稽古場レポートの最近のブログ記事

■『マイ・フェア・レディ』2016 #3■


クラシックな魅力はそのままに、フレッシュな感覚で生まれ変わったミュージカル『マイ・フェア・レディ』
この秋、好評を博したリボーン版が待望の再登場。
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6月14日に行われた公開稽古レポートの後半です。
後半は囲み取材の模様をレポートします。
※前半はコチラ→
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イライザ役、霧矢大夢さん。
「2回目の参加ですが、今回改めてこの作品と向き合い、色々な発見をしています。2013年からさらにバージョンアップしたイライザを、そして『マイ・フェア・レディ』をお見せできたらと思います」
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同じくイライザ役、真飛聖さん。
「私自身もイライザをやりながら、毎日とても楽しく、イライザとして生きられることがとても幸せです。その幸せな気持ちを見てくださるお客さまが一緒に感じていただいて、『マイ・フェア・レディ』って本当に幸せな気持ちになるな...と感じていただける舞台を全員で作っていきたいと思っています」
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■『マイ・フェア・レディ』2016 #2■


オードリー・ヘップバーン主演の映画でも名高い『マイ・フェア・レディ』
ロンドンの下町で育った貧しい花売り娘のイライザが、言語学者のヒギンズ教授の教えを受け、訛りの矯正と淑女らしい礼儀作法を学び、貴婦人へと変身していく"シンデレラ・ストーリーの決定版"。
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1956年にNYで初演されてから60年、
そして日本では1964年に初演されてから53年。
長く愛され続けている作品です。

2013年には、ヒロインのイライザに霧矢大夢真飛聖のWキャスト、ヒギンズ教授に寺脇康文といったフレッシュなキャストを得て、G2の演出により、クラシカルな魅力はそのままに、登場人物たちの生き生きとした情感を際立たせた"リボーン版"として生まれ変わり、大好評を得ました。
その好評を得た"リボーン版"のキャストを中心に、そして新たなキャストも加わり、2016年、再びあのキュートなリボーン版『マイ・フェア・レディ』が登場します!

6月14日、その稽古の様子が一部公開されました。
その模様を2回に分けてお届けします!

リボーン版の演出はコチラ、G2さん
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「2013年、『マイ・フェア・レディ』日本上演50年目の節目の時に、東宝さんから私の方にリニューアルしてやってほしいとご依頼いただだきました。
リメイクではなくリボーン版と言っていますが、どう違うのかというと、<変えるというより、むしろ元の本に忠実に、そして時間的制約で割愛していたシーンを、別の工夫を持ち込むことで全シーン復活して、原作者、作曲者の意図をもう一度見直した>ということからリボーン版と呼んでいます。
プラス、そこに現代感覚を加えています。日本だけでも、初演から50年たっている作品ですが、女性が社会でどう生きていくか..."女性の社会進出"ということの先鞭をつけた物語でもあります。現代の日本においてもその問題はまだ残っています。今を生きる女性の皆さん、もちろん男性にも何かジーンとくる話にしたいということから、より人間関係や人の思いに焦点を当てました。音楽も少しアレンジを変えてやっています」
と説明されました。

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■『キム・ジョンウク探し』#5■


村井良大彩吹真央駒田一という、たった3人のキャストで贈るミュージカル『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』
いよいよ開幕が近づいてきました!

舞台稽古をちょこっとだけ覗いてきましたよー。
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取材に伺ったとたん、めっちゃロマンチックな雰囲気!
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■『キム・ジョンウク探し』#4■


村井良大彩吹真央駒田一という、たった3人のキャストで贈るミュージカル『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』
その稽古場にふたたび潜入してきました!
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本番初日まで10日以上ある中で、この日の稽古は"粗通し"。
アタマから最後まで、本番同様に通していきます。
チームワークの良さが反映されているのか、なかなかお稽古、テンポよく進んでいるようですよ。


当連載をお読み頂いているユーザーの皆さんはもうおなじみかもしれませんが、まずは登場人物のご紹介。
ムン・ミニョク役=村井良大さん。
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勤めていた会社をクビになり、付き合っていた彼女にフラれ、色々と残念な彼がはじめたのが〈初恋探し株式会社〉。初恋の人を探してあげる会社です。
村井さん、前回稽古場にお邪魔した時とずいぶん顔つきが変わっていました。
髪型が変わったせい...だけじゃない、はず!
頼りなくてダメダメ君であるミニョクの"愛されキャラ"っぷりが、200%アップ、な印象です!
(村井さん、お楽しみのもうひと役のご紹介は記事後半で...)


