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■ミュージカル「メリー・ポピンズ」特集(3)■

2018年3月、ついに日本初演を迎えるミュージカル「メリー・ポピンズ」。映画で慣れ親しんだ名曲たちはもちろん、舞台ならではのダンス、演出を楽しみにしている方も多いのでは?

げきぴあキャストインタビュー第三弾は、Wキャストでバート役を演じる大貫勇輔さん!海外のスタッフからも「見た目が完璧にバート」、「絶対にバート役に合う」と太鼓判を押されていたそう。そんな大貫さんが自身に思う課題、そしてダンサーとして活躍してきたからこその目標について語ってくれました。

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"ミュージカル『メリー・ポピンズ』製作発表より"

『世界を通して一番動けるバートだったね』と言われたい

――本作のオーディションは非常に長期間にわたって行われたそうですね。

「はい、正直1回目のことはあまり覚えていないくらい(笑)。でもこれだけやったからこそ受かりたいし、最後の方は必ず受かるつもりでいました。向こうのスタッフの方にも、『君は見た目は完璧にバートだし、絶対に合うと思う』と言っていただいていましたし。ただ僕の課題はとにかくずっと"歌"だったんですよね。歌の先生にも、『芝居をするように歌って欲しい』と言われていて。それはマシュー(・ボーン)の振付にも通じるものだと思うので、しゃべるように歌ったり、しゃべるようにタップを踏んだりってことはこれからも意識していきたいです」

――長いオーディションを経て、ついにバート役に決まった時の心境は?

「本当に素晴らしい作品ですし、しかもその日本初演に参加させてもらえることがとにかく嬉しかったです。今この役をやれるか、やれないかっていうのが、僕のこれからの人生を大きく変えるんじゃないかとすら感じていたので。ただ今はまだスタートラインに立ったばかり。これからいかに結果を残せるのか、お客さまに感動を与えられるのか。そして『世界を通して一番動けるバートだったね』と言ってもらえるよう臨んでいきたいです」

――演じられるバート、現段階ではどんな人物だと捉えていますか?

「ものすごく出番が多いというわけではないんですが、そのかわり強い印象を残す大事な人物だと思うんです。とても愛されるキャラクターでチャーミングだし、おバカなことを言っていたかと思うと、とても大切なことを敬意を持って伝える紳士だったり。家族が崩れてしまいそうな時にうまくサポートをしてくれる存在でもあって。そんなバートをいかに魅力的に演じられるか。それが大きな課題であり、自分自身楽しみなところでもあります」

――バートは本作で、ユーモアの部分を担うキャラクターでもありますね。

「ええ。ただバートって、いわゆるコミカルな動きをしてはいけないんです。つまり外側からのユーモアではなく、内側からにじみ出るユーモアでなければいけなくて。そこはやっぱりイギリスの作品であり、まずはお芝居ありき。僕はダンサーであるがゆえに外側からやってしまう癖があるのですが、バートの内面にしっかり目を向けて、なぜそこにユーモアがあるのか。これからじっくり読み解いていきたいと思います」

『世界を通して一番動けるバートだったね』と言われたい

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"ミュージカル『メリー・ポピンズ』より 大貫バート&濱田メリー"

――バートの好きなシーン、ナンバーを教えてください。

「『ステップ・イン・タイム』という映画版にもあるナンバーですが、舞台版ではバートが逆さまに吊られつつ、天井でタップをするという大ナンバーなんです。命の危険ももちろんありますが、吊られてタップを踏むなんて経験そうないですからね(笑)。すごく楽しみです。ただ僕のダンス人生の中で、最も苦戦しているのがこのタップでもあって......。タップってダンスというよりも楽器なんですよね、足の打楽器。正確にリズムをキープしつつ、ダンスとしての表現もしていく。すごく大きな挑戦ではありますが、特に『ステップ・イン・タイム』は盛り上がるナンバーなので、お客さまが熱くなれるよう頑張りたいです」

