会見・イベントレポートの最近のブログ記事

中村勘三郎を追ったドキュメンタリー『映画 中村勘三郎』が限定上映!

昨年、12月5日に逝去した十八世中村勘三郎のドキュメンタリー映画が東京・東劇で上映中だ。 20年間にわたる密着取材、約7000時間にもおよぶ膨大な映像記録から厳選したシーンを抽出し、真実の勘三郎の姿を描いている。 21日、映画の公開を記念して勘三郎の次男で歌舞伎俳優の中村七之助が舞台挨拶に登壇した。

P1040382.JPG

七之助は現在歌舞伎座で「仮名手本忠臣蔵」に出演中。 夜の部の六段目で早野勘平・女房おかるを演じてから駆けつけ「いま、勘平さんとお別れをしてやってきました」と早替わりのようなスピードで東劇に登場、劇場につめかけたファンを喜ばせた。

映画について「フジテレビの方が幼い頃から私たち親子を撮り続けてくださいまして、父が"寝るところと用を足すところ以外は全部撮っていいよ"と言ってたくらい。生の父の姿、父の全てが詰まっている作品になっていると思います。ぜひ楽しんでください」と挨拶。

『ライオンキング』15周年!

| トラックバック(0)

チケット情報はこちら

【チケットぴあニュース】

『ライオンキング』同一会場で15周年の快挙!


東京・四季劇場[春]で上演中の劇団四季ミュージカル『ライオンキング』東京公演が12月20日、15周年を迎えた。1998年の同劇場のこけら落とし公演として開幕して以来、日本演劇史上初の"無期限ロングラン"を継続中。この日時点での東京公演総公演回数は5195回、観客動員数は約560万人を数える。
Shiki_60th2201.JPG

作品はディズニーの同名アニメをもとに、1997年にニューヨークで初演されたミュージカル。アフリカのサバンナに生きる動物たちの姿から、"サークル・オブ・ライフ(生命の連環)"という深淵なテーマを浮かび上がらせる内容で、老若男女問わず人気が高い作品だ。ユニークなパペット、影絵や文楽など東洋的な手法も取り入れた斬新な演出や、エルトン・ジョンが手掛けたキャッチーな楽曲の数々も人気の要因だ。
Shiki_60th2203.JPGShiki_60th2204.JPG


徳島県鳴門市の大塚国際美術館内にあるシスティーナ・ホールにて、来年2月、システィーナ歌舞伎が開催されます。

陶製の板に原画を転写し名画を忠実に再現した、世界でも類をみない美術館の中にある同ホールは、ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂が原寸大に立体再現されています。

このホールを使い、日本の伝統文化である歌舞伎を西洋文化の壁画に囲まれた空間の中で「和と洋のコラボレーション」「創作による新作歌舞伎」をコンセプトに"コラボ歌舞伎"として2009年に初演。
その後、ほぼ毎年1回のペースで上演を重ね、来年で5回目を迎えます。

今回の演目は、モーツアルトの名作オペラ「フィガロの結婚」をモチーフにした「満月阿波噺(まんげつあわのよばなし) Le Mariage de Figaro フィガロ」


11月下旬、出演の片岡愛之助さん、上村吉弥さん、中村壱太郎さんと作・演出の水口市一夫さんが会見を開き、公演への意気込みを語りました。

P1040253_350.jpg左から壱太郎、愛之助、吉弥


会見レポート

 
■水口一夫さん (作・演出)
ミケランジェロの原寸大の「最後の審判」の絵、あるいは天井画(「天地創造」ほか)がまわりを覆い尽くしている空間で歌舞伎をやるというのは本当に難しいです。
今回上演する「フィガロ」は喜劇です。
ご存知のようにモーツアルトの名作でレベルが高い作品です。
和と洋のコラボということで、徳島の弦楽四重奏のみなさんにもご出演いただきまして、クラシックの音も加える予定です。
本来の歌舞伎の音、下座、清元、常磐津、長唄、竹本などを組み合わせて、いかに歌舞伎版の「フィガロ」を創るかが私の大きな課題です。
愛之助さんが「今度は歌いたい」とおっしゃってますので、それならばぜひにと思っております。そうなりますと、吉弥さんと壱太郎さんにも歌っていただくことになりますので、それぞれのアリアを期待していただきたい。
"傾く心"の精神を忘れず、歌舞伎でもこんな面白い舞台が創れるんだ、というものをお見せしたいと思っております。

