宝塚歌劇団の最近のブログ記事

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『王家の紋章』で知られる、少女漫画界の大御所・細川智栄子あんど芙~みん氏。その代表作のひとつである『伯爵令嬢』が、100周年を迎えている宝塚歌劇団で初めて舞台化されます。

19世紀のフランスを舞台に、新聞王として名をはせる公爵家の子息アラン、孤児院で育ち海難事故で記憶を失った少女コリンヌ、アランに復讐を企むフランソワ、かつてコリンヌと愛を誓い合った盲目の青年リシャール、女スリのアンナなど、個性豊かな登場人物たちが織り成すロマンチックで波乱万丈な物語。

この公演より雪組トップスターに就任する早霧せいなと、同じく雪組トップ娘役に就任する咲妃みゆお披露目公演ということもあり、話題満載の本作の制作発表が7月22日、都内にて行われました。
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宝塚歌劇宙組公演『ベルサイユのばら-オスカル編-』の東京公演が6月20日、東京宝塚劇場にて開幕した。初日に先立ち19日には最終舞台稽古が報道陣向けに公開されるとともに、主人公オスカルを演じる宙組トップスター凰稀かなめ、トップ娘役実咲凜音が会見を開いた。
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池田理代子の人気漫画を原作にし、いまや宝塚歌劇の代名詞となった『ベルサイユのばら』。この名作が劇団創立100周年であり、初演から40年目の節目の年に堂々の登場だ。宝塚歌劇はこれまでに『オスカルとアンドレ編』『フェルゼン編』など様々なバージョンで上演を繰り返しているが、今回は男装の麗人オスカルを主人公にした『オスカル編』。オスカルに扮する凰稀はその美しいビジュアルを存分に活かすとともに、フランス革命の動乱の中、鮮やかに生きたオスカルの一生を情感たっぷりに繊細かつ力強く演じ、これぞ決定版と言えるオスカル像を作り上げた。作品的にもオスカルの誕生シーンなど新たなシーンも追加されるなど、見どころ満載。宝塚の伝統たる"ベルばら"の良さは存分に見せながらも、洒落たフィナーレナンバーなど新鮮さもあり、歌劇団100周年に相応しい一作となっている。
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去る5月14日、宝塚歌劇団花組公演『エリザベート-愛と死の輪舞-』の制作発表を行いました。
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『エリザベート』は劇団を代表する人気作であり、1996年の雪組初演以来、公演回数799回、観客動員数192万3千人という記録を誇ります。
今回は2009年月組公演以来5年ぶり、8度目の上演。
新トップスター、明日海りおの大劇場お披露目公演としても注目が集まっています。

小林公一理事長も「『エリザベート』は宝塚の財産となった」と話し、「それも、再演のたびに、各組がその時々の新たな『エリザベート』を作り上げてきたからだと思います。今回も花組でしかお見せできない『エリザベート』をお届けできるはず」と期待を語りました。


【げきぴあニュース】
宝塚花組蘭寿とむ、ラストステージも「最後まで進化」


宝塚歌劇花組の東京公演『ラスト・タイクーン-ハリウッドの帝王、不滅の愛-』『TAKARAZUKA∞夢眩』が4月10日、東京宝塚劇場にて開幕した。同公演は宝塚100周年のアニバーサリー・イヤーのラインナップのひとつであるとともに、花組トップスター蘭寿とむのさよなら公演となる。
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『ラスト・タイクーン』はアメリカ現代文学の代表的作家、F・スコット・フィッツジェラルドの未完の長編をミュージカル化した意欲作。1930年代のハリウッド舞台に、映画プロデューサーの栄光と挫折、そして愛を描く。『TAKARAZUKA∞夢眩』は"眩しい夢"の数々が"無限"の可能性に満ちた100周年となるよう願いを込められたショーで、目くるめく鮮やかなシーンが次々と披露されていく。

この東京公演が宝塚でのラストステージになる蘭寿は、初日直前の会見で「今まで1作1作、全力でやってきましたので、そのスタンスは変えずに。でも最後ですので、私らしい色んな面を見ていただければと思います。最後まで進化し続ける"蘭寿とむ"をお届けしたい」と挨拶。また、「ショーにはやはり、どうしても入れていただきたいとお願いをして、男役の黒燕尾(のシーン)を入れていただきました。これぞ蘭寿とむの黒燕尾、というところを見ていただければ。そして花組の男役の伝統である、誇り高い姿を見ていただければと思います」とアピールをした。
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今月5日には100周年の記念式典に出演。「千住明先生作曲、瀬戸内寂聴先生作詞の曲の中に「栄光あれ宝塚、永久に」という歌詞があり、まさにそのとおりだなと思いながら歌いました。私たちが今できることを大切にひとつひとつやっていくことが、未来の宝塚に繋がっている。そうやって繋げてきたからこそ今があり、これから守っていくのは私たちなんだなと痛感しました」と感慨を語った。

公演は5月11日(日)まで同所にて上演される。

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宝塚歌劇宙組公演『ベルサイユのばら-オスカル編-』の制作発表が3月12日、都内にて行われました。

ご存知のとおり、2014年は宝塚歌劇創立100周年
そのアニバーサリー・イヤーに、宝塚の代表作『ベルばら』が登場します!

