『オペラ座の怪人』のファントム役として世界中のファンに愛されているスウェーデンの国民的ミュージカルスター、ピーター・ジョーバック。彼が考案し、ヨーロッパで大ヒットを記録したミュージカルコンサート『アイ・ラブ・ミュージカルズ』がついに初来日公演を7月7日(木)日本武道館にて実施いたします!
ナンセンスをやろう、と2人がタッグを組んだこの企画に、レギュラーで参加しているのが山西 惇。硬派から軟派の芝居まで多岐に渡る作品に出演、重要な役どころにキャスティングされる個性派俳優だ。この企画でも、古田をはじめ、大倉孝二、入江雅人、八十田勇一、犬山イヌコらクセ者ぞろいの役者陣の中、その存在感はひと際異彩を放っている。4月、「イニシュマン島のビリー」大阪公演に出演した山西を取材、「ものすごく消耗するけど、ほんとに楽しい」と語るお騒がせ企画への想いやこれまでの作品の話を聞いた。
「長い俳優人生で、初めてお尻出しました。後にも先にも、これだけ」というのが、第1弾の『犯さん哉』。前2作とも怒って途中で帰るお客さんがいた。が、大阪のお客さんはそう簡単には帰らない。第2弾の『奥様お尻をどうぞ』は、東京公演では帰る人がいたが、大阪公演は逆に「熱狂的だった」と山西。「総立ちのカーテンコールで、みんな帰らない。すごかったなぁ」。この2作目の公演時期は東日本大震災のすぐあと。どうしようもなくバカバカしいやり取りの中に、世相を反映したネタが盛り込まれた。「こんなしょうもないセリフに、これだけの説得力をもたすのは、あなたにしかできない」と、仲間から賞賛される。「デタラメを突き詰めていくと、笑えるのかどうかわからなくなる、ちょっと怖い領域に入っていく。そのキワキワのとこをやりたいんですよ。なんかすごいな、とも思わせたい」。それには、俳優としてのスキルの高さが求められるのだ。 古田が「3分の1の人が大絶賛してくれれば、観客の半分は怒って帰ってもいい」と豪語する企画。「若い頃からずっと周期的に言ってます(笑)。演劇の持つ凶暴さ、ボクらが若い頃に観た唐(十郎)さんや寺山(修司)さんの芝居のような、ゾワゾワっとした気持ちを与えられる作品を作りたいという気持ちはすごくわかります。でも、ボクはできれば帰ってほしくないです(笑)」。これまで観たことがある人は「相変わらずだな、良かったって思っていただけると思う」。初めて観る人は「世の中にこんな芝居があっていいんだと(笑)。いいんです、こういう芝居もあって、いいんです! 観終って説明のしようがない、『観てみないとわからない』って友達に言ってもらえるような舞台を目指します(笑)」。
公演は、7月24日(日)~8月21日(日)まで東京・下北沢 本多劇場、8月27日(土)・28日(日)まで福岡・北九州芸術劇場 中劇場、9月1日(木)~4日(日)まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、9月10日(土)・11日(日)までりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 劇場で上演。
チケットぴあでは東京・大阪公演にてWEB先行先着[プリセール]を受付中。
ライター:高橋晴代
日本最高峰のパフォーマーたちが一堂に会し、2013年5月に上演され、本邦初の"ストリートダンス舞台"公演として大成功を収めた「* ASTERISK」。
その後、毎年新作が発表され、そして昨年2015年、テーマソングを加藤ミリヤが書下ろし、総合演出・構成・振付・脚本を「東京ゲゲゲイ」の牧宗孝が手がけた『* ASTERISK〜女神の光〜』は、全公演ソールドアウト。2016年、5月27日より新作『「Goodbye, Snow White」新訳・白雪姫』を上演する運びとなりました。
今回は、グリム童話の『白雪姫』をベースに人気作家中村うさぎが書き下ろし、牧宗孝の演出によりダンス作品として装いも新たにをよみがえります!
演出・振付を手掛けるMIKEYこと牧宗孝は、ダンスカンパニー「東京ゲゲゲイ」の主宰であり、MISIA、加藤ミリヤ、BoAら人気アーティストたちの振付も担当。昨年2015年12月に、渋谷AiiA theaterで上演された残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」では、演出家・河原雅彦の依頼によりパフォーマンス演出を手掛け、原作者の古屋兎丸にも絶賛されました。
さらに、2016年、元旦のバラエティ番組『初詣!爆笑ヒットパレード』にて生放送で「東京ゲゲゲイ」としてパフォーマンスを披露し、ナインティナインの岡村隆史に「今年ブレイクまちがいなしの注目アーティスト」として紹介されました。さらに、「東京ゲゲゲイ」は、森山未來とダブル受賞で、第10回日本ダンスフォーラム賞受賞。この賞の受賞は、ストリートダンス界では初となり、大きな話題となりました。
今回の出演者は、牧宗孝率いる・東京ゲゲゲイ、ダンスエンターテイメントの日本一を決める「Legend Tokyo」で優勝し、国内のみならず海外でも評価が高い・DAZZLE。人間国宝の坂東玉三郎が、DAZZLEのパフォーマンスに衝撃を受け、ダンス作品の初演出を手がけることになったことでも話題となりました。
さらに、日本屈指のポールダンサー・KUMI、アクロバティックな新体操にダンスを融合させた青森発祥のプロユニット・BLUE TOKYO、安室奈美恵、倖田來未ら多くのアーティストの振付・ダンサーとしても活躍しているNANAKO、きゃりーぱみゅぱみゅのほとんどの曲を振りつけていることでも有名なMAIKO。
そして、新たに、昨年残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」でもMIKEYのパフォーマンス演出を見事に体現し、バラエティなどでもダンスの才能を発揮している、加藤諒が出演することが決定致しました!
そして、この度本公演の会場にて、「ライチ☆光クラブ」の漫画家・古谷兎丸氏の書下ろしデザインTシャツの販売が決定致しました!
書き下ろしのイラストでは、古屋氏が東京ゲゲゲイのメンバーを描いています!(詳細は、今後の続報をお待ちください。公式HPにて発表致します。)
エキセントリックなイラストも心をそそる「*ASTERISK」はいよいよ今月末開催です!
【公演情報】
*ASTERISK「Goodbye,Snow White」新釈・白雪姫
2016年5月27日(金) ~ 2016年5月29日(日)
東京国際フォーラム ホールC