ミュージカル『タイタニック』顔寄せレポート

チケット情報はこちら

『ナイン』『ファントム』など、日本でもよく知られているミュージカルを生み出しているモーリー・イェストンが音楽を手掛けたミュージカル『タイタニック』

1997年にブロードウェイで初演、同年のトニー賞ではミュージカル作品賞を含む計5部門を受賞という大ヒット。
その後2013年にロンドンでトム・サザーランドによる新演出版が登場。この新演出版もまた「2013年夏の最も入手困難なチケット」と呼ばれるほど大評判となりました。

その新演出版『タイタニック』が日本初上演!
3月14日(土)の初日まで、もうまもなく、となってきました!!

今回は2月某日に行われた"顔寄せ"のレポートをお届けします。
00_6146.JPG

『タイタニック』と言うとレオナルド・ディカプリオが主演した映画も有名ですが、このミュージカルでは、実際に乗船した実在の人物たちをモデルに、一等客の富裕層、中流階級の二等客、そして三等客の移民たち、さらには船員たち...と、様々な立場の人々がどんな夢や希望を抱きタイタニック号に乗船し、散っていったのか、というリアルな人間そのものが描かれています。

そんな人間ドラマを演じるバラエティに富んだキャストの皆さんが、稽古場に集結です!


設計士・アンドリュースを演じるのは、『ボンベイドリームス』での鬼気迫る熱演も記憶に新しい、加藤和樹さん。
加藤さんからは「ひとりひとりが主役のこの舞台を、みんなで楽しく出航できるように頑張っていきたいと思います。よろしくお願いいたします」とご挨拶が。
a_6154.JPG

チケット情報はこちら


2015年5月に来日する「国立モスクワ音楽劇場バレエ」。

げきぴあブログ読者の皆様は、もしかするとバレエをご覧になられたことのある方の方が多いかもしれないのですが、初心者の方も、「国立モスクワ音楽劇場」は観たことはないよ!という方も必見。
本公演の主催であるキョードー東京のM氏が、バレエ担当一年目特派員として単身モスクワに渡り、現地取材!ブルメイステル版の「白鳥の湖」「エスメラルダ」は他のバレエと何が違うの?どんなバレエ団なの?
現地の写真と共に、みんなで予習しましょう♪


前回記事「国立モスクワ音楽劇場バレエ」の見所紹介はコチラ


------------------------------------------------------------------------------------------
国立モスクワ音楽劇場バレエ招聘にあたり、現地視察のレポートをお送り致します。
劇場のバックステージの各所を視察し、当日出演するダンサーのクラスも併せて視察してきました。その後、開場した後お客さんとして入場し、劇場を後にするというスケジュールで劇場全体の視察を終えました。(この日は「エスメラルダ」を観賞)

①「KACCA(チケット売場)」
 ロシア語で"KACCA"はチケットという意味です。 当日券や当日引き換え等はここの"KACCA"で行います。この劇場の"KACCA"は建物の正面を見て下手側の側面にあります。
 (正直分かりづらいです...)


new_①KACCA(チケット売り場).jpg


-------
②「外観・入場口」(1F)
 外観全体と、入場口の様子を写真に納めました。ライトアップが非常に綺麗です。外観の6本の柱は、この劇場の代々受け継いでいる伝統的なモチーフとなっているそうです。入場口の様子は18:30頃の様子です。(この日は開場18:00/開演19:00)


new_②外観.jpg
new_②外観2.jpg


------

②「セキュリティチェック」(1F)
扉内すぐのもぎりを通過すると、すぐにセキュリティチェックがあります。金属探知機、ボディチェック、カバンの中身チェック等、かなり厳しく入場の際チェックをされます。
他の劇場も同じく、ロシアの劇場はどこも厳しい印象でした。


new_②セキュリティチェック.jpg

----

③「クローク」(1F)
セキュリティチェックを無事終えると、次は大きなクロークで上着等を預けます。冬のモスクワは革靴・ピンヒール等では路面が凍結していてとても歩けないので、ここで持ち込んだおしゃれな靴に履き替える現地の方が多く見られました。
皆さん、やはりドレスアップして観劇をします。(とてもおしゃれな方ばかりです。)また、クロークではオペラグラスを借りる事が出来ます。