P1040256_350.jpg


■片岡愛之助さん (一昨年から参加。今回で3回目の出演)
"コラボ歌舞伎"ということで、水口先生がおっしゃられた通り、"傾く"という新しいことに取り組む気持ちは忘れちゃいけないと思っています。
新作や復活ものの再演というのは少ないんですけれども、このシスティーナ歌舞伎で創られた中から2作も再演されています。
ひとつは、今年2月に大阪・松竹座で勤めさせていただいた『GOEMON(石川五右衛門)』、それから今月、豊岡市の永楽館で『ガラシャ(切支丹寺異聞 伽羅紗)』を。これは第1回に上演された作品です。
ここから生まれたということはすごく嬉しくて、再演のできる作品をどんどん作っていきたいと思っています。

P1040273_350.jpg

■新演出!『レ・ミゼラブル』2013■


11月27日に帝国劇場で大千秋楽を迎えた、2013年版の『レ・ミゼラブル』
オールキャストが登場し、45分くらい続いた感動の特別カーテンコールの模様は昨日お伝えいたしましたが、その後報道陣向けに、ジャン・バルジャン&ジャベール役の福井晶一さんと吉原光夫さん、ジャベール役の川口竜也さん、テナルディエ役の駒田一さん、マダム・テナルディエ役の森公美子さん、ガブローシュ役の加藤清史郎さんの"囲み取材"も行われました。

★大千秋楽特別カーテンコールの模様
lesmiz2013_1501.JPG
■新演出!『レ・ミゼラブル』2013■


4月23日のプレビュー公演から始まり、約7ヵ月続いた2013年版『レ・ミゼラブル』が本日、11月27日に帝国劇場で大千秋楽を迎えました。
新演出版でのリニューアル上演となった、今回の『レ・ミゼラブル』。
プリンシパルからアンサンブルに至るまで、ひとりひとりが熱く、すべてのキャラクターが光り輝いていた、素敵な作品でした。
劇場は連日大盛況、完売御礼の公演回も数多く、そんな反響にも、この舞台の素晴らしさが出ているかと思います。
そしてファンの方に朗報です!
この大千秋楽カーテンコールの場で、『レ・ミゼラブル』2015年春、帝国劇場での上演が発表になりました。
lesmiz2013_1401.JPG

チケット情報はこちら

『エリザベート』『モーツァルト!』など人気ミュージカルを次々と送り出しているウィーン・ミュージカルのクリエイター、ミヒャエル・クンツェ(作)&シルヴェスター・リーヴァイ(音楽)による新作が、来春日本で世界初演の幕を開けます
演出は、上記2作を日本で大ヒットさせた小池修一郎
まさに磐石の布陣、"ゴールデン・トリオ"で贈る、ビッグ・プロジェクト!
出演者も、この注目作に相応しく日本ミュージカル界を代表する俳優たちが集結。
そのメインキャストが勢揃いした製作発表会見が11月18日、都内にて行われました。
LadyBess131118_00.JPG
↑ この並びだけで期待度が上がる豪華さ!

ゴールデン・トリオがこのビッグ・プロジェクトの題材に選んだのは、約45年もの長きにわたってイギリスを統治した女王・エリザベス1世
名君として知られ、その治世はイギリスにおいて"黄金時代"と呼ばれていますが、彼らがスポットを当てるのはエリザベスが女王になる以前、青春時代。
ヘンリー8世の王女として生まれながら、母が反逆罪で処刑され、その後も陰謀の疑いをかけられ投獄されるなど、波乱に満ちた王位までの道のりを壮大な音楽とストーリーで描き出します。

チケット情報はこちら

2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。
そのアニバーサリーイヤーの記念すべき第1作であり、ホームグラウンドである宝塚大劇場の幕開けを飾る星組公演『眠らない男・ナポレオンー愛と栄光の涯にー』の制作発表会見が11月11日に行われました。
takarazuka_napoleon01.JPG

