先日の4人のルドルフ大集合イベントの時にも、井上芳雄さんが「今回はアイススケートのシーンに苦労している」といったようなお話をされていましたが、まさにそのアイススケートのシーンのお稽古をやりますよと訊いて、『ルドルフ』集中連載をしているげきぴあ、稽古場に伺ってまいりました!
アイススケートのシーン、出演する皆さんはローラーブレードを履いています。
本番舞台はともかく、稽古場の仮舞台は板なので...板目とかにひっかかったりしないのかしら?
という私の内心の心配をよそに、みなさんスイスイ滑っています。
しかも、結構なスピードです。
写真はアップをする皆さん。
「12人のそりゃ恐ろしい日本人 2012」小屋入り2日目!
チャリT企画・楢原です。
小屋入り2日目が終わりました。
この日は照明さんの明かりづくりがあって、夕方からは舞台の転換稽古でした。
今回、なかなか舞台セットが見ものでして、しっかり場面転換の稽古をしないと大変なことになるんですねえ・・・・・・。
どんなセットかは見てのお楽しみです(^^)
休憩前には、この日が誕生日だった客演のカズピーこと岡田一博君をサプライズでお祝いしました。
歌と踊りの場面があるんですが、その稽古をすると見せかけて、歌がいつのまにやらお祝いバージョンになっていて・・・・・・♪ハッピバースデー・・・・・・てな具合で。
急ごしらえということもあり、練習不足でちょっとグダグタではありましたが、本人はえらく感動していたようなので良かったです。
しかしまあ、その歌と踊りは相当不謹慎なネタなんで、あまりお祝い向きではなかったんですけどねえ・・・・・・まあいいでしょう、めでたいめでたい(笑)
写真は、お祝いケーキを手にした岡田一博君とワインを手にした私。
「12人のそりゃ恐ろしい日本人」劇場入りしました!
チャリT企画・楢原です。
一週間前から劇場地下にある稽古場で稽古していて、昨日から上の劇場へと場所を移しました。
写真は稽古場入り口から中を写したものです。
入口のポスターの横に貼られているのは、新聞に掲載された私のインタビュー記事です。
今回は扱っている題材ゆえか、反響もなかなか大きく、6/19付けの東京新聞夕刊の芸能面に結構なスペースで掲載されました。
ちょっと日にちは経ってしまってますが、ご興味のある方、探して読んでみて下さい。
公演は6/28(木)初日!
7/1(日)までと期間が短いので、ぜひお早めに!
尚、6/29(金)と6/30(土)各14:00の回は終演後にアフタートークがありますので、そちらもオススメです。
歌いますよ!神様!
先日放映されたデス電所ユーストリーム『神様のいないユーストリ~ム』(http://www.deathtic.com/broadcast/)でも紹介させていただきましたが、デス電所では歌とダンスは欠かせません!この日は歌稽古のを。
作・演出の竹内佑さんの脚本には、あらかじめ歌とダンスシーンが描かれていて、その中には歌詞もすでに書かれています。その脚本を読んだ音楽・演奏担当の和田俊輔さんが曲を作り上げていきます。そして、あがってきたデモを聞いて、歌唱指導の水野里香先生のもと、キャストのみなさんはひたすら練習していきます。
手に持っているのは曲の譜面です。これも和田俊輔さんが作成します。
練習!
