見なきゃ損!話題の公演の最近のブログ記事
帝国劇場にてミュージカル『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』が上演中だ。ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画『天使にラブ・ソングを...』をもとにミュージカル化された本作は、2009年にロンドンで初演。日本にはこれが初上陸となる。
映画でウーピーが演じたヒロイン、デロリスは瀬奈じゅんと森公美子のWキャスト。瀬奈デロリス版を観劇したレポートを記す。
スターになりたい!と思いつつもパっとしない黒人クラブ歌手デロリス。彼女はある日、恋人であるギャングのボス・カーティスが仲間を殺害する現場を目撃してしまう。警察に逃げ込み、そこで再会した幼なじみの警官エディの指示のもと、身を隠すために行った場所はなんと厳格な修道院。清く慎ましい修道女たちとは正反対、俗っぽさ全開であけっぴろげのデロリスは、その窮屈な生活にうんざり。修道院の空気を乱す彼女に、修道院長は聖歌隊の活動以外を禁じる。ただしその聖歌隊、声も弱々しければ音も外しまくり、なんともひどいもの。デロリスはクラブで鍛えた歌唱力を活かし、聖歌隊を指導していくが...。
潜入捜査官のレポートも続々と到着している、ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』。
編集担当も稽古場潜入、してきちゃいました!
まずは、おなじみの潜入捜査官の面々を激写。
ブラントン捜査官、鎌田誠樹さん
ダラー捜査官、海宝直人さん
コッド捜査官、ひのあらたさん
です!
楽しそうですが、稀代の詐欺師・フランク(松岡充さん)を追って捜査中。
手にしているのは逃げたフランクが残していった品々。
■FBI捜査官の潜入捜査日誌 vol.6■
お久しぶりです! 超大型新人ダラー捜査官であります!
稽古もいよいよ佳境、、、日々白熱した時間が過ぎています!
先日はオーケストラの皆さんが入っての音楽稽古。
なんといってもフランクの逃走劇にかかせないのが魅力的な音楽!
ポップで楽しい曲でノリノリだと思ったら、しっとりとしたジャズナンバーにホロッとしたり、さらにはロックな曲で格好よく決めたりとなんともやりたい放題!
我々捜査官はそんな音楽に踊らされてなかなかフランクを捕まえられないのです!
ま、誰より一番踊らされているのはコッド先輩なのでありますが、、、(笑)
って痛いっ!!
■FBI捜査官の潜入捜査日誌 vol.5■
ご無沙汰してました、ブラントン捜査官(鎌田誠樹)です!
まだ6月も始まったばかりというのに真夏日ばりの暑さ!!どういうことだ、フランク!(フランクのせいにしてみる。ゴメン)
そうそう、ダラー捜査官もコッド先輩もなかなかな潜入をしているので、ブラントンも負けてられません!
さぁ!
いざ、稽古場潜...!!?
ん?
...!
うおっ!
突然のピースサイン!!
ピースサイン?いや、もしかしたらこれはフレミングの法則か...☆んん~分からない。
フランクにサインを出しているのか、出されているのか...とにかくピースサインが大隅一菜さんで、
ピアノを弾いてるのが若林優美さん...あっ!そう言えばこの二人は、鍵盤の魔術師と噂された稽古場ピアニストではないか!
フランクの野郎め、俺をバカにしてるな!何を考えてる!!くそぉー!(帽子を床に叩きつける!)
■FBI捜査官の潜入捜査日誌 vol.4■
事件ファイル4「創造現場」
...いつからファイリングしたかは、聞かないで...
みなさんお元気ですかー?
「手柄よりも人柄」をモットーに今日も 過酷なFBIの激務を、
ノリノリで乗りきっているM・K・O捜査官(もっとも・協調性がある・男)コッドを演じる、ひのあらたです。
さて、稽古も佳境に入ってきた今日この頃、
カンパニー全体の雰囲気も一丸となり、親密さもマシマシとなってました。
うーん、やはり...勢いのあるチームは、稽古において何事にも恐れをみせず、
常に全力で表現を試みる雰囲気に包まれているものですなぁ。
いくつもの表現にチャレンジし、ほぼ使えなくても、
その中から1つ輝く瞬間を掴みとる...みたいな。
但しそれには絶対的な必要条件がある。
それはチャレンジを許し且つ、ストーリーやキャラクターから激しく逸脱した表現、いわゆる
「演り過ぎ」(...ああ、身に覚えがありすぎて心が痛い。)
「調子に乗り過ぎ」(ズキズキ...)
