【公演レポート】

ミュージカル『モーツァルト!』が東京公演を経て現在、大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演されている。日本でも2002年の初演以来上演を重ねる、ウィーン発の人気ミュージカル。主人公のヴォルフガング・モーツァルトはWキャストで井上芳雄、山崎育三郎が務めているが、今回は山崎ヴォルフガングを観た感想を記す(井上バージョンのレポートはコチラ)。
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山崎ヴォルフガングは、初参加だった前回2010年公演とはまったく違う顔を見せていることにまず驚かされる。懸命さが際立っていた前回に比べ、余裕すら感じられる落ち着きっぷり。そのせいか、俳優・山崎育三郎自身が持つキュートな魅力が隅々までいきわたったヴォルフガングになっていた。それはやんちゃではあるけれど、どこか育ちの良さを感じさせる青年像だ。山口祐一郎扮する大司教コロレドに反発する姿などは、才能ゆえの傲慢さというより、若さゆえの甘えといった印象。今までに見たことのないタイプの新鮮なヴォルフガングだ。
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トニー賞5部門受賞の名作ミュージカルを全く新しい視点から再構築したトム・サザーランドの新演出版ミュージカル『タイタニック』。豪華客船が辿る歴史的な悲劇に人々の愛や希望を見出し、ドラマティックな群像劇に仕立てた。2013年のロンドンで最もチケットが入手困難と称された話題作が2015年3月、早くも日本初上陸を果たす。

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事故の混乱の最中、冷静沈着に乗客を誘導する二等航海士ライトーラー役には注目の若手、小野田龍之介。プロダンサーを母に持ち、子役として数々の舞台経験を積んできた。2011年には「シルヴェスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンクール&コンサート」で特別賞に輝くなど、その実力は折り紙付きだ。

【連載】「モダンスイマーズ」③

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こんにちは、モダンスイマーズの生越です。


第3回目の紹介は、

モダンスイマーズ 作・演出の蓬萊竜太さんです。


蓬萊さんはわたしが初めて演劇にで出会ったと同時に出会った、

わたしが演劇をしたい!と思ったキッカケをくれた方です。


初めてお芝居をしたのが去年の2月、広島でのことです。

何もかもがはじめてで何をどうしていいかわからないわたしに

わたしに分かるようにいろんな言葉で伝えてくれました。

だからあのとき体感して体験できてすごく大切なことを感じさせていただいたなぁ、と思います。

ホントの初対面のときは

「お?お、、ちょっとコワそう・・・」

とか思ったんですが知っていくとチャーミングさも兼ね備えていらっしゃるように感じます。

そんでよくみるとやさしいまゆげをしています・・・。

稽古のときも厳しさ、やさしさ、みんなへの愛を感じます。

はい、すてきなんです!蓬萊先生です。

そう、えっと蓬萊さんは作家さんだから、言葉が、素敵な奥深い言葉が

呑みの席でもどしどしでてくるんです。


例えば、

「・・・魅力のポケット・・・」

例えば、

「・・・」

たとえばー。

「・・・」


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(↑ノリノリで素敵な言葉を発しまくってるとこだと思います)


すいません、わすれました。

話の前後もわすれました・・・。

でも確かにいろんな、素敵な言葉がでてくるんです!

わすれるなんて矛盾してますがそれはわたしの頭がオカシイだけで、ほんとに・・・!


こうやってモダンスイマーズで蓬萊さんの作品に参加できて、みなさんとお芝居ができてしあわせだなぁと、がんばらなくちゃ!と改めて感じました。


おごし、がんばります。


では!

お次の紹介は古山憲太郎さんです!

おたのしみに〜〜


おごし


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公演期間:2015/1/23(金) ~ 2015/2/1(日)

会場:東京芸術劇場 シアターイースト (東京都) 

出演者など

[作・演出]蓬莱竜太 [出演]古山憲太郎 / 津村知与支 / 小椋毅 / 西條義将 / 生越千晴 

[ゲスト]今藤洋子 / 伊東沙保 / でんでん

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■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.7■


ついに1月12日に開幕しました、『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』
個性の強い、可笑しな、でも愛らしいキャラクターたちが大騒動の末、「夫婦とは何なのか」という深淵なテーマを浮かび上がらせる、ハートフルな作品になっています。
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なんといってもキャラクターがイイ!
そして、そのアクの強いキャラクターたちを、コミカルに演じきる俳優さんたちが楽しい!!

