣伝室 TEL:03-3591-1222 (平日11:00~19:00)

応募ページはコチラから


アクション時代劇 深説・八犬伝~村雨恋奇譚~ チケット情報はコチラから

■見なきゃ損!話題の公演■

もっちーPの制作日記その2!


演劇劇団キャラメルボックス25周年記念スペシャル・ボックス"CB25"、 前回に引き続き絶賛制作中のコンテンツをお見せしちゃいます。
中身はどんなんだろう? 興味津々、という声にお応えして予約受付期間を延長いたしました。どうぞお楽しみに!
(なお、「公式ハンドブック2011」以外はCB25限定アイテムにつき個別販売はございません。今回の機会にご入手ください)

まずは、1月15日(土)に渋谷CLUB QUATTROで行われた"NEW YEAR CARA ROCK FES."
会場にお目見えした"CB25"コーナーをご紹介。まんなかに鎮座ましますCB25! 実際の風呂敷にはクロスステッチデザイナー、大図まことさんの手によるキャラメルボックスの世界がプリントされますが、この日はもっちーP手づくり感満載のおめでたカラーのサンプルにて失礼いたしました。

ライブに来場されたお客さまも足と目を止めて出来上がりをイメージされてらしたようです。

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続いて、お問い合わせの多い25周年記念写真集「Behind the Stage ~キャラメルボックスのつくりかた~」。ステージ上、袖、裏......と神出鬼没でキャラメルボックスを切り取る写真家・伊東和則氏ならではの構図に魅せられますが、そのなかからキャラメルボックスの高揚感、連帯感、一体感をもっとも具現化したこの一枚が表紙に決まりました!

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「歌稽古はじまるの巻」

※ 歌稽古中の彩輝なおさんと坂元健児さんを隠し撮り。
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※ 海軍中尉役の坂元健児さん。カメラを向けたら敬礼をしてくれました。
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フジテレビ事業局の神田です。今回来年2月に青山劇場で公演される「愛と青春の宝塚 恋よりも生命よりも」のプロデューサーという事で参加させていただいています。

さて、フジテレビ湾岸スタジオでは歌稽古が始まっています。キャストの皆さんが日々音楽監督の清水先生と歌唱指導の岡崎先生のもと頑張っております。

この作品の音楽を担当したのは昨年惜しまれつつも他界した三木たかしさん。三木さんといえばテレサ・テンさんの「時の流れに身をまかせ」や石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」意外なところでは「アンパンマンのマーチ」や高校サッカーのテーマ曲あの♪振り向くなよ~振り向くなよ~でおなじみの「ふり向くな君は美しい」なども作曲されている大作曲家です。数々の歌謡曲の名曲を世に残してきた三木先生の遺作ともいえるのがこの「愛と青春の宝塚」の楽曲。初演をご覧になった方はお解かりかと思いますが、とてもキャッチーで素敵な名曲ばかりです。

■見なきゃ損!話題の公演■

もっちーPの制作日記!

演劇劇団キャラメルボックスの25周年を記念して、ぴあとの強力コラボレーションが実現! 
劇団の魅力をぎゅっと詰め込んだスペシャル・ボックス"CB25"、ただいま制作中のいくつかのコンテンツをフライングでチョイ見せしちゃいましょう。
        
まずは、25年間で上演した100以上にものぼる公演チラシを、ポストカードサイズに編集。これはコレクターズアイテム間違いなし!

           【2008年「水平線の歩き方」】
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続いて、ファンならずとも気になるバックステージや稽古風景など、いつもの舞台写真とはひと味違う切り口で厳選した25周年記念写真集「Behind the Stage ~キャラメルボックスのつくりかた~」。ずっと撮り続けてきた写真家・伊東和則氏ならではの、本番前のリラックスした役者の表情や、舞台袖からのショットなどキャラメルボックスの舞台を取り巻くもうひとつの世界が垣間見えてきます。

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「真琴さんと湖月さんの巻」

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※ ニューヨーク帰りで稽古に突入の湖月わたるさん!


フジテレビ事業局の神田です。今回来年2月に青山劇場で公演される「愛と青春の宝塚 恋よりも生命よりも」のプロデューサーという事で参加させていただいています。

「愛と青春の宝塚」いよいよ20日より歌稽古が始まります。最初はキャストの皆さん1人ずつ、後半は全員で劇中の約20曲を練習して行くわけです。そして年明けからは本稽古、こちらは本読みから始まり立稽古へと進みます。これからツアーが終了する3月末までの怒涛の日々スタートです。クリスマスもお正月もぶっ飛ばして行きますよ!

さて私、今回出演されるキャストの皆さんとは実は初めてお仕事をさせていただく方ばかり。しかも女性キャストはアンサンブルの方も含めすべて宝塚OG!これまで全く宝塚と縁がなかった者としましては日々新鮮です。

主役のリュータンこと、嶺野白雪役をWキャストで演じる真琴つばささんと湖月わたるさん、宝塚時代は男役トップスター!
実際にお会いするまでは、宝塚トップスターをやられていたおふたりが普段はどういう人なのか全く想像できませんでした。真琴さんと湖月さん、実は意外と対照的なんですよね。

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