デス電所の座付き作曲家・和田俊輔です!
デス電所、今夏注目の公演『神様のいないシフト』。いよいよ開催が近づいてきました・・!
もう10日程度で初日です。あと10日程度といったら歌もBGMも全部バッチリ出来あがって稽古場でもサクサクあわせて・・なんて毎回思っている夢なんですが、またしても夢のままで終わりそうです。。。
とはいえ!
デス電所ではおなじみの、劇中必ず流れるオリジナルソング。こちらは既に全曲あがっていまして、音楽的にも渾身の自信作が生まれたと自負しておりますっ。どんな歌が出来たのかお話したいのはやまやまですがネタばれになりますので(笑)、今日は、デス電所のオリジナルソングの作り方について、チラリと触れていきたいと思います。
まず!
歌作りの最初は、主宰であり脚本・演出家でもある竹内佑くんが台本を書いてくるところから始まります。既にこの台本にはオリジナルソングの歌詞が書かれています。「この曲は○○調に」なんてイメージの指定がある曲もあります。
そうです。
デス電所の歌作りはいわゆる、『歌詞先行』なのです。もちろん『曲先行』で書く場合もありますが、圧倒的に『歌詞先行』が多いのです。
なんでかと言いますと、諸説諸々ありますが一つには、僕が歌詞先行で曲を書くことが大好きだからなんです。だって曲先行だったら自分が0からアイディアを出さなきゃいけないけど、歌詞先行でしたらそこに既にアイディアがあるわけですから(笑)。しかもそれが自分が思いつきもしない素敵なアイディアだったりするわけで。そんな歌詞をもっともっと想像力を膨らませて音楽へと変えていく作業が大っ好きなんです。