大爆笑したい人にも、ほっこりしたい人にもおススメしたい舞台です。

1月12日、初日を控えた出演者たちが会見に応じました。
その模様をレポートします。
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初日囲み取材レポート


ふた組の夫婦をメインに据えた物語。
演じるはミムラ戸次重幸真飛聖勝村政信、という顔ぶれです。

藤沢ハルカ役はこれが初舞台となるミムラさん。
「私の演じるハルカは、見た感じからしてちょこっと浮世離れ...といいますか、「ああ、あのタイプね」というカテゴリがなかなかできないところにいるニッチな人。なのですが、自分の中で思っていることがあっても、あまり表にも出さず、自分ともたぶん対話をせずに今まで来ていたものが、今回この舞台の中で、自分自身のことも、自分と外の人の関わりも発見する、そんな感じの役になっています」と役どころを紹介。
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全編をOnly Love Hurts(面影ラッキーホール)の楽曲で綴った歌謡ファンク喜劇「いやおうなしに」がKAAT神奈川芸術劇場で1月9日(金)から開幕した。

 


 「好きな男の名前 腕にコンパスの針でかいた」
 「あんなに反対してたお義父さんにビールつがれて」 
「俺のせいで甲子園に行けなかった」

 これらはOnly Love Hurts(面影ラッキーホール)【以下O.L.H.】の楽曲のタイトル。
 独特な歌詞とレトロなメロディラインが醸し出す世界観は衝撃的で、一度聴いたら忘れられないほどだ。

 本作に主演している古田新太もO.L.H.のファンであり、古田が誘ったことで小泉今日子の共演が実現したのだとか。
 さらに田口トモロヲ、高畑充希、三宅弘城、高田聖子、山中崇など、舞台のみならず各界で活躍する俳優陣が物語に深みを加えている。
 そして脚本は福原充則、演出は河原雅彦。この2人が組んで面白くないわけがない。
舞台は本日、KAAT神奈川芸術劇場で初日、その後、埼玉、大阪、名古屋、仙台、東京の順で公演される。
 以下の動画は公開舞台稽古のなかから、3曲を抜粋して収録した。舞台の世界観を感じて頂ければ。

 (撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

 

 


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上川隆也主演の舞台「真田十勇士」が1月8日(木)から開幕した。劇場は赤坂ACTシアター。 

脚本は劇団☆新感線の中島かずき、演出は青年座の宮田慶子。 
本作は、忠義を尽くし、愛と仲間を信じた真田幸村と彼に仕えた十勇士の生き様を描いた作品。 
2013年に上演され好評を博し、再演を望むファンの熱い声に答え、今回異例のスピードで再演されることになった。
 歴史上、豊臣方の真田幸村と十勇士は大阪夏の陣で徳川方と戦い、戦死する。 
その大きな歴史の流れは変えようがないが、その中で、脚本の中島かずきが巧妙にフィクションを入れ込み、他にはない真田十勇士が創られているのが見どころだ。
 詳細についてはここでは伏せておくが、フィクションだとわかっていながらも、「そうだったのか!」と納得してしまうかもしれない。 
舞台「真田十勇士」は、本日から始まる東京公演を皮切りに、名古屋、大阪、福岡で上演される。

  

以下の動画は公開舞台稽古と囲み取材を収録したもの。
壮絶な殺陣の一端をご覧頂きたい。  (撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

 


 


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ミュージカル「ON AIR」 制作発表参加抽選権付き特別販売が決定!!

1/20(火)15:00開始予定の都内某所で行われる制作発表に抽選でご招待いたします!

制作発表へのご参加は、複数枚チケットをご購入された場合でも購入されたご本人様のみ対象となります。 

当落の結果および当日の詳細は、1/16(金)に当選者にのみメールにてお知らせ致します。


滅多にない制作発表に参加できるなんて・・・要チェックです!

チケットは、~明日1/14(水) 23:59まで発売中!


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■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.6■


連れ立って別荘に休暇に来たふた組の夫婦が、アクシデントによってそれぞれ伴侶でない相手と一夜を過ごすことになり、しかもそれぞれが意気投合しちゃった!?
岡田惠和・脚本、堤幸彦・演出で贈るコメディ『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』

連載第3回では榊夫妻(真飛聖&勝村政信)のインタビューをお届けしましたが、
もちろんもうひと組の夫婦、藤沢家(ミムラ&戸次重幸)にもお話を伺ってきました!

こちらのカップルは、ミムラさん扮するおとなしい(そして、ちょっと変わった)妻と、戸次さん演じるアピール度の高いイケイケなダンナ、という組み合わせ。

初日まで1週間を切り、稽古も追い込み中!?なタイミングで、ふたりは何を語るのか...。
ご覧ください。


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ミムラ&戸次重幸 INTERVIEW


――開幕も目前ですが、現在のお稽古場はどんな状況ですか?

