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前川知大さん率いるイキウメの代表作のひとつ『関数ドミノ』。2005年、2009年、2014年と再演を重ねてきたこの人気作が、イキウメ以外で初めて上演されます。新キャスト、新演出が楽しみな今回の上演にあたり、キャストの皆さんからのメッセージが稽古場から届きました!

早速ですが、第1回目にメッセージを寄せていただいたのは、、、

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瀬戸康史さん! イキウメの前川さんの作品が大好きで、上演作をかなりご覧になっているという瀬戸さんにお聞きしました!

――Q1. 「関数ドミノ」の見どころを教えてください。

「今作は、奇跡を検証することで起こる人間関係がとても可笑しい。奇跡とは曖昧なものですが、曖昧が故にはっきりと浮き彫りになってくるものが人の考えや、自分でも気がついていない自分自身だったりする。そこを面白く、時に恐ろしさなんかも感じながら観ていただける作品です。」

――Q2. 前川知大さん作品の魅力についてお聞かせください。

「僕らが普段生活している中で忘れ去られていたり、欠けてしまっている大切なことを直接的ではなく、あるフィルターを通して投げかけることによって却って簡単に観客の心に届かせてしまうところが魅力だと思います。そんな前川作品に今年も参加でき、とても光栄です。」

瀬戸康史

稽古場の様子(撮影:神ノ川智早)

――Q3. 寺十吾さん演出や稽古をしてみて感じることを教えてください。

「このような題材を扱う上で共通認識というものはとても大切で、何度も本読みを重ね、時間をかけて丁寧に役やこの物語について全員で考える時間が大切なのだと改めて気づきました。まだ理解できてないことも全て台本に書いてある。そこを見つけていく作業が今は楽しいです。」

―― 読者の方へメッセージをお願いします!

僕自身が大好きなこの作品の、新たな一面を引き出せるよう稽古に向き合っています。
2017年版「関数ドミノ」、ご期待ください。

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★「関数ドミノ」追加公演決定!
ご好評につき、10/12(木)14時 本多劇場にて追加公演が決定しました。チケットは9/16(土)AM10時より販売!

<公演情報>
10/4(水)~15(日) 本多劇場 (東京都)
10/21(土)~22(日) 北九州芸術劇場 (福岡県)
10/24(火) ホルトホール大分 (大分県)
10/26(木) 久留米シティプラザ (福岡県)
11/10(金)~12(日) 兵庫県立芸術文化センター (兵庫県)

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ensho_01.jpg 三遊亭円生を演じる大森博史と、古今亭志ん生を演じるラサール石井

こまつ座の舞台「円生と志ん生」が9月8日から新宿の紀伊国屋サザンシアターで上演される。

三遊亭円生と古今亭志ん生は、共に「昭和の名人」といわれる域まで芸を作り上げた噺家。

リズムとテンポで軽妙な芸を得意とする兄弟子の志ん生と心に沁みる人情話を得意とした円生。終戦直後・激動の満州で、命を懸けた2人の珍道を描いた、井上ひさしならではの評伝劇だ。

本作の囲み取材が行われ、演出の鵜山仁と、出演する大森博史、ラサール石井、大空ゆうひ、前田亜季、太田緑ロランス、池谷のぶえの6人が登壇した。動画は囲み取材の冒頭の挨拶を抜粋したもの。【動画4分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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『散歩する侵略者』の映画化も話題の前川知大率いるイキウメ。彼らの代表作のひとつ『関数ドミノ』が瀬戸康史をはじめとする新キャスト、新演出によって上演されることとなった。2005年、2009年、2014年と再演を重ねてきた今作だが、これまでは当然ながらすべて前川の演出、キャストはイキウメの劇団員。この人気作が外部に託されるのは初めてだ。前川自身が2009年版をもとに加筆した脚本でつくられる新たな『関数ドミノ』がどのような公演になるのか、演出を担当する寺十吾に話を聞いた。

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寺十吾

寺十さんは以前、役者として前川さんが脚本を手がけた作品に出演されたこともありますが、今回演出として前川作品に携わるにあたって、その魅力をどんなふうに捉えてらっしゃいますか?