――柿澤勇人さんがWキャストでバートを演じられます。

「カッキー(=柿澤)とのWキャストというのは、間違いなく大きなプレッシャーのひとつですね。絶対に比べられるものですし。ただ僕はダンスが得意なので、そこをうまく伸ばしつつ、歌の部分でいかにカッキーに近づけるのか。さらにカッキー以外にも素晴らしいキャストの方が大勢いらっしゃるので、皆さんのいいところはどんどん盗みつつ、この作品での経験を通して自分も成長していきたいなと思います」

取材・文:野上瑠美子

撮影:イシイノブミ

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――倉持裕さん作・演出の舞台へは、なんと6年連続の出演になるとか。
竹中 本当に大好きなんですよね、倉持さんの世界観が。倉持さんの書く言葉やリズム感も好きです。あと演出中に「うん、いいです」って言ってくれる声の音色とその横顔も好きで(笑)。倉持さんの描く世界に本能的に惹かれます。これからも倉持さんの世界を追求していきたいですね。

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――上白石さんは倉持さん作品をご覧になったことはありますか?
上白石 はい。竹生企画では『ブロッケンの妖怪』(15年)を観に行ったんですが、本当に感激して! すごくシンプルなストーリーでありつつ、人間味もあり、しかもひと筋縄ではいかない。いろんなところに寄り道しながらも、最後にストンと落とし込む、みたいな。舞台にしか出来ないこと、舞台の素晴らしさを、倉持さんの作品にはいつも感じます。

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――おふたりの共演は映画『舞妓はレディ』(14年)以来ですが、今回上白石さんを客演に呼ばれた理由は?
竹中 いつも僕は女優さんをメインに考えるんです。萌音ちゃんとは初共演した時にいつか一緒に舞台をやりたいと思っていました。倉持さんにもそのお話は以前からしていました。だから今回、願えばちゃんと叶うんだなって思いました。
上白石 本当に恐縮です・・・竹中さんとはまたお芝居したいと願い続けていましたし、倉持さんの舞台にもずっと出たいと思っていて。だから今回一気に夢がいくつも叶ってしまって、お声がけいただいた時は天にも昇る思いでした。
竹中 そこまで言ってもらえるなんて本当に嬉しいなぁ。
上白石 前の映画の時は、私が初主演ということでガチガチだったんですけど、それをいつも柔らかく、楽しく、面白くほぐしてくださったのが竹中さん。だから私にとっては、本当に恩人のような存在なんです。
竹中 かたじけない。

――初めて倉持さんの舞台に挑む上で、竹中さんに聞いておきたいことはありますか?
上白石 すべてが未知数なんですが......、倉持さんのお稽古って、みんなでいろいろ模索しながら進めていく感じですか?
竹中 そうだね。昔は岩松(了)さんが倉持さんの師匠みたいな時期もあったから、何度も何度も同じところを繰り返しやっていた時期もあったとは思う。ただ何度も繰り返しやるって、理屈じゃなくなくなってくるから、楽しいことだと思うんだよね。僕は稽古が大好きだけれど生瀬くんは飽きやすいよ (笑)。
上白石 そうなんですか?(笑)
竹中 うん。いや、だったと思う(笑)

――先日の取材で生瀬さんは、「竹中さんは僕のことが苦手だと思う」とおっしゃっていました。
竹中 そんなこと言ってた!? おかしいね。だって怖いんだもん、生瀬くん(笑)。圧がすごいし、"男"って感じがするんですよね。役者としても全然違うタイプだよね?だからこそ竹生企画はいい距離感といいバランスなんじゃないかしらん(笑)
上白石 これまでは私、竹中さんも生瀬さんも芝居に対して同じような取り組み方をされていらっしゃると思っていたんです。でも実は逆で、お互い違うからこそ生まれる波長があるんだなって。今すごく腑に落ちました。

――倉持さんいわく、「過去2作に比べて、最もおふたりのやり取りが多い芝居になる」とも。
竹中 本当ですか? うわぁ、ものすごく緊張するな。
上白石 倉持さんの作品っていつも会話で紡がれていく感じですけど、今回はそれがより色濃い感じになりそうですよね。仮チラシにも"果てしなき口論"って書いてありましたし。
竹中 それは頑張らなきゃな。生瀬くんに負けちゃいそう......(笑)。
上白石 一ファンとしては、おふたりのやり取りを間近で体感出来るのが本当に幸せです。早く稽古に入りたい!

