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俳優の結城洋平が、「好きなクリエーターたちと舞台がやりたい!」という思いから立ち上げた結城企画。

期待すべき第一弾は、脚本・演出に大歳倫弘を迎え、東京のはずれ、国道沿いにある『ブックセンターきけろ』を舞台に、「本」と「記憶」をテーマにしたコメディを上演する。


ナイロン100℃の眼鏡太郎、ゴジゲンの目次立樹、そして結城洋平といった、男三人芝居の稽古場レポートをお届けします。

『ブックセンターきけろ』ならではの稽古メニューにもご注目ください!


まずは筋トレ&体幹トレーニング(自主参加制)! 結城と目次さんの二人で黙々と。

本番までに二人だけムキムキになってしまいそうな勢いです。

※大歳さんは冷かしで参加することもあります。決して本気ではやりません。


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続いて、このお話のテーマにもなっている"記憶力"を鍛えるためのトレーニングに入ります。

ジャグリング」です。 ※ここからは眼さんも参加します。

ジャグリングをすれば脳の記憶する部分が鍛えられるらしいのです!


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結城と目次さんはメキメキと上達しています。ジャグリングが苦手な眼さんは...、お手玉でやってます。



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いよいよ今週10月19日(水)より全労済ホール/スペース・ゼロにて幕を開ける舞台『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』2016。先日、本番を目前に通し稽古が行われました。実際の法廷さながらの緊迫した空気が立ち込める稽古場より、写真をお届けします!!

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主人公・北尾友弘役(中村優一)
傍聴の「覗き見」の魅力にハマった駆け出しのノンフィクションライター。

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勝村日向役(石田晴香)
検事を志し、大学の法学部に通いながら裁判の傍聴に足を運ぶ女子大生。真実に立ち向かう日向役を新鮮にかつ丁寧に演じていました!


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段田誠役(宮原将護)
ベテランの傍聴マニア。飄々と主人公・北尾に法廷の様子を説明する姿が印象的。段田の説明により、観る側もスムーズに法廷の世界へ入り込めます。

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木暮透役(宮下雄也)
コワモテの傍聴マニア。コワモテのはずなのに涙...法廷で一体何が起きたのでしょうか?!

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橘春子役(佐藤すみれ)/橘秋介役(藤田玲)
秋介の妹/北尾の中学校時代の友人
ある事件の法廷シーン、一瞬にして空気を変えるふたりの演技には鬼気迫るものがあります。

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段田誠役(宮原将護)/北尾友弘役(中村優一)

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市原沙織役(水木ゆうな)
切れ味鋭い舌鋒で被告に斬り込むドSの女判事。気持ちが良いほどに犯人を追い詰める姿にグイグイと引き込まれます!

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荻野啓介役(上田堪大)
殺人事件の被告人。
事件当日何があったのか...被告人の供述シーンは主人公・北尾たち傍聴席にいる感覚で観てしまいます。

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榊匡記役(林田航平)/小田島公基役(嶋村太一)/安田憲一役(髙﨑俊吾)
物流倉庫放火事件の担当主任警察官/裁判長/物流倉庫放火事件裁判の被告人
こちらは法廷シーン。事件の様子が解き明かされていく様子に終始ドキドキしてしまいます。

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北尾友弘役(中村優一)
もちろん緊迫したシーンだけでなく、笑顔のこぼれるシーンもあります!

<Story>
作家志望の青年北尾は、今日も朝早くから霞ヶ関裁判所へとやって来た。
「ご起立ください」の声、手錠の音と共に裁判官、被告、警察官が登場すると、北尾の胸は期待に高鳴る。
今日はどんなグッとくる裁判に出会えるのだろう? 
最初はモノ書きのネタを探しに来た北尾だが、苦しい言い逃れをする被告や、巧妙に弁護する弁護人、Sに攻める検察官、法廷に登場する人物が見せる、どうしようもない人間臭さに惹かれて、すっかり傍聴にハマってしまったのだ。
だがそんな北尾に、いつも傍聴席で見かけるツンとした女子大生日向は 「覗き見気分で傍聴に来ないでください」と冷たく言い放つ。
覗き見気分で何が悪い?
傍聴の楽しさとは他人の人生の覗き見だ!思わずそう 反論してしまった北尾は、しかしある公判を境に、裁判への考えがガラッと変わり...。
興味本位で始まった裁判傍聴の先に見えてきたものとは? 
この作品は舞台上と客席の傍聴人全員が共有する疑似裁判体験である!