「本当に独特な世界観ですよね。超常現象的な、不可解な現象を扱っていながら、そういう設定と演劇的な現象とが常にシンクロしているのが面白いなと思います。舞台上のことが絵空事ではなく、登場人物の関係やものの考え方が実際にありえるもののように観る人たちを侵食していくところが魅力ですね」

「演劇の嘘」が最大限利用されている作品ということですね。今回、『関数ドミノ』を演出するにあたって重視するポイントを教えてください。

「物語をつくるというよりは、見つける過程の方が多くなるかなと思います。『この話は次の段階ではこうなっているから、そこに物語を運ぼう』ではなく、『このやり方をしたらどこに行っちゃうのかな?』という試みを、繰り返し繰り返し行いたいですね。目標をつくってそこに向かうのではなく、舞台上に現象がどうしたら立ち上がっていくのかを関係性を通じて探す、掘り当てる、というほうが近いかもしれない」

寺十さんが演出をされるときはいつもそういう方法をとっているのですか?

「いえ、ケースバイケースです。今回は前川さんの作品だからこそ、特に『探す』ことを楽しみたいな、と思っています」

『関数ドミノ』にはSFの要素もあり、舞台上でそれをどう表現するかの余地が大きい作品のように思いますが、そのあたりはどうお考えですか?

「僕は初演の映像を拝見して『これでいいじゃん、十分面白いじゃん』って思ったんですよ(笑)。じゃあ今回の魅力は何かといえば、やはり役者さんが全員変わっていること。それによって新しい関係ができますからね。もう、演出として改めて何かをするという欲がわかないくらい過去の作品が面白かったから、『俺の演出だったらこうやる』という気負いをなるべく捨てたいと思っています」

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ジョニー・デップ主演、米アカデミー賞7部門にノミネートされた映画を舞台化したブロードウェイミュージカル「ファインディング・ネバーランド」がいよいよ本日、開幕する。

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本作は名作"ピーターパン"ができるまでの実話を描いた感動ストーリー。

スランプに陥っていた劇作家のバリは、父を失った少年・ピーターら4兄弟と母親である未亡人のシルビアと出会い交流する中で、名作を生み出してゆく。

「ヘアー」「ピピン」など、いくつものトニー賞を受賞しているブロードウェイトップ演出家、ダイアン・パウルスが手がけ、本国アメリカでは観客が選ぶベストミュージカル賞(Broadway.com)を受賞するなど注目を集めるも、日本での上演は今回が初めて。

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新国立劇場開場20周年記念演劇公演の第二弾として、2014年の米ピュリッツァー賞で最終候補になった秀作、ジョーダン・ハリソン作の『プライムたちの夜』が11月、小劇場にて上演される。

新国立劇場開場20周年記念公演

『プライムたちの夜』

-世界の今を伝える現代演劇セレクション-

http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/16_009663.html

チケット一般発売は9月9日(土)から



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本作は「世界は今...」をキーワードに、現在の海外の演劇シーンから上質な戯曲を紹介するという、新国立劇場の企画。同劇場は過去にも、現代の海外戯曲をたびたび取り上げているが、それらはいずれも明確なコンセプトの元、演劇芸術監督の宮田慶子自らがセレクトしている。"日本初演"にこだわり、同時代の劇作家たちが世界の何を見、どんな切り口で問題提起しているかを日本に初めて伝える役割も担っている。

過去、同劇場がセレクトした作品は『負傷者16人-SIXTEEN WOUNDED-』『永遠の一瞬-Time Stands Still-』『バグダッド動物園のベンガルタイガー』『フリック』の4作品。

