稽古場レポートの最近のブログ記事

チケット情報はこちら

2001年にフランスで誕生したミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
シェイクスピアの古典的名作を、疾走するロック・ミュージックに乗せて描いたこの作品は瞬く間に大ヒット、世界各国で上演され、現在までに世界中で500万人以上の観客を動員しています。

日本では2010年に小池修一郎 演出で宝塚歌劇団星組が初演。
その後雪組、月組と続演し、宝塚のレパートリーとしても人気作品に。
今年も6~8月にふたたび星組にて上演されていました。

また、2011年には同じく小池修一郎 演出で、男女混合版ミュージカルとしても上演。
悲恋を前面に押し出したラブ・ストーリーとしての宝塚版とはまた異なり、
若者たちの焦燥感や葛藤、憎しみなどがリアルに突き刺さるステージをフレッシュなキャストが熱演、熱い舞台が生まれました。

その作品が2年ぶりに再演されます。
今回は、初演に引き続き、ロミオに城田優
さらに、古川雄大柿澤勇人のふたりが新たにロミオ役に抜擢、トリプルキャストで演じます。
そして城田優は、ジュリエットを挟みロミオと敵対するティボルト役にも挑戦。

ヒロイン・ジュリエットは、初演時に本作でデビューを果たしたフランク莉奈、そして今回初参加、これが初舞台となる清水くるみのWキャスト。

その他も、オーディションで選出されたフレッシュでパワフルなキャストが揃い、どんな舞台になるのか気になるところ!

そんな2013年版『ロミオ&ジュリエット』の稽古場に8月後半の某日、伺ってきました。
RJ20130823_01.JPGRJ20130823_02.JPG

チケット情報はこちら

先日、スチール撮影現場のレポートをお届けしたミュージカル『next to normal』ですが、続いて今回は稽古場の模様をお届けします。
N2N-03_6818.JPG

『next to normal』は、ある家族の絆を描いた物語です。
そして、精神障害というものが、大きなキーワードになっています。
もちろんまったくの前知識なくても楽しめると思いますが(それがミュージカルの良さでもあります!)、もし事前に情報を得て、より深く作品を味わいたい場合は、このあたりのキーワードを知っておくといいかもしれません。

双極性障害 - Wikipedia

稽古場の壁にも...。
N2N-0302.JPG
N2N-0303.JPG

稽古場全景はこんな感じです。
今回は、ブロードウェイで上演されていたバージョンの演出で上演されます。
チラシにもなっている3階建てのセットが印象的な舞台です。
が、取材にお伺いした時点では、2階までのセットで稽古が行われていました。
N2N-0304.JPG

チケット情報はこちら

うだるような暑さが続く8月のある一日 ―― 
「悪霊」の稽古場では、大道具の仮組みも終え、
綿密に返し稽古が続いていた。

new_20130807-_0408098 1ばんめ.jpg

再再演ということもあり、
前回の完成形を取り入れるところは取り入れながら、
細かい松尾の指示で、
またまったく新しい2013年の「悪霊」が構成されつつある。

20130807-_0605300 へ.jpg



8月18日(日)・19日(月)、世田谷・シアタートラムにて、伊藤キムさん総合演出によるYOUTH-PERFORMANCE 2013 トバズニハ新作パフォーマンス『コンパス グルグル』を上演!!

世田谷パブリックシアターでは、昨年に引き続き現役中学生・高校生によるユースパフォーマンスグループ"トバズニハ"を結成しました。グループ名の"トバズニハ"は、「飛ばずには(跳ばずには)いられない」という状態を語源にしており、衝動的で、躍動感や疾走感あふれるグループとして活動を行っていきたいという思いから名づけられたものです。

2013年のメンバー
syugo_350.jpg宣伝写真:清水信吾


2年目となる今年は、4月に体験ワークショップを行い、公募によりメンバー10名が決定しました。彼らは、舞台芸術の第一線で活躍するアーティストにふれ、ダンス・演劇・音楽・美術など様々な表現スタイルを体験します。5月19日から週1回のワークショップを重ね、7月下旬からの集中ワークショップ期間を経て、8月18日、19日にシアタートラムのステージに立ちます。

ito_kimu_350.jpg
撮影:竹田岳

キムさんのコメント
「トバズニハの稽古では、体の動きだけではなく声や言葉も使います。しかしそれは、例えばバレエやジャズダンス、ストリートダンス、またはミュージカルなど、既成のダンスや演劇・声楽のスタイルからはかけ離れた方法で行われます。そこで必要とされるのは「誰かが作ったものを真似るのではない、自分にしかできない何かを見つけようとする気力」、胆力といってもいいかもしれません。そしてそれを他のメンバーたちと共同で行うのです。当然、他者とコミュニケートする力も必要とされます。頭でっかちにならず常に試行錯誤し、考え、またやってみるという繰り返しです。見本などどこにもありません。そしてそれは、彼ら彼女らが実社会に出てから、どんな局面でも必ず必要とされるものです。トバズニハは、小さな社会なのです。

チケット情報はこちら

主宰の徳尾浩司を中心にした、男性だけの劇団「とくお組」。
ちょっとした異空間を舞台にした男たちの群像劇を得意とする彼らは2003年に旗揚げ、今年でこっそり10周年を迎えています。

こっそり、と書きましたが、どことなく奥ゆかしさを感じるこの劇団、2007年にはフジテレビ主催「T-1演劇グランプリ」審査員特別賞、2008年にはアミューズ主催「TOKYO GEKIDAN FES'08」東京代表に選ばれるなど、実力は折り紙つきなのです。
演劇業界にもファンが多い、しかしマイペースな不思議な劇団、それがとくお組。

彼らの最新作『砂漠の町のレイルボーイズ』が8月7日(水)より座・高円寺1にて上演されます。
舞台は、とある国にある小さな駅「さばく駅」。
もう何年も列車が止まっていないこの駅で、のんびり屋の駅員たちは喫茶や図書館、マッサージにクリーニングなど、駅とは全く関係のない独自のサービスを展開しています。
ところがある日、セントラルステーションから監査人がやってくることに。
中央に無断で勝手なサービスを提供している彼らは隠蔽工作を余儀なくされるも...。

外の世界を知らない男たちが奮闘するシチュエーションコメディですが、仕事や生きがいということもちょっと考えさせられるほろ苦さもある物語。
この舞台の稽古場を取材してきました。
tokuogumi_railboys01.JPG

チケット情報はこちら



2013年夏、渋谷にカエルとなった少年たちが跳びまわる! 

