大竹しのぶが不朽の名作「女の一生」布引けいに挑む

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今年、11月に東京・新橋演舞場で上演される舞台「女の一生」の制作発表会見が9月30日に行われた。
「女の一生」は終戦直前の1945年4月に森本薫が文学座に書下ろした、明治・大正・昭和を生き抜いた女性の一代記であり、日本演劇界を代表する不朽の名作。会見には大竹しのぶ、段田安則、高橋克実、風間杜夫が登壇した。

【集合写真】
▼左から風間杜夫、高橋克実、大竹しのぶ、段田安則

P9303561.JPG

大竹は劇場に行くことが当たり前ではない初演時の戦時下と今が重なると述べ、「不自由な時代に突入したが、やっぱり芝居をやりたいと思いました」と語った。
本作の主人公である布引けいは杉村春子が900回以上にわたり演じ続けた当たり役としても有名だが、「私なりのけいを演じなくてはいけないなと思っています。多少のプレッシャーはあるけど大丈夫。頑張ります」と意気込んだ。

出演とともに演出も務める段田は「この状況で舞台にたてるのは当たり前のことではない、今回は命がけで挑みたい」と力を込めた。

高橋は「19歳から59歳までを演じる中で良いかつらをかぶらせていただいている。終わった後に買い取るかどうか検討中」と笑いを誘った。

まずは本の素晴らしさに感銘を受けたという風間は、「南座は中止になってしまったが演舞場はやります、と力強い言葉をうけ、役者を続けていて良かったと思った」と感慨深く語った。

公演は11月2日(月)~11月26日(木)に東京・新橋演舞場にて上演。チケットは10月4日(日)10:00より一般発売開始。

<あらすじ>
明治38年(1905年)日露戦争の後、日本がようやく近代的な資本主義国の姿を整え、同時にその動向が世界の国々と断ちがたく結び合い、影響し始めた時代。戦災孤児の境涯にあった布引けいが、不思議な縁から拾われて堤家の人となったのは、そんな頃である。

清国との貿易で一家を成した堤家は、その当主はすでに亡く、後を継ぐべき息子たちはまだ若く、妻のしずが義弟・章介に助けられながら、困難な時代の一日一日を処していた。甲斐甲斐しい働きぶりを見せるけいは、しずに大変重宝がられた。同時にけいと同様に闊達な気性の次男・栄二とも気性が合い、お互いにほのかな恋心を抱くようになった。
そのけいの思慕とは裏腹に、しずは跡取りであるべき長男・伸太郎の気弱な性格を気がかりに思い、気丈なけいを嫁に迎えて、堤家を支えてもらうことを望んだ。しずの恩義に抗しきれなかったけいは、伸太郎の妻となった。
けいは正真正銘堤家の人となり、しずに代わって家の柱となっていく。担い切れぬほどの重みに耐えながら、けいはその「女の一生」を生きるのである。

時は流れて昭和20年・・・。二つの大戦を経る激動の時代を生きて、今、焼け跡の廃墟に佇むけいの前に、栄二が再び戻ってきた。
過ぎ去った月日の、激しさと華やかさを秘めて、二人はしみじみと語り合うのであった・・・。


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