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ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット同名映画をもとにした人気ミュージカル『天使にラブ・ソングを ~シスター・アクト~』 が11月からいよいよ開幕します。

ウーピー本人がプロデューサーとなってミュージカル化し、なんと今年のロンドン公演にはウーピーが主人公デロリス役として再び登場する! というビッグニュースも入ってきたばかりですが、日本版デロリスと言えば森公美子さん!

ソウルフルな歌声とチャーミングさ、絶妙なコメディセンスを武器に愛さずにはいられないデロリスを作り上げ、客席を大いに盛り上げてきました。

出ずっぱりのデロリスは「すっごく、大変!」と言いながらも2014年の日本初演から3度目のデロリス役に挑む心境、作品の魅力などをたっぷり伺いました。
2019年前半を駆け抜けた『レ・ミゼラブル』の振り返りもあわせて、森さんのロングインタビューをどうぞ!

※デロリス役は、2019年版は朝夏まなとさんとのWキャストです。日本版は毎回、個性のまったく異なるWデロリスも話題になっています!初演は森さんと瀬奈じゅんさん、再演は森さんと蘭寿とむさんのWキャストでした。

 

森公美子 INTERVIEW

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●まずは2019年版『レ・ミゼラブル』の振り返りから...

 
―― 今年は4月から9月まで『レ・ミゼラブル』に出演されていました。まずはちょっと振り返って『レミゼ』のお話から伺わせてください。森さんはオリジナル演出である1997年からずっと出演されていますが、2013年からの新演出版も今年で4回目でした。今年から演出(補)もクリストファー・キーさんに変わって、細かいところがずいぶん変わりましたね。

「アピール度が少なくなったでしょ? 前に前に......ではなく、相手を見るお芝居が多くなって。クリスからはそれを求められました。だからテナルディエとふたりで正面(客席)を向いたのは、1ヵ所だけ。それ以外は全部、ストレートプレイのようでした」
 
 
―― 森さんは『レミゼ』に22年間出演されていますが、2019年の『レミゼ』はどう映りましたか?

「私にとって、"昔の決まりごと" が出てきてしまうというのが一番ダメなことなんです。意外に思われるかもしれませんが、"いつ観ても森公美子がやっているマダム・テナルディエだ" って評価をされるのが嫌だし、そう見えかねないところが自分のウィークポイントだと思っていて。だから "今回のマダム・テナルディエはこういう人物" というのをきちんと自分の中に入れておかないといけないと思ったし、演出の趣旨をきちんと守ろうと思ってやっていました。今回の演出で言うと「ずっと怒鳴ってろ」って言われました。セリフも「ここだね!」って言う登場シーンから「スクリーーーム!!」って言われて、喉が続くかな?私......って(笑)」
 
 
―― 確かに、テナルディエ夫婦は『レミゼ』の中にちょっとコミカルな要素を入れる存在でもあると思っていたのですが、今回は怖かった。

「そうそう、今回コミカルさがないんです。あの、作中唯一の救いだと言われた『テナイン(テナルディエ・イン/宿屋の主人の歌)』でもずっと怒っていろと言われて。今回は喉にも負担がかかりました、しかもクリスは「もっと出るだろ」って要求してくるんですよ......(小さい声で)ほかの人には言わないのに......」
 
 
―― それはやっぱり森さんへ対する期待度が高いってことですよね。

「やめてくれないかなって内心......(笑)。でも実は私、今年で『レミゼ』は最後だな、今年でやめようと思っていたんですよ。そんな中で今までと違う演出が付き、今までにない要求にチャレンジしたところ、自分の中にもまだ探りきれていないマダムがいたなって思ったし、探りきれていない後悔の念もあって。だから次のオーディションが通るかわかりませんが、集大成としてもう一度出られたらいいなと思っています」
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【ダンス オブ ヴァンパイア 2019 #2】
 

ロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』をもとに、『エリザベート』の脚本家であるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を手掛けたミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』