最初の3作品は、いずれも戦争が切り口。一作目となる『負傷者16人』は宮田慶子演出で井上芳雄が新国立劇場に初登場した。宗教に身を捧げたが故に、大切な人との心の交流をついに断ち切る男。人生の岐路に立たされた男は、最後に自爆テロという悲劇の道へと突き進む。2012年上演。まさにタイムリーなテーマを扱う作品で、全公演がほぼ完売するなど、反響も大きかった。

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」(2015~2016年)でもお馴染みの女性実業家・広岡浅子のドラマチックな生涯を描く舞台『土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯』が10月4日(水)に開幕します。

原作は、「あさが来た」の原案でもある「小説 土佐堀川」(作者:古川智映子)。
激動の時代に並外れた知性と行動力で、炭鉱経営、銀行設立、日本発の女子大学校設立、生命保険会社(大同生命)設立と、数々の事業を成功させ、女性に自由をもたらした女性実業家・広岡浅子さんの笑いと涙に満ちた人生を、高畑淳子さんが演じます。

今回、初めて一代記を演じるという高畑さんにお話をうかがいました。

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2017年8月30日 CBGK シブゲキ‼にて『なつのおわりのゾンビフェス!』が開催された。"ゾンビ"をキーワードに、俳優・入江雅人がホストを務める形で、お笑いコンビ、落語家、俳優、活弁士と様々なエンターティナーが集合し開催された。

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小松利昌

オープニングアクトは俳優・小松利昌。おどろおどろしくゾンビに扮し登場。しかし一変、ゾンビが告白の練習をする"恋するゾンビ"話。小松扮するゾンビ女子が、一生懸命に告白しようと練習しようとする姿が、健気で妙に可愛い。
小松が自ら創る小道具のクオリティも彼のコントの見所だが、この日も質感のある"内臓各種"を披露し、全力のゾンビ芸が笑いを誘った。

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阿佐ヶ谷姉妹

次に登場したのは、お笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹。トレードマークのピンクの揃いのドレスで登場し、このイベントの為に作られたゾンビのオリジナルテーマソングの歌唱を披露。「はらわたからアイラブユー」というキテレツな歌詞を2声コーラスの美声で披露。それだけで終わらず"歌って漫才"のネタも披露。

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チョコレートプラネット

続いて、お笑いコンビ・チョコレートプラネットが登場。ゾンビと人間の男が、ひたすら取っ組み合いをするコント。長田庄平扮するゾンビが、松尾駿扮する男に迫り、男は「臭い臭い」と突き放すが、懲りずにゾンビは絡んで来る。通常4分くらいのネタを、この日はロングバージョンで叫び戦い続けた。

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立川志ら乃『ナイトプールに行くような女をゾンビになってどうにかしたい』

そして次は、落語家・立川志ら乃の落語。志ら乃は従来から『悪魔のいけにえ』というテーマで落語を行ない、同じゾンビ好きとして、twitter上で入江雅人との縁が出来たことから、このイベントの出演に至った。この日は、『ナイトプールに行くような女をゾンビになってどうにかしたい』という新ネタを披露。ゾンビになるための稽古を習いに行くという、古典落語『あくび指南』を彷彿させながらも全編がゾンビという独創的な噺を、歯切れのいい語り口で聞かせた。

2017年8月24日 渋谷の中心にある劇場・CBGKシブゲキ‼にて、「キング・オブ・スタンダップコメディ~サマーフェスティバル2017@CBGKシブゲキ!!~」が開催された。

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2016年7月に、会長・清水宏副会長・ぜんじろう会員・ラサール石井を中心に旗揚げされた日本スタンダップコメディ協会。スタンダップコメディは、1人の芸人がステージ上マイク1本で観客と対峙し笑わせるという話芸の極み。協会設立以来、ジャンルを問わず様々なゲストを迎えて、積極的に公演が行われてきた。今回は、ゲストスピーカーに水道橋博士、トークゲストとしていとうせいこうが参加し、CBGKシブゲキ‼に初上陸した。

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三越劇場PRESENTS「朗読舞台 逢いたくて...」
ラストを飾る9月公演出演者6名より公演に向けてコメントが届きました!

