デス電所「神様のいないシフト」  和田俊輔 vol.12

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デス電所の座付き作曲家・和田俊輔です!

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デス電所、今夏注目の公演『神様のいないシフト』。いよいよ開催が近づいてきました・・!
もう10日程度で初日です。あと10日程度といったら歌もBGMも全部バッチリ出来あがって稽古場でもサクサクあわせて・・なんて毎回思っている夢なんですが、またしても夢のままで終わりそうです。。。


とはいえ!
デス電所ではおなじみの、劇中必ず流れるオリジナルソング。こちらは既に全曲あがっていまして、音楽的にも渾身の自信作が生まれたと自負しておりますっ。どんな歌が出来たのかお話したいのはやまやまですがネタばれになりますので(笑)、今日は、デス電所のオリジナルソングの作り方について、チラリと触れていきたいと思います。
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まず!
歌作りの最初は、主宰であり脚本・演出家でもある竹内佑くんが台本を書いてくるところから始まります。既にこの台本にはオリジナルソングの歌詞が書かれています。「この曲は○○調に」なんてイメージの指定がある曲もあります。
そうです。
デス電所の歌作りはいわゆる、『歌詞先行』なのです。もちろん『曲先行』で書く場合もありますが、圧倒的に『歌詞先行』が多いのです。
なんでかと言いますと、諸説諸々ありますが一つには、僕が歌詞先行で曲を書くことが大好きだからなんです。だって曲先行だったら自分が0からアイディアを出さなきゃいけないけど、歌詞先行でしたらそこに既にアイディアがあるわけですから(笑)。しかもそれが自分が思いつきもしない素敵なアイディアだったりするわけで。そんな歌詞をもっともっと想像力を膨らませて音楽へと変えていく作業が大っ好きなんです。


ただ!
歌詞先行でアイディアもらった、ラッキーっ!なんて、デス電所の場合そんな悠長なこと、いってられません。竹内くんちょっと待て、これデタラメに書いたんじゃないか・・!?と問いただしたくなるくらい、文字数が揃ってないのです!しかしそれはデタラメでも何でもなく、実はよくよく練り込まれて書かれている歌詞。練り込まれて書かれている歌詞なのに文字数が揃っていない歌詞・・・
ぶっちゃけ、超てごわいです!
加えて、「脚本家さんなり作詞家さんなりが書いた歌詞は、一言一句変更したくない!(出来ればね・・!)」という和田のポリシーがありまして、毎回超難敵を相手に泣きたくなる時があります(汗)。


しかし!
難敵相手だけあって、攻略した時は相当に清々しいっす。最近の攻略の方法は、鍵盤に向かって曲を作らない、方法。どういうことかというと、歌詞を出来るだけ頭に入れて、近所を散歩したりするんです。頭に入りきらない量だったら台本2~3ページだけ手にして。そうしてブラブラしながら景色を見ながら一節ずつ作っていきます。ある程度頭の中でまとまったらiPodのマイクにフレーズを録音して、また別のパートをブラリブラリしながら考えます。
歌詞が最初にある、ってことは、既にそこにはもうメロディがある、なんて僕はよく考えています。
最近ではこの方法が一番、歌詞がもともと持っているメロディを自由に純粋に引っ張り出せているかな、なんて思っています。大体1時間あれば1曲完成!って感じですね。難点は、はたから見ると結構こわいことでしょうか(笑)。


こうして!
歌詞とメロディが素敵に出会って、1曲の歌が生まれます。あの、一聴してハチャメチャでガチャガチャしてて、ポップなのかアングラなのかさっぱり分からないデス電所の歌は、散歩でもしながらのんびりと書いていたのですねえ(笑)。
というわけで、ホントにチラッとですが今日はデス電所の歌作りについて触れてみました。
『神様のいないシフト』の劇中曲、まさか散歩の産物とは思えないくらい、ぶっとんでいますっ。
ぜひ、劇場でご体感下さいませ!僕も、毎ステージ演奏しておりますのでそちらもどうぞお見逃しなく。

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