ミムラ「もう本当に楽しいです!」

戸次「毎日毎日、(演出の)堤さんから"小ネタ"が5つずつくらい増やされていくんです...。最近はもう、どんどん作品を固めていく作業ですので、毎日通し稽古をやっているのですが、通しのあとの振り返りチェックでだいたい堤さんに言われるのは"小ネタ"を増やすこと(笑)」

ミムラ「そうなんです、大きな流れや感情面のことも少しは出ますが、基本小ネタばかりですよね(笑)。堤監督は、あまりにご自分が毎日違うことを追加していくので、台本に書き込みをするのに12色の色鉛筆を使っていらっしゃるんですよ。今日は紫にしよう、とか! いつ何を言ったかわからなくなっちゃうから」

戸次「毎回足される小ネタにどう対応していくかというのをみんなが楽しんでやっているのも、今の稽古場の楽しさに繋がっています」

ミムラ「でも戸次さんは大変ですよね。キャラクター的に、戸次さんが演じる藤沢しかツッコめる人がいないということが多いので、戸次さんはボケもやりつつツッコミもやる。だから追加される小ネタのうち、ものすごい分量が戸次さん担当(笑)。私、舞台に出演するのが初めてなのでわからないんですが、この段階になってもやることが増えていく、というのは、よくあることなんですか?」

戸次「いやぁ、こんなのは堤さんくらいじゃないですか?」

ミムラ「やっぱり、あまりないことなんですね...」
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■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.5■


『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』、開幕もいよいよ目前!
岡田惠和・脚本×堤幸彦・演出で贈る注目のコメディです。

そもそもの岡田さんの脚本自体が非常に面白いのですが(勝村さん曰く「映像の脚本を書いている岡田さんならではで、読み物としてすでに面白い」)、
さらに出演は舞台初挑戦のミムラをはじめ、勝村政信戸次重幸真飛聖モト冬樹広岡由里子馬場良馬といった個性的な面々。
この舞台、面白くならないワケがありません!


12月末の某日、公開稽古が行われました。
シーンとしましては、先立ってげきぴあにてレポートしたのと同じ場面でしたが...。


ノリとテンポの良さが倍増!
俳優さんの表情の絶妙さも倍増!
面白さに拍車がかかった様子をご覧ください。
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メインの登場人物は、連れ立って別荘にやってきた
ハルカ(ミムラ)&藤沢(戸次重幸)
愛子(真飛聖)&(勝村政信)
の、ふた組の夫婦。


まずは改めて、役柄のご紹介。
併せて、前回のレポートより格段に豊かになったキャストの皆さまの表情をとくとご覧あれ!

藤沢家の奥様、ハルカさんを演じるのはミムラさん。
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おとなしいというより、ちょっとオドオドしているような女性ですが...
隠し事がバレそうになって顔がひきつるハルカさん。
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■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.4■


まもなく開幕を迎える注目の舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』
演出を手掛けるのは、『トリック』『SPEC』といった話題作を連発、"堤ワールド"としか表現できない独特の世界を作り上げファンを魅了し続けている堤幸彦です。
映像の監督として名高い堤さんですが、舞台演出作品も数多く、中心メンバーを務める演劇ユニット「キバコの会」の活動もコンスタントに続けています。

そんな堤さんに、作品の見どころからキャストへの期待、さらには映像の監督と舞台演出家の面白さの違いまで、色々なお話を伺ってきました!
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堤幸彦 INTERVIEW



――ヒットドラマを数多く手がける岡田惠和さんの脚本に、堤さんの演出というのは、なかなか意外な組み合わせに思えます。本作立ち上げまでの経緯とは?

「岡田さんと僕には"ロック好き"という共通項がありまして、一度岡田さんのラジオ番組に呼んでいただいたことがあったんです。それから『スターマン・この星の恋』(2013年)というドラマで初めて組むことになり、当然岡田さんの脚本は面白いですし、とりわけ『スターマン~』は荒唐無稽かつ、ファミリーものとして素敵な作品だった。僕としてもとても楽しい仕事でしたし、岡田さんから今回のお話をいただいた時も、『喜んで!』とお返事した次第です」


――岡田さんの脚本のどんな点に魅力を感じますか?

「まずやっぱり会話の妙ですよね。これだけ会話の丁々発止を書ける人はなかなかいないんじゃないかと。しかも単に言葉のキャッチボールだけじゃなく、それぞれのキャラクターの深いところがだんだん見えてくる。時に180度違うところにも飛んでいってしまうけれども、結局それも大きな本筋へと収れんされていくところとか。まぁどうしてこんなにうまいんだろうなって思いますから。舞台への書き下ろしは初ということですが、非常にぴったりですよね。言ってしまえばニール・サイモンとか、映画で言えばウディ・アレンとか、そういう会話で表現出来る数少ない作家さんだなと思います。それともうひとつ、なんでこんなに女性の気持ちが書けるんだろうっていうのは本当に不思議です。男を一刀両断しつつも、でもどこかで許していて。その持ちつ持たれつ感みたいな、お互いさま感みたいなものを、女性側から描いていく。これはもう見事としか言いようがない。特に今回の『スタンド・バイ・ユー』は、まさにそういったタイプの脚本だと思います」
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