new_③クローク1.jpgnew_③クローク2.jpg

-----
補足1)
 クローク(1F)の近くにこんな自販機がありました。花束の自販機です。出演者用に買うもよし、恋人・家族にあげるもよし、ロシア人の男性は何かにつけて花を贈るそうです。確かに街には花屋さんがいっぱいありました。(日本人の我々も少し見習いたいですね。)

new_補足 自販機.jpg

-----
④「メインホワイエ」(2F)
 クロークジャケットを預けると、次は階段を上り、メインのホワイエがある2Fへ。
 階段を登りきると、大きなホワイエが出てきます。ホワイエは美術館のように入り組んでおり、さまざまな歴史ある製作資料・衣装等がならんでいます。待っている時間もあっという間に過ぎていきます。(1回の来場では細かく見切れないほど!) この劇場のテーマカラーであるブルーに統一されており、とても上品です。
new_ホワイエ1.jpg
newホワイエ2.jpg
newホワイエ3.jpg
newホワイエ4.jpg
newホワイエ5.jpg
new_ホワイエ6.jpg
new_ホワイエ7.jpg
new_ホワイエ8.jpg
------
⑤「ホワイエ・バー(休憩所)」(2F)
この劇場のバー(休憩所)は、他の劇場と比べてもとても充実していました。各所のバー(休憩所)はとても広く、休憩時間にはここでお客さんは各々の時間を過ごします。また、多目的ホールも休憩所として解放されており、ここにも写真やアート作品などが展示されており、休憩中も退屈を感じる事はありません。
new_バー1.jpg
new_バー2.jpg
-------
続いて、ホワイエ・バー(多目的ホール)の写真です。

new_多目的1.jpg
new_多目的2.jpg
new_多目的3.jpg
new_多目的4.jpg
-------

⑥「パンフレット売場」(2F)
ロビーの片隅にある、パンフレット売場。
エスメラルダの何年も変わらない公演パンフレットと、本日出演するダンサーリストの冊子が販売されています。(バレエ雑誌もわずかに販売しています。)物販らしきものはどこにもありません。ロシアのバレエ文化に物販の文字はないそうです。

new_物販1.jpg
new_物販2.jpg
-------

現地レポート①はここまで。
次回は客席内やオーケストラッピットの様子、カーテンコール写真等をアップします。お楽しみに!

「国立モスクワ音楽劇場バレエ」
公演日:2015年5月20日(水)~24日(日)
会場:東京文化会館 大ホール 
料金:S席-14000円 A席-11000円 B席-9000円 C席-6000円 D席-4000円

チケット絶賛発売中!



チケット情報はこちら

『十二夜』稽古場レポート Part2

チケット情報はこちら

音月桂小西遼生中嶋朋子橋本さとしが出演、RSCのジョン・ケアードが演出を手掛ける『十二夜』、稽古場レポートの第2弾です。

★稽古場レポートPart1は コチラ

恋のすれ違いに、勘違い、いたずらが入り乱れ、可笑しくてほろ苦さもあるロマンチックな物語。
シェイクスピア中期の傑作で、最後のロマンチック・コメディとも呼ばれています。

ちなみに"十二夜"というのはクリスマスから数えて12日目、つまり1月6日の夜のこと。
作中、時期を示す言葉はなく、なぜこのタイトルになっているのかは研究者がさまざまな説を展開するところでもあるのですが、一説にはこの何でもありの大騒ぎ自体が、陽気に浮かれ騒ぐクリスマスシーズン最後の晩に通じているからこのタイトルになっている、とも。


今回はとあるシーンの読み合わせをしているキャストの皆さんの姿から、登場人物の紹介をお届けします。
TwelfthNight04_00_6648.JPG

『十二夜』稽古場レポート Part1

チケット情報はこちら

シェイクスピアのロマンチック・コメディ『十二夜』
音月桂小西遼生中嶋朋子橋本さとしら演技巧者揃いのキャストに、シェイクスピアの本場・英国のロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアードが演出を手掛ける注目の舞台です。

制作発表の場で、出演者自身がこの作品への期待と手応えを感じているような熱い意気込みを語っていたのも印象的ですが、2月某日、その稽古場を取材してきました!
TwelfthNight03_01_6591.JPG

物語は船の遭難にあい生き別れになった双子の兄妹・セバスチャンとヴァイオラを中心に、護身のために男装しシザーリオと名乗るヴァイオラが仕えるオーシーノ公爵、その公爵が思いを寄せる伯爵令嬢オリヴィア、オリヴィアに恋をする執事マルヴォーリオらの恋のすれ違いを楽しくロマンチックに描くもの。