ヒロイン、アン・リタ役=彩吹真央さん。
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新聞記者を辞めた彼女、そのことが厳しいお父さんの逆鱗に触れ、ぷらぷらしてるなら結婚でもしろ!とばかりにお見合い広告を出されてしまいます。
しかしそこでも乗り気でない彼女、さらに父親の怒りを買い、すったもんだのあげく連れていかれたのがミニョクの〈初恋探し株式会社〉。
...ということで、ミニョクとアン・リタは、アン・リタの初恋の相手"キム・ジョンウク"を探す旅に出るのです。


ちなみに村井さんと彩吹さんは、開演前のアナウンス(通称・影アナ)も担当。
こちら、録音じゃなく、ナマです! そして粗通し稽古でも、この部分からバッチリやっていました。
この日は村井さんの大好きなUSJの「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド」が終わってしまう!という話を、彩吹さんが「そんな個人的は話はいりません」とそっけなく返すくだりに、スタッフ大笑い。
皆さん、上演開始時間よりちょっと前にお席についていることをおススメします


さて、彼と彼女に絡んでいく数多の人々を演じていくのが"マルチマン"=駒田一さん。
といってもマルチマンという役の登場人物はなく、様々の役を次々と演じていく俳優さんのことを"マルチマン"と呼んでいます。

マルチマン、カッコいいバージョン。
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■『キム・ジョンウク探し』#2■


村井良大彩吹真央駒田一という、たった3人のキャストで贈るミュージカル『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』
待望の日本版初演となる本作の稽古場を取材してきました!
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『キム・ジョンウク探し』は、韓国で2006年に誕生し、2014年までのロングランを重ねた人気ミュージカルです
何をやってもダメダメな男性・ミニョクが会社をクビになり、新たに始めたのは"初恋の人を探してあげる会社"。
そこにやってきた、初恋の人"キム・ジョンウク"が忘れられない女性、アン・リタ。
ふたりは"キム・ジョンウク"を探す旅に出て...。

「君たち、気付けよ!」と言いたくなる男女のもどかしい、でも身につまされるような、ささやかで愛おしい物語を、3人の芸達者な俳優が、汗だくになって作り上げています(本当に皆さん汗だくです)!
その、ほんの一端をレポートします。

伺った時に稽古していたのは、物語開始早々に登場する『運命の人(タクシー)』のシーン。
広崎うらんさんによる、振付稽古をしているところでした。

作品を貫く重要ナンバーであるとともに、
村井良大さん扮するミニョクと、
彩吹真央さん演じるアン・リタが、初めて出会うシーンでもあります。
駒田一さんは...なんせ二十ウン役をこなしますので、その前にも色々、ふたりと絡んでいますが(笑)。

ミニョク役の村井さん。
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ミニョクはチラシによると"なにをやってもダメダメなさえない男"。
その"ダメダメな"村井さんが、何といいますか...めちゃくちゃ、可愛いです!
台本には"ミニョク、べそをかきながら出て行く"とかあって...。
いやぁ、べそをかく村井さん...見たい...!
この写真は、ラジオから流れるヒット曲を(カッコよく)歌い上げてる村井さんですけど。

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■『ラディアント・ベイビー』#6■

ミュージカル『ラディアント・ベイビー~キース・へリングの生涯~』稽古場取材会のレポート、後半です!
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レポート前半→


こちらは全キャストによる歌唱披露
♪「STAY」
の模様です。
(キャスト全員、キースのイラストTシャツ!)
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キース・ヘリング役の柿澤勇人さん
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ツェン・クワン・チー役の平間壮一さん
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アマンダ役の知念里奈さん
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カルロス役の松下洸平さん
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オフィシャルサイトでもこの稽古場取材会の動画が公開されました。

しつこいですが、『ラディアント・ベイビー』、楽曲がホントに素敵ですよ~!


