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『十二夜』稽古場レポート Part3

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シェイクスピアのロマンチック・コメディ『十二夜』稽古場レポート第3弾は終盤、大団円一歩手前! のワンシーンの稽古の模様をお届けします。
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最初に登場するのは成河さん扮するフェステ(道化)。
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フェイビアン役の青山達三さんと交わすのは、言葉遊びのような、機智に富んでいるような、シェイクスピアらしい楽しい会話の応酬。
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『十二夜』稽古場レポート Part2

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音月桂小西遼生中嶋朋子橋本さとしが出演、RSCのジョン・ケアードが演出を手掛ける『十二夜』、稽古場レポートの第2弾です。

★稽古場レポートPart1は コチラ

恋のすれ違いに、勘違い、いたずらが入り乱れ、可笑しくてほろ苦さもあるロマンチックな物語。
シェイクスピア中期の傑作で、最後のロマンチック・コメディとも呼ばれています。

ちなみに"十二夜"というのはクリスマスから数えて12日目、つまり1月6日の夜のこと。
作中、時期を示す言葉はなく、なぜこのタイトルになっているのかは研究者がさまざまな説を展開するところでもあるのですが、一説にはこの何でもありの大騒ぎ自体が、陽気に浮かれ騒ぐクリスマスシーズン最後の晩に通じているからこのタイトルになっている、とも。


今回はとあるシーンの読み合わせをしているキャストの皆さんの姿から、登場人物の紹介をお届けします。
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『十二夜』稽古場レポート Part1

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シェイクスピアのロマンチック・コメディ『十二夜』
音月桂小西遼生中嶋朋子橋本さとしら演技巧者揃いのキャストに、シェイクスピアの本場・英国のロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが演出を手掛ける注目の舞台です。

制作発表の場で、出演者自身がこの作品への期待と手応えを感じているような熱い意気込みを語っていたのも印象的ですが、2月某日、その稽古場を取材してきました!
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物語は船の遭難にあい生き別れになった双子の兄妹・セバスチャンとヴァイオラを中心に、護身のために男装しシザーリオと名乗るヴァイオラが仕えるオーシーノ公爵、その公爵が思いを寄せる伯爵令嬢オリヴィア、オリヴィアに恋をする執事マルヴォーリオらの恋のすれ違いを楽しくロマンチックに描くもの。


双子の兄妹・セバスチャンとヴァイオラ元宝塚雪組トップスター、音月桂が演じます。
この双子の兄妹、プロダクションによっては別の俳優が演じることも多々あり、事実、演出のジョン・ケアードは過去3回この作品を演出したことがあるが、そこでは別の俳優が兄妹に扮していたとのこと。
音月さんの、宝塚男役出身者ならではの男女の演じ分けにも注目です。

そして一人二役、といっても、ヴァイオラは劇中、男装してシザーリオと名乗りますので...。
実際は「二役」以上の演じ分けが求められることになります!

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【稽古場レポート】

井上ひさしの異色作にして最高傑作と名高い『藪原検校』がまもなく開幕する。盲目で生まれた杉の市が、盲人の最高位である検校に上り詰めようと悪の限りをつくしていくさまを描いた悪の一代記。主人公・二代目藪原検校こと杉の市は、2012年にもこの役を演じ、絶賛された野村萬斎が演じる。今回は萬斎以外のキャストを一新し、4年ぶり、待望の再演である。2月某日、本作の稽古場を取材した。
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この日の稽古場では、だいたい物語の中盤をカンパニーがあたっていた。可動式の傾斜舞台に、張り巡らされた赤い綱。ここに、つつっと水色の綱が渡され、それだけで鮮やかに阿武隈川の場面が出来上がる。物語は、盲太夫を筆頭に、座頭(これも盲人位のひとつである)たちが物語の登場人物たちに扮し、伝えていく形式をとる。シンプルなビジュアルからは、想像力を働かせる演劇的面白さが生まれるとともに、盲人たちが語るがゆえの効果...つまり視覚的要素は極力小さくするという、演出・栗山民也の明確な意思が伝わってくる。

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ミュージカル「ウィズ」の稽古場会見が行われ、主演のドロシー役の梅田彩佳・田野優花(Wキャスト)らが劇中曲を披露した。