双子の兄妹・セバスチャンとヴァイオラ元宝塚雪組トップスター、音月桂が演じます。
この双子の兄妹、プロダクションによっては別の俳優が演じることも多々あり、事実、演出のジョン・ケアードは過去3回この作品を演出したことがあるが、そこでは別の俳優が兄妹に扮していたとのこと。
音月さんの、宝塚男役出身者ならではの男女の演じ分けにも注目です。

そして一人二役、といっても、ヴァイオラは劇中、男装してシザーリオと名乗りますので...。
実際は「二役」以上の演じ分けが求められることになります!

野村萬斎主演『藪原検校』稽古場レポート

チケット情報はこちら

【稽古場レポート】

井上ひさしの異色作にして最高傑作と名高い『藪原検校』がまもなく開幕する。盲目で生まれた杉の市が、盲人の最高位である検校に上り詰めようと悪の限りをつくしていくさまを描いた悪の一代記。主人公・二代目藪原検校こと杉の市は、2012年にもこの役を演じ、絶賛された野村萬斎が演じる。今回は萬斎以外のキャストを一新し、4年ぶり、待望の再演である。2月某日、本作の稽古場を取材した。
yabuhara01.jpg

この日の稽古場では、だいたい物語の中盤をカンパニーがあたっていた。可動式の傾斜舞台に、張り巡らされた赤い綱。ここに、つつっと水色の綱が渡され、それだけで鮮やかに阿武隈川の場面が出来上がる。物語は、盲太夫を筆頭に、座頭(これも盲人位のひとつである)たちが物語の登場人物たちに扮し、伝えていく形式をとる。シンプルなビジュアルからは、想像力を働かせる演劇的面白さが生まれるとともに、盲人たちが語るがゆえの効果...つまり視覚的要素は極力小さくするという、演出・栗山民也の明確な意思が伝わってくる。

チケット情報はこちら




キャラメルボックス結成30周年第1弾『クロノス・ジョウンターの伝説』が大阪で開幕!



2/21(土)より大阪・サンケイホールブリーゼで開幕する、『クロノス・ジョウンターの伝説』。
30周年の記念を飾る第一弾は2本立て、10年ぶりの再演「クロノス」と、新作「パスファインダー」を上演します。



chronos_chirashi_omote.jpg

物質を過去に飛ばす機械、クロノス・ジョウンターがどんなドラマを生み出すのか?
初演を観た方はもちろん、まだ観たことのない方にも楽しんでいただける作品です。

そして、30周年ならではの企画も盛りだくさん!!
おトクな企画チケットから、ユニークなリレー動画まで。
ぜひチェックしてみてください。


★おトク①
カーテンコールは撮影OK!

1日2ステージある日の《昼の回》の終演後は、《夜の回》の【予告編】を上演。
《夜の回》や1ステージの日は、【クロノス起動シーン】をリプレイ。
携帯電話・スマホ・タブレットで写真を撮って、twitterやfacebook等でどんどんアップしてください。

カーテンコールの詳しいスケジュールはコチラから


★おトク②
【クロノス乗車券付きチケット】発売中!

クロノス・ジョウンターに乗って出演者と一緒に写真が撮れる企画チケットです。

chronos.jpg

大阪公演 2月24日(火)19:00『クロノス』畑中智行・鍛治本大樹
東京公演 3月11日(水)19:00『クロノス』畑中智行・多田直人
       3月14日(土)18:00『クロノス』畑中智行・実川貴美子
       3月16日(月)19:00『パスファインダー』西川浩幸・岡田達也
※人気チケットにつき、売切れの際はご容赦ください。
詳しくはコチラから


★おトク③
【バディチケット】発売中!