吸血鬼のクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究の権威・アブロンシウス教授の対決を軸に、一風変わった登場人物が入り乱れ、笑いと恐怖(?)の渦の中、熱狂のフィナーレへとなだれこむ......。
日本でも2006年の初演以来、観る者をとりこにし、劇場を熱く賑わせてきました本作が今年、4年ぶりに上演されます。

開幕も近付く中、今回新キャストとしてアルフレート役に挑んでいる相葉裕樹さんと東啓介さんにお話を伺ってきました。
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アルフレートは、アブロンシウス教授の助手で、ちょっと気の弱い青年。
教授のお供でやってきたトランシルヴァニアで泊まった宿屋の娘、サラに一目惚れしますが......。

アルフレート役について、共演者の皆さんとのエピソード、そして2019年版の『ダンス オブ ヴァンパイア』について、たくさんお話してくださいました!

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相葉裕樹×東啓介 INTERVIEW ◆

 
● 稽古に入り、現在の心境は...

 
―― おふたりは今回が『ダンス オブ ヴァンパイア』初参加ですね。すでに稽古に入って、いま、率直にどんな感想を抱いていますか?

相葉「まだ立ち稽古に入ってから1週間たっていないのですが、(演出の山田)和也さんが丁寧に説明をしてくださるので、わりと「どうしよう、わからない!」という感じにはなっていないですね」

「そうですね」

相葉「でもまだ1周目(まず動いてみる段階)! という感じですので、やっぱりどこか頭で考えて動いちゃっているんですが、これがもっとちゃんと身体に染みこんできたら、自由に動けるんだろうな~。まだ、段取りを追っちゃっています」

「すんなりとはいかないですね」
 
 
―― この作品、ほかの作品に比べてきっかけとかが細かくないですか?
 
相葉「細かい!」

「むずかしい!」
 
 
―― ですよね。ソングスルーではないのに、ずっと音楽が後ろで流れている印象があります。

「この音楽の間にここからここまでやる、みたいなことが多くて......すごいです」

相葉「Xタイム(あるきっかけまで繰り返される音楽)じゃないんだ、音楽にあわせて芝居をしないといけないんだ......というのは、やっていてすごく感じました。全編そうなんだ、って。それも含めまだ全体像を把握しきれていないので、もうすこし慣れてきたらアルフレートとして楽にやれるかな、と思っています」

▽ 相葉裕樹
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―― とはいえ、せっかくお稽古に入ってからのインタビューですので、実際に動いてみて、演じるアルフレートの印象が変わった......とかがあれば、ぜひお伺いしたいです! アルフレートは、アブロンシウス教授の助手で、ちょっと気弱な男の子ですね。

「『ダンス オブ ヴァンパイア』はもちろんコメディでもあるのですが、今回コメディ要素を抑えて、リアルなドラマとして山田さんが演出してくださっているので、個人的にはすごくやりやすいです。なんと言うか、オーバーすぎない。アルフレートとサラの関係にしても、サラがアルフレートをはねのけるのではなく、わりと1幕は順調に進んでいきます。まあ、アルフレートが空回りしているのは間違いないですし、いいようにあしらわれてるし、お客さまからすると「アルフレート違うぞ!」って言いたくなっちゃう感じではあると思いますが。でもそれもこちらは大真面目にやっているので、嘘がない男の子像になっているんじゃないでしょうか」

相葉「そうですね、今のところ無理せず、思ったままやれているなと思います。アルフレートって素直で、でも自信があるようでない青年。そんな子が恋に目覚めて頑張る、という感情の流れが、自分の中で無理がなく進んでいます。ただ、音楽が多いのですが、自分が歌っていない時間......誰かが歌っているときにどう動くかというところで、アルフレートらしさはもうちょっと探れるかな、と思っています」
 
 
―― アルフレートはサラに恋をするわけですが、あれは初恋ですか?

「初恋です!」

相葉「そうなんですか(笑)」

「ハハハ! どうなんでしょうね。でも運命的な出会いはそれまでにはなかったんでしょうね。マグダに出会ってドキドキしていますが、あれは胸に対してのドキドキなので」

相葉「だから男の子として、健全で正常ですよね。女の子に興味があるし、ただそのきっかけがそれまでなくて、サラに会ってドキンと胸打たれるものがあったんだな、という」

▽ 東啓介

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どこまでが虚構でどこからが現実?
虚と実が入り混じるサスペンスミュージカル『アンクル・トム』が現在上演中です!

