●菊田一夫演劇大賞
麻実れい
...『8月の家族たち August:Osage County』のバイオレット、『炎 アンサンディ』のナワルの役の演技に対して
●菊田一夫演劇賞
中川晃教
...『ジャージー・ボーイズ』のフランキー・ヴァリの役の演技に対して
小池徹平
...『1789-バスティーユの恋人たち-』のロナン、『キンキーブーツ』のチャーリー・プライスの役の演技に対して
新橋耐子
...『食いしん坊万歳!~正岡子規青春狂詩曲~』の八重役の演技に対して
藤田俊太郎
...『ジャージー・ボーイズ』『手紙 2017』の演出の成果に対して
●特別賞
勝柴次朗
...永年の舞台照明デザインにおける功績に対して
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来年で結成25周年を迎える動物電気の、2年ぶり新作公演『タイム!魔法の言葉』が決定しました。
東京・下北沢駅前劇場で6月3日(土)から11日(日)まで上演されます。
そんな新作公演について、動物電気の中心メンバー小林健一さんと森戸宏明さんがぴあ社を訪れ、概要をご紹介くださいました。
さっそく本作について尋ねると、「今はSNSで繋がっているだけの人間関係が多いと思うんです。だけど、それだけじゃない、人間同士が一緒にいることで生まれる笑いや楽しさを舞台で表現できたら」というおふたり。
何だか真面目な話の展開に...!?
と思いきや、主宰の政岡泰志さんに話が及ぶと、
「座長はアナログな人なんです。携帯は未だにガラケーだし、写真は撮れない。もちろん写メも送れません。台本は手書きですよ」と暴露。
さらに、スマホやタブレットでは当たり前の操作である「スワイプが出来ない」とか、「LINEは恐ろしいものだと思っていた」という話まで飛び出しました。
ここまでくると、政岡さんのアナログっぷりは筋金入りですね。
そんな超がつくほどアナログな政岡さんが描く次回作は、昭和を彷彿とさせる物語になる模様。
劇団公式サイトで以下のように紹介されているので引用します。
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懐かしい下宿物へのオマージュを込めて送る、動物電気の昭和まんが劇場です。
下宿物、「おじゃまんが山田君」「めぞん一刻」「まんが道」などです。名作揃いで畏れ多いですが、我々なりの面白共同生活のドラマを追求します。
今回も「笑い」にこだわり、お客さまに声を出して笑っていただけることにこだわっていきたい。
「笑わせて」いるのでなく「笑われて」いるのでもなく、お客さまと一緒に「笑っている」。そういうのを目指します。
今回も全力で頭をひねって体を張って頑張ります。どうかみなさんよろしくお願いします。
政岡泰志
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そして、今回満を持して動物電気に参加する宮下今日子さんをはじめ、帯金ゆかりさん、坂本けこ美さん、尾崎桃子さん、松本D輔さんがゲスト出演します。
チラシの宣伝ビジュアルも、よーく見るとよく知っているキャラクターにソックリな人たちが!?
公演が待ち遠しいですね〜♪
動物電気2017初夏公演『タイム!魔法の言葉』は、6月3日(土)より上演。
チケットは4月23日(日)よりチケットぴあにて発売します。
『You've got a friend』、『A Natural Woman』etc、etc...。
4月12日、この作品の製作発表会見が開催されました。
この日の会見は、劇中のナンバー2曲の披露からスタート。
♪『ビューティフル』
♪『ユーヴ・ガッタ・フレンド』
スタジオアルタの運営により7月7日、東京・有楽町の有楽町マリオンに新劇場オルタナティブシアターがオープンする。
そのこけら落とし公演として歴史ロマン『アラタ ~ALATA~』の上演が決定。4月4日に製作発表会見が行われ、脚本の横内謙介、構成・演出の岡村俊一、ダンスクリエイターとして参加するElina、"チャンバラスペシャリスト"として参加する早乙女友貴、そして、オーディションで出演が決まった新鋭・吉田美佳子らが出席した。
スタジオアルタの発表では、同劇場は外国人観光客が観客の7割と見込んでおり、言葉の壁を取り払うべく、セリフなし(ノンバーバル)でダンス、殺陣などのパフォーマンスで構成するという。戦国時代から現代にタイムスリップしてきたサムライ"アラタ"と現代を生きる東京の女"こころ"を中心にしたアクションラブストーリーが展開する。2018年の3月までに500公演、14万人の動員を見込んでいるという。
横内は、ここ数年、次々と劇場が閉鎖に追い込まれてきた状況に触れつつ、そんな中で新たな劇場がオープンするということを「逃してはいけないチャンス」と捉える。観客の大半は外国人となるが「自分たちが『おいしい』と思えないものを外国人に出して『おいしい』と思ってもらえるわけがない。セリフはなくともストーリーがちゃんとあり、楽しく、刺激的で感動できるものにするのが私の務め。現代へのメッセージも多分に含まれています」と語った。
岡村はテーマを「こと」と「もの」とし「現代人はものに頼って生きていて、『愛してる』という表現でも、本当は愛してるだけでよかったのに、指輪を交わしたり、ものに感情を特化している。そのことに現代人と古代人の出会いを対比させて描き、肉体で表現していく。外国人にここに日本の心があると伝わる作品にしたい」と意気込む。
あなたは【525600分=1年】を、どう生きますか...?