2004年の発売から10周年を迎えてなお絶大な人気を誇るゲーム「戦国無双」が舞台化へ!これまでも多くの漫画やゲーム原作の舞台化を手掛けてきた吉谷光太郎さんが脚本・演出を担います。
戦国武将に扮するのは、若手人気俳優たち。
げきぴあは、パンフレット用のビジュアル撮影の現場へ潜入。真田幸村役の安西慎太郎さん、真田信之役の小沼将太さん、石田三成役の植田圭輔さんの麗しい姿をレポートします。
トップバッターは安西慎太郎さん!
演じるのは、己の信じた道を突き進む真田家の次男、真田幸村。
★安西慎太郎さん 撮影レポート★
スタッフからも「おおっ」と声が出る程の完成度。カッコイイの次元を越えて、もはや美しいです・・・。そして驚かされるのは、その甲冑の見事なこと!ゲームのイメージを貫くため、細部にまでごだわりが施されています。
白い襟の高さや、十文字槍の位置まで徹底的に近づけていくという徹底っぷり。
安西さん、武将らしく「真田幸村役 安西慎太郎です!」としっかりと声を張って挨拶し、撮影スタート。まずは威風堂々たる立ち姿から。
「奥歯を噛み締めて」「レンズのずっと奥を見つめる感じで」とカメラマン。一歩踏み出す姿勢を取ると、ぐっと強い印象になります。
写真をチェックし、腕の角度などを確認。完成形に近付けるため、イメージを共有していきます。
強さと美しさを備えた武将に成り切っています。
安西さん、否、真田幸村の臨場感溢れる姿にドキドキすること間違いなし!
真田家を守りぬく、勇将・真田幸村の兄、真田信之に扮します。
★小沼将太さん 撮影レポート★
美しい銀髪で登場!スラっとした長身で、この衣裳もさらっと似合っています。プロデューサーさん曰く、ゲームのビジュアルに近い方をブッキングされたとのこと。納得です。
後ろ姿も、髪留めの細工まで完璧!ゲームのイメージを徹底的に守りぬくスタッフさんの底知れぬ意気込みを感じます。
小沼さんは動画の撮影からスタート。まずは公演PRのためのコメント動画を撮影。スタッフから動画内容の説明を受けて、カメラに向け、決め台詞を放ちます。
続いてスチールの撮影に。ゲームのビジュアルを確認しながらポーズを固めていきます。
カメラマンたちと写真チェック。「ここをこうして」とイメージする画像を見せてもらいつつ、具体的な説明を受けます。
もちろん立ち姿も美しいです!「グッと奥を見ててください」という指示に応え、キリリとした眼差しに。
さらには難しいポージングに挑んでいましたが、本番ではさらに激しいアクションもあるそう。動く武将たちに期待大です。
そしてラストは、石田三成役の植田圭輔さん。
怜悧で理論家と評された知将、石田三成を演じます。
★植田圭輔さん 撮影レポート★
印象的な赤髪にインパクト大な乱髪兜(毛髪が使用された兜)で現れた植田さん。
細かな部分までこだわりが詰まった衣裳は手作りで、撮影ギリギリまで作りこむスタッフの姿が。最後に腰の装具を巻いて、完成です!
ユニークな武器、「大一大万大吉」と書かれた巨大な鉄扇を持って撮影を開始!武器の中でも、この鉄扇は重めに作られているとのこと。軽くすると風に煽られたり、アクションの際に武器の重みを伝えられないからだとか。
まずは動画の撮影から。スタッフと動きを確認します。
動画撮影は、サクサクと進行。すっかり武将・石田三成になっているようでした。
続いてスチールの撮影に。真っ直ぐと、グッと強い目線で、才覚ある石田三成を体現していきます。現場でも落ち着いていて、どことなく知性を感じさせる雰囲気を持つ植田さんにぴったりの配役かもしれません。少し見下ろす目線も、プライドが高く傲慢なところがあったと言われる石田三成のよう。それでいて色気もある表情です。
と、思ったら笑顔も!!
以上で、撮影レポートは終了です。
個性の光るキャラクターに、完成度の高い豪華な衣裳。ゲームの世界から飛び出た彼らが舞台でどう生きるのか。ご期待ください!
【公演情報】
5月2日(土)~5月7日(木) THEATRE1010 (東京都)