モダンスイマーズ vol.42 from 小椋毅

「艱難辛苦を乗り越えるとそこは...」

どん底スナイパー。
旗揚げ公演の気分。
劇団立ち上げた事ないけど。俺。
あ、どうも。モダンスイマーズの小椋毅と申します。
何せ、モダンスイマーズの奇才。古山憲太郎さんの作・演出。
台本の第一稿を読み、?。?。?。
だいじょーぶか...? これ?
覚悟していたにも関わらず、ここまで大変な稽古になるとは思っていなかった。
ま、大変な稽古を乗り越えた作品ほど、結果的に面白かった気がする。たぶん。
だから、観に来た方がいいと思います。

チケット情報

『自作自演』の演目が決定!

●竜太郎の演劇かわらばん●

異世代劇作家リーディング『自作自演』をご存じでしょうか。
これは、"語る"ことでさらなる作品探求をめざす東京芸術劇場の新企画、芸劇+(プラス)トークのひとつとして開催される公演です。

世代の異なる劇作家2名が自作の小説を読み(各30分の予定)、後半は互いに感じたことを語り合う(60分の予定)構成で、9月3日(土)の第1回には岩松了と松井周が登場します。

iwamatsu.jpg        岩松了

matsui.jpg         松井周  (C)岩村美佳


どんな自作を読むのか気になるところですが、このほどリーディング作品が発表されました。




モダンスイマーズ vol.41 from 西條義将

「ハチャメチャな面白さは健在か...」
今回は蓬莱でなく古山が作、演出です。
何故蓬莱じゃないか。
それは十周年記念公演の「血縁」の時に皆で台本を書いたのだが、古山の台本がハチャメチャで理解不能なとこがあって面白かったのです。

蓬莱の作品は勿論好きだけど、モダンで蓬莱じゃない誰かが書いて公演してもいいじゃないか、またモダンの新たな可能性と初心に戻って芝居を作ろうとも思ったからです。
この企画は僕の独断ではなく、蓬莱も面白いよ!て、また古山も是非やらせてくれ、津村や小椋もやりたいって言ってくれたので実現しました。

そんな企画公演にも関わらず、老練の三田村周三さんや蒲田哲さん、宮崎敏行、そして紅一点斎藤ナツ子が快く参加して下さいました。

稽古場は古山が初の演出って事もあり、滞る時もありますが皆で意見を出し合い一丸となって古山作品を作っています。

未知なる可能性をはらんだ古山作品。
是非観にいらして下さい。

『ニューヨークに行きたい!!』会見こぼれ話

●ヒラノの演劇徒然草●

8月22日、瀬奈じゅん主演のミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』の製作発表が行われました。
ニュースでもお伝えしましたが、そちらに載せ切れなかった話題をお伝えいたします。
NY110822.JPG

●よこやまのステージ千一夜●


先日、ニュースでも配信しましたが、
現在、池袋・あうするぽっとで上演中の舞台『ピグマリオン』の公開稽古と会見にお邪魔いたしました。
ここでは、ニュースでは書ききれなかったこぼれ話をお伝えします。

ジョージ・バーナード・ショーが描いたこの戯曲は、
ミュージカルや映画でおなじみの『マイ・フェア・レディ』の原作としても有名。
ラストや細かい違いを除けば、大筋は『マイ・フェア・レディ』と同じですが、
2作品の大きな違いは『マイ・フェア~』花売り娘のイライザが主役であるのに対し、
『ピグマリオン』はイライザの訛りを矯正する言語学者ヒギンズが主演を務めます。

pygmalion 011_hosei2.jpg
主演のヒギンズ役は、初舞台の市川知宏さん。
「第21回 ジュノンスーパーボーイ」のグランプリ受賞でデビューされ、
最近ではドラマ『美咲ナンバーワン!!』
昨年公開の映画『書道ガールズ!! わたしたちの甲子園』での活躍で
ご存知の方も多いと思います。


お相手のイライザ役は、高野志穂さん。
NHK連続テレビ小説『さくら』の主演を務めたことでもおなじみですね。


ほかに、ナイロン100℃のみのすけさん、浦嶋りんこさん、
D-BOYSの加治将樹さん、尾藤イサオさん。
舞台畑の手練の役者に囲まれて、初舞台の市川さんは大奮闘していました。

前回の舞台「アマデウス」でこんなセリフがあったのをみなさんは覚えていますか?

サリエーリ「(コンスタンツェに)さあ、おかけ。珍しいものをあげよう」

コンスタンツェ「何ですか?」

サリエーリ「カペツォーリ ディ ヴェーネレ、ヴィーナスの乳首。ブランデー入りの栗の砂糖づけだ。特に君のために作らせたんだ」


この後、コンスタンツェはひとつ手にとって食べると、そのあまりの美味しさにびっくりします。


物語の中に出てくる重要なアイテムの、このお菓子。
ふたりのセリフを聞いているだけでも、甘くて上品、それでいて濃厚なウィーン風の味を想像しますよね。
このセリフに出てきたお菓子をイメージして、ホテル西洋銀座のシェフがなんと本当にチョコレートケーキを作ってくださいました!

binasunotikubi.jpgケーキの中身は?