AMUSE若手俳優8人による青春ダンスアクト「FROGS」7月18日(木)からの本番を控えた熱い稽古場からレポートが届きました~


↓↓↓


げきぴあをご覧の皆様、こんにちは。舞台「FROGS」制作スタッフです。

 

今年5月、池袋シアターグリーンにて新たなキャストで4年ぶりに再始動した舞台「FROGS

それからわずか1ヶ月半の718日よりAiiA Theater Tokyoでの緊急拡大再演が決定し、現在、「FROGS」キャストは稽古の真っ最中です。

 

photo01.jpg


 

演出は俳優・岸谷五朗、脚本は映画「桐島、部活やめるってよ」で脚光を浴びた喜安浩平、主題歌制作はポルノグラフィティの新藤晴一...という一流のスタッフ陣と、

キャストは、「天才てれびくんMAX」てれび戦士で子役時代から注目を集め、抜群のスタイルと天真爛漫なキャラクターで各方面から注目を集めている小関裕太を中心に、ミュージカル「テニスの王子様」で人気の平埜生成、大河ドラマ「天地人」や「仮面ライダー電王」などでキャリアを積んできた溝口琢矢、最年少ながらダンスの実力とビジュアルで注目を集めている松岡広大、そして、この舞台の為に行ったダンスオーディションの合格者を含む、8名のフレッシュなキャストが集まりました!

チケット情報はこちら

来年2014年に創立100周年を迎える宝塚歌劇団。
日本を代表する劇団にして、世界にも名高いレビュー劇団である。
なんといっても一番の特色は、劇団員が女性のみ、というところ。
女性が演じる男性、"男役"が醸し出す色気は世の多くの女性の心を掴み、ここにしかない独特で美しい世界に熱狂的なファンも多数いるのはよく知られている。

だがかつて、この宝塚歌劇団に、「男子部」が存在した――

その驚くべき事実に迫った辻則彦のノンフィクション小説『男たちの宝塚~夢を追った研究生の半世紀』を原作に、明日のスターを夢見てレッスンに励むも、ついに宝塚大劇場に立つことが叶わなかった男たちの青春を描いた作品が、『宝塚BOYS』
おかしくも切ないこの青春グラフィティは好評を博し、2007年、2008年、2010年と公演を重ね、この夏、4度目の上演が決定。
4代目のBOYSも、個性的で実力があり、そして愛らしいメンバーが揃ったようだ。

7月某日、そんな新生BOYSが汗を流す稽古場を取材した。takarazukaboys2013_10.JPG
↑稽古場にはすでに本格的な舞台セットが組まれていました

チケット情報はこちら

■ミュージカル『二都物語』 華麗なるその世界 vol.8■


ミュージカル『二都物語』、気付けばもう開幕は明後日!
まもなくです!!

7月上旬の某日、<通し稽古>をやると伺い、またまた稽古場にお邪魔してきました。
nito2013_0800a.JPG
nito2013_0800b.JPG
結論から言いますと...
泣けます!!
泣いて、その後に心が澄んでいくような、素敵な物語になっています。

井上さんもインタビューで仰っていましたが、まさに<歌がなくても成立するくらいの濃度の芝居、そこにドラマチックな音楽が重なっている>作品です。

チケット情報はこちら

■ウィーン・ミュージカル・コンサート2 短期集中連載 vol.11■


明日には大阪公演がスタートする「ウィーン・ミュージカル・コンサート2」
東京にいる連載担当は、脳内再生しつつ大阪に思いを馳せています...。

さて、まだまだ更新は続きます!

回替わりで行われる<アフターボーナスショー>、今回は
7/6(土)17:30(終了)、7/14(日)13:30、7/21(日)17:30
の公演終了後に行われる<ラブ・デュエットSpecial>をご紹介!


こちらは『ジキル&ハイド』より、
♪「罪な遊戯」 Gefaehrliches Spiel
を、マヤ・ハクフォートイングヴェ・ガーソイ・ロムダールのデュエットで。
ハイド氏とルーシーのセクシーなナンバーを、大人の色気たっぷりに歌い上げます。
wmc2_1101.JPG

チケット情報はこちら

■ウィーン・ミュージカル・コンサート2 短期集中連載 vol.9■


ついに開幕しました!「ウィーン・ミュージカル・コンサート2」!!
本場・ウィーンのスターの皆さまの圧倒的な歌唱力で歌われる、ウィーン・ミュージカルの名曲の数々。
本当に圧倒されます。
選曲も、「これが聴きたかった!」というナンバーばかり。
客席も、熱く盛り上がっていました。

さて、このコンサートは、もちろんウィーン・ミュージカルの名曲を中心に構成されていますが、
彼らのほかの顔も観たい...という観客の心の声にこたえるかのように、ウィーン・ミュージカル以外の作品を出演者が歌う<アフターボーナスショー>が開催されています。
こちらは、テーマを決めて、回替わりで行われます。

その模様も少し、お届けいたしましょう。
wmc2_0901.JPG

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