『ASTERISK〜女神の光〜』でヒロイン、ヒカルを踊るのがKoharu Sugawara(菅原小春)。中学・高校生時代からTV番組「スーパーチャンプル」やコンテスト「DANCE ATTACK」で優勝して脚光を浴び、2010年に渡米。ダンサーとして活躍すると同時に、倖田來未や2NE1、少女時代といったアーティストの振付も手がけている23歳だ。今回、その恋人役を踊るのが、50(フィフティ)。東方神起、BoA、島谷ひとみ、三浦大知、w-inds.、JASMINEらのステージに出演し、また、9人組のダンスチームKING OF SWAGのメンバーとしても活動中。二人が紡ぐダンスの世界とは?
日本の最高峰のパフォーマーたちが一堂に介して一つの物語を紡ぐ、ストリートダンスの舞台公演「ASTERISK(アスタリスク)」。2013年の第一回、14年の第二回とDAZZLE主宰の長谷川達也が演出を手がけて来たが、今年の第三回『ASTERISK〜女神の光〜』では、前回ダンサーとして出演していた東京ゲゲゲイ主宰の牧宗孝(MIKEY)が総合演出・振付・脚本を手がける。
----今回の『ASTERISK〜女神の光〜』は、トップダンサーだった母を持つ娘ヒカルの物語だとか。こういう題材を選んだ理由とは何ですか?
「全然違うお話の中で突然踊り出すのではなく、踊る必然性があるストーリーにしたかったんです。となると、ダンスについてのストーリーだなと。これまでも様々な映画やミュージカルになってきた題材ですが、そこから今のダンスシーンを表現したいと考えました。たとえば近年、キッズダンサーが増えてきて、ステージママも増えている。今回、ヒカル光を演じるKoharu(Sugawara)も、実際にキッズダンサーだったんですよ。コンテストにもたくさん出ていて。そのリアルなKoharuと、現代の流れみたいなものをリンクさせたら、面白いと思いました」
2004年の発売から10周年を迎えてなお絶大な人気を誇るゲーム「戦国無双」が舞台化へ!これまでも多くの漫画やゲーム原作の舞台化を手掛けてきた吉谷光太郎さんが脚本・演出を担います。
戦国武将に扮するのは、若手人気俳優たち。
げきぴあは、パンフレット用のビジュアル撮影の現場へ潜入。真田幸村役の安西慎太郎さん、真田信之役の小沼将太さん、石田三成役の植田圭輔さんの麗しい姿をレポートします。



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まもなく開幕する劇団四季の新作ミュージカル『アラジン』。
開幕に先駆け去る4月28日、その稽古場の様子が横浜・あざみ野の四季芸術センターで報道陣に公開されました。
前半・公開稽古の様子はコチラ
稽古場で2つのシーンが披露されたのち、スタッフ、キャストの囲み取材も開催されました。
登壇者は、演出補のスコット・テイラー、ダンス・スーパーバイザーのマイケル・ミンドリン。
そしてキャストからはアラジン役候補の島村幸大、厂原時也、
ジャスミン役候補の岡本瑞恵、三井莉穂、
ジーニー役候補の道口瑞之、瀧山久志。
後半ではその様子をお伝えします。
――ミュージカル『アラジン』一番の見どころは?