――では最後に、チケット購入を迷われている方の背中を押していただけるようなひと言をお願いします。
上白石 倉持さん、竹中さん、生瀬さんというメンバーで、面白くないわけがないと思います。すごく魅力的な世界になるはずなので、絶対に観に来てください!
竹中 水と油のようなふたりがまた芝居をやるぜ! 尋常じゃないぶつかり合いをまるで透明の水のようにみつめるのは上白石萌音!! これを観ないでいられるかっ!!

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「火星の二人」東京公演は、2018年4月10日(火)から25日(水)までシアタークリエで行われる。

(取材・文:野上瑠美子 撮影:源賀津己)

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■ミュージカル「メリー・ポピンズ」特集(2)■

2018年3月、ついに日本初演を迎えるミュージカル「メリー・ポピンズ」。様々な舞台機構、そして誰もが映画で慣れ親しんだナンバーに期待が膨らみます!

げきぴあキャストインタビュー第二弾は、Wキャストでメリー・ポピンズ役を演じる平原綾香さん!歌手、そして近年はミュージカル女優としても活躍する平原さん。イメージするメリー・ポピンズのお手本は意外な"あの女性"だという、独特の役作り(!?)にも注目です!

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"ミュージカル『メリー・ポピンズ』製作発表 より"

メリー・ポピンズは困った時に助けてくれるヒーロー

――ミュージカルへの出演は3作目になりますが、本作のオーディションを受けようと思ったきっかけは?

「オーディションを受けるのは初めてで、正直お声がけいただけなかったら今回も受けることはなかったと思います。でも(映画版のメリー・ポピンズ役の)ジュリー・アンドリュースさんが大好きだったことと、ちょうど『サウンド・オブ・ミュージック』の日本語吹き替えをやらせていただいたばかりで。これも何かのご縁かなと、思い切って受けてみようと決めたんです」

――『メリー・ポピンズ』という作品の魅力をどんなところに感じていますか?

「メリー・ポピンズは女性ですけど、やっぱりヒーローって感じがするんですよね。彼女が来たらもう安心、みたいな。困った時に助けに来てくれる存在だなって。だからこそ家族の絆が取り戻され、本来の家族の姿に戻った時に、彼女は次の家族のもとへと傘で飛んで行ってしまう。それが寂しくもありますが、観ていてキュンとするところでもあって。そして子供から大人まで世代を問わず楽しめるところが、この作品の一番の魅力かなと思います」

――メリー・ポピンズを演じられる上で大切にしていきたいことは?

「まずは彼女の姿勢かなと思います。常に背筋がピンと伸びていて、それは彼女の心の姿勢でもあると思うんですけど。あと私の中ではやはりジュリー・アンドリュースのイメージが強かったのですが、演出家が求めているのはそれとはまた違う、ちょっと新しいメリー・ポピンズ像のようなんです。人の話を聞いていない感じとか、結構ゴーイングマイウェイなところとか、実は結構笑いのセンスがある。私がイメージしているのが芸人の友近さん(笑)。友近さんが誰かを演じられている時のリアルさ。リアルだからこそ面白い、みたいな。そういう感覚がこのメリー・ポピンズを演じる上でも必要なのかなと思っています」

――名曲ぞろいですが、ご自身が歌うのを楽しみにしているナンバーは?