<公演情報>
2016年10月19日(水)〜23日(日) 全労済ホール/スペース・ゼロ
傍聴席S:¥6,800/傍聴席A:¥5,800

[原案・原作]
北尾トロ 
[劇作・脚本][演出]
塩田泰造 
[出演]
中村優一/石田晴香
宮原将護/宮下雄也/仁藤萌乃・佐藤すみれ(Wキャスト)/水木ゆうな
髙﨑俊吾/上田堪大/浅倉一男/林田航平
田村和也/帆世雄一/渡辺瞳/柚木美咲/並木秀介/高田舟/細谷レナ/浦坂佳右/大野愛/浜辺マル子
嶋村太一/藤田玲

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Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くシェイクスピアシリーズ3作目です。
本番を目前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!

さて、いよいよ今回が当連載も最終回! 最後にメッセージを寄せていただいたのは、


okini1013_01.jpgシルヴィアス役を演じる大久保祥太郎さんと、、、

okini1013_02.jpgマーテクスト役とフィービー役を演じる山田悠介さんのおふたり! 


まずは大久保祥太郎さんから。

Q1 Dステ19th「お気に召すまま」のここが面白い!というポイントは?
大久保「言葉が面白いです。これはどのシェイクスピア作品にも言えるのですが。言葉遊びが御洒落で綺麗で滑稽で素敵です。『お気に召すまま』は喜劇的笑いが多く、演じていて楽しいです。初めてシェイクスピア作品をご覧になる方にも楽しんでいただけると思います。観劇後はハッピーな気持ちになっていただけましたら幸いです」

Q2 青木豪さんの演出についてお聞かせください。
大久保「ものすごく楽しいです。役者に直接的な答えは与えず、絶妙な言葉で答えまで御導きくださるので色々試させていただき、一日の稽古があっという間に終わってしまいます。良いものは良い!ダメなものはダメ!と言ってくださるので、答えを模索しながら楽しんでます」

Q3 稽古をしていていかがですか?
大久保「演出の青木豪さんが"人間は嫉妬で生きている"とおっしゃっていたのですが、その言葉を稽古場でひしひしと感じております。僕が演じさせていただくシルヴィアスはフィービー(山田悠介)に恋する羊飼いなんですが、追いかけても追いかけても振り向いてもらえない。それでもあきらめずに好きで追いかけるのは違う方を向いているフィービーへのある種の嫉妬だと思うんです。その嫉妬する姿や恋に悩む姿を表現することで、シルヴィアスに深みが出ると思うので、稽古でいろいろと試行錯誤しています」


つづいて山田悠介さん。

Q1 御自身の役どころを教えてください。
山田「マーテクスト/フィービーの二役を演じます。実にマーテクストは三言しかしゃべらない上に、ストーリーのキーにもならない役どころです。三言で存在感を出したいと思います。フィービーは相手役・シルヴィアス(大久保祥太郎)との息の合った掛け合いが見どころです。初の女性役ですが、自由に演じたいです」

Q2 稽古をしてみていかがですか?
山田「石田圭祐さん、松尾貴史さん、鈴木壮麻さん、今回Dステに参加していただく御三方の引き出しの多さには驚かされます。稽古中から笑いが絶えません。僕も御三方のように歳を重ねたいです」

Q3 共演者のここがおすすめというところを教えてください。
山田「今回ロザリンドを演じる前山(剛久)のストイックぶりに感心させられています。気迫がすごいです。今年は彼と仕事で半年くらい一緒にいるんですが、現場ごとに全く違う顔を見せるので僕も負けられない!と気合いが入ります」

okini1013_03.jpg最後におふたりからメッセージを!