「ハメ外し過ぎ」(ガクガク...)
「フィーバーし過ぎ」(もうええちゅうに!)・・・
それらのミスマッチな表現を厳しく摘発する目 (かのジャ○ー○警部の様な...)が必要なのである。
(※調子に乗りすぎてるのは私だけで、みんなは輝く瞬間を量産しております。)
今日の1枚目は、そんな鋭い観賞眼を持つお二人。
観客の代表である演出家、荻田浩一さんと、
そのインスピレーションをその場でガツガツものすごいスピードで鮮やかに具現化していく、スーパー振付家、港ゆりかさんの最強タッグの熱烈創造現場の証拠ショットをお届けしよう!
このお二人、柔らかくウェルカムな笑顔の裏に、
まるで狩りをする肉食獣の様な空気を漂わせています。
・・・おっ、アジアンビューティーな港さんの後ろの素敵なスマイルさんは、振付助手の田中朋見さんですな。
■FBI捜査官の潜入捜査日誌 vol.3■
皆さんどうも!超大型新人捜査官ダラー(海宝直人)であります!
射撃の腕前はFBI随一!そろそろ現場で実際にぶっぱなしてみたいと思っ...あ!いやいや、なんでもないであります...
さぁ!ブラントン先輩に続いてさらなる潜入捜査を続けていきたいと思いますー!
むむ!ここは...
フランク!こんな所に隠れても無駄だ!
8月のシアタークリエに登場する、ブロードウェイ・ミュージカル[title of show]。
2004年にNYのフェスティバルで上演され評判となった作品で、2006年にはオフ・ブロードウェイ、さらに2008年にはブロードウェイと、階段を上るように場所を移し、評価を高くしていった作品です。
舞台に登場するのは4人の俳優と1台のピアノのみ。
ミュージカルを3週間で作り上げ、ブロードウェイまで持っていこうとする作家のジェフとハンターが、作品の題材に悩んだあげく、自分たちがミュージカルを作り上げる過程をそのまま作品にしちゃえ!と、キャストであるスーザンとハイディを巻き込み、すったもんだしていく物語。
有名作品も実名でバンバン登場するし、なんだか聞き覚えのあるようなフレーズのパロディが登場するし...と、ミュージカル好きにはたまらない小ネタも満載。
しかも今回はドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや、映画『HK/変態仮面』など、突き抜けたコメディセンスで独自の世界観を作り上げるコメディ界の雄・福田雄一が演出を手掛け、日本仕様に味付けをするようなので、さらに笑えるものになりそうな予感!
しかも今回はドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズや、映画『HK/変態仮面』など、突き抜けたコメディセンスで独自の世界観を作り上げるコメディ界の雄・福田雄一が演出を手掛け、日本仕様に味付けをするようなので、さらに笑えるものになりそうな予感!
出演者も、浦井健治、柿澤勇人、玉置成実、佐藤仁美 と、魅力的な顔ぶれが揃いました。
そんなこの注目作で、作家・ジェフを演じる浦井健治さんに作品のみどころや意気込みをじっくり伺ってきました。
●浦井健治 INTERVIEW●
――まずこの作品への出演を決めた、その理由を教えてください。
「僕、もともと福田監督の大ファンで、ドラマの『勇者ヨシヒコ』シリーズを一視聴者として毎週欠かさず見ていたんです。素敵だなぁ、いつか福田さんの作品に出られたらなぁ、柿澤(勇人)君も出てるしなぁ、いいなあヨシヒコ...って思って見ていた。そんな福田さんが劇団☆新感線の『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』を観にいらして、僕の演じたシャルルを気に入ってくださったらしくて。次に『二都物語』にいらした時には「あのシャルルが普通の芝居をしてた!」と仰って(笑)。そんなこんなで仲良くさせていただいて、一緒に食事に行ったりと、友だちのように接してくださるようになりました。StarSの日本武道館公演も来てくださいましたよ。「お前ふんどしになってたやん!」と言われましたが(笑)。その憧れの福田監督がこの8月に時間がある、何かやらないか、ということで、僕もちょうどタイミングがあって、奇跡的に決定したのがこの舞台なんです!」
■FBI捜査官の潜入捜査日誌 vol.1■
6月21日(土)より開幕するミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』。
天才詐欺師とFBI捜査官の追いつ追われつの攻防戦が描かれるこの物語、どうやらすでにお稽古が始まっている模様。
レオナルド・ディカプリオ主演の映画でもよく知られていますが、今回は詐欺師フランク・アバグネイルJr.は松岡充、そしてFBI捜査官カール・ハンラティは今井清隆が扮します。
日本初演となるこのミュージカル、いったいどんな作品になるのでしょう...!