「ウィズ」は有名な児童文学「オズの魔法使い」を原作とするミュージカル。
1974年にオールアフリカ系アメリカ人キャストによりブロードウェイで初演され、トニー賞7部門に輝いた歴史的傑作だ。

普遍的なテーマを力強く歌う本作を、震災後の日本で是非上演したいという演出の宮本亜門の願いから2012年に日本版の「ウィズ」が上演された。

初演版のドロシーは当時AKB48に所属していた増田有華を起用。今回の再演版ではオーディションの結果、NMB48から梅田彩佳、AKB48から田野優花の2人が選ばれダブルキャストで公演される。

宮本亜門が熱弁 2人のドロシーの意味

 
動画は本日行われた稽古場会見の様子。
宮本亜門がいかに2人に惚れこんでキャスティングしたかを語っているのでお聞きいただきたい。

また、動画の冒頭には劇中歌「帰るの!家に」を、動画の最後には「ブランニュー・デイ」を収録した。

特に「ブランニュー・デイ」は2人のドロシーが同時に歌う本番では見ることのできないスペシャルバージョンだ。

本作は3月7日(土)から東京国際フォーラム ホールCで上演。その後、大阪、名古屋、福岡でも公演される。

(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ



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2012年に上演されたNODA・MAPの「エッグ」。
妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルなどはもちろんのこと、初演と全く同じキャストが集結し、本日より再び上演される。作・演出はもちろん野田秀樹。劇中の全楽曲は椎名林檎の書き下ろしだ。

 
また、本作は東京、大阪、北九州で上演されるが、3月にはパリで上演されることが決まっている。

事の経緯は2012年の「エッグ」初演時、パリの国立シャイヨー劇場の芸術監督ディディエ・デシャン氏が同作を観劇して衝撃を受け、正式に「エッグ」を招聘したとのだそうだ。

 
我々が知っている/知らない/知りたい/知った気になっていた日本

架空のスポーツ種目"エッグ"に情熱を注ぎ、オリンピック出場を目指す二人のアスリート(妻夫木聡、仲村トオル)。
そして、彼らの間で歌い、踊り、心揺れ動くシンガーソングライター・苺イチエ(深津絵里)。
スポーツと音楽への大衆の熱狂の光と影をモチーフとした、この物語は次第に時空と場所を飛び越え、悲しく鮮烈な、かの時代へのレクイエムを描き出す・・・。

 
私は初演も観劇していたが、今回の方がストーリーがわかりやすくなっている気がした。おそらくは、オリジナルメンバーでの再演ということで、俳優もスタッフも作品を深く掘り下げ、熟練したからではないだろうか。

以下の動画はゲネプロの様子を収録したもの。深津絵里の演じる苺イチエは初演時にも増して魅力的だった。

前売は完売しているが、当日券は毎回販売するとのことなので、「エッグ」、観劇してみてはいかがだろうか。

(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ


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佐々木蔵之介が出演する舞台「MACBETH」が7月から上演される。
マクベス、マクベス夫人、バンクォー、マクダフ、魔女3人、ダンカン王・・・20人にも及ぶ登場人物を一人で演じ分けるという。 
 本作はスコットランドの実力派俳優アラン・カミング主演で2012年6月に初演、その後、数々の演劇賞を受賞した話題作だ。
 舞台は精神病院、登場人物は病室に隔離された患者。病室の監視カメラが患者の動きをすべて捕らえ、病棟のモニターにすべて映し出される。患者の中に内在した「マクベス」の登場人物が「マクベス」の忌まわしいドラマを再現していく。 
つまり、観客は患者を通して「マクベス」を追体験していくという仕掛けだ。 今回の日本公演では、オリジナルの演出家であるアンドリュー・ゴールドバーグを演出に迎え、日本語で上演される。 
 初心者でも楽しめる「革新的なマクベス」に 製作発表でのアンドリュー・ゴールドバーグによると、 「初めてマクベスを見る人も、マクベスを見るのは50回目という人も、  新しく楽しめるような内容にしたい。」と語っていた。 
スコットランドでの公演の際も、若い観客が多く見に来て、好評だったとのことなので、難解なイメージが付きまとうシェイクスピア作品だが、初心者でも味わいやすい舞台にしてくれそうだ。 
以下の動画は制作発表を収録したもの。
主演の佐々木蔵之介氏がいかに演劇好きで、いかにこの大変な仕事のことを楽しみにしているのかを感じて頂けるのではないだろうか。 
 本作は7月12日(日)から東京・パルコ劇場で上演。
その後、豊橋、大阪、横浜、北九州でも公演される。