大久保「どれだけ振り向いてもらえなくても真心を持って想い続ければ、いつか叶う。恋っていいな、人間っていいなと心から思える作品です。観れば観るほど深みが増し、面白くなる舞台だと思うので、いろんな登場人物に感情移入して純粋な気持ちで何回も楽しんでいただけたら嬉しいです。青木豪さん×シェイクスピア×Dステ×松尾貴史さん×石田圭祐さん×鈴木壮麻さん。この化学反応を劇場でお楽しみください」

山田「マーテクスト/フィービーの二役以外にも、様々な場面で舞台上に登場します。僕のことを探してみてください。体を張って頑張っていますので、見つけてもらえたら至極嬉しいです。見どころ満載ですので、皆さん、ぜひ!」


okini_00.jpg【公演情報】 Dステ19th「お気に召すまま」
2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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大阪を拠点に活動する若手俳優集団・劇団Patchが今年4月に上演した2.5次元ミュージカル『磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~』。原作は週刊少年ジャンプの人気ギャグ漫画で、「あのギャグ漫画をミュージカル化!?」という周囲の不安をよそに大盛況を博した本作が、"天晴版"としてバージョンアップして上演される。初日に向けて稽古場の熱も高まる中、初の通し稽古が行われた。

 

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本作は、立派な武士を目指して江戸の武士道学校に通う磯部磯兵衛とその仲間たちの、のほほんとした自堕落な日常を描いた作品。今回の"天晴版"では配役を一部変更し、脚本、ダンスにも新たなアレンジを加え、5曲の新曲を追加、舞台には2本の花道が通されるなど、初演を観た人も新鮮に映るように大幅に変更されている。

 

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観劇中の注意を促す前説さえも歌に替え、幕開きから"磯ミュ"ワールド全開だ。主人公の磯兵衛を務める井上拓哉や、母上役の中山義紘ら初演からキャラクターを続投するメンバーはもちろん、磯兵衛の親友・中島襄役の納谷健、服部半端役の竹下健人ら新たなキャラクターに挑んでいるメンバーも、役になじんできている様子。特に磯兵衛役の井上はほとんど出ずっぱりだが、初演で演じた経験をもとに、コロコロと表情や声色を変えながらダメっぷりを表現していく。そんな磯兵衛を見守る神出鬼没の超人・母上や、親友・中島とのコンビネーションもバッチリだ。磯兵衛と友人たちとの会話の絶妙なテンポ感や間合い、袖にハケた後の瞬時の早替え、アンサンブルキャストの七変化などが物語に良いリズムを生み出し、笑いへとつなげている。また、新キャラクターのお犬様(山浦徹)が投入されたことによっても新たな笑いが生まれ、宮本武蔵を演じる芸人・お~い!久馬も、さすがの存在感を放っている。

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 歌やダンスにも磨きがかかり、初演でも大好評を得た上半身裸で踊る『筋肉ええじゃないか』や賽の河原でのスリラーダンスは、アホっぽさを通り越してカッコよく見える。ほか、キャラクター登場シーンに新たに曲がつけられたり、某ミュージカル風の楽曲が加えられるなど、全部で16曲、前回以上にお祭り感のあるステージに仕上がっている。

 

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観る側は、難しく考えることは一切ナシ。「立派な武士になりたい」と言いながら隙あればサボろうとする様、春画(エロ本)の取り合い、好意を寄せる団子屋の看板娘(鎮西寿々歌)への妄想、母上からの異様な愛情...など、漫画から飛び出してきたキャラクターたちによる、バカバカしさあふれる展開をただ観るだけで、「あ~、くだらんけど楽しかった!」と落ち着くのだ。しかも、毎公演終演後には、挿入曲をメドレーで披露するミニライブ「ISO LIVE」も開催。本番までにまだまだキャラクターの作り込みや、早替えのスピードアップ、テンポ感の調整がされていきそう。関西人だけで構成された劇団Patchだからこそできる、吹っ切れたパフォーマンスに乞うご期待!