「やはり『チム・チム・チェリー』は楽しみですね。本当に有名な楽曲ですし、それをカバーではなく、メリー・ポピンズとして歌える機会なんて今後ないと思いますから。あと『何もかもパーフェクト』はこの作品を象徴するナンバーであり、彼女の笑いのセンスが垣間見えるナンバーだと思うんです。そしてこれを歌いこなせれば、ほぼすべてのナンバーは歌えるだろうと言えるくらい、私にとっては難関なナンバーでもあります」

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"ミュージカル『メリー・ポピンズ』"より こちらは平原さんバージョン!

――芝居や歌はもちろん、今回はダンスにも挑戦されます。

「実はすごく楽しみにしているのがダンスなんです。というのも平原綾香っていったらあまり"動かない、笑わない、しゃべらない"みたいなイメージがあると思うんですが(笑)、実はそれに苦しんできたところもあって......。私自身はどちらかというとそのイメージとは正反対で、踊ることも、笑うことも、しゃべることも大好き。だからやっと踊れる!って感じですし、今そういう作品に出会えたことがすごく嬉しいです」

――Wキャストの濱田めぐみさんは、平原さんの初舞台『ラブ・ネバー・ダイ』(14年)でも同じ役を演じられました。

「めぐさんの存在なしにあの舞台は乗り越えられなかったなと思えるくらい、めぐさんには心から感謝しています。人として常に優しく接してくださることが、初舞台の私にとってどれだけ大きな支えになったか! そんなめぐさんが、『今回もまた一緒に頑張ろうね』と言ってくださったことが本当に嬉しくて。またチラシ撮影時に見ためぐさんのメリー・ポピンズ姿が、すっごくかわいらしかったんですよ。私は、友近さん流の"笑い"を武器に頑張っていこうと思います(笑)」

取材・文:野上瑠美子

撮影:イシイノブミ

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■ミュージカル「メリー・ポピンズ」特集(1)■

イギリス・ウエストエンド、ブロードウェイをはじめとした世界中を魅了してきたミュージカルが、ついに日本最高峰のキャスト陣で初演を迎えます!

げきぴあキャストインタビュー第一弾は、Wキャストでメリー・ポピンズ役を演じる濱田めぐみさん!自身4作目となるディズニーミュージカルへ挑む濱田さんに意気込みをお伺いしました。

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"ミュージカル『メリー・ポピンズ』製作発表 より"

メリー・ポピンズが植えた種が何かひとつでも成長してくれたら

――長期間にわたるオーディションで、特に印象に残っていることは?

「オーディションというよりも、まずはメリー・ポピンズの動きのレクチャーを受けたという感覚です。立ち居振る舞いや手の組み方、振り向く時の角度やあごの高さまで、メリー・ポピンズの動きはすべて厳格に決められているので。特に面白いなと思ったのは、『メリー・ポピンズはのけぞらない』と言われたこと。ちょっとでも姿勢がズレると、『はい真っすぐ、のけぞらない!』って。そんなオーディションの日々は今思い出してもヒーッ!て感じですが(笑)、あの段階からすごく熱心に、メリー・ポピンズとしての資質を伸ばそうとしてくださったことは本当にありがたかったなと思います」

――役に対する取り組み方として、普段と変わってくる部分はありそうですか?

「そうですね。まず私が役づくりですることは、役名を取ってしまうことなんです。例えば"花子"という役を演じる時、『私は花子って役なんだ』ではなく、『花子という女性の人生を私が舞台上で生きるんだ』と思うようにしています。そうでないと役名やイメージにとらわれて、それらしく演じようという意識が働いてしまうので。つまり"それらしく"と考えている時点で、すでにそれは花子の意識ではないわけです。でも今回はまず"メリー・ポピンズ"があって、自分がそこに入っていかないといけない。これまでと真逆の役づくりが必要で......」

――その難題をクリアするための手がかりは掴めていますか?