物語は1980年代のロンドンを舞台に、作家志望の青年ケビンが隣人であるトムの書いた小説を盗作し、注目のミステリー大賞に応募、その作品が最優秀作家賞を受賞してしまうことからはじまるミステリー。

上口耕平、池田有希子、内藤大希、新納慎也という実力派たちが、たった4人とは思えない緊迫感ある世界を作り上げています。ut4IMG_4954.JPG

稽古場レポート、ゲネプロレポートと本作を追っているげきぴあですが、お待たせいたしました、いよいよ主人公ケビンを演じている上口耕平さんと、キーパーソン・トムおじさんを演じている新納慎也さんのインタビューをお届けします!
 
謎が謎を呼ぶストーリーですのであまりネタバレをしたくない......と思いつつも、せっかく開幕後のインタビューですので、ちょっと物語を読み解くヒントも教えていただきました。

 
 

上口耕平 × 新納慎也 INTERVIEW ◆

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――『アンクル・トム』開幕しましたね。実際にお客さんの前で演じて、何か変化はありましたか。

新納「この作品、韓国での上演はトライアルな形だったので、はっきりいって僕らの日本版が世界初演という感じなんです。だからこれがお客さんに一体どう受け止められるのかわからないまま稽古を重ねてきていました。例えばゲネプロでも、うちの事務所のスタッフなどは「ゲネは途中までしかやってないんですよね? ネタバレの前に切ったってことですよね?」って言ってきて。「いやあれで終わりなんだけど...」って(笑)」
 
 
―― ああ、たしかに最後まで謎が残りますもんね。

新納「初日も「え? これで終わり?」みたいな空気を感じて、実はものすごい不安だったんです。でも次第に、皆さんがそれぞれにああだこうだ考えて、ネットなどでも「こうじゃないか」と考察してくれたりして。話題にはなっているようで、ちょっとほっとしてます」

上口「僕も新納さんがおっしゃったように、観る方の反応がわからないままやっていたので、本当にこれでいいのかと稽古中は不安に思うところもありましたが、お客さまからいただいたお手紙でも「観たあとに観劇仲間と色々と話し合いました」とかあったりして、それがすごく嬉しいです。僕たち俳優は、そういう時間を帰り道に持っていただくために作品を作っているようなところもあるので。あと、舞台に立ってみて思うのは、一緒にやっている3人の方(新納、池田有希子、内藤大希)の安心感がすごい。舞台上で自由に心地よく存在できているので、安心して作品の中に入り込めるなって日々感じています」

▽ 上口耕平ut4-01IMG_4811.JPG

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2018年秋に初演されたオリジナル舞台『おとぎ裁判』の第二弾となる『おとぎ裁判』第2審〜戦慄の誘拐パレード ビッグマウスにご用心♪〜が2020年1月10日(金)から19日(日)まで東京・CBGKシブゲキ!!にて上演されます。

本作は、おとぎの国の奥深くにあるお屋敷の主である裁判官アケチのもとに、おとぎの国の住人たちが毎夜裁判を求めて訪れるという物語。(詳しくはコチラ
神楽澤小虎さんが脚本、キムラ真さんが演出を手がける今作では、「ハーメルンの笛吹き男」の登場人物が裁かれるそうです。

果たしてどんな作品になるのか、初演に続き、裁判官のアケチを演じる古谷大和さん、執事のジュードを演じる東 拓海さん、そして今作で初めて出演し「ハーメルンの笛吹き男」の登場人物を演じる廣野凌大さんにお話をうかがいました。

***

――まずは初演を振り返りたいのですが、古谷さんと東さんはいかがでしたか?

古谷 とんでもない作品を世に打ち出したなと思いました。でも第二弾ができるというのは、そういう作品をお客様が楽しんでくれたっていうことですし、とても幸せなことだと思います。初演で楽しかった部分は今回も大切にしたいです。

――どういうところが楽しかったですか?