2曲のシーン披露、そして1曲の歌唱披露でしたが、非常にパワフルなステージングで、2曲分の場面だけで出演者の皆さんは汗だく!
特に歌にアクロバットなダンスに大活躍の平間さん、汗だくでした。
「すごい汗だよ...」と柿澤さん。
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さて、稽古場公開にあわせ行われた囲み取材の模様もレポートします
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■『ラディアント・ベイビー』#5■


今も世界で愛され続けているポップ・アートの先駆者、キース・ヘリング
美術界に多大な影響を与え、わずか31歳で亡くなった彼の生涯を、疾走感溢れるロックミュージックで綴ったミュージカル『ラディアント・ベイビー~キース・へリングの生涯~』が、まもなく日本初上陸します!

5月某日、その稽古の一部が報道陣に公開されました。
今回はその模様をレポートします。
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披露されたナンバーは3曲。

まずは1幕冒頭のナンバー、
♪「THIS IS THE WORLD」~「FASTER THAN THE SPEED OF LIFE#1」
子どもたちにアートを教えているキース。しかしある日キースがいなくくなり、彼の仕事は止まってしまった...というところから、物語は始まります。
子どもたちはこの物語の案内役。ナレーターとして物語を進めながら大人の役までも演じていきます!彼ら、超・重要ポジションなんです!
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キースのアシスタント、アマンダ役の知念里奈さん
キースがいなくなったから、忙しそう。
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写真家、ツェン・クワン・チー役の平間壮一さん。
キースの活動を写真に撮っている彼。
"キースは来るさ、だってこれは僕のファースト・ビッグ・ショー!"
平間さんは、キレッキレのダンスにも注目です。
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■『キム・ジョンウク探し』#1■

韓国で2006年に誕生し、2014年までのロングランを重ねた人気ミュージカル『キム・ジョンウク探し~あなたの初恋探します~』

何をやってもダメダメな男性が会社をクビになり、新たに始めたのは"初恋の人を探してあげる会社"。
そこにやってきた、初恋の人"キム・ジョンウク"が忘れられない女性。
ふたりは"キム・ジョンウク"を探す旅に出て......。

たった3人の俳優が演じるこのロマンチック・コメディ・ミュージカルが、作品誕生10周年の今年、ついに日本版として登場します。
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"初恋の人"と、"初恋の人を探してあげる男性"2役を演じるのは村井良大
"初恋を忘れられない女"を演じるのは彩吹真央
そして、彼と彼女に絡むすべての登場人物を演じていく"マルチマン"は、駒田一
マルチマンが演じる役柄はなんと、22役!...と、チラシ等々には書いてありますが、どうやらさらに増え続けているようで...!?

この注目作の関係者が一堂に会した「顔合わせ」の場を取材してきました!
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ミュージカルで言えば、昨年の『RENT』マーク役の熱演も記憶に新しい村井良大さん
「ミニョクと、キム・ジョンウクの2役を演じます。未熟なところもあるかと思いますが、最後までよろしくお願いします!」とご挨拶。
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"初恋の人"と"初恋の人を探してあげる男性"...つまりカッコいい男性と、さえない男性の2役です。
この2役を村井さんがどう演じていくのか、楽しみですね!

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■『ラディアント・ベイビー』#4■


今も世界で愛され続けているポップ・アートの先駆者、キース・ヘリングの生涯を、疾走感溢れるロックミュージックで綴ったミュージカル『ラディアント・ベイビー~キース・へリングの生涯~』

その日本初演が、6月の上演に向けて本格的に動き出しています!