「距離感ではないかと思っています。特にメリー・ポピンズと大人たちとの距離感。彼女はいつ、何をすべきかすべてわかっている、とても人間離れした存在です。そんな彼女が一番寄り添わなきゃいけないと思っているのが、大人なのかなと。子供はピュアな分、ちょっと示唆するだけであとは真っすぐ突き進んでいってくれます。でも大人はねじれてしまっている分、子供たちを導いているところを見せることで、そこから何かを感じてもらわないといけない。その時の距離感を彼女がどう取ろうとしているのか。演出家に導いてもらいつつ、何とか初日までに結果を出せればいいなと思っています」

メリーポピンズ 新ビジュアル1215 h1_濵田.jpg"ミュージカル『メリー・ポピンズ』 より"

――観客にここは注目して欲しいと思うナンバーやシーンは?

「今自分の中ですごく興味があるのは、バンクス家の子供たちと初めて会うシーン。傘を持って降り立つ自分を見て、バンクス家の人たちがどんな反応をするのか、とてもワクワクしています。それから『お砂糖一さじで』がどんな訳詞になるのかも気になりますし、『チム・チム・チェリー』は大好きな楽曲なので早く歌ってみたいなと。ダンスナンバーに関しては大貫(勇輔)くんとカッキー(=柿澤勇人)にどんどん頑張ってもらって(笑)、一気に盛り上がるといいですね。中でも『スパカリ(=スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス)』! みんなでどれだけ七転八倒しながらやることになるのか(笑)、今からすごく楽しみです」

――改めてこの名作を通して、どんなメッセージを伝えられたらと思いますか?

「実はとても深いメッセージが込められた作品だと思うんです。見た目の派手さとか、音楽のよさとか、すべてにおいて完璧な作品ではありますが、それにプラスして今この日本でやるべきものであり、とても心に響く作品だなと思っていて。そして劇場でメリー・ポピンズが植えた種が、ひとつでも心の中で芽を出して、成長していけるような何かを残せたら......。自分の中でもメリー・ポピンズって役がとても大事な役になるだろうと直感していますし、大事に、大事にお稽古をして、皆さまに最高の舞台をお見せ出来ればと思っています」

取材・文:野上瑠美子

撮影:イシイノブミ

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元宝塚歌劇団 雪組トップスター・早霧せいなさんの退団後初となる主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が、5月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月に東京・TBS 赤坂ACT シアターで上演されます。

本作は、人気ニュースキャスター・テスの笑いあふれるラブロマンスを、ジョン・カンダー&フレッド・エッブの華やかな楽曲で描くコメディミュージカル。トニー賞最優秀スコア、脚本、主演女優賞、助演女優賞の4 冠に輝いた傑作です。(詳しくはその①へ!)

春まで待てないげきぴあは、ビジュアル撮影に潜入!
【その①】では早霧さんのレポートを、【その②】では、相葉裕樹さんのレポートを、そして、今回の【その③】では、宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)さんのレポートをお届します。

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4月に東京・東京芸術劇場シアターウエストと大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演される『PHOTOGRAPH 51(フォトグラフ51)』。

2015年にウエストエンドで上演された話題作の日本初演で、板谷由夏さん、神尾佑さん、矢崎広さん、宮崎秋人さん、橋本淳さん、中村亀鶴さんが出演する六人芝居。「世紀の大発見」とも言われる"DNAの二重らせん構造"の発見に貢献した女性科学者ロザリンド・フランクリンの姿を描きます。演出は、サラナ・ラパインさん。今、ブロードウエイでも注目を浴びる女性演出家です。

げきぴあでは、そのリーディング現場に潜入。
作品の概要&第一弾はこちら・第二弾はこちらをご覧ください!

ラストとなる今回は、リーディング直後の矢崎さんと宮崎さんを直撃。
感想を聞いてみました。

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元宝塚歌劇団 雪組トップスター・早霧せいなさんの退団後初となる主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が、5月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月に東京・TBS 赤坂ACT シアターで上演されます。

本作は、人気ニュースキャスター・テスの笑いあふれるラブロマンスを、ジョン・カンダー&フレッド・エッブの華やかな楽曲で描くコメディミュージカル。トニー賞最優秀スコア、脚本、主演女優賞、助演女優賞の4 冠に輝いた傑作です。(詳しくはその①へ!)