2名様以上で購入すると《1人7,000円→6,000円に》
実質1枚1,000円の割引となります。
チケットぴあにて発売中
ご予約はコチラから


★おトク④
【2作品観劇チケット】発売中!
『クロノス』と『パスファインダー』同時予約で《14,000円→12,000円に》
劇団公式サイトにて発売中
ご予約はコチラから


★おトク⑤
タイムズ スパ・レスタのコラボ企画

サンシャインシティのすぐ隣「タイムズ スパ・レスタ」とのお得なコラボ企画です。
今回は、岡田達也さんと畑中智行さんプロデュースメニューも登場!
「公演チケット」と「レスタ入館券」や「お食事券」が一緒になったお得なセット券を是非ご利用ください。

詳しくはコチラから(PC・スマホのみ)


・・・・・・お知らせ・・・・・・・

■TV出演が決定!
『東京暇人』に岡田達也さんと渡邊安理さんが出演します。

日本テレビ『東京暇人~TOKYO hi-IMAGINE~』(関東ローカル)
2月20日(金)深夜27:38~(予定)
出演:塚地武雅・平野綾/岡田達也・渡邊安理
http://www.ntv.co.jp/himajin/


■【動画リレーインタビュー】毎日更新中!

出演者が自分で撮影&インタビューして、リレー形式でお届けする新企画。
稽古場の様子や作品のことなど、ほぼ編集ナシで撮って出しはレア感たっぷり!

【動画リレーインタビュー】はコチラから


■【舞台装置見学会】開催決定!

大阪公演 2月23日(月)19:00『パスファインダー』終演後
東京公演 3月12日(木)19:00『パスファインダー』終演後
       3月19日(木)19:00『クロノス』終演後

★エントリーは明日・2月18日(水)23:30まで

詳しくはコチラから

『Golden Songs』ついに開幕!

チケット情報はこちら

梅田芸術劇場10周年を記念するミュージカルコンサート『Golden Songs』、ついに開幕しました!
まずはひと足先に配信しましたニュースより。
GoldenSongs05_00_7010.JPG


大阪・梅田にある梅田芸術劇場の10周年を記念する『Golden Songs』が2月13日(金)、東京国際フォーラム ホールCで開幕する。劇場に縁のあるミュージカルのナンバーを、縁のある出演者が歌い継ぐコンサート。12日に行われた最終舞台稽古では、安蘭けい、石井一孝、伊礼彼方、湖月わたる、姿月あさと、樹里咲穂、中川晃教、春野寿美礼、平方元基、マテ・カマラス、山崎育三郎ら主役級の豪華キャストが揃い、素晴らしい歌声とパフォーマンスを披露した。 

ミュージカルからストレートプレイ、宝塚歌劇の公演など幅広いジャンルのステージを上演している梅田芸術劇場だが、ミュージカルファンにとっては関西圏で大型ミュージカルが上演できる数少ない劇場のひとつとして認知度が高い(今年もこの後『レ・ミゼラブル』などの大作の上演が控える)。また単なる"箱"としての劇場というだけでなく多くのオリジナル作品を送り出し、"梅田芸術劇場ブランド"は日本ミュージカル界で大きな存在となっている。 

このコンサートでは、劇場の10年を彩った数々の作品から選りすぐった人気ナンバーを数珠繋ぎで披露。『エリザベート』『モーツァルト!』『ファントム』『アイーダ』『MITSUKO』etc、etc。どの曲をとっても名曲ばかり。しかも、ところどころサプライズはありつつも、大半は実際に作品でそのナンバーを歌った俳優が歌うので、1曲1曲に説得力がある。出演者たちの思いのこもった熱唱に、観ながらに一気に物語に誘われ、その曲の背景にある世界までもが見えてくる。同時に、やっぱり感じるのは、いつ聴いても何度聴いても感動が湧き上がる、楽曲の素晴らしさ。歌唱力抜群のキャストで、素晴らしい音楽を堪能できる幸福感にひたる、夢のようなショーだ。 

ほかに日替わりの出演者も。公演は2月23日(月)まで東京国際フォーラム ホールC、2月26日(木)から3月1日(日)まで梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは発売中。




稽古場からバッチリこの公演に張り付いていたげきぴあでは、さらに詳しくその魅力をご紹介いたします!

