演劇・小劇場の最近のブログ記事


高橋一生、吉高由里子、キムラ緑子が仕掛ける、 刺激的な三人芝居
『レディエント・バーミン Radiant Vermin』がついに開幕!!

イギリスの劇作家フィリップ・リドリーによる本作は、昨年発表されたばかりの作品。
その新作が7月12日にシアタートラムで初日の幕を開けた。
演出は、日本で唯一リドリー戯曲を手がける白井晃が担い、不思議でブラックなコメディの劇空間を創出した。

物語は、ごく普通の夫婦オリー(高橋)とジル(吉高)が体験した不思議な出来事を語るところから始まる。
ある日ミス・ディー(キムラ)と名乗る仲介者から「夢の家」をタダで手に入れた二人。
ところが、家が建つ場所は浮浪者がうろつく荒れ野原。
それでもボロ屋から越してきた二人にとって、自分たちの"持ち家"は嬉しいもの。
何とか住みやすくしようとあれこれとリフォームの内容を考えている。
そんな時、とある出来事をきっかけに偶然知ってしまった"家"の秘密。
恐ろしく残酷な行為と蜜のように甘い誘惑が二人を翻弄する。
いつしか"家"の秘密の虜になった二人の向かう先とは・・・。


げきぴあでは舞台写真をいち早く入手!
撮って出しの14点を一挙掲載!!


世田谷パブリックシアター『レディエント・バーミン Radiant Vermin』
撮影:二石友希


左からキムラ緑子、吉高由里子、高橋一生
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左から高橋一生、吉高由里子
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左から高橋一生、吉高由里子
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左から吉高由里子、高橋一生
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2007年に映画化もされた作家・伊坂幸太郎の人気作『アヒルと鴨のコインロッカー』が新進気鋭の演出家・ほさかようの手により舞台化されることがわかった。
出演は、キャラメルボックスの看板俳優・多田直人、現在上演中の『新・幕末純情伝』で土方歳三を演じる細貝圭、OOPARTSの好演が光った清水由紀、舞台『黒子のバスケ』の高尾和成役で注目を集めた山田ジェームス武など多彩な顔ぶれが揃う。

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舞台化にあたり、脚本と演出を担うほさかようは次のようにコメントした。

「十年前に初めてこの本を読み終えた時、目の前の世界が歪むほどの切なさと感動を覚えました。あの時感じた心の動きを、舞台ならではのやり方で伝えたいと思います。ご期待ください。応えますので。」
《ストーリー》
「ずっと誰かが来るのを待ってたんだ」
引っ越してきたばかりの大学生・椎名は隣人の河崎と名乗る男にいきなり本屋強盗に誘われる。ひきこもりがちな外国人のドルジ、ペットショップを経営する麗子、そして二年前に同じアパートに住んでいたという琴美......彼等の奇妙な関係と隠された謎が明らかになる時、過去からつながる物語は終幕へと向かう――伊坂幸太郎原作による傑作青春ミステリー堂々の舞台化!

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■公演概要
公演タイトル:舞台『アヒルと鴨のコインロッカー』
原作:伊坂幸太郎(創元推理文庫刊) 
脚本・演出:ほさかよう
出演者:多田直人、清水由紀、細貝圭、山田ジェームス武、実川貴美子、馬渕史香、渡邊りょう、免出知之、土井玲奈、首藤健祐
 
公演期間:2016年9月14日(水)~19日(祝)
会場:ポケットスクエア ザ・ポケット 
料金:4,000円(全席指定・税込)

一般発売:7月23日(土)10:00より発売        
チケット:チケットぴあ 
公演専用アドレス→ http://w.pia.jp/t/ahiru/ ※7/7アップ予定  
0570-02-9999(Pコード452-560)  

公式サイト:ahirutokamo.com

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千葉雅子、中村まこと、森田ガンツ、市川しんぺーらが所属する劇団・猫のホテル。
演劇の世界にとどまらず、俳優としてもテレビや映画など、ここ数年で活躍の場を大きく広げてきた。
そんな彼らが劇団結成から四半世紀を超え、今年は9年ぶりに「苦労人」を再演するという。
作・演出の千葉が、本作への思いを次のように綴った。