■『エリザベート』への道 2012 第32回■
6月20日、帝国劇場にて「"ルドルフ"集合スペシャルイベント」と題したイベントが行われました。
ともに晩期のハプスブルク帝国を描いたミュージカル『エリザベート』と『ルドルフ ザ・ラスト・キス』の連続上演を受けての催しです。
聡明で周囲から皇太子として期待されながらもマイヤーリンクで謎の死をとげ、そのドラマチックでミステリアスな人生が人を惹きつけ、多くの小説や映画などの題材にもなったルドルフ。
その彼は『エリザベート』ではヒロイン・エリザベートの息子として、
そして『ルドルフ ザ・ラスト・キス』では主人公として登場しています。
同一人物ですが、描かれ方が随分違っているので、見比べるのも面白いかも。
イベントには、『ルドルフ ザ・ラスト・キス』から井上芳雄、
『エリザベート』からはトリプルキャストでルドルフを演じている大野拓朗、平方元基、古川雄大が出席。
ルドルフ4名が揃う、まさに"ルドルフ集合!"なイベントになりました。
みなさん、はじめまして。
演劇集団円演出部の森新太郎です。
...せっかくなんで『ガリレイの生涯』のお話を少ししますか。
この作品は1人の科学者の生き方が書かれていて、ガリレイの飽くなき探究心と、そのときの社会状況や国家権力、民衆の力などに揺さぶられてしまう姿に焦点があてられています。
3・11の後、科学と社会のあり方を今一度見つめ直さなくてはいけない時期であると思い、この作品を選びました。
みなさんご存知の通り、ガリレオ・ガリレイは中世ヨーロッパに実在した科学者で、宗教裁判において自説(地動説)の撤回にまで追い込まれた人物です。
しかし、ブレヒトの描くガリレイは、教科書で教えられる「科学の受難者」的なヒーロー像とはまるで違います。
正直、あまり身近にはいてほしくないような人物かもしれません。とにかく"欲望"の塊です。困った人です。
しかし、彼の探究心もそこから湧いてくるのです。
人間的と言えばあまりに人間的な人物として描かれており、そんな彼の"苦悩"と"屈服"は我々にも身につまされるものがあります。
さてさて、今作は劇中で約30年の時間が経過します。
ともなれば登場人物の数も多いわけで...
なんと80近くの人物が登場します!
それを演じ分けるのは円が誇る21名のキャスト!!
うちの役者はみんな芝居が「上品に収まりたくない、まずは体を動かしたい」って感じで良くも悪くも野生的です。
でもそれが「円」の特徴の一つじゃないかと思ってるんですけどね。
『コレが円だ』と言える作品になると思うので、7月はシアタートラムへ是非お運びください!
これから稽古場の様子や今回の見所、私の"苦悩"とほんの少しの"屈服"(?)をお送りできればいいなと思ってます。
ではまた。
昨日、6月24日『THAT FACE~その顔』が千穐楽を迎えました。
3月から稽古をスタートしたお芝居が無事幕を下ろしました。
とても感慨深いものがあります。
前回は劇場のお話をしました。今回は劇場の板の上に乗ったお芝居がお客様にどの様に命を与えられるかについてお話したいと思います。
よく芝居はナマモノなどと言われます。行き当たりばったりみたいで良いイメージではありませんね。でも僕が思うに芝居はお客様の前でもっと繊細に大胆に変貌するものです。
我々が稽古の過程でやっていることはあいまいな瞬間を残さないようにすることが目標です。ですからキャストもスタッフもお互いの約束に乗っ取ったことをきちんとやっています。ところが初日、まずお客様が入る事で舞台の上の空気も一変します。
繊細に仕事をしていればしているほど、皆敏感にその空気に反応するのです。
そうして芝居が一皮剥けます。これが大胆に変貌する一歩になります。それを日ごと繰り返すうちに芝居がまるで生き物のように成長していきます。その最後の日が千穐楽になるのです。
■集中連載『ルドルフ ザ・ラスト・キス』 第7回■
『ルドルフ ザ・ラスト・キス』、本日はヒロイン、マリー・ヴェッツェラ役の和音美桜さんからの動画メッセージをお届けします。
『三銃士』に続いて井上芳雄さんと恋人役の和音さんから見た井上さんの魅力や、稽古場の雰囲気などを話してくださっています。
どうぞ!
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■集中連載『ルドルフ ザ・ラスト・キス』 第6回■
『ルドルフ ザ・ラスト・キス』、現在7月5日(木)の初日に向けてお稽古真っ最中のルドルフ役・井上芳雄さんからの動画メッセージをお届けします!
今最もホットなランドマーク、スカイツリーをバックに、"演出の変わる再演"ならではのご苦労や、ルドルフという人物の魅力などを語ってもらいました。
どうぞ!
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