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ミュージカル「ウィズ」の稽古場会見が行われ、主演のドロシー役の梅田彩佳・田野優花(Wキャスト)らが劇中曲を披露した。
「ウィズ」は有名な児童文学「オズの魔法使い」を原作とするミュージカル。
1974年にオールアフリカ系アメリカ人キャストによりブロードウェイで初演され、トニー賞7部門に輝いた歴史的傑作だ。
普遍的なテーマを力強く歌う本作を、震災後の日本で是非上演したいという演出の宮本亜門の願いから2012年に日本版の「ウィズ」が上演された。
初演版のドロシーは当時AKB48に所属していた増田有華を起用。今回の再演版ではオーディションの結果、NMB48から梅田彩佳、AKB48から田野優花の2人が選ばれダブルキャストで公演される。
宮本亜門が熱弁 2人のドロシーの意味
動画は本日行われた稽古場会見の様子。
宮本亜門がいかに2人に惚れこんでキャスティングしたかを語っているのでお聞きいただきたい。
また、動画の冒頭には劇中歌「帰るの!家に」を、動画の最後には「ブランニュー・デイ」を収録した。
特に「ブランニュー・デイ」は2人のドロシーが同時に歌う本番では見ることのできないスペシャルバージョンだ。
本作は3月7日(土)から東京国際フォーラム ホールCで上演。その後、大阪、名古屋、福岡でも公演される。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
2012年に上演されたNODA・MAPの「エッグ」。
妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルなどはもちろんのこと、初演と全く同じキャストが集結し、本日より再び上演される。作・演出はもちろん野田秀樹。劇中の全楽曲は椎名林檎の書き下ろしだ。
また、本作は東京、大阪、北九州で上演されるが、3月にはパリで上演されることが決まっている。
事の経緯は2012年の「エッグ」初演時、パリの国立シャイヨー劇場の芸術監督ディディエ・デシャン氏が同作を観劇して衝撃を受け、正式に「エッグ」を招聘したとのだそうだ。
我々が知っている/知らない/知りたい/知った気になっていた日本
架空のスポーツ種目"エッグ"に情熱を注ぎ、オリンピック出場を目指す二人のアスリート(妻夫木聡、仲村トオル)。
そして、彼らの間で歌い、踊り、心揺れ動くシンガーソングライター・苺イチエ(深津絵里)。
スポーツと音楽への大衆の熱狂の光と影をモチーフとした、この物語は次第に時空と場所を飛び越え、悲しく鮮烈な、かの時代へのレクイエムを描き出す・・・。
私は初演も観劇していたが、今回の方がストーリーがわかりやすくなっている気がした。おそらくは、オリジナルメンバーでの再演ということで、俳優もスタッフも作品を深く掘り下げ、熟練したからではないだろうか。
以下の動画はゲネプロの様子を収録したもの。深津絵里の演じる苺イチエは初演時にも増して魅力的だった。
前売は完売しているが、当日券は毎回販売するとのことなので、「エッグ」、観劇してみてはいかがだろうか。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
◆ ビニー・ボワーマン氏 INTERVIEW ◆