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★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★

旗揚げ以来、役者どうしの切磋琢磨が劇団の原動力となって数々の新作を生みだし、今年で26年目をむかえることができました。
近年は全員参加にこだわらず、時に外部の演出家に委ね、二人芝居や三人芝居、または実際の事件を題材にした実験作など変則的な公演を重ね、劇団として成長をすることを目指しました。
それもひと区切りがつき、今回は外部公演への客演や映画ドラマ出演などで活動の幅を広げる役者たちがほぼそろうこともあり、劇団の自信作である「苦労人」を装いもあらたに再演することに決定しました。
1997年初演はアゴラ

2000年再演はザ・スズナリ

2007年再々演はシアタートラム
大きな力とささやかに闘争する父や息子の悲哀を描いた「苦労人」を、これまで何度も上演してきました。
骨太な役者たちとやりきった感があったし、町には仲の良い父と息子があふれていたし、
もう「苦労人」は再演しないなあと思っていた。
けれども、即興稽古でしのぎを削る日々が恋しい昨今。

町では若者と中高年がシュプレヒコールをあげる昨今。

潮目が変わったように思う。

うらぶれる宿命に抗う父と息子、その一族の500年の物語をまたやることに決めた。

大きな力への怒りが物語の原動力となった「苦労人」を円熟した骨太な役者たちとともに新たな演出で。

東京の東も東、錦糸町はすみだパークスタジオで。
26年目の猫ホテは、
バカ哀しいをおもいっきり、なのだ。

千葉雅子

★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★・★

【あらすじ】
室町時代の山城の国では、いまにも民衆が一揆をおこすような不穏な空気。今日も土嚢を積んで、争いにそなえる民衆のなかに、ひとり野心的なごんという名の男がいた。室町時代を皮切りに、安土桃山、江戸、明治、大正、昭和、平成と、ごんとその子孫たちが駆け抜ける大河物語。苦労の遺伝子は次々に受け継がれ、何時の世でももがき苦しむ男達の姿を笑いとばしながら骨太に描く。

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舞台写真 2007公演「苦労人」@シアタートラム(撮影:引地 信彦)

猫のホテル 本公演『苦労人』(改訂2016年版)
2016年7月6日(水)〜7月11日(月)すみだパークスタジオ倉
全自由席(整理番号付き):前売4300円/当日4500円

作・演出:千葉雅子
出演:千葉雅子 中村まこと 森田ガンツ 市川しんぺー 佐藤真弓 村上航 
小林健一(動物電気)
久ヶ沢徹


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ラッパ屋の1年ぶりの新作が東京・紀伊國屋ホールで上演中だ。
タイトルの「筋書ナシコ」とは作・演出の鈴木聡曰く「この先の筋書きが見えない、あるいは決まっていない状態および人物」を指す言葉だそう。

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主人公は40代のフリーライターでバツイチ独身のナシコ。
少し前までーーそれこそバブルの頃は世の中みんながハッピーエンドの筋書を持っていたのに、いつの間にか仕事は減り、収入は不安定になり......。
人生の筋書を見失ってしまったナシコは、生き辛いこの世の中で、新たな筋書を見つけることはできるのか!?


鈴木が稽古中に語ったインタビュー記事はこちら

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夢や希望を持ちにくい今の時代だからこそ、自分なりの筋書を描いて欲しい。
そんな鈴木のメッセージがたくさんの笑いと一緒に詰まっている。
公演は6月26日(日)まで。
東京公演の後、7月17日(日)に北九州芸術劇場で上演。

■舞台写真 撮影:木村洋一

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演劇博物館が今年の夏に開催する特別展をご紹介します!

猥雑でカオス的なエネルギーが渦まいていた1960年代の新宿という都市を今のぞいてみるのはいかがですか?

貴重な映像資料の展示や座談会、上映イベントなども開催します。



特別展「あゝ新宿-スペクタクルとしての都市」展

 

会 期 2016528日(土)~87日(日)

開館時間 10時~17時(火曜日・金曜日は19時まで)

休館日 61日(水)、615日(水)、76日(水)、720日(水)

会 場 早稲田大学演劇博物館 2階企画展示室

主 催 早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点

後 援 新宿区

協 力 磯崎新アトリエ、新宿区立新宿歴史博物館、株式会社紀伊國屋書店、劇団唐組、劇団唐ゼミ☆

企画協力 宮沢章夫(劇作家・演出家・批評家)、松井茂(詩人・情報科学芸術大学院大学准教授)、大塚聡(建築家・舞台美術)

ウェブ http://www.waseda.jp/enpaku/ex/4395/

入館無料

 

1960年代、新宿は明らかに若者文化の中心だった。紀伊國屋書店、アートシアター新宿文化、蠍座、新宿ピットイン、DIG、風月堂、花園神社、西口広場......。そこには土方巽、三島由紀夫、大島渚、唐十郎、寺山修司、横尾忠則、山下洋輔らさまざまな芸術文化の担い手たちや若者たちが集結し、猥雑でカオス的なエネルギーが渦を巻いていた。新宿という街自体がハプニングを呼び込む一つの劇場、一つのスペクタクル、あるいは一つの祝祭広場を志向していたのだ。では、現在の新宿はどうか。かつてのようなエネルギーに満ち溢れた新宿独自の文化は失われてしまったのだろうか。

本展では、新たに発見された劇団現代人劇場『想い出の日本一萬年』(作・清水邦夫、演出・蜷川幸雄、アートシアター新宿文化、1970年)の貴重な舞台映像や大島渚監督『新宿泥棒日記』(1969年)の上映をはじめ、写真やポスターなどさまざまな資料から新宿の文化史を

辿り直すとともに、新宿の今を検証する。

そして磯崎新による幻の新都庁案で提示されていた祝祭広場の思想を手がかりに、祝祭都市新宿の未来像を構想したい。

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唐十郎 小田急百貨店遠景

映画『新宿泥棒日記』(監督・大島渚/創造社/1969年/(C)大島渚プロダクション)

 

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新宿西口地下広場

写真提供:新宿区立新宿歴史博物館

 

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アートシアター新宿文化前

写真提供:新宿区立新宿歴史博物館

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関連座談会

文化の街・新宿の歴史と未来 ~街を支えるリーダーたち~

 

文化が老舗企業の経営戦略と深く結びついて発展してきた街、新宿。吉住新宿区長と老舗企業の経営者をお迎えし、鎌田早大総長とともに文化の街新宿の過去・現在・未来を語り合います。

 

登壇者(敬称略)

吉住健一(新宿区長)、高井昌史(紀伊國屋書店 代表取締役会長兼社長)、染谷省三(中村屋 取締役相談役)、髙野吉太郎(新宿高野 代表取締役社長)、鎌田薫(早稲田大学総長)

司会 岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館 館長)

 

日時 2016630日(木) 1445分~1615

会場 早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール

定員 400名 ※事前申込制/先着順

申込方法 61日(水)よりウェブページ・往復ハガキにて受付中

往復ハガキでお申込みの際は、①ご希望のイベント名、②氏名(ふりがな)、③郵便番号・住所、④電話番号をご記載の上、演劇博物館宛て(〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1)にご応募ください。

※往復ハガキ一枚につき一名様まで申し込み可能です。

※お申し込み結果は順次発送いたします。 

ウェブ http://www.waseda.jp/enpaku/ex/4461/

入場無料

 

主催 早稲田大学演劇博物館、新宿から文化を発信する演劇博物館実行委員会

助成 平成28年文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業

 

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関連上映会&トーク

新宿1968-69 ドキュメンタリー/ハプニング/ジャズ

 

60年代のドキュメンタリーに記録されたハプニングははたして現実だったのか?さまざまな才能が集結した新宿をメディアの介入が生み出す虚実ないまぜの祝祭空間と捉え、山下洋輔氏によるピアノ演奏を交えつつ、貴重なドキュメンタリー映像の上映と当事者の証言により検証します。

 

登壇者(敬称略)

山下洋輔(ジャズピアニスト)、田原総一朗(ジャーナリスト)、五箇公貴(テレビ東京プロデューサー)、宮沢章夫(劇作家・演出家・批評家)、松井茂(詩人・情報科学芸術大学院大学准教授)

司会 岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館 館長)

 

プログラム

1730分~ 『バリケードの中のジャズ~ゲバ学生対猛烈ピアニスト~』(テレビ東京、1969年)

1830分~ 『木島則夫ハプニングショー』(初回、部分上映)(日本テレビ、1968年)

19時~ トーク

 

日時 201678日(金) 1730分~2030

会場 早稲田大学大隈記念講堂 大講堂

定員 1,000名 ※事前申込制/先着順

申込方法 68日(水)よりウェブページ・往復ハガキにて受付開始

往復ハガキでお申込みの際は、①ご希望のイベント名、②氏名(ふりがな)、③郵便番号・住所、④電話番号をご記載の上、演劇博物館宛て(〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1)にご応募ください。

※往復ハガキ一枚につき一名様まで申し込み可能です。

※お申し込み結果は順次発送いたします。 

ウェブ http://www.waseda.jp/enpaku/ex/4462/

入場無料

 

主催 早稲田大学演劇博物館、新宿から文化を発信する演劇博物館実行委員会

助成 平成28年文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業

 

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≪お問い合わせ先≫

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館

169-8050 東京都新宿区西早稲田 1-6-1

03-5286-1829 (平日 9時~17時)

 

≪アクセス≫

東京メトロ東西線「早稲田」駅 徒歩7

都電荒川線「早稲田」駅 徒歩5

JR山手線・西武新宿線「高田馬場」駅(早稲田口)から都営バス「早大正門行」終点下車 徒歩2

 

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市井の人々のささやかな日常から、現代社会を照射するドラマが生まれる。
注目の劇作家・演出家 赤堀雅秋が、豪華出演陣と共に紡ぐ、閉塞した現代に生き、逃れようのない"日常"を過ごす人々の、哀しくも愛おしい物語――。

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左から: 光石研 大森南朋 田中哲司 赤堀雅秋


赤堀雅秋の新作『同じ夢』が、2月5日(金)シアタートラム(三軒茶屋)にて初日を迎えました。


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左から: 大森南朋 光石研 田中哲司 赤堀雅秋 麻生久美子


初日公演を終えた作・演出の赤堀さんと出演者よりコメントが到着!!

赤堀雅秋(作・演出) :稲葉和彦役
スタッフ、キャストの皆さんのおかげで本当に良い初日を迎えることができました。この作品は役者の精神、身体のわずかな変化次第で、お客様の想像力を何倍にも喚起させられるような芝居ですので、これから更に良くなっていくのではと感じています。執筆の最中は、この先の展開はどうなるのか自分でもヒヤヒヤしながら書いていた部分もありましたが、最終的には納得のいく作品を作ることができたと自負しています。明日以降も、真摯にやっていきたいと思います。

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フランスがもっとも愛した歌手、エディット・ピアフ
日本でも名だたる名優たちが演じていたこの偉大なる歌手を、大竹しのぶが演じ、大絶賛を集めた伝説の舞台『ピアフ』が、ピアフ生誕100年の今年、三たび上演されます。

ピアフの疾走する47年の人生が、彼女が歌った名曲とともに綴られる、心に残る名舞台。

ピアフの人生を綺羅星のように彩った、彼女の愛した男たちに扮するイケメン3人...伊礼彼方さん、碓井将大さん、川久保拓司さんに、この舞台の魅力を、そして天才・大竹しのぶについてを、たっぷり語ってもらいました!

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伊礼彼方×碓井将大×川久保拓司 INTERVIEW


稽古の進みが、速いです

――いまお稽古場はどんな感じですか?

碓井「もう稽古に入って2週間くらいですね。でももう終わりそうです」

川久保「そう言われて、「わあ、もう稽古終わっちゃうのか~」って今、思いました(笑)」

伊礼「三演目ですし、もう、(作品として)出来上がってしまっているんですよ」

川久保「初演からずっと出ている方たちの間では、関係性とかが出来上がってる。その分、稽古序盤のテンポの速さは、初参加の身としては、これは必死についていかないとなって感じでした」

碓井「でも俺も、横田(栄司)さんのマルセルのシーンを見て同じことを思いました」

伊礼川久保「あそこ、いい場面だよね~!」

碓井「そこで、「ヤバい、横田さん、ちゃんと合わせてきてる!」って。僕の(メインの)シーンは最後の方なので、皆さんのお芝居を日ごと見せていただいていて、再演チームの皆さんが、ちゃんとコンディションを整えて来ているなって...。でも新しいキャストの方も多いので、その中に新鮮さも感じています」
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――伊礼さんと川久保さんは、この作品初参加。そして碓井さんが初演から出ていらっしゃるんですよね。

川久保「俺、今回参加するのは初ですが、初演の舞台を観に行きました。すごかった。単純に面白かったし、のめりこんで観ました。ピアフの一生を描いているわけだけど、ピアフの歌った歌で、その人生を追っていく。それが、一緒に走馬灯を見ているようで、すごいスピードで進んでいくんだけど、ワンシーンワンシーン、一曲一曲が刺さる。本当に面白かった。今回参加できてすごく嬉しいです」

碓井「俺も観てみたいなあ...」

川久保「一緒に出てるから、観られないもんね」

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2016年2月、世田谷パブリックシアターで、日本・韓国を牽引する2人のダンサー、白井剛キム・ソンヨンがコラボレートし、荒木経惟の写真集『往生写集―東ノ空・PARADAISE』の世界観を舞台化したダンス作品、『原色衝動』を上演します。

げきぴあでは、今年9月、京都・春秋座公演を前に白井さん、キムさんにインタビューしています
記事はこちら

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撮影:荒木経惟


まったく違ったダンスのバックボーンを持ちながらも、見え隠れする存在の共通性を見いだし、遠ざけ、重なり、暴露しあい、関係を壊し、作り出すことを、この3年間、白井剛とキム・ソンヨンは日本と韓国を往復しながら繰り返してきました。それは、ダンスのコラボレーションというよりは、人と人がどう出会っていけるかを探る時間でもあったと言えます。その過程で、ある日見いだされたものが「衝動」という言葉でした。

踊ることから、より見えてくる「衝動」の形、勢い、熱。それはひとつではなく、無数の方向を持っています。その中に、互いへのそして自分達を浸食し、傷つけもする世界への本質的な愛の態度を見いだすことができるのでしょうか。荒木経惟(アラーキー)の原色の世界は、痛みの果てに優しさの沈黙と饒舌が満ち満ちています。


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荒木経惟 

「新種の爬虫類が組んず解れつ、別世界のラブシーンが見たいね。どっちが武蔵で小次郎か、これは新しい決闘だよ。」(撮影時コメントより)


チケット情報はこちら

アゴラ劇場に久々に立ちます!

実に15年ぶり。楽屋入りしたアゴラは使い込まれているうえに進化していました。
さまざまな集団が、さまざまな作品でお客様を集めてきた劇場として円熟味も増して。
スイッチや家電には、様々な言語の説明書きも。
海外のアーティストも進出している。
自分たちの15年を思い返します。

初めてアゴラ劇場で公演をしたときは、まだまだ駆け出しで。
スタッフさんも頼めないまま、自分たちで手探り状態のまま創って上演していました。
世の中も今ほど便利ではなくて、でもどこかのんびりとして。
会場時間になっても、舞台作りが終わらないなんてことも。
会場を待つお客様がずらりと階段に待っていました。
あふれる熱意と愚直さで突っ走っていましたね。
あれから15年。

それぞれ、いい歳の中高年となりました。
稽古場に台本を持ってくるのを忘れてごまかしたり、
手作り弁当の味見をし合ったり、
見あたらない自転車の鍵を全員で必死に探したり、
穏やかな稽古場風景です。

今回は、1997年の渋谷のアパートで、命を絶たれた娼婦の事件を題材に、
昼はエリート会社員、夜は娼婦として町に立っていたおんなの見ていた世界を描きます。

日替わりゲストとして、小川菜摘さんと平田敦子さんをお招きし、さらに同じ役を中村まことが一日だけ出演。
キーになる役をトリプルキャストでおおくりします。

稽古も三倍の量。
結果、三つの作品ができたようです。

劇団の歳月はゆるゆると流れていきますが、
この作品も、時間をかけて磨いていこうと思っています。
実際、3年前からリーディングの会で断片を描いて発表してきたものを、
あらたにまとめあげたのが今回。

新作がたちあがる瞬間にお立ち会いいただけたら、とっても嬉しいです。

育児や家業のための帰郷で欠場しているメンバーのぶんも奮闘中です。
どうぞよろしくお願いいたします。

千葉雅子

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《公演情報》
猫のホテル
「高学歴娼婦と一行のボードレール」
☆今週木曜まで絶賛上演中!
12/14(月)19:00 開演
12/15(火)19:00 開演
12/16(水)19:00 開演
12/17(木)18:00 開演
会場:こまばアゴラ劇場 (東京都)

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げきぴあブログをお読みの皆さん、こんにちは!
劇団チャリT企画主宰の楢原拓です。

来週12月9日(水)から劇団チャリT企画の公演『1995』(イチキュウキュウゴ)が始まります!
初日まで1週間をきり、劇場の稽古場に入って、稽古もいよいよ佳境に入ってきました。

今回は、今から20年前の1995年を題材にした作品です。

1995年と言えば、1月に阪神淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件と、未曾有の大災害・大事件が立て続けに起こった年。私は、当時大学1年生で、早稲田大学の演劇研究会(劇研)というところで、学業そっちのけ、演劇漬けの毎日を送っていました。
 
台本執筆にあたり、いろいろと古い資料をあさっていたところ、この頃の日記が出てきまして、それを読んでみますと、やはり書いてあるのは、演劇、演劇、演劇......ほとんど演劇のことばかり。
 
この時、所属していたのが先輩劇団「双数姉妹」なんですが、公演があるわけでもないのに年明け1月3日からみっちり稽古があって、怒られたり誉められたり、そんな稽古の様子や、先輩や同期劇団員に対する思い、自分自身についての反省や課題、劇団旗揚げについての野望などなど、そんなことが赤裸々に綴られていました。(いやー恥ずかしい......)

そんなわけで、若干のネタばらしになるかもしれませんが、このブログをお読みの皆さんにこっそりお教えしますと、今回の舞台となるのは、とある大学演劇サークルの稽古場です(モデルとなっているのは、もちろん......)。そこの日常を描きながら、1995年と2015年が行ったり来たり......そこにオウムの事件が絡んできたり......とまあ、こんなような感じの青春群像グラフティ的な?そんな感じの作品に仕上がっています。
 
あの時代を知る世代の人にとっては懐かしく、またホロ苦い感じで観ていただけるでしょうし、当時を知らない若い世代の人にも、興味をもって楽しく観ていただけるような、そんなつくりになっていますので、皆さん、ぜひぜひ、劇場に足を運んでいただきたいと思います。
 
出演者一同、ご来場、心よりお待ちしております!

作・演出 楢原 拓(chari-T)

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【公演情報】
座・高円寺 冬の劇場22 日本劇作家協会プログラム
劇団チャリT企画 第28回公演
「1995」
作・演出:楢原 拓(chari-T)
2015年12月9日(水)~13日(日)
@座・高円寺1(JR中央・総武線高円寺駅北口徒歩5分)

12/9(水)19:00
12/10(木)19:00
12/11(金)14:00/19:00
12/12(土)14:00/19:00
12/13(日)14:00
※受付開始は開演60分前、開場は開演30分前
※上演時間は2時間弱を予定しております。

料金:一般 3,500円(全席自由・入場整理番号付き・税込)


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