4月末の某日、柿澤勇人平間壮一知念里奈松下洸平ら出演者、演出の岸谷五朗をはじめとするスタッフが一堂に会する"顔寄せ"が開催されました。
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すでに稽古は始まっているようですが、関係者一同が顔を揃えるとやはり、いよいよ作品がここから動き出す感じがします。現場も、心地のよい緊張感がありました。
radiantbaby04_01_5907.jpg主催の池田篤郎東宝株式会社取締役からも「キースが生きていた1980年代のNYは荒れていて犯罪も多かった時代。その中でも特に危ないところだった地下鉄からはじまった彼のアートが"サブウェイ・ドローイング"と呼ばれ、どんどん大きく取り上げられていったのは、閉塞感を抱いていた人々に、キースの才能、アートが、自由と光を与えたからじゃないかなと思います。
この作品はもちろんキースの生涯ですが、その生涯を影で支えていくキースの素敵な仲間達も描かれています。温かくて、ブロードウェイの香りがする素晴らしい作品を、パワー溢れるフレッシュなキャストの皆さん、そして岸谷さんと一緒に出来て光栄です。チーム岸谷が今日から始動します」とご挨拶が。

主人公キース・ヘリングを演じるのは、柿澤勇人さん。
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5月~6月にかけて、森公美子蘭寿とむがWキャストで主演するミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が上演されます。

原作は、ウーピー・ゴールドバーグ主演の大ヒット映画。
これをウーピー本人がプロデューサーとなりミュージカル化、ブロードウェイほか世界で上演されている人気作。日本では2014年に初演されましたが、ストーリーの良さ、キャッチーな楽曲、出演者たちの遊び心いっぱいの楽しいステージに連日大盛り上がり、2年というはやさで再演の運びとなりました。

期せずして殺人事件の目撃者となり、ギャングに追われるクラブ歌手デロリスの身はどうなるか!?という、スリリングなストーリー展開。

俗っぽさ全開、でも憎めないデロリスが、彼女とは正反対の性質を持つ清らかな修道女たちの中で生活することになることから起こる騒動の楽しさ、そして水と油な人々が音楽の力でひとつになっていくという、心温まるテーマ。

ゴスペルからディスコサウンドまで、多彩でキラキラとした音楽の数々。

『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』には、ミュージカルの素晴らしさのすべてが詰まっている、といっても過言ではありません!

そしていよいよ動き出した2016年版、4月某日、この作品の"顔寄せ"の場を取材してきました!
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●ストーリー●
破天荒な黒人クラブ歌手デロリスは、殺人事件を目撃したことでギャングのボスに命を狙われるハメに。重要証人であるデロリスは、警察の指示でカトリック修道院に匿って貰うが、規律厳しい修道女たちからは天真爛漫なデロリスは煙たがられてしまう。そんなある日、修道院の聖歌隊の歌があまりに下手なのを耳にしたデロリスは、修道院長の勧めもあって、クラブ歌手として鍛えた歌声と持ち前の明るいキャラクターを活かして聖歌隊の特訓に励むことになる。やがて、デロリスに触発された修道女たちは、今まで気づかなかった「自分を信じる」というシンプルで大切なことを発見し、デロリスもまた修道女たちから「他人を信頼する」ことを教わる中で、互いに信頼関係が芽生え、聖歌隊のコーラスも見る見る上達する。が、噂を聞きつけた修道院にギャングの手が伸びるのも時間の問題であった...。果たしてデロリスは無事に切り抜けることが出来るのか?修道院と聖歌隊を巻き込んだ一大作戦が始まる! (公式サイトより)


パワフルな黒人クラブ歌手、デロリス・ヴァン・カルティエ役(Wキャスト)、森公美子さん
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ちなみに再演にあたり、ちょっとばかり、タイトルが変わりました。
前回は「『シスター・アクト~天使にラブソングを...』だったのよねぇ」と、森さん。
その森さんは、本作の初演の好演により、第40回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞!
皆さんから拍手も。。。


今回初参加です、同じくデロリス・ヴァン・カルティエ役(Wキャスト)、蘭寿とむさん
元宝塚花組トップスターの蘭寿さん。退団後も数々の舞台に出演を重ねていますが、帝国劇場への出演は、今回が初!
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