2015年5月に来日する「国立モスクワ音楽劇場バレエ」。
げきぴあブログ読者の皆様は、もしかするとバレエをご覧になられたことのある方の方が多いかもしれないのですが、初心者の方も、「国立モスクワ音楽劇場」は観たことはないよ!という方も必見。
本公演の主催であるキョードー東京のM氏が、バレエ担当一年目特派員として単身モスクワに渡り、現地取材!ブルメイステル版の「白鳥の湖」「エスメラルダ」は他のバレエと何が違うの?どんなバレエ団なの?
現地の写真と共に、みんなで予習しましょう♪
前回記事「国立モスクワ音楽劇場バレエ」の見所紹介はコチラ
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国立モスクワ音楽劇場バレエ招聘にあたり、現地視察のレポートをお送り致します。
劇場のバックステージの各所を視察し、当日出演するダンサーのクラスも併せて視察してきました。その後、開場した後お客さんとして入場し、劇場を後にするというスケジュールで劇場全体の視察を終えました。(この日は「エスメラルダ」を観賞)
①「KACCA(チケット売場)」
ロシア語で"KACCA"はチケットという意味です。 当日券や当日引き換え等はここの"KACCA"で行います。この劇場の"KACCA"は建物の正面を見て下手側の側面にあります。
(正直分かりづらいです...)
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②「外観・入場口」(1F)
外観全体と、入場口の様子を写真に納めました。ライトアップが非常に綺麗です。外観の6本の柱は、この劇場の代々受け継いでいる伝統的なモチーフとなっているそうです。入場口の様子は18:30頃の様子です。(この日は開場18:00/開演19:00)
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②「セキュリティチェック」(1F)
扉内すぐのもぎりを通過すると、すぐにセキュリティチェックがあります。金属探知機、ボディチェック、カバンの中身チェック等、かなり厳しく入場の際チェックをされます。
他の劇場も同じく、ロシアの劇場はどこも厳しい印象でした。
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③「クローク」(1F)
セキュリティチェックを無事終えると、次は大きなクロークで上着等を預けます。冬のモスクワは革靴・ピンヒール等では路面が凍結していてとても歩けないので、ここで持ち込んだおしゃれな靴に履き替える現地の方が多く見られました。
皆さん、やはりドレスアップして観劇をします。(とてもおしゃれな方ばかりです。)また、クロークではオペラグラスを借りる事が出来ます。
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補足1)
クローク(1F)の近くにこんな自販機がありました。花束の自販機です。出演者用に買うもよし、恋人・家族にあげるもよし、ロシア人の男性は何かにつけて花を贈るそうです。確かに街には花屋さんがいっぱいありました。(日本人の我々も少し見習いたいですね。)
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④「メインホワイエ」(2F)
クロークジャケットを預けると、次は階段を上り、メインのホワイエがある2Fへ。
階段を登りきると、大きなホワイエが出てきます。ホワイエは美術館のように入り組んでおり、さまざまな歴史ある製作資料・衣装等がならんでいます。待っている時間もあっという間に過ぎていきます。(1回の来場では細かく見切れないほど!) この劇場のテーマカラーであるブルーに統一されており、とても上品です。
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⑤「ホワイエ・バー(休憩所)」(2F)
この劇場のバー(休憩所)は、他の劇場と比べてもとても充実していました。各所のバー(休憩所)はとても広く、休憩時間にはここでお客さんは各々の時間を過ごします。また、多目的ホールも休憩所として解放されており、ここにも写真やアート作品などが展示されており、休憩中も退屈を感じる事はありません。
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続いて、ホワイエ・バー(多目的ホール)の写真です。
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⑥「パンフレット売場」(2F)
ロビーの片隅にある、パンフレット売場。
エスメラルダの何年も変わらない公演パンフレットと、本日出演するダンサーリストの冊子が販売されています。(バレエ雑誌もわずかに販売しています。)物販らしきものはどこにもありません。ロシアのバレエ文化に物販の文字はないそうです。
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現地レポート①はここまで。
次回は客席内やオーケストラッピットの様子、カーテンコール写真等をアップします。お楽しみに!
「国立モスクワ音楽劇場バレエ」
公演日:2015年5月20日(水)~24日(日)
会場:東京文化会館 大ホール
料金:S席-14000円 A席-11000円 B席-9000円 C席-6000円 D席-4000円
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