春まで待てないげきぴあは、ビジュアル撮影に潜入!
【その①】では早霧さんのレポートを、
今回の【その②】では、相葉裕樹さんのレポートをお届します。

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元宝塚歌劇団 雪組トップスター・早霧せいなさんの退団後初となる主演ミュージカル『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』が、5月に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、6月に東京・TBS 赤坂ACT シアターで上演されます。

本作は、『シカゴ』『キャバレー』『蜘蛛女のキス』など日本でもお馴染みの作品を手掛けたジョン・カンダー&フレッド・エッブの華やかな楽曲で、笑いあふれるラブロマンスを描くコメディミュージカル。トニー賞最優秀スコア、脚本、主演女優賞、助演女優賞の4 冠に輝いた傑作です!

上演台本・演出・訳詞を務めるのは、ミュージカル『フランケンシュタイン』やオフ・ブロードウェイ・ミュージカル『フォーエヴァー プラッド』を手掛けた板垣恭一さん。

そして、主人公の人気ニュースキャスター・テスを演じるのは、昨年7月に宝塚歌劇団を退団した元雪組トップスター・早霧せいなさん! これが退団後初の主演ミュージカルとなり、これまで男役を演じてきた早霧さんがバリバリのキャリアウーマンを演じます。

早霧さんと言えば...'14年のトップ就任から'17年の退団まで、宝塚大劇場での公演全5作で"100%以上の稼働率"という劇団史上初の記録を打ち立て、本拠地でのサヨナラパレードでは約6,000人のファンが集まり見送った大スターです。その早霧さんが「宝塚歌劇退団後、一人の役として舞台に立つ事はこれが初めての挑戦になります」(公式コメントより)というミュージカル。本当にたった一度しか見られない"初"の作品ですから、早霧さんのファンはもちろん、舞台ファンも要チェックです!

というわけで、げきぴあではビジュアル撮影に潜入!
【その①→早霧せいなさん】【その②→相葉裕樹さん】【その③→宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)さん】
という連載でお送りします!
後半にプチインタビューもありますので、ぜひご覧ください。

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日本が誇るエンターテイナー・玉野和紀と若い才能がつくりあげるショー・ステージ「SHOW HOUSE『GEM CLUBⅡ』」が3月に開幕します。

『GEM CLUB』は、吉野圭吾さんや東山義久さんらが出演するエンターテインメント・ショー『CLUB SEVEN』シリーズ(2003~)のDNAを受け継ぐ新世代のショー・ステージ。
「大人のショー」をコンセプトに掲げる『CLUB SEVEN』に対し、20代を加えた"new MEGA パフォーマンス・ショー"として、若い才能の原石(=GEM)たちが集うショーハウスを舞台に、夢を追い求め、ぶつかり合いながらも切磋琢磨するGEMたちの姿を描きます。
作・演出・振付は『CLUB SEVEN』同様、玉野和紀さん。"GEM CLUB"というショーハウスの総支配人として出演もされます。

2016年春の初演には、本公演にも続投する中河内雅貴さんや、相葉裕樹さん、植原卓也さん、矢田悠祐さんをはじめとする注目の若手メンバーがズラリと出演した本作。2年ぶりの第二弾となる今作の出演者も気になりますよね!?

というわけで、出演者の⽊⼾⾢弥さん、多和⽥秀弥さん、本⽥礼⽣さん、松⽥岳さん、古⽥⼀紀さん、そして玉野さんにお話をうかがいました!