スコット「すべての方に何か感動を持っていただけるようなショーだというところが、私が最も魅力があると思っている部分です。NYでこのショーを観劇された方から一番言われるのは「自分の望んでいたすべてのものがこのショーの中にある」ということ。たとえば「私の夫さえもすごい楽しんだ」というコメントをもらったりします(笑)。すべての要素というのは、キャストや衣裳、照明、音楽というショーの中にあるべき要素。それらが本当に素晴らしく、全部が良かったと、チケット代を払うに充分な価値があったと皆さん仰っていただいています」
マイケル「今スコットが言ったことに100%同意しますが、追加するならば、すべてのキャラクターの旅を、お客さまも一緒に感じることができるということ。例えばアラジンの物語、ジーニーの物語、ジャスミン、アラジンの友だちであるバブカック、オマール、カシーム、それにサルタン王、ジャファーなど、すべての登場人物にお客さまがどんどん引き込まれていって魅了されていく、そしてお客さまも一緒にその物語の旅を楽しむことができる、それが見どころだと思います」
■『トロイラスとクレシダ』vol.2■
シェイクスピアの"問題作"である、愛と戦いの物語『トロイラスとクレシダ』。
上演機会の少ない戯曲ですが、速報チラシにある「『ロミオとジュリエット』より"濃密"な!?」というキャッチコピーに心惹かれている方も多いのではないでしょうか。
そのキャッチのとおり、有名なトロイ戦争を背景に、"愛"と"戦い"を描いた物語ですが、戦いの中で"愛"を紡ぐのが、タイトルにもなっているトロイラス王子と神官の娘であるクレシダ。
永遠の愛を誓ったふたりですが、戦いに翻弄され、クレシダの心は揺れ動いていくのです...。
そんなクレシダを演じるのは、ソニンさん。
ミュージカルからストレートプレイ、そして純粋な女性からアッパーな役柄までなんでもござれの実力派。
本作と同じ、鵜山仁演出・浦井健治主演で大評判となった『ヘンリー六世』にも出演、この時は3役を演じていました。
その彼女がふたたび挑む"鵜山シェイクスピア"で、どんなクレシダを見せてくれるのか、注目です!
ソニンさんにも、お話をお伺いしてきました。
【『トロイラスとクレシダ』バックナンバー】
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
撮影はこんな感じで進められています。
「基本、笑顔はなくていいです」
とのカメラマンさんの言葉で、憂いのある表情に。
まもなく開幕する劇団四季の新作ミュージカル『アラジン』。
1992年公開の劇場版長編アニメーションをもとにディズニーが制作、昨年3月にブロードウェイで開幕したばかりの超話題作が、米国外では世界のどの国よりも早く日本で上演されます!
3月のチケット一般発売当日には、正午時点で総販売枚数20万9千枚を突破、これは劇団史上最高販売枚数とのこと。このことからも作品への期待の高さが伺いしれます。
そんな話題作の稽古場が去る4月28日、横浜・あざみ野の四季芸術センターで報道陣に公開されました。
稽古を進めているクリエイティブスタッフはこちらのおふたり。
演出補のスコット・テイラーさん(左)と、
ダンス・スーパーバイザーのマイケル・ミンドリンさん(右)。
「最初に、怪我をしないように毎日これをやっています」というマイケルさんのお話で、まずダンスシーンの一部を音楽をかけずにやっていきます。
おお、アクロバティック!
大坂の陣400年記念「大阪平成中村座」の製作発表が行われ、中村勘九郎、中村七之助が登壇した。
平成中村座は十八世中村勘三郎(当時、勘九郎)の長年の構想を実現し、2000年に東京・浅草で実現。
江戸時代の雰囲気に満ち、舞台と客席が密接な一体感を持つ空間が奏功し、日本国内はもちろんのこと、ニューヨークやベルリンの観客までも魅了してきた。
今回、2015年10月、大阪城西の丸庭園にて行われる「大阪平成中村座」の製作発表が行われ、中村勘九郎、中村七之助が登壇した。
以下は製作発表を収録した動画(約9分)。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
市村正親・平田満・益岡徹の3人芝居「ART」が4月28日(火)からサンシャイン劇場で上演される。
初演キャストが再集結するのは16年ぶり。
舞台「ART」は1994年にフランス・パリで初演され、モリエール賞最優秀作品賞を受賞。
その後、イギリスのオリヴィエ賞最優秀コメディ賞、アメリカのトニー賞最優秀作品賞を受賞するなど、世界の名だたる賞を制覇している傑作コメディ。
1999年、市村正親、平田満、益岡徹の出演で初演。
2001年には市村正親、平田満、升毅で再演され、好評を博した作品だ。
今回、1999年の初演キャストが再び集結し、16年の時を経た今、新たな舞台「ART」が復活する。
もちろんこれまでに数々の舞台に出演し、百戦錬磨と言っていい実力派俳優3人に、舞台「ART」に対する思い、意気込みについて聞いた。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
いま一番観たいミュージカル・スーパースター!