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まずは9/17(日)公演に出演のこちらの3名から!

花乃まりあ

【花乃まりあ】
台本を読み、しずゑの言葉の中にある様々な想いを感じ、胸が熱くなりました。
言葉に想いと魂を込め演じられたらと思います。
私にとって朗読劇は初めての経験となりますが演出の樫田さんのもと精一杯努めたいと思います。

石倉三郎

【石倉三郎】
「逢いたくて...」読み込むほど、実に名作ですね。私は二回目になりますが、皆様により一層楽しんでいただけるよう頑張ります!

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【小澤雄太(劇団EXILE)】
この度、朗読舞台「逢いたくて」に参加出来て本当に光栄に思います。元々観劇させて頂く機会があり、作品は知っていたのですが、まさか自分がやるとは思いもしなく、本当に嬉しく思う反面、緊張に包まれてから本を読ませて頂きました。 変わらず。やりたいと思う気持ちも増しましたし、しっかりこの本を通じて見て居る方々に伝えていかなければならない使命を感じました。
奮って全力で努めさせて頂きたいと思います!!
皆様どうか宜しくお願い致します!!


 

つづいては9/18(月・祝)公演に出演の3名!

実咲凛音

【実咲凛音】
私にとりまして、新しい分野への挑戦となります。
この素晴らしい機会に沢山のことを学び、そして自分にとってこれからの新しい力となりますよう誠心誠意、取り組みたいと思います。
また、ベンガルさん、宮田悟志さんと共に創らせて頂けますこと、今からわくわくしております。
未熟な点も多々あると思いますが、この『逢いたくて...』の世界観にお客様をいざなえますよう、頑張りたいと思います。 どうぞ、沢山の皆様に足をお運び頂ければ嬉しいです。

ベンガル

【ベンガル】
おこがましいですが 題材 構成 展開 見事だと思います
辛い物語ですが 古きよき日本人の心 家庭の形が美しく思えます
最後の ぼた餅 泣きましたぁ

宮田悟志

【宮田悟志】
朗読舞台「逢いたくて」は、名だたる方々が出演されてきた素敵な作品。僕自身も兼ねてからのファンであり、作品を観させていただく中で、"いつか自分も読ませていただきたい"と願っておりましたので、心より嬉しく思います。


 

<公演情報>
三越劇場PRESENTS 朗読舞台「逢いたくて・・・」
2017/9/17(日) ~ 2017/9/18(月・祝)
三越劇場 (東京都)

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pajama-game_08.jpg ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」公開稽古より 北翔海莉・新納慎也

ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」の公開稽古が行われ、北翔海莉、新納慎也などの出演者によって劇中歌が披露された。

ミュージカル・コメディ「パジャマゲーム」は、リチャード・ビッセルのベストセラー小説「7セント半」を元に、7セント半の賃上げを望むパジャマ工場の労働者と雇用者の闘いと、若木工場長と組合員の恋をロマンチックに描いた作品。

1954年に初演。トニー賞最優秀作品賞などを受賞した名作であり、ボブ・フォッシーが初めて振付を手掛けた作品としても有名だ。

そして今作の演出を手掛けるのはトム・サザーランド。
日本では「タイタニック」や「グランドホテル」を手掛け彼の手腕が楽しみだ。

出演は北翔海莉、新納慎也、大塚千弘、上口耕平、広瀬友祐、阿知波悟美、佐山陽規、栗原英雄など。

今年2月に行われた製作発表での歌唱披露の様子はこちら

本作の公開稽古が行われ、一部のシーンが公開された。動画はパジャマゲームオープニング、ブルータウンなどの部分を抜粋したもの。特に北翔海莉がフォッシースタイルでダンスする「Steam Heat」のシーンは必見。【動画3分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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