今回、ハンラティ捜査官の部下、ブラントン、ダラー、コッドに扮する鎌田誠樹さん、海宝直人さん、ひのあらたさんの3名が、潜入捜査官として、捜査日誌を【げきぴあ】に書いてくださることになりました!
前列・ひのさん、後列左・鎌田さん、後列右・海宝さん
今井ハンラティ捜査官から直々の任命!
キリリとした表情の鎌田さん&ひのさん、...海宝さんだけカメラ目線...?
キリリとした表情の鎌田さん&ひのさん、...海宝さんだけカメラ目線...?
さっそく、ひのさん扮するコッド捜査官から日誌が到着しました。
みなさん初めましてー!私、FBIきってのM・K・O捜査官(もっとも・協調性がある・男)コッドを演じる、ひのあらたです。ちなみに、私の(コッド)人生のモットーは、「上は目指すな!」「出る杭は打たれる前にかわせ」「手柄よりも人柄」等々(※あくまでもコッドの...)
そんなコッドの楽しい仲間たちをご紹介します!
■『レディ・ベス』世界初演への道 vol.10■
『レディ・ベス』東京公演も折り返しを過ぎました。
この公演ではさまざまな<終演後イベント>が行われていますが、本日は5月5日に行われたトークショーの模様をレポートします。
この日の登壇者は
平野綾、山崎育三郎、未来優希、平方元基の4名。
まず中日(なかび)を過ぎた現在の心境を。
「本当にあっという間でした。お稽古期間もぎゅっと凝縮されていたので、初日も「あ、もう本番なんだ」という印象でしたし、そこからもすごく早かったです」と平野さん。
山崎さんは「世界初演ということで、稽古のあいだは毎日、台本も変更が入ったり、楽曲がカットされたり増えたり、キー(音程)がチェンジされたりと、変更の連続でした。本番開けてから、お客さまとともに完成されていった感じがします」。
それに対し平方さんも「本当に開幕してから、お客さまがいてくださることで、安心感がこんなにあるんだなということを今、実感しています」と同意。
未来さんは「(今日ここにいる)皆さんWキャストなので、公演回数はいっぱいあるんですが(出番は)半分ということもあり、あっというまにここまできちゃった、という感じです。毎回新鮮で緊張感を保てたまま舞台に立てるのがすごくいい」。
...皆さん揃って"あっという間"という心持ちのようです。
『レディ・ベス』トークショーレポートの続きを読む
演劇集団キャラメルボックスが、5月10日(土)より『鍵泥棒のメソッド』を上演します。
原作は第36回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した、内田けんじ監督映画。
これまでも小説の舞台化などを数多く手掛けているキャラメルボックス、その中には原作が映像化されているものもありますが、純粋な映像作品を舞台化するのは、今回が初。
とはいえ、常に原作への愛情溢れる丁寧な舞台化を実現してきている彼らのこと、今回の舞台化にも期待がかかります...!
いったいどんな舞台になるのでしょう。
4月某日、その稽古場を取材してきました。
物語は、売れない貧乏役者と記憶喪失の殺し屋の人生が入れ替わることから始まる、スリリングなコメディです。
いろいろとツイておらず自殺まで試みた貧乏役者・桜井武史。
彼は銭湯で男が転倒する現場にはちあわせる。気を失った男を見て、ふと自分と男のロッカーの鍵をすりかえる桜井。
だが気を失った男はそのまま記憶喪失となり、桜井がすりかえたロッカーの荷物から、自分が桜井だと思い込んでしまい...。
一方、桜井が人生を乗っとった男は伝説の殺し屋・コンドウだった...!?
ふたりの入れ替わりに、さらに婚カツ中の雑誌編集長・水嶋香苗が絡み、物語は先の読めない方向へ転がっていきます。