左から_古田一紀、本田礼生、木戸邑弥、玉野和紀、多和田秀弥、松田岳.jpg

チ
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奥浩哉の大ヒット漫画『GANTZ(ガンツ)』の初の舞台化である舞台「GANTZ:L ACT & ACTION STAGE」が1月26日(金)に開幕する。

平凡な大学生・玄野計(百名ヒロキ)が、偶然再会した同級生・加藤勝(高橋健介)に巻き込まれ地下鉄事故で死亡したはずが、気付けば「GANTZ」と呼ばれる謎の球体に指示され"星人"と戦うミッションに参加することになり――というストーリー。舞台版の演出・脚本は鈴木勝秀が務める。

稽古場にて、主人公の玄野計を演じる百名ヒロキと、玄野に「GANTZ」にまつわるある計画を持ちかける大学生・和泉紫音を演じる久保田悠来に話を聞いた。

舞台版は、芝居でみせる作品

――『GANTZ』という非現実的な世界を描く作品で、同じ実写化でも映画版はCG満載でしたが、舞台は一体どんな表現になるのでしょうか。

久保田 僕が飛び散ります。

百名 そんなシーンありました!?(笑)でも、CGや3Dマッピングは使わず、本当に芝居でみせる作品になります。

――人間の心理面が強く描かれるということでしょうか?

久保田 そうですね。アクションもありますが、一番は人の心理的な面を描いているところが大きいと思います。

百名 ほとんどお芝居中心ですよね。

久保田 特に玄野は紆余曲折がある役柄で。

百名 和泉がめっちゃ翻弄してくるんですよ。

――紆余曲折を体感する百名さんから見ると、この舞台はどんな作品になっていますか?

百名 いろんなメッセージが隠れてると思いました。この世界に無慈悲に巻き込まれていく登場人物の姿に、直接的には言わないですけどメッセージがあって。僕はそれが戦争だったり、テロだったりするのかなって。そういう風に感じています。

――非現実的な世界を通して、現実を描いているというようなイメージですか?

久保田 そうですね。人間の本質が見えてくるっていうところが一番かなと思っています。

――オリジナルの要素もあるんですよね?

百名 そうなんです。オリジナルの登場人物もいて。でも原作は崩してないので。

――どの辺りが違うんですか?

百名 玄野の普通の大学生である感じが強調されているかな。だからこそ殴り合いとか残酷なシーンも際立つんだと思います。

――アクションも激しいのですか?

百名 激しいですね。おおきなねぎ星人(竹之内景樹)とかは特に大変そうで。

――ねぎ星人のシーンは原作でもショッキングですよね。

久保田 そういう人間の部分を描きたい、というのがあると思いますね。

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まずは自由に動いてみる、"スズGANTZ"の世界!?

――ご自身の役はどういう風に感じてますか?

百名 玄野はかわいいです。等身大のすけべ男子(笑)。普通のよくいる大学生です。その玄野が「GANTZ」の世界の中で、惑わされたりしながら、それでも成長していくっていうか。だから一番人間らしい役なんじゃないかなって思ってます。

久保田 和泉はなんでも器用にできる人間なんですけど、それもあって、日常に辟易してるといいますか。刺激のない毎日を送っている。その中で自分の人間らしさをなんとか保っているのですが、本質ではもっと刺激を求めてる人間っていう感じですかね。

――その刺激というのが...

久保田 玄野であり、「GANTZ」という世界への想いかなと思います。

――ふたりの心理戦があるそうですが、そのシーンはもう稽古しましたか?

百名 しました。もう何度も通してるんです。

久保田 いつのまにか常に通す流れになってたよね。気づけば。その流れに気づいたら巻き込まれてた。それも「GANTZ」っぽい。スズカツさん(脚本・演出の鈴木勝秀)の中の"スズGANTZ"が。

百名 (笑)。かなり早い段階から通してましたよね。

久保田 "通し"という言葉こそ使わないけど、いつのまにか通してるっていう世界観です。

百名 "スズGANTZ"の世界観(笑)。

――それは感情を描く芝居だからこそ、ぶつ切りじゃなく通すってことなのでしょうか。

久保田 多分。感情の流れをみんな掴めっていう。あとスズGANTZさんも流れで見てるんじゃないかと思いますけどね。

――どういう演出をつけられましたか?