『美女と野獣』の舞台に立てるチャンス!?

●ヒラノの演劇徒然草●

といってもお子様だけですが...。

劇団四季の人気ミュージカル『美女と野獣』の特別カーテンコールで出演者たちとともに歌い踊る、"リトルプリンセス&プリンス"を現在募集中です。
110824BB.jpg

モダンスイマーズ vol.40 from 古山憲太郎

古山憲太郎の初脚本・演出作品は暑さを飛ばして製作驀進中!!

今回無謀にも作、演出、チラシデザインまで担当させていただきました古山憲太郎です!
今までのモダンスイマーズ公演をご覧になった方には今回は何故古山作品?という方がほとんどでしょう。
いつもの蓬莱作品を楽しみにしている方も多いと思います。しかし、今回無謀にも作、演出に挑戦いたします。
今回モダンメンバーを中心に七人の俳優が一人何役も挑戦する大作?となっています。
僕も初作、演出にしてはかなり自らハードルを上げてしまっています。まあ言い訳できません...最後までなんとか諦めず、作品を作っていきます。
今回は今までのモダンスイマーズとは違う、また一風変わった作品にしたいと思います。ご来場いただくお客様も、逆に古山作品の感じを楽しんでいただければと思っております!お馬鹿で可愛い作品になることと思います。宜しかったらぜひとも劇場まで遊びに来てくださいませ!!お待ちしてます!

■公演情報
モダンスイマーズ「どん底スナイパー」
2011/9/12(月) ~ 2011/9/25(日)
SAI STUDIO 小茂根 Aスタジオ(東京)

チケット情報

●モダンスイマーズ初のスタジオ公演
「どん底スナイパー」が始動開始!!

今回の作品は、いつもと違う初めてずくしです。
まず、モダンスイマーズの中枢となる蓬莱竜太不在、それに替わって
古山憲太郎が脚本・演出を担当。
そして、いつもは稽古場としてお世話になるサイスタジオのご協力で
かねてから試してみたいと考えていたスタジオ公演がここで実現しました。

ここでは、出演者の皆さんからの生の声をお伝えする前にモダンスイマーズの
芝居づくりや、今回の公演のみどころなども写真や動画でお伝えできるようにしたいと
思います。
これから初日の9月12日まで、どうぞよろしくお願いいたします!

●集会所から始まる稽古

早速、稽古の様子と出演者の紹介をしながら「どん底スナイパー」とモダンスイマーズの
芝居づくりなんかも覗いてみます。
稽古場公演といっても、今回に限らずモダンスイマーズでははじめからサイスタジオを使う
わけではありません。たいてい、の劇団やカンパニーと同じように公共の施設を使用します。
住みなれた場所での登録があることから、この初期稽古場おさえは座長自らが担当。
この間は、時間使用で場所を転々とするわけですが、中でも使用頻度の低い某集会施設は
畳の部屋なので、他の団体はまず使用しません。
稽古場として使用できる施設には限りがあり、
公演時期によっては稽古スケジュールどおりに場所を押さえられないということがあります。
そこで、モダンスイマーズはこの施設をほぼ独占!?使用することが可能好都合なのです。
かつてここには過去に登場した俳優さんは、ほとんどどなたということは関係なくここで顔あわせや
初期の稽古をしています。

modern26.jpg

modern27.jpg

モダンスイマーズの"奇を衒わない芝居"、それは客演の俳優さんがどんな方だからといって
必要以外に紀気を使わず、芝居創りという共同作業を基本に全員の気持がそこに向くことを重要と
考え、その価値観を共有できる客演さんと過ごす時間を大切に考えています。
そんな姿勢の現れが、この初期稽古場にも反映されているということでしょうか...
初回はその雰囲気を少しお見せして、その稽古場を垣間見つつ稽古中の出演者をご紹介します。

■見なきゃ損!話題の公演■

注目の劇団、というのはその時代時代で数多くあれど、ここ最近、演劇界の枠を飛び越えての注目度ナンバーワン、といえば東京セレソンデラックスだろう。
主宰・宅間孝行が生み出すその作品群は、笑って笑って最後にホロッときて、どこか古きよき日本の懐かしさすら感じさせる。その手腕に映像界からのラブコールは早く、手がけた脚本はドラマ『花より男子』など数多く、中でも劇団の舞台を連続ドラマ化した『歌姫』(長瀬智也主演)はギャラクシー賞マイベストTV賞グランプリを受賞した。

そんな東京セレソンデラックスと、東宝が初タッグを組んだ。その名も「東セレソンデラックス」。『JOKER』のタイトルで2001年に初演された、暗転なしノンストップシチュエーションコメディを、タイトルも新たに『わらいのまち』と冠し、片桐仁・岡田義徳・柴田理恵・田畑智子ら豪華ゲストを迎え上演する。
warainomachi1.JPG

<< 前の10件  350  351  352  353  354  355  356  357  358  359  360   >>
アーカイブ

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