物語はかの皇帝ナポレオン・ボナパルトの人生を、妻ジョセフィーヌとの愛と葛藤を中心に描くもの。
脚本・演出は『エリザベート』『モーツァルト!』などを大ヒットさせた、日本ミュージカル界きっての鬼才・小池修一郎
さらに、こちらも日本では小池演出で大評判を呼んでいる『ロミオとジュリエット』を手掛けたジェラール・プレスギュルヴィックが、全曲の作曲を担当。

小池修一郎の書き下ろし新作であり、世界的な音楽家とのコラボレーションということで、まさに宝塚歌劇100周年の目玉となる超大作です。

ひと足先に掲出しましたニュースはこちら


会見はまず、星組トップスター柚希礼音娘役トップ夢咲ねねを中心としたパフォーマンスからスタート。
プレスギュルヴィック氏による流麗な楽曲、そして豪華な衣裳に目を奪われます。
takarazuka_napoleon0a.JPGtakarazuka_napoleon0b.JPGtakarazuka_napoleon0c.JPG

チケット情報はこちら

2014年に25周年を迎える、渋谷の複合文化施設Bunkamura。
施設内の劇場、シアターコクーンでは、25周年記念公演の第1弾として、小説家・古川日出男の書き下ろし戯曲を、芸術監督・蜷川幸雄の演出で上演。
その注目作『冬眠する熊に添い寝してごらん』の製作発表会見が11月1日、都内にて行われました。
toumin131101_01.JPG

●ストーリー●
これは、清濁の血を併せ持つ伝説の熊猟師と、熊、そして犬との聖なる戦いの物語。
熊猟師の子孫である川下兄弟の愛憎が100年の時を超えて絡み合う。
兄とじゃれあいながら、実に楽しそうに笑う弟、その名は川下多根彦。
ライフル競技でオリンピック代表に選ばれた兄、川下一を尊敬し、競技に熱中する兄の代わりにエリートとして育ち、家訓である[25歳で一子を設ける]を実践せんとしている。
兄弟が海をながめるその港は、かつて、越後から放たれる石油が積み出されていた――。
そして語られ始めるのは、100年前の〈欲望するエネルギー〉石油の物語。
祖先である〈伝説の熊猟師〉の自然に翻弄されながらも全てを司るような視点と、兄弟の視線が交差する。
絶対の信頼で結ばれていた兄弟の前に、ひとりの奇妙な女が現れる。多根彦の婚約者、女詩人のひばりである。
惹かれあう一とひばり。兄弟の絆が揺らぎ始める。
その揺らぎは時空を超え、日本の歴史の暗部に光をあてることに――。
北陸の吹雪のその先に見えてくるものは、兄弟の邂逅なのか。それとも――。(チラシより)

チケット情報はこちら

2010年本屋大賞ベストテンにも選ばれた藤谷治の人気小説を原作に、クラシック音楽満載で綴る舞台『交響劇「船に乗れ!」』が12月に上演されます。
音楽高校を舞台に、若者たちの出会いや葛藤を描く青春ストーリー。
主人公のチェリスト・津島サトルは、山崎育三郎福井晶一という実力派スターが演じます。
高校時代のサトルに山崎が扮し、45歳のサトルを福井が演じその高校時代を回顧していく、という構造。
同じ役を演じるふたりの俳優が同時に舞台上に存在する、というその構造も面白いですが、
使用する楽曲はすべてクラシック音楽で、それに日本語を乗せて歌うという試みや、
実際に41名のオーケストラが舞台上に登場するなど、
様々な面で意欲的な作品になりそうなこの作品。

去る10月26日、都内でプレ・イベントが開催され、山崎、福井に加え共演する加藤雅美、演出の菅野こうめいが出席し、作品の魅力などを話しました。
fune131026_00.JPG

チケット情報はこちら


歌舞伎俳優の尾上菊之助が座頭を勤める「松竹大歌舞伎」が11月1日、東京・日本青年館で初日の幕を開けた。

この巡業は、当初は坂東三津五郎と菊之助が中心となり公演を行う予定だったが、三津五郎はすい臓がんのため療養、舞台を降板している。

そこで配役を変更し、菊之助がもともとやる予定だった『野崎村』のお光と、『江島生島』の生島新五郎の二役を初役で演じる。
菊之助のほか、坂東彌十郎、坂東秀調、坂東巳之助、尾上右近ら華やかな顔ぶれが揃った。


初日の昼の部を終えた菊之助が会見に応じた。

P1040111_2.JPG

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