『ベルサイユのばら』は池田理代子の人気漫画が原作。
宝塚では1974年に初演、今回の公演期間中には観客動員数が500万人を超える見込みであるなど、今や宝塚歌劇の代名詞的存在になっています。
さまざまなキャラクターを主人公に、多彩なバージョンで上演を重ねていますが、今回宙組が上演するのはフランス革命の動乱の中、将軍家に生まれ軍人として生きる男装の麗人オスカルを主人公にした『オスカル編』。
この日の会見には、そのオスカルを演じる宙組トップスター凰稀かなめ、宙組トップ娘役実咲凜音、アンドレを役替わりで演じる朝夏まなと緒月遠麻が扮装姿で登壇、華やかなものとなりました。
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撮影:岸隆子


宝塚歌劇月組公演『風と共に去りぬ』が、1月11日、梅田芸術劇場メインホールにて幕を開けた。世界中で広く知られるマーガレット・ミッチェルのベストセラー小説であり、映画版でも名作としてその名を残す本作。宝塚歌劇では、1977年に初演されて以来、幾度となく再演が重ねられてきた人気作だ。

南北戦争動乱期のアメリカ南部を舞台に、時代の波に翻弄されながらも強く生きた者たちの姿を描いた物語。この月組公演では、男役トップスター・龍真咲(りゅう・まさき)がスカーレット・オハラを、専科・轟悠(とどろき・ゆう)がレット・バトラーを演じている。

会見で轟が「稽古中からスカーレット(龍)の元気さに押され気味ではありましたが、舞台上ではいい意味で火花を散らしていきたい」と語り、龍も「元気いっぱいで、強く、生命力を持って演じたい」と意気込んだように、龍のスカーレットは、常に自信に満ちた表情で、口調もハッキリと勝ち気な印象だ。自分の感情にストレートで、まるで弾丸のよう。激動の時代の中でも逞しく生きる力が、言葉の強さや、意志を持った目などの表情から感じ取られる。そんなスカーレットを、轟演じるバトラーは余裕のある演技で包み込む。登場シーンから、観客の期待感をあおる演出。圧倒的な存在感を放ち、粗野だけど色気のあるダンディな雰囲気を醸し出す。歩き方、笑い方、しぐさ、すべてがイメージにぴったりだ。このふたりの丁々発止のやりとりがテンポ良く、小気味良い。

また、スカーレットが想いを寄せ続けるアシュレを演じるのは、沙央(さおう)くらま。優しく、優柔不断の一面を持つアシュレを、柔らかな口調で丁寧に表現。その妻で病弱なメラニーを演じる愛希(まなき)れいかも、優しさと強さを持った女性として温かみのある演技で魅せる。レットとスカーレットの激しさと、アシュレとメラニーの落ち着いた雰囲気が対照的で、流れに緩急が生まれる。

出演は、40名の月組選抜メンバー。龍が「レット・バトラー役には轟悠さんに出て頂き、今までの月組以上に、エネルギッシュでシャープでダンディーな雰囲気が出せるのではと思っています」と話すように、それぞれが役の個性を際立たせ、しっかりと芝居で魅せる作品に仕上がっている。

1月27日(月)まで上演中。

取材・文:黒石悦子

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撮影:岸隆子

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2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。
そのアニバーサリーイヤーの記念すべき第1作であり、ホームグラウンドである宝塚大劇場の幕開けを飾る星組公演『眠らない男・ナポレオンー愛と栄光の涯にー』の制作発表会見が11月11日に行われました。
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物語はかの皇帝ナポレオン・ボナパルトの人生を、妻ジョセフィーヌとの愛と葛藤を中心に描くもの。
脚本・演出は『エリザベート』『モーツァルト!』などを大ヒットさせた、日本ミュージカル界きっての鬼才・小池修一郎
さらに、こちらも日本では小池演出で大評判を呼んでいる『ロミオとジュリエット』を手掛けたジェラール・プレスギュルヴィックが、全曲の作曲を担当。

小池修一郎の書き下ろし新作であり、世界的な音楽家とのコラボレーションということで、まさに宝塚歌劇100周年の目玉となる超大作です。

ひと足先に掲出しましたニュースはこちら


会見はまず、星組トップスター柚希礼音娘役トップ夢咲ねねを中心としたパフォーマンスからスタート。
プレスギュルヴィック氏による流麗な楽曲、そして豪華な衣裳に目を奪われます。
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●ヒラノの演劇徒然草●