『十二夜』を彩る衣裳の世界

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ジョン・ケアード演出、音月桂主演の『十二夜』
シェイクスピアが描いた、幻想的なロマンティック・コメディです。

今回のプロダクションの美術・衣裳を担当したのは南アフリカ出身で、オペラやクラシック作品なども手がける、世界的に著名なアーティスト、ヨハン・エンゲルス
残念ながら昨年11月、この作品のデザインを仕上げた直後に亡くなられました。
『十二夜』は彼の遺作となります。

会見で、ジョン・ケアードは次のように語っていました。

「コスチュームとセットは本当に美しいものになっています。私の親しい友人だったヨハン・エンゲルスさんが手掛けたものです。11月に、この作品のデザインをし終えたその直後に亡くなりました。僕はこのデザインを見るたびにほろ苦さと甘さをもって思い出します。芝居自体が死や喪失、時間経過を表しているだけに、特にそう思います。この作品を心の中でヨハンに捧げようと思います」


そのヨハンさんと20年ともに仕事をし、今回はコスチューム・スーパーバイザーとして本作に参加しているビニー・ボワーマンさんに、お話を伺ってきました。

◆ ビニー・ボワーマン氏 INTERVIEW


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――ビニーさんから見て、ヨハンさんの手掛ける衣裳というのは、どういった特徴がありますか?

「彼はたくさんのことを話していましたので、説明するのは難しいのですが、よく「セクシーであるべきだ」と言っていました。そして、リッチで、最上級よりさらに上(over the top)。ヨハンさん本人のように「オーバー・ザ・トップ」なものを作っていました。
また彼は特徴的であったり、スペシャリティがあるようなタイプではない...というのが特徴でもあります。ほかのデザイナーはもっとモダンなことをしようとしますが、彼はもっとオーセンティック。すごくゴージャスではありますが、時代に即したものを作ります。(演出の)ジョンも、そのことを知っているから、彼に今回の仕事をオファーしたのだと思います」

『Golden Songs』稽古場レポート Part2

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梅田芸術劇場10周年を記念するミュージカルコンサート『Golden Songs』稽古場レポートの第2弾!
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『十二夜』製作発表レポート

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シェイクスピアのロマンチック・コメディ『十二夜』が、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)名誉アソシエイト・ディレクターであるジョン・ケアードの演出でこの春上演されます!
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ジョン・ケアードといえば日本では『レ・ミゼラブル』オリジナル版の演出家としてよく知られていますが、RSC(シェイクスピアの本場英国の、まあ国立のような劇団です、ざっくりですが)の重鎮!
ジョンは過去に3度『十二夜』を演出しているとのことですが、今回は新演出です。

物語は船の遭難にあった双子の兄妹・セバスチャンとヴァイオラを中心に、護身のために男装しシザーリオと名乗るヴァイオラが仕えるオーシーノ公爵、その公爵が思いを寄せる伯爵令嬢オリヴィア、オリヴィアに恋をする執事マルヴォーリオらの恋のすれ違いを楽しくロマンチックに描くもの。

今回は双子の兄妹セバスチャンとヴァイオラのふた役(もちろんヴァイオラが変装するシザーリオも...)を元宝塚雪組トップ・音月桂が演じます。
そしてオーシーノ公爵に小西遼生、
オリヴィアに中嶋朋子、
マルヴォーリオに橋本さとし...という個性的かつ知的な顔ぶれがこのシェイクスピア戯曲に挑みます!
ほかにも青山達三、石川禅、壤晴彦、成河、西牟田恵、宮川浩、山口馬木也ら演技巧者がズラリ...!


今回は2月6日、都内にて開かれた製作発表の様子をお届けします。

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