古谷 この作品はお客様参加型だったので、本番をやってみて感じることが多くて。アドリブも多かったですし、突然マイクを持って歌い出したりもしたのですが、お客様が一緒に盛り上がってくれた。その反応に救われたし、楽しかったです。
 僕にとってお客様参加型の舞台は『おとぎ裁判』が初めてだったので、ものすごく楽しかったです。度胸がつきました。そのせいで(?)台本にないことを勝手にやり始めちゃって。
古谷 そうだよー!
東 (笑)。毎回古谷さんがきれいにおさめてくれて、楽しかったですね。
古谷 ひどい話ですよ!(笑)

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【ダンス オブ ヴァンパイア 2019 #1】
 
ロマン・ポランスキー監督映画をもとに、1997年にウィーンで初演されたヴァンパイア・ミュージカルの傑作『ダンス オブ ヴァンパイア』
日本では2006年の初演以来、山口祐一郎が主演をつとめ、熱狂的に支持されている人気ミュージカルです。

物語は吸血鬼のクロロック伯爵と、ヴァンパイア研究の権威・アブロンシウス教授の対決を軸に、時にコミカルに、時に哲学的に、人生の深淵を描く内容。
ひと癖もふた癖もある登場人物たちのやりとりひとつとっても楽しい作品です。

この中で、ヒロイン的ポジションなのが、伯爵に憧れる女の子、サラ
娘を大事にしすぎる親の庇護下を飛び出し、新しい世界を見たいと望む好奇心旺盛な少女ですが、ほかのキャラクター同様、この子もなかなかひと筋縄ではいかない人物です。
なんと言っても、お風呂が好きすぎる...!?

そんなヒロインに今回初挑戦する桜井玲香さんにお話を伺ってきました!

乃木坂46の初代キャプテンとしてファンからもメンバーからも愛された桜井さんは、9月1日の「乃木坂46 真夏の全国ツアー2019」千秋楽公演をもって乃木坂を卒業。
このインタビューはその翌週、卒業したばかりのタイミングで行われました。

※サラ役は神田沙也加さんとダブルキャスト。

◆ 桜井玲香 INTERVIEW ◆

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―― 乃木坂46をご卒業されたばかりですね。卒業公演の映像をニュースなどでもたくさん拝見しました。今の感覚は...寂しいですか?


「まだあんまり実感が湧かなくて。ライブ(9/1の卒業公演)が終わった翌日も、2代目キャプテンになった秋元(真夏)の出演舞台のゲネプロがあって(舞台『サザエさん』)、それをメンバーのみんなと観に行って。あんなに涙のお別れをした次の日に、十数人のメンバーと会っちゃいました(笑)。でも、こんなによくしてもらっていいのかっていうくらい、最後までみんなの愛を感じた卒業でした。大満足です」
 
 
―― そしてこの『ダンス オブ ヴァンパイア』が卒業後、舞台としては新たな一歩になると思いますが、その前に、桜井さんは昨年末から今年のあたまにかけての『レベッカ』"わたし" 役が、グランドミュージカル初挑戦でした。まずこの時の思い出から伺わせてください。初日のこと、覚えていますか?
 
「緊張しすぎて、覚えてません(笑)」
 
 
―― 『レベッカ』って、"わたし" のソロから始まりますよね。緊張もひとしおだったと思いますが...。

「そうなんです、あたまが真っ白でした(笑)。稽古場でさえあの第一声を出すのは緊張していたので、慣れないまんま初日を迎えてしまった......という感じでした。"わたし" は、ご一緒した大塚千弘さんが初演から演じていらっしゃるんですが、千弘さんもあのオープニングがトラウマらしく「玲香ちゃん、もうホント、緊張するからー!」「すごいから!」って仰っていて。仰るとおりとても緊張はしたのですが、千弘さんがあえてそう仰ってくれたから私も素直に「怖いです」って言えたし、千弘さんでさえ緊張するんだ、っていう安心感もあり、とても助かりました」
 