10月20日(木)~25日(火)までABCホールにて上演。チケットは発売中。


取材・文/黒石悦子

写真/村山北斗

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Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くシェイクスピアシリーズ3作目です。
来月の本番を前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!

さて今回、メッセージを寄せていただいたのは、


okini1007_01.jpg フレデリック公爵役と前公爵役を演じる松尾貴史さんと、、、

okini1007_02.jpgアミアンズ役とハイメン役を演じる鈴木壮麻さんのおふたり! 


まずは松尾貴史さんから。

Q1 青木豪さんの演出についてお聞かせください。
松尾「可塑性の高いぐにゃぐにゃの状態から試行錯誤を繰り返しつつ、少しずつ固めていくプロセスは上質のフォンドボーを煮込んでいくようで、名作に命を吹き込む実感が募ります」

Q2 稽古はいかがですか?
松尾「過去二人芝居をいくつか演じた以外は男性のみの出演という舞台は初めてなので、部活の様な独特のムードがあります。別に下ネタが飛び交うという意味ではありません。たぶん」

Q3 共演者のここがおすすめというところを教えてください。
松尾「石田(圭祐)さん、鈴木(壮麻)さんは大ベテランの風格があり、立っているだけで重層感があり、羨望です。そして若手の皆さんのエネルギーには圧倒されます。私は省エネ型なので、見倣って放出していきたいです」


つづいて鈴木壮麻さん。

Q1 Dステ19th「お気に召すまま」のここが面白い!というポイントは?
鈴木「この作品は台本上では五幕に分かれています。どの幕ももちろん味わい深いのですが、起承転結でいえば、たぶん転にあたる第三幕が面白いなあと感じています。僕はそこには出ていませんが、『ヘイホ―song』直後のこの場面を稽古場で見ていられることをとても幸せに思います」

Q2 稽古はいかがですか?
鈴木「"恋とは溜息と涙で出来てるもんだ、今のおいらがそうだ~"に端を発し、その後に続く演者たちの吐露がとても活き活きとしていて、何やら胸がキュンとしてきます」

Q3 共演者のここがおすすめというところがあれば教えてください。
鈴木「謙虚でさわやかで情熱的なオーランドー(柳下大)、思慮深くて大胆なロザリンド(前山剛久)、鬱ぎ屋といいながらも、とても豪快で、でも繊細なジェイクイズ(加治将樹)をはじめ、どの登場人物も自由闊達に人物造形がなされていて、僕は常にたくさんの刺激を受けています。みんな、ありがとう!」


okini1007_03.jpg最後におふたりからメッセージを!


松尾「若い方が多いと思われますが、シェイクスピア劇の古めかしい言い回しを新鮮な感覚で楽しめるような精緻な工夫が施されています。その一筋のラインにまとわりつく笑いをどうぞ堪能なさいませ」

鈴木「"言葉"。言葉一つ一つが持つ彩り、言葉の連続性によって生み出されるグル―ヴ感、そして何より、シェイクスピアならではの客席と舞台との一体感をぜひとも一緒に楽しみましょう!」


okini_00.jpg【公演情報】 Dステ19th「お気に召すまま」
2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くシェイクスピアシリーズ3作目です。
来月の本番を前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!

さて今回、メッセージを寄せていただいたのは、


okini1004_01.jpg タッチストーン役を演じる牧田哲也さんと、、、

okini1004_02.jpgル・ボー役とオードリー役を演じる遠藤雄弥さんのおふたり! 