2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。
カウントダウンイヤーにあたる99周年の今年も、名作を立て続けに上演し、100周年への盛り上がりをみせています。
中でも目玉は、『ベルサイユのばら』
現在、月組が〈オスカルとアンドレ編〉を上演していますが、4月からは雪組〈フェルゼン編〉を上演します。
この雪組公演の制作発表が3月4日、都内にて行われました。yuki_berubara01.JPG
先立ってニュースとして出した記事はこちら
月組〈オスカルとアンドレ編〉の会見の模様はこちら


『ベルサイユのばら』といえば、ご存知、池田理代子による少女漫画が原作。
宝塚では1974年に初演、以降上演を繰り返しています。

作品はフランス革命へと向かう時代の中、豪華な宮廷で暮らす王妃マリー・アントワネットと、彼女を愛したスウェーデン貴族フェルゼン、また王家を守る将軍家に生まれ、女性ながら男として育てられた男装の麗人オスカルと、彼女を愛する幼なじみアンドレ...と、魅力的なキャラクターがそれぞれのドラマを作り、時代のうねりを描き出していきます。
壮大な物語ゆえ、宝塚ではそれぞれのキャラクターを主人公に、多くのバージョンで上演をしており、上演を繰り返しても単なる再演とはなっていないという点も、人気の秘訣。
また、なんと言っても、フランス貴族の豪華なコスチューム&作品世界に、少女漫画から飛び出してきたような美しいスターたちが見事にマッチし、宝塚の代名詞というべき作品になっています。

今回雪組が上演するのは、白ばら=オスカルを中心としたバージョンに対し、紅ばら=マリー・アントワネット周辺の物語をフィーチャーした〈フェルゼン編〉。
『ベルばら』というだけで注目が集まりますが、加えて今回は雪組新トップコンビ、壮一帆&愛加あゆのお披露目でもあり、一層チケット争奪戦となりそうです。
さらに、兵庫公演のみですが、星組の柚希礼音、宙組の凰稀かなめ、月組の龍真咲という3人のトップスターが特別出演する日もあり、歌劇団全体でこの公演を盛り上げていきます。

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●ヒラノの演劇徒然草●


11月19日、宝塚歌劇月組『ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-』の制作発表が行われました。
ひと足先に出したニュース記事はこちらtakarazuka_berubara00_01.JPG『ベルサイユのばら』といえば、宝塚を代表する名作中の名作です。
原作は、池田理代子による少女漫画。
宝塚では1974年に初演、その後も上演を繰り返し、現在までの上演回数は1763回、観客動員数は426万人超。
宝塚、イコール『ベルばら』を思い浮かべる方も多いのでは。


2013年、この名作が、7年ぶりに帰ってきます。
今回は、1月から月組による『オスカルとアンドレ編』、そして4月から雪組による『フェルゼン編』を連続上演。
2014年に創立100周年を迎える宝塚、2013年からは「アニバーサリーイヤー」と銘打ち名作、大作を上演していくとのことですが、その第1弾となります。
それぞれに他組のトップスターが特別出演したりと、宝塚あげてのお祭りムードも満載です!

月組公演では、メインキャラクターのオスカルとアンドレは、龍真咲明日海りおが役替わりで務めるのも話題。
そして、花組トップスター蘭寿とむと、次期雪組トップスター壮一帆(12/25に就任)が、アンドレとして一部日程に出演します。

制作発表冒頭には月組トップスター龍真咲、準トップ明日海りお、娘役トップスター愛希れいかによるパフォーマンスも披露されました。takarazuka_berubara00_03.JPGtakarazuka_berubara00_02.JPG

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●ヒラノの演劇徒然草●

去る7月12日に宝塚歌劇宙組公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』の制作発表が行われました。
新トップ・鳳稀かなめ&実咲凛音コンビのお披露目公演であり、さらに雪組から緒月遠麻、花組から朝夏まなとも加わり、「新生宙組」の印象が強いこの公演。
原作は言わずと知れた、田中芳樹の大ベストセラー小説です。今までの売上げは累計1500万部!
これを、ミュージカル界の鬼才・小池修一郎の脚本・演出で舞台化します。
小池先生も「ずっと宙組にいたメンバー、そして今回宙組に来たメンバーが一緒になって、新たな宙組を、新しい時代を築いていけたらいいなと思っています。その意味では「英雄伝説」...つまり複数のヒーローたちが活躍する物語だというところが、新しい門出に相応しいのでは」と話していました。takarazuka_gineiden120712a.JPG

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