 
―― 緊張しても仕方ない、と。

「はい。でもまさか(本格ミュージカル出演)1作目で、物語の先陣を切るパートを担当するとは思っていなかったので、ちょっと作品を間違えたかな!? って思ったのですが(苦笑)。だって、指揮を見て歌うのも初めてだったんです!」

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『ジキル&ハイド』『スカーレット・ピンパーネル』『マタ・ハリ』等、数々のヒットミュージカルの音楽を手掛けるフランク・ワイルドホーン
彼の生み出した珠玉の名曲たちを、豪華スターが歌いつぐミュージカルショーFRANK WILDHORN & FRIENDS 2019が10月に東京にて開催されます。

メインアクトレスは柚希礼音
元宝塚歌劇団星組トップスターとして人気を誇り、退団後はミュージカルに、音楽活動にと活躍中。
昨年はワイルドホーンの手掛けた『マタ・ハリ』日本初演に主演したのも記憶に新しい彼女。
今年は芸能活動20周年を迎え、いっそう精力的に活動しています。

女優としてひっぱりだこの柚希さんですが、いわゆる「ミュージカルコンサート」に出演するのは意外なことに、今回が初。

柚希さんにワイルドホーンさんの楽曲の魅力や、コンサートに挑む心境などをお伺いしました。

★ 柚希礼音 INTERVIEW ★

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―― 柚希さんはこれまでにフランク・ワイルドホーンさんの作品は『スカーレット・ピンパーネル』(2008年の宝塚星組公演)、『マタ・ハリ』(2018年)にご出演されています。ワイルドホーンさんは日本でも、その楽曲はもちろんご本人の人柄もミュージカルファンの間ではお馴染みですが、最初にお会いしたのは『スカーレット・ピンパーネル』の時でしょうか?

「はい。わざわざ来日されて歌稽古をしてくださったのですが、その時に初めてお会いしました。ワイルドホーンさんがいらっしゃる前にも稽古は進めていたのですが、彼がピアノを弾いてくださって、それにあわせて歌ったときに「なんて素晴らしい楽曲なんだ!」って思ったんです。緩急やテンポが、ドラマチックなんですよね。この方がこの素敵な音楽を作ったんだ......いや、こういう方が作られる楽曲だから素敵なんだ......って思ったのを覚えています」
 
 
―― 中でも『スカーレット・ピンパーネル』で柚希さんが演じたショーヴランには、『君はどこに』という素敵なナンバーがありますね。

「そうなんです、まさに『君はどこに』で思ったんです。"タラララ、タラララ"と音取りをしている段階では「これはどういう歌なんだろう...?」と思っていたのに、ワイルドホーンさんが弾いてくださったら、切なさや複雑な感情が一気に伝わってきて「こんな素敵な曲なんだ!」とわかった(笑)。元々ご自分でピアノを弾きながら作曲される方だからでしょうか、さすがですよね。その後『マタ・ハリ』の時も思ったんです。まだ役作りが見えていないときから、音楽が役作りを引っ張ってくれるようだな、と」

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ミュージカル俳優として、シンガーソングライターとして、そしてあの大人気ユニット「MonSTARS」のメンバーとして活躍する石井一孝。
彼が原案・作曲・主演を務める"一人芝居ミュージカル"『君からのBirthday Card』が9月15日(日)、東京・浜離宮朝日ホールで上演されます。
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昨年"Story Live"と銘打ち上演されたこの作品は、もとは石井さんの既存の楽曲から構成した「カタログ・ミュージカル」が出来ないか?という発想からスタートしたそう。

この作品が今年はさらにバージョンアップして、再登場。
作品にこめる思いを石井さんに伺ってきました。

  

◆ 石井一孝 INTERVIEW ◆

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――『君からのBirthday Card』、これは昨年初演された、石井さんの一人芝居ミュージカルとのことなのですが、そもそもなぜ "一人芝居ミュージカル" をやろうと思われたのか、そのきっかけを教えてください。