明日4月25日(土)から公開される映画『シンデレラ』。その同時上映作品である大ヒット映画『アナと雪の女王』の続編、短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』も話題に。『アナ雪』に続き、英語版で雪の女王・エルサの声を務めるイディナ・メンゼルが今年6月、日本で待望のコンサートを開催します!
イディナ・メンゼルは、1996年に大ヒットミュージカル『RENT』モーリーン役でブロードウェイデビュー。その後も『アイーダ』アムネリス役や『ウィキッド』エルファバ役など大活躍を続ける、ミュージカル界のスーパースターです。
ミュージカル舞台の他にも、大人気TVドラマ『glee/グリー』では主人公の母親として出演、『レ・ミゼラブル』の名曲「I Dreamed a Dream(夢やぶれて)」を披露し話題に。そして昨年は、日本でも空前の大ヒットとなった『アナ雪』の人気を受け、NHK紅白歌合戦にも出演!神田沙也加さんとニューヨークから中継で参加し、同映画主題歌「LET IT GO(レット・イット・ゴー)」を含むメドレーを披露しました。あの圧倒的な歌唱力に驚いた方も多いのでは。
いよいよ近づいてきた日本公演を前に、彼女から届いたメッセージ&インタビューがこちら!
<イディナ・メンゼル インタビュー>
■『トロイラスとクレシダ』vol.1■
シェイクスピア作品の中でも"問題作"と呼ばれる作品『トロイラスとクレシダ』。
なぜ問題作と称されているのか。
それは、喜劇と悲劇のあいだを揺れ動き、分類困難な異色作であるから。
逆に言えば、様々な要素が内包された作品でもあります。
そんな独特の味わいを持つ本作が、このたび名優たちが結集して上演されます。
物語は、トロイ戦争が舞台。
トロイ王プライアムの末王子トロイラスは、神官カルカスの娘クレシダに恋焦がれている。
しかしトロイを裏切りギリシャ側についたカルカスは、娘とトロイの将軍との捕虜交換を申し出て、クレシダはギリシャに引き渡されてしまう。別れ際、永遠の愛を誓ったトロイラスとクレシダだったが、後日トロイラスがクレシダのもとを訪れると、クレシダはギリシャの将軍に口説かれ、それに応じようか悩んでいて...。
キャストは豪華なメンバーが結集します。
まずトロイラスには今年、第22回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞したばかりの浦井健治。
ミュージカルからストレートプレイまで幅広く活躍する人気俳優ですが、これまでも『ヘンリー六世』タイトルロールなど、シェイクスピア作品でも着実に評価を得てきています。
ヒロイン・クレシダには、こちらも『ヘンリー六世』では乙女ジャンヌで鮮烈な印象を残したソニン。
プライアム王に日本を代表するシェイクスピア俳優である江守徹、さらには岡本健一、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司、吉田栄作らが出演。
プライアム王に日本を代表するシェイクスピア俳優である江守徹、さらには岡本健一、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司、吉田栄作らが出演。
そして演出は、前述の『ヘンリー六世』三部作で、翌年の読売演劇大賞の大賞・最優秀作品賞・最優秀演出家賞、芸術選奨文部科学大臣賞をかっさらった鵜山仁。
シェイクスピアの問題作に相応しい、磐石の布陣で挑む今回の上演、今から期待が高まります。
げきぴあでは本作のビジュアル撮影風景と、キャストインタビューを敢行してきました!
まず第一弾は、浦井健治さんの登場です。
◆ ビジュアル撮影レポート ◆
浦井さんの扮装は、黒いパンツに白いシャツというシンプルかつ現代的なもの。
この衣裳に、演出の鵜山さんはどんな意味を込めているのでしょうか...?