チケット情報はこちら

ミュージカル「ウィズ」の稽古場会見が行われ、主演のドロシー役の梅田彩佳・田野優花(Wキャスト)らが劇中曲を披露した。

「ウィズ」は有名な児童文学「オズの魔法使い」を原作とするミュージカル。
1974年にオールアフリカ系アメリカ人キャストによりブロードウェイで初演され、トニー賞7部門に輝いた歴史的傑作だ。

普遍的なテーマを力強く歌う本作を、震災後の日本で是非上演したいという演出の宮本亜門の願いから2012年に日本版の「ウィズ」が上演された。

初演版のドロシーは当時AKB48に所属していた増田有華を起用。今回の再演版ではオーディションの結果、NMB48から梅田彩佳、AKB48から田野優花の2人が選ばれダブルキャストで公演される。

宮本亜門が熱弁 2人のドロシーの意味

 
動画は本日行われた稽古場会見の様子。
宮本亜門がいかに2人に惚れこんでキャスティングしたかを語っているのでお聞きいただきたい。

また、動画の冒頭には劇中歌「帰るの!家に」を、動画の最後には「ブランニュー・デイ」を収録した。

特に「ブランニュー・デイ」は2人のドロシーが同時に歌う本番では見ることのできないスペシャルバージョンだ。

本作は3月7日(土)から東京国際フォーラム ホールCで上演。その後、大阪、名古屋、福岡でも公演される。

(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ



チケット情報はこちら

チケット情報はこちら

2012年に上演されたNODA・MAPの「エッグ」。
妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルなどはもちろんのこと、初演と全く同じキャストが集結し、本日より再び上演される。作・演出はもちろん野田秀樹。劇中の全楽曲は椎名林檎の書き下ろしだ。

 
また、本作は東京、大阪、北九州で上演されるが、3月にはパリで上演されることが決まっている。

事の経緯は2012年の「エッグ」初演時、パリの国立シャイヨー劇場の芸術監督ディディエ・デシャン氏が同作を観劇して衝撃を受け、正式に「エッグ」を招聘したとのだそうだ。

 
我々が知っている/知らない/知りたい/知った気になっていた日本

架空のスポーツ種目"エッグ"に情熱を注ぎ、オリンピック出場を目指す二人のアスリート(妻夫木聡、仲村トオル)。
そして、彼らの間で歌い、踊り、心揺れ動くシンガーソングライター・苺イチエ(深津絵里)。
スポーツと音楽への大衆の熱狂の光と影をモチーフとした、この物語は次第に時空と場所を飛び越え、悲しく鮮烈な、かの時代へのレクイエムを描き出す・・・。

 
私は初演も観劇していたが、今回の方がストーリーがわかりやすくなっている気がした。おそらくは、オリジナルメンバーでの再演ということで、俳優もスタッフも作品を深く掘り下げ、熟練したからではないだろうか。

以下の動画はゲネプロの様子を収録したもの。深津絵里の演じる苺イチエは初演時にも増して魅力的だった。

前売は完売しているが、当日券は毎回販売するとのことなので、「エッグ」、観劇してみてはいかがだろうか。

(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ


チケット情報はこちら


佐々木蔵之介が出演する舞台「MACBETH」が7月から上演される。
マクベス、マクベス夫人、バンクォー、マクダフ、魔女3人、ダンカン王・・・20人にも及ぶ登場人物を一人で演じ分けるという。 
 本作はスコットランドの実力派俳優アラン・カミング主演で2012年6月に初演、その後、数々の演劇賞を受賞した話題作だ。
 舞台は精神病院、登場人物は病室に隔離された患者。病室の監視カメラが患者の動きをすべて捕らえ、病棟のモニターにすべて映し出される。患者の中に内在した「マクベス」の登場人物が「マクベス」の忌まわしいドラマを再現していく。 
つまり、観客は患者を通して「マクベス」を追体験していくという仕掛けだ。 今回の日本公演では、オリジナルの演出家であるアンドリュー・ゴールドバーグを演出に迎え、日本語で上演される。 
 初心者でも楽しめる「革新的なマクベス」に 製作発表でのアンドリュー・ゴールドバーグによると、 「初めてマクベスを見る人も、マクベスを見るのは50回目という人も、  新しく楽しめるような内容にしたい。」と語っていた。 
スコットランドでの公演の際も、若い観客が多く見に来て、好評だったとのことなので、難解なイメージが付きまとうシェイクスピア作品だが、初心者でも味わいやすい舞台にしてくれそうだ。 
以下の動画は制作発表を収録したもの。
主演の佐々木蔵之介氏がいかに演劇好きで、いかにこの大変な仕事のことを楽しみにしているのかを感じて頂けるのではないだろうか。 
 本作は7月12日(日)から東京・パルコ劇場で上演。
その後、豊橋、大阪、横浜、北九州でも公演される。


<< 前の10件  157  158  159  160  161  162  163  164  165  166  167   >>
アーカイブ

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

最近のブログ記事

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