「僕、ミュージカル界にお世話になって27年になるのですが(1992年『ミス・サイゴン』でデビュー)、もともとシンガーソングライター志望だったので、曲を書くのも好きなんです。曲を書くのが好きで、歌を歌うのが好き、芝居をするのが好き。となったらいつかは自分でミュージカルを作りたいと思っていました。その夢は15年くらい前からずっと持っていたかな。でもやっぱりそれはとても労力のいる作業だし、なかなか一歩が踏み出せなかったのですが、『Swing in the Midnight Blue』というアルバムを出した時に、姿月あさとさんとのデュエットソングを入れたんですよ。その時に雑談でそんな話をしたら、ズンちゃん(姿月)が「書けるじゃないですか、オリジナルソングがいっぱいあるんだから」って言ってくれて。つまり、それまでに書いた曲ぜんぶあわせると100曲くらいあるんですよ。その中で気に入った曲で構成して、ストーリーをつけて......いわば『マンマ・ミーア!』方式だよね(笑)。その手があったか! と。それならゼロから作るのに比べたら半分くらいの労力でできる、しかも自分の曲を勝手に使ってカタログミュージカルにする俳優は世界をみてもなかなかないんじゃないか、このヘンテコな感じも俺っぽいんじゃないか、と、やり始めたわけです(笑)」
 
 
―― まず音楽ありきだったんですね。

「そうそう。最初はストーリーもなかった。それで(劇中歌の)『No rain,No rainbows』『夜の雲』『HAPPY BIRTHDAY』、このあたりは昔からライブでよくやっている曲で、これは入れたいな、どうやったら『No rain,No rainbows』を入れられるだろう、というようなところからストーリーを考えていきました。そうしたらやっぱりメインテーマが欲しいな、パーティソングや、『テナルディエ・イン』(レ・ミゼラブルの『宿屋の主人の歌』)みたいな"にぎやかし"の曲、パロディソングも欲しいな、となって、結局半分は新曲、半分は既存曲、という着地になりました」ishii_DSC2083.JPG

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稲垣吾郎さんの主演舞台『君の輝く夜に ~FREE TIME, SHOW TIME~』が、現在東京・日本青年館ホールで上演中です。

 

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夏の終わりの国道沿いのダイナーを舞台に、ひとりの男と3人の女性たちのひと晩を描く本作。

稲垣吾郎さん、安寿ミラさん、北村岳子さん、中島亜梨沙さんの4人のキャストが、ジャズミュージシャンの生演奏にのせて、歌やダンスを存分に披露し、おしゃれでゴージャスな"大人が楽しめる"ステージを展開しています。

ぴあでは、このステージの魅力をインタビューやイベント、稽古場、そしてゲネプロと様々な視点でご紹介してきました。

そこで、過去のニュース記事をまとめてみました!!

これから公演を観る方、すでにご覧になられた方もぜひチェックしてみてください。

 

★このページの最後にゲネプロの未公開写真も掲載しています。

 

 


 

▼稲垣吾郎が挑んだ、新たなミュージカルの形がここに!

記事を読む

稲垣吾郎さんのインタビューです。

 

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▼稲垣吾郎、「オーダーメイド」な役を楽しむ『君の輝く夜に』

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本作の作・演出を務めた鈴木聡さんと、キャストが登壇したイベントです。

音楽監督を務められていた、ジャズピアニストで作曲家の佐山雅弘さんのお話も!

※佐山さんは昨秋ご逝去されました。 

 

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▼稲垣吾郎がタップダンスに挑戦!主演舞台の「ショウタイム」は見どころ満載

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稽古場レポートのダイジェスト版です。

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ロングバージョンはげきぴあに掲載しています!

稽古場ロングバージョン<前編>

稽古場ロングバージョン<後編>

  

 

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9月5日(木)に東京・紀伊國屋ホールにて『GRIEF7』Sin#2 が開幕します。

本作は、昨年7月に初演された舞台の続編。"七つの大罪"をベースに、牢獄で出会った男たちの物語を描き、演出は錦織一清、原作は野村桔梗、脚本は三浦 香、音楽は金子隆博楠瀬拓哉という豪華布陣のエンターテインメントステージです。公演公式ホームページはこちら 

出演者は、初演から出演する米原幸佑加藤良輔SHUN(Beat Buddy Boi)三浦海里に加え、今回から吉田広大(X4)中山優貴(SOLIDEMO)が参加します。

歌稽古が始まったばかりという稽古場にて、出演者の加藤さん、三浦さん、中山さんにお話をうかがってきました。

*****

――初演、とてもおもしろかったです。待望の続編ということですが、今どんなことを感じていますか?