まずは牧田哲也さんから。
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Q1 Dステ19th「お気に召すまま」のここが面白い!というポイントはどちらですか?
牧田「いろんなところにloveやlikeがあるところですね。最後に結ばれる人たち以外のひとたちにもloveやlikeがどこかにあったりして、その感情に突き動かされて物語が進んでいっていると思います。ぜひいろんなloveやlikeを見つけてみてください」

Q2 御自身の役どころを教えてください。
牧田「僕の演じるタッチストーンは本当にでたらめですね。言ってるとこだけを解釈しても、つじつまが合わない所はたくさんあって。よくよく考えるとこの人は今、森にいるから森の人に宮廷の話をするだけであって、これがまた宮廷に戻ったら、今度は宮廷人に森の話をするんだろうな」

Q3 共演者のここがおすすめというところを教えてください。
牧田「西井幸人が女性役をノリノリでやっているところが面白いですね。水を得たさかなというか(笑)。イキイキした状態で所謂"言葉遊び"をしていると、それだけで幸せな気持ちになりますし、いろんな感情が見え隠れして面白いです」


つづいて遠藤雄弥さん。
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Q1 Dステ19th『お気に召すまま』のここが面白い!というポイントは?
遠藤「オールメールで上演するという点です。男性キャストだけで女性役も演じるのは、やはり難しくも、面白い部分だと思います。シェイクスピアも当時、オールメールという形で演じるのが普通だったと言われており、昔はこうして上演されていたのかと思いながら観て頂けると、さらにこの作品を楽しんでいただけると思います」

Q2 青木豪さんの演出についてお聞かせください。
遠藤「会話を大事にされる方だと思いました。演劇だけに限らず、どんな土俵にも通じていて、非常に勉強になり、僕自身楽しんでいます。シェイクスピア作品でこういった演出をされるのは素敵です」

Q3 共演者のここがおすすめというところがあれば教えてください。
遠藤「レスラーのチャールズ、鬱ぎ屋ジェイクイズを演じる加治将樹は今作のキャストの中で一番付き合いが長いのもありますが、毎日稽古場で新しい発想が飛び出しているすごさと面白さを感じています。特に、最終的にどんなジェイクイズになるのか今から楽しみでなりません」



最後におふたりからメッセージを!

牧田「シェイクスピア作品は難しくて分かりづらいと思っている方がいたら伝えたいのですが、このDステ『お気に召すまま』は本当に何も考えずに笑えて、幸せな気持ちになれる作品になっていると思います。人が恋することってこんなに楽しくて笑えることなんだなと感じていただけたら嬉しいです」

遠藤「Dステも今回で19作目となりました。今まで応援してきて下さっている方々には本当に感謝しています。これからもDステを支えていただければ幸いです。今作では、人を好きになるという喜びや楽しさを存分に感じていただけると思います!劇場でお待ちしております!!」


okini_00.jpg【公演情報】 Dステ19th「お気に召すまま」
2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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まもなく開幕の「瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々」(以下、たきとも)の稽古場から演出の板垣恭一さんのメッセージが届きました!

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「演出の板垣です~。
宣伝です。
「たきとも」いよいよ本番が近づいてきました。
タイトルが真面目なもので、内容がうまく伝わらないかもと思い、少し説明をしてみます。
まずこの作品「音楽劇」です。おそらくほとんどの曲をみなさんご存じです。
そして「かなり笑えます」。あと話にハマると「けっこう泣けます」。
ここら辺はワタシの演出なので、エンターテイメント性をかなり高めてございます笑。
上演時間は休憩なしの1時間45分。

6人の役者とピアノの生演奏という、シンプルな舞台構成でお届けします。
これは、生きることと死ぬことと、そして音楽をすることについての物語です。
ご来場、心よりお待ちしております。」

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<ストーリー>
ドイツ留学中の瀧廉太郎のもとに親友の音楽家、岡野貞一がやってくる。
久しぶりの再会なのにどこかよそよそしい瀧。この時の瀧の秘密が後の日本の音楽界を震撼させることになる。。。"作者不詳"の唱歌の謎を笑いと涙と唱歌で綴る、ハートフルな音楽劇。

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音楽劇「瀧廉太郎の友人、と知人とその他の諸々」

10月5日(水)~10日(月・祝)青山一丁目・草月ホール
演出:板垣恭一 脚本:登米裕一
原田優一/愛加あゆ/和田琢磨/白又敦(★)・服部武雄(◆)/佐野瑞樹/星野真里
※白又敦と服部武雄はWキャストです。

