浦井健治ソロコンサート『Wonderland』#6 通し稽古に密着!

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■浦井健治ソロコンサート『Wonderland』#6■


浦井健治さんのデビュー15周年を記念したソロコンサート『Wonderland』、いよいよ開催目前!

リハーサルも順調に進んでいるようで、先週末には早くも「通し稽古」が行われました。
本日はその様子をレポートします。
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音楽が流れると、ぐぐっと、めくるめく「浦井健治ヒストリー」の世界へ!
カッコいいナンバー、キュートなナンバー...、あの時、あの舞台の記憶がよみがえります。
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このステージを支える強力なゲストは、こちらの皆さん。
AKANE LIVさん、照井裕隆さんの、力強くも美しいハーモニー。
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加賀谷真聡さんの、素敵なダンス!
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やっている4人自身が、楽しそうなんです!
みてくださいこの楽しげな表情を。
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記憶が鮮明なあの作品に、
なつかしのあの作品まで。
浦井さんの15年の歴史がギュッと詰め込まれていると同時に、近年の日本ミュージカル史すら俯瞰できそうな、充実のラインナップが次々と登場します。
浦井さん、本当に多彩な作品に出ていますね...。
もちろん、ファンの皆さんのツボもしっかり抑えている選曲ですよ!
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...何の舞台の、どのナンバーか、写真からわかりますでしょうか?


しかし浦井さん、これだけの数のナンバーをこなしながらも、元気です!
照井さんが歌い上げる某ナンバー(←かなり、意外な楽曲です!)の後ろ(というかおそらく舞台袖の中ですね)で踊っている浦井さん。
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「ペンライト振ってくださいー!」という浦井さんに、簡易ペンライト?ペットボトルを振り振りするAKANEさん、照井さん、加賀谷さん。
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MCでは浦井さんのチャーミングなトークも聞けそうですよ!
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さて、コンサートへの道のりを辿るとともに、浦井さんの15年を振り返っているこの連載。
本日はこの2作品をご紹介しましょう。

about ... ミュージカル『二都物語』

▽ 開幕レポート(13年7月19日配信
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2013年7・8月、帝国劇場にて上演。
浦井はイギリス貴族チャールズ・ダーニーを演じた。

作品はチャールズ・ディケンズの名作を原作に、2007年にアメリカで初演されたもの。フランス革命期の動乱の中、パリとロンドンを舞台に、愛する人のためにすべてを捧げる無償の愛の姿が紡がれていく物語。
メインキャストであるシドニー・カートンとチャールズ・ダーニーを、ミュージカル界が誇る二大若手スター、井上芳雄と浦井が演じるのが話題だった。


★ぴあバックナンバーから振り返る『二都物語』★

げきぴあでは全17回の連載を展開。
稽古場取材、衣裳合わせ取材等々にはじまり、さらに開幕後もアフターイベントの取材から千秋楽カーテンコールまで、ほぼ密着と言ってもいい大ボリュームですので、こちらもぜひ!
担当のオススメは、StarS結成直後の、浦井さん&井上さんの対談インタビューです!



about ... 『CHESS in Concert』

▽ 開幕レポート(12年1月27日配信
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2012年1~2月、東京・青山劇場、大阪・梅田芸術劇場にて日本初演。
浦井はチェスの試合を司る審判・アービターを演じた。
ほか、出演は安蘭けい、中川晃教、石井一孝ら。

ABBAのベニー・アンダーソン、ビョルン・ウルヴァースが音楽を手掛けたミュージカル『CHESS』。
1986年にロンドンで初演、その音楽性の高さから熱狂的なファンも多く、世界各国でコンサート版として上演される機会も多い作品である。
劇中歌『One Night in Bangkok』などは、英語圏では『CHESS』という作品は知らずともこの歌は知っている...という人も多いとか。

物語は、チェスの世界大会を軸に、アメリカ代表とソ連代表の対決の裏の心理戦、ふたりの間で揺れ動く女性との三角関係といった人間ドラマに加え、この試合を代理戦争として火花を散らす冷戦さなかのアメリカ対ソ連の対決をドラマチックに描くもの。

日本ではその後2013年の『CHESS in Concert 2nd Version』を経て、2015年に『CHESS THE MUSICAL』としてミュージカル版を初演した。


★ぴあバックナンバーから振り返る『CHESS』★


●2015年『CHESS THE MUSICAL』


★浦井健治さんが語る『CHESS in Concert』★

――コンサート版、そしてミュージカル版と公演を重ねている『CHESS』ですが、浦井さんは最初のコンサート版への出演でしたね。

「昨年、コンサートではないミュージカル版も上演されましたが、僕が出演したのは、日本で一番最初に上演された『CHESS in Concert』です。コンサート版ということで、例えばミュージカル版では戸井勝海さんが演じたウォルター、ひのあらたさんが演じたモロコフなど、役として登場してこない役もあったのですが、僕の演じたアービターがそこのポジションも担っていました。だから僕のアービターは、チェスのルールブックとして冷静に俯瞰している面もありつつ、攻撃的なところもあった。去年、田代万里生くんが演じていた、正義に徹し、ある意味真っ白な存在であるアービターとはずいぶん違いますね。不思議な存在の仕方が出来て、僕にとってもアービターは貴重な経験でした。コンサートならではの立ち居振る舞いが出来たのも、大きいです」

――音楽的にはどうでしたか?『CHESS』って、超絶に、難しいですよね!

「そうなんです、とても! 難しかった。しかも初演は、日本のメンバーでは初めて触れる音楽だったので。みんな、混乱しながら挑みました(笑)。でもそれゆえに団結感も生まれて、連携プレーが出来るカンパニーになっていました」

――アービターはその後、コンサート版2ndバージョンのマテ・カマラスさん、そしてミュージカル版の田代さんと、それぞれの方がまったく異なるアプローチをしているのも面白いのですが、浦井さんのアービターは"高見沢さん"と呼ばれていたのが印象的です(笑)。

「言われてましたね~(笑)。演出の荻田さんが、いわゆるビジュアル系のような形で存在させてみることによって、人間の部分より超越した存在の具現化としたい、ということで長髪になったり、ああいったビジュアルになったんです。でもあれ、大変なんですよ! メイクにも時間がかかるし、ネイルもしたり。目にカラコンを入れるかって話もしてました。いつも以上にビジュアルを作る用意が必要で、大変だったんです」



取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)


【浦井健治『Wonderland』バックナンバー】


【浦井健治『Wonderland』公演情報】
・9月29日(木) 東京国際フォーラム ホールA

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