三浦 僕、今回やるとわかって嬉しかったです。またあのメンバーで集まれるんだと思って。一言で言うと「気を許せるカンパニー」で、稽古場の雰囲気がすごくよくて。今回は新しいキャストもいますが、ふたりとも柔らかい空気感を持っていらっしゃるので、絡むのが楽しみです。
加藤 僕はストーリーの展開も楽しみにしています。前回、謎だらけのまま終わりましたからね。それと二作目ということで、初演以上に挑戦ができると思っているので、そこもがんばりたいです

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――中山さんは初参加ですね。前作はご覧になられましたか?

中山 はい、観ました。ストーリーは重いのに、エンターテインメントが詰まっている舞台でおもしろかったです。そういう皆さんがつくったものを壊さないようにしたい気持ちと、新キャストとして新しい風を吹かせられたらという気持ちがあります。

――今作もさらに重いストーリーですよね。

三浦 いろんな新事実が出てきますよね。こことここが繋がってたの!?という驚きもあるし。初演は(米原)幸佑さん演じるエディが真ん中にいたけど、そこも実は...というようなところもあるし。
加藤 そうだよね。さらに踏み込む感じ。新しいメンバーの役もおもしろいなって思う。
中山 深いところまで攻めてますよね。僕が演じるエヴァンと、(吉田)広大くんが演じるウォンが入ることで、一作目から出ている登場人物の別の面が引き出されているなと思いました。そこを知ったうえで一作目を観ると、また違うおもしろさも味わえそう。

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喜劇作家・演出家の鈴木聡とジャズピアニスト・作曲家の佐山雅弘、そして主演は稲垣吾郎という強力タッグで大きな話題を呼んだ大人のためのミュージカル、〈恋と音楽〉シリーズ。

昨年、シリーズの決定版とも呼ぶべき『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』が京都劇場で上演されましたが、今秋、いよいよ東京・日本青年館ホールで開催されます。

ショウシーンを大幅にリニューアルして"東京版"ともいうべき〈ショウタイム〉を盛り込んだ今作。

 

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ショウ稽古の様子と、キャストのコメントをお伝えした稽古場レポート【前編】に続いて、【後編】では、芝居の稽古の様子に加え、演出の鈴木さんと、音楽担当の佐山雅弘さんの息子で、今回のバンドマスター(以下バンマス)とピアノを担当する佐山こうたさんの対談をお届けします!

 

***

 


物語は夏の終わり、海の見えるダイナーに、ジョージ(稲垣)がやってくるところから始まります。ドアを開けて少し謎めいた男ジョージが入ってくると、ダイナーの女主人ライザ(北村岳子)がたちまち色めきだす様子が、なんともおかしい!

 

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......ちなみに本作の舞台は日本なので、登場人物も当然日本人の名前なのですが、ライザ・ミネリファンの自称"ライザ"が、ジョージや、のちほど登場するビビアン(安寿ミラ)、ニーナ(中島亜梨沙)にもそう呼び名を付けたので、物語はこの名前で進みます。

 
さて、ジョージは誰かを待っている様子。外を眺めながら物想いにふける稲垣さんの横顔に、さまざまな想像がかき立てられます。

そんな観る側の気持ちを代弁するかのように、「女性を待っているのね」「もしかして、今日会う約束をした昔の彼女?」などとストレートに聞くライザには、共感しかありません。

 
"圧の強い(笑)"ライザをさりげなくいなしながらも、尋ねられたら自然体で答える姿は、稽古前にスタッフたちと和やかに話していた稲垣さんそのまま。

一方、ズケズケとした物言いで、隙あらばジョージに迫ろうとするライザを嫌味なく演じられる北村さんは、普段から稽古場のムードメーカーだからこそなせる技。鈴木さんの"あて書き"の魅力を改めて感じました。

  

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