10月5日(水)19:00開演(★)
10月6日(木)19:00開演(◆)
10月7日(金)14:00開演※(◆)/19:00開演(★)
10月8日(土)13:00開演(★)/17:00開演(◆)
10月9日(日)13:00開演(◆)/17:00開演※(★)
10月10日(月・祝)13:00開演(★)/17:00開演(◆)

チケット料金:S席(前方4列目まで)8,000円 1階席6800円 2階席6000円 3階席3300円
※3階席は当日券のみ
※未就学児童入場不可

公演の詳細は
公演公式HP:http://show-biz.jp/taki/
をご覧ください。
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Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くシェイクスピアシリーズ3作目です。
来月の本番を前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!

さて今回、メッセージを寄せていただいたのは、


okini0930_01.jpg シーリア役を演じる西井幸人さんと、、、

okini0930_02.jpgロザリンド役の前山剛久さんのおふたり! 


まずは西井幸人さんから。
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Q1 青木豪さんの演出はいかがですか?
西井「本当に分かりやすく、アドバイスをくださるんですよね。演出家としてだけでなく、人としてもいろいろとお話ししたくなる魅力的な方。稽古がすごく楽しいです」

Q2 御自身の役どころを教えてください。
西井「おてんば、破天荒、どこかネジが抜けているというのをテーマに役を作っていて、それがどう作品に影響を与えられるかが楽しみでもあり、不安でもあります!役者同士のちょっとした反応なんかも楽しんでいただけたらと思います」

Q3 稽古をしていてどんなことを感じますか?
西井「稽古前のアップやゲームを通じて、日に日にチームワークが出来上がり、それを受けて芝居のテンポや間合いもいい形で変化してきています。このカンパニーでどんな『お気に召すまま』が出来上がるのか、ご期待いただけたらと思います」


つづいて前山剛久さん。
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Q1 Dステ19th『お気に召すまま』のここが面白い!というポイントは?
前山「この作品はそれぞれの役がとても分かりやすく、若者たちの恋愛がメインの物語になっているので誰が観てもなじみやすい作品だと思います。今回僕たちが作るDステ版『お気に召すまま』はさらにそれをかみ砕いて、より分かりやすい作品に仕上がっていると思います」

Q2 御自身の役どころを教えてください。
前山「僕は女性のロザリンドを演じます。そのロザリンドがアーデンの森で男のふりをして、さらに恋するオーランドーの前では男が女を演じているように見せます。その複雑さこそがロザリンドの面白さであり、演じる上でとても楽しいところです」

Q3 稽古をしていて感じることを教えてください。
前山「稽古ではシェイクスピアの長いセリフをどれだけわかりやすく表現するかということにこだわっています。ただしゃべるだけでは伝わらないものも、ジェスチャーや色々な表現の仕方で一度観ただけで分かるように工夫されています」



最後におふたりからメッセージを!

西井「シーリア役の西井幸人です!今回初のシェイクスピア、初の女性役で新しいものづくしに対する不安もありますが、それも楽しみつつ全力で挑みたいと思います。ぜひ観に来てください!」

前山「"シェイクスピア"と聞くと難しいものというイメージがあるかもしれませんが、このDステ『お気に召すまま』は喜劇であり、とても分かりやすいです。観る方に恋の面白さを伝えられるよう、全力で臨んでいますので、皆さん是非お楽しみに!」


okini_00.jpg【公演情報】 Dステ19th「お気に召すまま」
2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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■浦井健治ソロコンサート『Wonderland』#7■


浦井健治さんのデビュー15周年を記念したソロコンサート『Wonderland』、いよいよ明日に迫ってきました!

