■FBI捜査官の潜入捜査日誌 vol.4■
事件ファイル4「創造現場」
...いつからファイリングしたかは、聞かないで...
みなさんお元気ですかー?
「手柄よりも人柄」をモットーに今日も 過酷なFBIの激務を、
ノリノリで乗りきっているM・K・O捜査官(もっとも・協調性がある・男)コッドを演じる、ひのあらたです。
さて、稽古も佳境に入ってきた今日この頃、
カンパニー全体の雰囲気も一丸となり、親密さもマシマシとなってました。
うーん、やはり...勢いのあるチームは、稽古において何事にも恐れをみせず、
常に全力で表現を試みる雰囲気に包まれているものですなぁ。
いくつもの表現にチャレンジし、ほぼ使えなくても、
その中から1つ輝く瞬間を掴みとる...みたいな。
但しそれには絶対的な必要条件がある。
それはチャレンジを許し且つ、ストーリーやキャラクターから激しく逸脱した表現、いわゆる
「演り過ぎ」(...ああ、身に覚えがありすぎて心が痛い。)
「調子に乗り過ぎ」(ズキズキ...)
「ハメ外し過ぎ」(ガクガク...)
「フィーバーし過ぎ」(もうええちゅうに!)・・・
それらのミスマッチな表現を厳しく摘発する目 (かのジャ○ー○警部の様な...)が必要なのである。
(※調子に乗りすぎてるのは私だけで、みんなは輝く瞬間を量産しております。)
今日の1枚目は、そんな鋭い観賞眼を持つお二人。
観客の代表である演出家、荻田浩一さんと、
そのインスピレーションをその場でガツガツものすごいスピードで鮮やかに具現化していく、スーパー振付家、港ゆりかさんの最強タッグの熱烈創造現場の証拠ショットをお届けしよう!
このお二人、柔らかくウェルカムな笑顔の裏に、
まるで狩りをする肉食獣の様な空気を漂わせています。
・・・おっ、アジアンビューティーな港さんの後ろの素敵なスマイルさんは、振付助手の田中朋見さんですな。
そして、2枚目は「ロマンスの花束 」
この作品「CATCH ME IF YOU CAN」は、
ハートウォーミングなロマンティック・コメディ色以外に、
追跡心理劇としての側面も兼ね備えたメチャおもろーな作品であるわけだが、
今回は敢えてロマンチック部分にスポットを当ててみよう。
...そう、大人のロマンスを...この作品の中では冷えきった夫婦を演じてらっしゃる
主人公フランク・アバグネイルJr.(松岡充さん)の父・フランク・アバグネイルSr.(戸井勝海さん)と、
母・ポーラ・アバグネイル(彩吹真央さん)のお二人。
その巧みな演技力で複雑な夫婦関係を見事に演じてらっしゃいますが、
稽古場の片隅では、アッツアツのカップル度合いを
見せつけてくれちゃってました。
「ヒューヒュー、ニクいよー!」(昭和風に...)
そして、ヒロインのブレンダ・ストロング嬢(新妻聖子さん&菊地美香さん)のご両親、
父・ロジャー・ストロング(治田敦さん)と、
母・キャロル・ストロング(小野妃香里さん)の、
激しくアッツアツの ワン・ショットです!
さすが、家族至上主義・スーパー・ハッピーファミリーのキラッキラスマイルですね。
さて、今回は他にも、捜査主任なのに、めっちゃカメラ目線の、
笑顔が素敵なカール・ハンラティー(今井清隆さん)や、
ロマンス報告に無理くり参加してもらった、高原紳輔くんと、森山純くん。
また、ある張り込み中、誰にも見つからないように見張っていたはずなのに、いつのまにか隣にいた平田愛咲ちゃん。
そんな、めーーーっちゃ楽しいカンパニーが、全力でお届けするミュージカル「CATCH ME IF YOU CAN」ぜ ひぜひ劇場にお越しくださいませー!!
コッド捜査官(ひの あらた)
【公演情報】
・6月21日(土)~7月13日(日)シアタークリエ(東京)
・7月16日(水)愛知県芸術劇場 大ホール
・7月18日(金)~20日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪)