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『王家の紋章』といった大型ミュージカルからストレートプレイ、ショー、コンサートなど幅広いジャンルで活躍する作・演出家 荻田浩一が、十数年あたためてきたという新作『朗読(クローゼット)ミュージカル 不徳の伴侶 infelicity』を、彩乃かなみ藤岡正明らの出演で上演する。

作品は、16世紀に実在したスコットランドの女王メアリー・スチュアートと、彼女の3度目の配偶者であるボスウェル伯ジェームズ・ヘップバーンの物語。生後6日でスコットランドの王位を継承、その後フランスの王妃となり、再婚を繰り返したのち故国を追われ、最後には血縁であるエリザベス一世により処刑された女王の数奇な人生を描き出す。このモチーフに挑む心境を、荻田は「大河ドラマ的な歴史劇の奔流と運命的かつ抒情的なメロドラマの細流が深く交わり入り乱れる悲劇の女王の軌跡を、自分なりに辿ってみたいと思いました。それはあたかも、美しくも寂しく、うら悲しいスコットランドの湿地を渉猟し、深い想いを静謐の内に湛えた湖を眺めるような心持ちです」と語る。

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東京・日比谷の劇場、シアタークリエの開場10周年を祝う記念公演『TENTH』が現在、好評上演中だ。2部構成で、第1部はこの劇場で上演された名作ミュージカル3作のダイジェスト公演を週替わりで、第2部は日替わりの内容でガラコンサートを上演する。

▽ 第1部『next to normal』より1TA_0213.JPG

2007年11月に演劇の街・日比谷に開場したシアタークリエ。10年のあいだに上演された作品は、150本超。その内容も、ミュージカルからストレートプレイ、翻訳劇に気鋭の作家による新作など、バラエティに富んでいる。特に海外ミュージカルの翻訳上演では、客席609という劇場サイズを活かし、オフ・ブロードウェイの良作や、小規模のチャレンジングな作品も積極的に上演。海外ミュージカルといえばどうしても大劇場で大がかりな上演になりがちだった日本演劇界で、それだけではない良作を打つ機会を増やし、日本演劇界を豊かにする一役を買ってくれている。

 

山田洋次監督が手がけ、大ヒットした映画『家族はつらいよ』が、2018年1月の初春新派公演として上演されます。 

国民的人気映画『男はつらいよ』シリーズから20年。

山田監督が2016年に新たに手がけた『家族はつらいよ』は、等身大の現代家族のドラマを喜劇タッチで描き、大ヒットした映画です。
その映画を、創始130年の節目にあたる来年の正月興行として、劇団新派が舞台で上演します。 

新派と山田監督とは、小津安二郎監督の名作映画『麦秋』、『東京物語』を新派で舞台化した際、監督が演出を担いました。
今回は、山田監督自身の手がけた映画を新派で舞台化します。
日本人の心や情緒、風情、そして日本語の持つ美しさや優しさを大切に継いできた劇団新派と、くすりと笑ってほろりと泣ける現代家族の物語を山田監督がどう舞台化するのか。 

12月に行われた会見で、山田洋次監督と新派の皆様は次のようにコメントしました。

 

★会見レポート★

 

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山田洋次監督 
初老の夫婦がいて、ある時奥さんの誕生日に夫が何が欲しいと聞くと、ここにハンコが欲しいと離婚届を差し出した。亭主は目の前が真っ暗になったという実際にあった話を聞いて、僕は面白いなと思って。可笑しかったり、深刻だったり。そんなところからこの映画はスタートしました。もともと松竹映画には、昔から家族を描くホームドラマが伝統的にありまして、そうしたドラマを描く監督の代表が小津安二郎さんです。
その小津さんが撮った『東京物語』を下敷きにして『家族はつらいよ』という映画を撮りました。もし、この作品を舞台化するのであれば、家族のような劇団である"劇団新派"をおいて他にはないと思っておりましたので、(舞台化の)提案を受けた時には、「喜んで。ぜひ新派でお願いします」と申し上げました。 
(現実の)新派もたくさん問題を抱えていて、そこにもドラマがあるだろうと思います。 
ちょっと笑えないような話ですが、そこを家族に置き換えて、滑稽な笑いに変えて、観劇後にお客さまに「そうか、これは他人事じゃないな〜」とちょっと涙が出るような、そんな芝居になればと思っています。

 

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水谷八重子(母・平田富子役)
明治21年に生まれた新派は、政治批判をするために小屋掛芝居をしたと聞いております。今、"平成"のお芝居が生まれようとしております。明治に生まれた新派は(上演当時は)現代劇でしたが、今では"古典"と呼ばれるようになりました。平成に時代をとったお芝居をやるのは今回が初めてではないかと思います。 
劇団というのは、まさに家族でございます。50人に満たない家族ですが、喧々諤々。ですがそこを言い合えるところが私たち"家族"の嬉しさでもあります。 
お正月に、もう一度家族の結束を固められると信じております。
このお芝居では不思議な女を演じます。 
私の望みには450円お金がかかります。戸籍謄本を取るために。
そんな不思議な女ですが、私らしく演じてお正月を迎えたいと思います。
観客が大勢詰めかけてくださると、私たち"家族"は本当にハッピーになれるんです。

 

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波乃久里子(小料理屋の女将・加代)
私は、秋以降新派をおやすみしておりましたが、今日こうして(会見に出席して)本当に嬉しいです。 
それも、大好きな先生の作品で、大好きな三越劇場で、お正月が迎えられるということはありがたいと思っております。 
新派は昔からそこにあった事件を基に舞台を作って来ました。
今回は、先生がそこにあったことをお書きになって、平成の新派の舞台となります。 
一人でも多くのお客様に観ていただきたいです。

 

2014年に上演し、主演の霧矢大夢が読売演劇大賞優秀女優賞を受賞するなど高い評価を得たミュージカル『I DO!I DO!』が、バージョンアップして2018年5月、博品館劇場で再演される。

出演は前回に続き霧矢大夢と、『I DO!I DO!』初出演となる鈴木壮麻。

kiriyahiromu350.jpg霧矢大夢

suzukisouma350.jpg鈴木壮麻

『I DO!I DO!』は1966年、米ニューヨークで初演。

オフ・ブロードウェイで42年間17162回と超ロングラン記録を持つ『ファンタスティックス』の、トム・ジョーンズ(脚本・作詞)と、ハーヴィー・シュミット(作曲)コンビが手がけた人気作。

登場人物は男女2人だけ。50年間の夫婦の人生を、出演者2人が多彩なミュージカルナンバーで歌い、綴る。

2014年版では、蜷川幸雄氏のもとで長年、演出助手をつとめてきた大河内直子を演出に迎えて、翻訳、演出を一新。

翻訳は小田島雄志翻訳戯曲賞を受賞した広田敦郎、音楽監修は島健が務める。

前回公演から3年、バージョンアップした『I DO!I DO!』に乞うご期待!!

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来年2018年に、劇団ナイロン100℃が、25周年を迎える。ナイロン100℃は、劇作家・演出家ケラリーノ•サンドロヴィッチ(KERA)が主宰し、1993年に結成。現在も活躍中の劇団員には、犬山イヌコ、みのすけ、峯村リエ、三宅弘城など、ナイロン100℃の前身「劇団健康」時代から25年以上、共に歩んで来たメンバーも在籍。元々ミュージシャンでもあるKERAが、ニューウェーブなどの影響も色濃く受け、演劇的、音楽的に様々な実験をしながら、日本の小劇場界、サブカルチャーの一翼を担って来た劇団であり、ナンセンス・コメディを武器に、音楽的アプローチ、公演ごとに変わる作風、刺激的で独特な魅力がある劇団として若者達の支持を集め、下北沢・本多劇場などをベースに多様な作品を産み出してきた。

そんなナイロン100℃が走り続けて四半世紀、創立25周年イヤーを飾る2018年の劇団公演ラインナップが発表となった。4月は下北沢 本多劇場 他で『百年の秘密』、7月に東京芸術劇場シアターウエスト 他で『睾丸』(仮題)、と2つの本公演を予定。

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舞台『百年の秘密』初演時(2012年) 撮影:引地信彦


4月公演の『百年の秘密』は、2012年に初演され高い評価を得た作品。男性のKERAが、女性同士の心理を繊細に描き、また半世紀に渡る家族の物語を渾身の力で描き切りその手腕で好評を得た。二人の女性が少女時代に友情を結び、それぞれの人生を送りながら、人生の局面で再会する。二人の間にある秘密、そして二人を取り巻く秘密、の深淵がシリアスにシニカルに描かれる。再演を待ち望む声は高く、6年の時を経て、満を持しての再演となった。

そして、7月、新作となる『睾丸』(仮題)は、KERA曰く、1970年代に起きた連合赤軍の内ゲバ事件に材をとる群像劇になる予定。

2公演を通じてナイロン100℃劇団員が一堂に会し、客演にも実力派俳優が揃う。記念イヤーも熱い一年になりそうだ。

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25周年に際し、主宰・作・演出のケラリーノ・サンドロヴィッチがコメントを寄せた。

<ケラリーノ・サンドロヴィッチ  コメント (仮チラシより) >
四半世紀、続けてしまった。こんなに続くなんて夢にも思わなかった。
ずっと一緒に創作してくれた劇団員、支えてくれたスタッフと客演陣、そしてこんなに安定しない作風と身勝手な態度を見捨てずにいてくれた観客の皆様に謝意を。
25周年を記念して、2018年は、近年の劇団公演の中では抜きん出た一作、どうしても再演したかった『百年の秘密』と、赤軍派の内ゲバ事件に材をとる予定のやさぐれた新作群像劇『睾丸』(仮題)を上演する。
もう暫くの間、我々にしか作れない演劇をやり続けるつもり。しくよろ。
主宰:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

<公演概要>
●4月公演
ナイロン100℃ 45th SESSION 『百年の秘密』
作・演出: ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ 峯村リエ みのすけ 大倉孝二 松永玲子 村岡希美 長田奈麻 廣川三憲 安澤千草 藤田秀世 猪俣三四郎 菊池明明 小園茉奈 木乃江祐希 伊与勢我無/ 萩原聖人 泉澤祐希 伊藤梨沙子 山西 惇
公演日程:【東京公演】2018年4月 下北沢 本多劇場  5月兵庫、愛知、長野公演予定

●7 月公演
ナイロン100℃ 46th SESSION 『睾丸』(仮題)
作・演出: ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:三宅弘城 みのすけ 新谷真弓 廣川三憲 長田奈麻 喜安浩平 吉増裕士 眼鏡太郎 皆戸麻衣 菊池明明 森田甘路 大石将弘/ 坂井真紀 根本宗子 安井順平 赤堀雅秋
公演日程:【東京公演】2018年7月 池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト 他

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俳優・大倉孝二と劇作家・演出家のブルー&スカイによる演劇コンビネーション「ジョンソン&ジャクソン」。大倉の所属する劇団・ナイロン100℃の番外公演として上演された『持ち主、登場』で作・演出の共作経験を経てコンビ構想をスタートさせ、その後、2014年初回公演『窓に映るエレジー』、2016年第二回公演『夜にて』、と大倉孝二とブルー&スカイが信頼を寄せる魅力的なキャストが集い公演を行ってきた。"役にたたない演劇"と称し、ナンセンスでくだらない作風を、実力派俳優たちが、全力の悪ふざけのように、生き生きと演じる姿が、なんとも癖になる公演シリーズだ。

そのジョンソン&ジャクソンが、2018年6,7月に再び帰ってくることが発表になった。

今回はキャストに何と、いとうせいこうの参加が決定。ラッパー、MC、小説家、芸人...、様々な顔を持つが、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」、「シティボーイズ」などのナンセンス・コメディ作品で俳優として舞台に立つ一面も持ついとうせいこうが今回、ジョンソン&ジャクソンにどんな風を吹き込むのか未知数だ。更に強力キャストに池谷のぶえ。2014年上演の『窓に映るエレジー』でも、その"剛腕ぶり"を見せた至宝のコメディエンヌの参戦となる。ナンセンス・コメディ好きにはたまらない、この4名の濃いメンバーが、どんな"未知との遭遇"をし、どんな化学反応を起こすのか、期待に胸が膨らむ。作と演出を担うジョンソン&ジャクソン・大倉孝二と、いとうせいこうからのコメントは以下の通り。

<作・演出・出演:大倉孝二(ジョンソン&ジャクソン) コメント>
前回の公演が終わって、ジョンソン&ジャクソンを今後もやっていきたいという気持ちを、ブルー&スカイと確認しました。今回は、二人で始めた原点に立ち戻り、少人数で自由にやってみましょうかということで、お声がけをしたところ、これ以上無いお二人に出演頂けることになり、悪いことばかりじゃないなと思いました。
「自分たちが何をやりたいか」とともに、今回は「お二人にどう面白がってもらうか」も大事だと思っています。どんなことを面白がるのだろう、とお二人のアイデアも頂きながら、着地点は決めきらないで、創る過程を楽しみながら、探していきたいです。
音楽的なことは今回も絡ませていきたいと思っています。演劇的なものになるかわかりませんが、"変なもの"にしたいです。
せいこうさんや、池谷さんの持っているものも借りて〝くだらなさの研究″みたいなものができたら、むしろ僕らが学べたら、と思っています。

<いとうせいこう コメント>
ジョンソン&ジャクソンに出たいとずっと願っておりましたし、たぶんメンバーの二人にも言ったと思いますが、連中は忘れているでしょう。私は舞台で笑いをやる機会を失っていたからです。今回出演がかない、なおかつ大好きなコメディエンヌ池谷のぶえさんと一緒で楽しみで仕方がありません。ただ、四人しか出ないのでセリフが多くなりそうで心配です。私の性根が芸人で役者ではないこと、ブルー&スカイが理解していてくれるのを祈るのみです。

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<公演情報>
ジョンソン&ジャクソン新作公演
『タイトル未定』

作・演出:大倉孝二 ブルー&スカイ(ジョンソン&ジャクソン)
出演:大倉孝二 いとうせいこう ブルー&スカイ 池谷のぶえ

公演日程:
【東京公演】
2018 年6、7月 CBGKシブゲキ!!
ほか公演予定

一般発売:【東京公演】2018 年4月予定

企画・製作:キューブ

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生瀬勝久、古田新太、藤木直人をはじめ多くの実力派俳優が所属する芸能プロダクションの株式会社キューブが、次世代を担う若手俳優陣のサポーターズクラブの発足を発表。同時に、来月12月17日に渋谷・CBGKシブゲキ‼にて"キューブ若手俳優サポーターズクラブ発足記念!!『キックオフトークイベント』"として、お披露目イベントを開催することも発表になりました。

現在、キューブに所属する若手俳優としては、TVドラマ『愛してたって、秘密はある。』『明日の約束』ほかドラマや舞台に出演する白洲迅、唯一無二の個性でバラエティでブレイクし映画・ドラマ・舞台で活躍中の加藤諒、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー‼』で人気キャラクター音駒高校・狐爪研磨を演じ人気急上昇の永田崇人、同じく『ハイキュー‼』出演中の川原一馬冨森ジャスティン金井成大、ミュージカル『テニスの王子様』に主演・越前リョーマ役で出演中の阿久津仁愛、忍足侑士役の井阪郁巳、TVドラマ『弱虫ペダル』出演の木戸邑弥などなど。様々な分野で活躍中のフレッシュな若手俳優が多く所属しています。
今回発表になったのは、そのキューブ所属の若手俳優が一同に集結するプロジェクトで、2018年から新たなサポーターズクラブが始動するとのこと。12月17日開催のイベントにて、サポーターズクラブの詳細や活動内容を発表予定。イベント参加者には、当日、お土産と、各回出演者とのハイタッチ会、フォトタイムの特典が予定されているという。 満を持して誕生する、キューブ若手俳優達のプロジェクト。今後の動向は要チェックです!

イベントチケットの一般発売は、12月上旬を予定。

<公演概要>
キューブ若手俳優サポーターズクラブ発足記念!!
『キックオフトークイベント』

日時:2017年12月17日(日)
1回目 13:30開場 14:00開演
2回目 16:00開場 16:30開演
3回目 18:30開場 19:00開演
会場:CBGKシブゲキ!!
料金:前売3,000円(全席指定・税込)
※お土産(当日渡し)、ハイタッチ会参加付き、フォトタイムあり

出演者
●1回目 13:30開場 14:00開演
白洲迅、冨森ジャスティン、金井成大、
井阪郁巳、中谷優心、市川理矩 他

●2回目 16:00開場 16:30開演
加藤諒、白洲迅、冨森ジャスティン、金井成大、
坂口涼太郎、永田崇人、井阪郁巳 他

●3回目 18:30開場 19:00開演
加藤諒、坂口涼太郎、永田崇人、
井阪郁巳、中谷優心、市川理矩 他

※出演者は変更になる可能性あり。

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11月5日、東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにてこまつ座第120回記念公演『きらめく星座』が開幕しました。

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こまつ座第120回記念公演であり、2017年を締めくくる本公演は、井上ひさし自らが"私戯曲"と語る「昭和庶民伝三部作」の第一作として、こまつ座旗揚げ翌年の1985年に初演されたもの。

今回は、2014年の上演版で読売演劇大賞最優秀主演女優賞を獲得した秋山菜津子をはじめ、2014年キャストのほとんどが集結し、戦争の足音が聞こえる時代、星のようにきらめく庶民たちを描き出します。

また、「青空」「一杯のコーヒー」「月光値千金」など、当時の流行歌がふんだんに盛り込まれたこの舞台は、井上ひさし音楽劇の代表作としてファンに愛され続けています。
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明るく陽気な一家を描く笑いの絶えない舞台ながら、その幸せな時間が時代の波に流されバラバラになっていく様は、現代への井上ひさしからの強烈なメッセージと平和への祈りを感じさせることでしょう。


キャストの皆さんと演出の栗山民也さんから、コメントが届きました!




■演出 栗山民也
三年前と同じ顔ぶれの俳優が集まった今回の稽古場は、実に豊かな時間だった。言葉が俳優の肉体に染み込んだ状態でスタート出来たので、自然に開かれていく様は、あたかも日常生活の断面をそのまま切り取ったように柔らかだ。井上さんに見せたい、聞かせたいと、心から思う。日常のニュースのなかに平然と流れる、「排除」「選別」といった言葉が人間に対して平然と使われる今の時代は、『きらめく星座』で描かれる時代と怖いほどに重なる。こういう芝居が必要ないと「排除」されるのなら、もう私たちの生活から物語や文化というものが、どこかへ葬られてしまう事になる。ちゃんと守らなくては、と切実に思う。

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2011年から5年連続で、世界最大級のシアターフェスであるイギリス・エジンバラフェスティバルフリンジに単身参加し、エネルギッシュなスタンダップコメディで、その名を世界に轟かせた、俳優・コメディアンの清水宏。以降、アメリカ、カナダ、台湾、韓国など世界を股に掛け活動し、国内では「日本スタンダップコメディ協会」の会長としても日本全国で勢力的にライブ活動を行っている。

その清水が、2017年秋、いよいよロシアに上陸する。
清水は今回に向け、ロシア語を学習、つたないロシア語で繰り出すコメディライブは、ロシア人達に通用したのか。
その報告ライブが、12月15日(金)~16日(土)、CBGKシブゲキ‼ にて開催されることが決定した。
この海外報告シリーズは、初めて乗り込む海外に、言葉の習得からチャレンジし、地元の人々との時に熱く、時に辛辣な交流、清水がのたうち回りながらジェットコースターのような日々を過ごす様子を、現地の映像も組み入れながら、ドキュメンタリーコメディトークライブとして披露することで、好評を得ているおなじみのシリーズ。2年ぶりに渋谷・CBGKシブゲキ!!で復活するとあって期待が募る。観客は清水のハイテンションのトークを聴きながら、あたかも現地でともに日々を過ごしたかのようなリアルな錯覚に陥ることは必須。しかも今回はロシア。清水宏の熱いコメディがロシアの人々に受け入れられるのか、無事に旅が終えられるのか、ハラハラしながら観てほしい。
チケットは、11月25日から一般発売予定。

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清水宏から、今回のイベントに際し、以下コメントが届いた。

<清水宏コメント>
今回はロシアに行ってきました!ロシアでコメディ!ロシア語で!
怖い、寒い、よくわからない、日本にとってまだまだ未知の国ロシア。これまでイギリス、アメリカ、カナダ、中国、台湾、韓国と世界を回ってコメディをやってきた清水宏がついに、コメディアン未踏の地ロシアへ。

果たしてロシア人を笑わすことはできるのか!? ロシア人はどんなことで笑うのか?そもそもロシア人は笑うのか!? ロシアは一体どんな国なのか?ロシアの女の子は本当にきれいなのか? ロシア人は日本のことをどう思っているのか?日本人とロシア人は友達になれるのか? 凄まじい数のステージに上がりながら清水がロシアでみたもの、ロシアで発見したものは?

日本人がこれからどうやって世界と向き合っていくのか、そのヒントが......見えてくる!

笑って笑って最後にはガツンと胸に来る、勇気とバカのエンタテイメント! 一人情熱大陸!新シーズン突入!!!! 乞うご期待あれ!
清水 宏

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<公演概要>
「清水宏の世界を笑わせろ ロシア編〜ロシアからホワィをこめて!〜」
作・演出・出演: 清水 宏
日時: 2017年
12月15日(金)19:00開場/19:30開演
12月16日(土)14:30開場/15:00開演
会場: CBGKシブゲキ!!
チケット料金:前売¥4,000(税込、全席自由)
チケット一般発売: 2017年11月25日(土)

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■『アダムス・ファミリー』特別連載(4)■


10月28日(土)にKAAT 神奈川芸術劇場 ホールで開幕するブロードウェイ・ミュージカル『アダムス・ファミリー』10月中旬の某日、その稽古場を取材した。

※稽古場写真は、取材日とは別日のものです
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本番までまだ1週間以上ある中だったが、カンパニーの姿はすでに、実際に作品を上演するKAATのステージの上。この日は「衣裳付き・オケ付き通し稽古」だ。舞台化粧をしている・していない、は人によってまちまち、照明は素明かりではあったが、本番同様の動線、オーケストラもついた本番同様の迫力の歌唱で進められる。開幕を告げる「本ベル」の音も、本番と同じものに違いない。このベル、いかにもゴシック・ホラー的な、いわくありげな鐘の音。憎い演出に、いやがうえにも期待が高まる。

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物語は、NYセントラルパーク内の屋敷に住むお化け一家「アダムス・ファミリー」の面々が主人公。縦縞のスーツをピシっと着こなした一家の主・ゴメス(橋本さとし、その妻モーティシア真琴つばさ壮一帆のWキャスト ※取材日の通し稽古は真琴つばさ)、長女のウェンズデー(昆夏美長男パグズリー(庄司ゆらの、ゴメスの兄フェスターおじさん(今井清隆グランマ(梅沢昌代、そして執事ラーチ(澤魁士。あの(!!)、おなじみのBGMととともに登場する彼ら、インパクト大、怪しさ200パーセント、そして映画やアニメのイメージそのままのキャラクター造形! オープニングから、一気にテンションMAXである。

ゴメス役の橋本さとしは粋で派手、でもちょっと胡散臭いイタリアンマフィアのような風貌。しかし妻と娘の間に挟まれオロオロする姿がキュートな、愛すべきパパ。合いの手のように時折入る笑い声もアメリカンテイストで、すっかりキャラクターになりきっている。普段の橋本の明るく楽しいキャラクターともあいまってとても魅力的、まさに当たり役であろう。その妻・モーティシアを演じる真琴つばさは、初演時に「完璧」との呼び声も高かったが、そのスタイルの良さは、映画版というよりはアニメ版に近いほど、人間離れした美しさ。低めの声で夫に詰め寄る姿も迫力いっぱいで、観ていて楽しい。
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