コンサート目前ですが、この連載は本日も更新。
前回に引き続き、「通し稽古」レポートをお伝えします。
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浦井さんが「その作品の楽曲を歌うと、体と喉が、細胞レベルでその役を覚えている。その曲のまわりにあった楽曲すべて、対峙していた役、共演していたみんなの顔も見えて、作品の3時間、その空間の認識込みで1曲が歌える」インタビューで語っていたように、よくあるヒットソングメドレーのコンサートではありません。

浦井さん、1曲1曲、役を演じているようです。

みてください、この表情の違いを。
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Dステがシェイクスピア没後400年に贈る、青木豪×シェイクスピア×Dステの本格的喜劇作品 Dステ19th「お気に召すまま」。Dステにとっては『ヴェニスの商人』『十二夜』に続くシェイクスピアシリーズ3作目です。
来月の本番を前に、熱がこもる稽古場からキャストの皆さんからメッセージが届きました!

さて今回、メッセージを寄せていただいたのは、


okini0927_01.jpg オリヴァー役とコリン役を演じる三上真史さんと、、、

okini0927_02.jpgチャールズ役とジェイクイズ役の加治将樹さんのおふたり! 


まずは三上真史さんから。
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Q1 Dステ19th『お気に召すまま』のここが面白い!というポイントは?
三上「単に人の善悪を描くのではなく、宮廷と自然とを対比させることで、豊かな宮廷暮らしは心を狭め、自然の中での質素な暮らしは心を寛大にしてくれることを伝えているように感じます。現代社会にも通じるところがあって、巧みな言葉遊びと相まって味わい深く面白いです」

Q2 青木豪さんの演出はいかがですか?
三上「役者の自主性を重んじ、僕らの個性を引き出し伸ばしてくれます。時に厳しく、時にユーモアを持って的確に演出してくださり、志高くカンパニーが一丸となれます。尊敬する演出家さんです」

Q3 御自身の役どころを教えてください。
三上「オリヴァーは身分や周りの目にとらわれてばかりの心が狭い人間臭い男です。そんなオリヴァーを宮廷側と表すなら、自然側を表すのがコリン。セリフは当たり前のことを言っているのですが、それが深い。観劇後にコリンと、改心した将来のオリヴァーとが重なって見えてくれたら幸いです」

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つづいて加治将樹さん。
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Q1 青木豪さんの演出についてお聞かせください。
加治「Dステ×豪さん×シェイクスピアは3作目ですが、とにかくお客様の笑いが多い気がします。それは豪さんがとてもわかりやすくしてくださっているおかげだと思います。豪さんと松岡先生のありがたい作品解説に可能性を感じ、楽しくやらせてもらっています。その場その場をとにかく楽しんで!」

Q2 御自身の役どころについて教えてください。
加治「僕が演じるチャールズはとにかく笑ってくれればうれしい限りです。ジェイクイズはとにかく苦戦しています。未知です。しかし楽しいです。こんな奴いるのかよと思い、でも妙に説得力があったり、本当に不思議な男です。いや、男かどうかもわかりません。本当に不思議な力を持った人です。お楽しみに!!」

Q3 共演者のここがおすすめというところを教えてください。
加治「山田悠介の底力、成長をすごく感じています。悠介の引き出しの多さには、感激しました。西井幸人は女性を心の底から楽しそうに演じていて見てると、こっちを楽しい気分にさせてくれる素敵な女優さんです(笑)」

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最後におふたりからメッセージを!

三上「400年経った今もなお、生きた言葉として共感を呼び上演され続ける作品。ああ現代でもこんなことあるなー、こういう人いるいると笑いながら、恋の甘さやほろ苦さ、人間味溢れる物語をお気に召すままにお楽しみいただけたら嬉しいです。ぜひ劇場でお会いしましょう」

加治「今回も激しく楽しい作品を作りますので、どうかお楽しみにしていてください。全員の個性がこんなにも爆発しているのは、今回が初なのではないでしょうか?!」


okini_00.jpg【公演情報】 Dステ19th「お気に召すまま」
2016/10/14(金)~10/30(日) 東京・本多劇場
2016/11/19(土)~11/20(日) 兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

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