百名 「自由に動いて」と言われます。毎回自由にやらせてくれるんですよ。

久保田 まずは役者としてやってみなさい、ということで。そこから成長を促してくれるんですよね。ずっとそんな感じだったけど、昨日あたりから演出が具体的につけられるようになってます。

――「自由に動いて」って案外大変じゃないですか?

百名 最初はそこが一番大変でした。自由にやるっていうのが全然わからなかったので。「振り付けにならないで」「俺に位置つけられたらダメだよ」って言われて。でも今はすごく嬉しいです。

久保田 共演者のみんなの在り方にも刺激を受けますしね。

百名 めっちゃ受けますね。全てが新鮮。藤田(玲)さんとかは毎回新しいものを持ってきて、現場を荒らしてくれるっていうか。新しい風を起こしてくれるんですよ。それを見て、みんなも新しいものを持ってくるし。稽古場が動いてる感じがして。ここにいれてよかったなって思います。

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百名ヒロキは自分の芝居で示していく座長

――久保田さんは、約4年半ぶりの舞台ですが、そもそもなぜ4年半ぶりに出ようと思ったんですか?

久保田 初舞台からちょうど10年が経って。久しぶりにやってみたいなと思ったのがきっかけです。

――普段は映像中心ですが、久しぶりの舞台はいかがですか?

久保田 入ってしまえばもう懐かしさというより、毎日どうやっていこうかなってところではあります。ただ、お芝居に毎日触れられるっていう楽しさはありますね。

――逆に百名さんは、今は次々と舞台に出演されていますね。

百名 僕は今出来る事をがんばるしかないと思っているので。ひとつ前に出た作品より成長した姿を見せたいですし、今回も学ぶことがたくさんあって本当にありがたい事だなって思いながらやっています。やっぱ楽しいっていうか。がんばりたい。そっちのほうが大きいですね。

――久保田さんからみた百名さんはどうですか?

久保田 毎日毎日(役柄として)向き合って、徐々に目の色も変わってきてますし。いつもチャレンジもしてますしね。すごく度胸のある役者さんだなと思ってます。

――座長としてはどうですか?

百名 何もしてないですよ!

久保田 自分の芝居で示していけているタイプなので。それだけでいいと思いますよ。

百名 一番安心する言葉です。もう必死にがんばるだけです。

久保田 それでいいと思います。周りの人間も、全力で走ってる人はちゃんとサポートするのでね。

――百名さんから見た久保田さんの印象はどうですか?

百名 かっこいいですよね。

久保田 そうだよね。

百名 (笑)。ほんとにずっとこの感じですから。独特な雰囲気があって。稽古も最初、裸足でやってましたから。

久保 (ひょうひょうと)靴持ってなかったんですよ。

百名 あはは! でも本当に、芝居に深さがあって。玄野は和泉を怖がっているという関係性なんですけど。何を考えてるかわからない怖さが、向かい合って会話をしていると余計に伝わってくる。独特な和泉の雰囲気がすごいです。だけどユーモアも忘れず。かっこいいですよね。

久保田 記事はこの話だけでいいです。

百名 (笑)

――では最後に一言ずつ読者にお願いします。

久保田 『GANTZ』に対するイメージっていろいろあると思うんですけど、"気づけば人間たちが狂気を持っている"というところがあって。舞台でも、最初は笑いがふんだんに散りばめられているのですが、いつの間にかお客さんが笑っていることすら狂気になっているような。そういうものをそのまま世界観として体感していただくべく我々はつくっています。ぜひ劇場で楽しんでいただきたいです。

百名 舞台ならではの良さ、みんなの熱を伝えつつも、根本にある人間の悲しさとか寂しさとか、そういうものを考えさせられる作品になってると思うので。ぜひ劇場におこしください。お待ちしております!

舞台「GANTZ:L ACT & ACTION STAGE」は1月26日(金)から2月4日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて。

取材・撮影・文:中川實穗

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