『マイ・フェア・レディ』の最近のブログ記事

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■『マイ・フェア・レディ』vol.9■


日本初演50周年にして、キャスト・演出を一新した新生『マイ・フェア・レディ』が現在、東京・日生劇場で上演中だ。今回はヒロイン・イライザは霧矢大夢と真飛聖のダブルキャストになっているが、霧矢版を観劇したレポートをお送りする。

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イライザ:霧矢大夢

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イライザ:真飛聖

 

物語は、下町の花売り娘・イライザが、言語学者のヒギンズ教授に正しい言葉と淑女としての礼儀作法を教わり、レディとして生まれ変わる過程と、その中で生まれていくイライザとヒギンズの淡い感情を温かなまなざしで綴っていくもの。劇場に足を踏み入れると、これもまた一新された可愛らしい舞台セットが観客を迎える。立体感があり、繊細に作りこまれた美しいセットながら、ドールハウスのようなファンタジックさもあり、まさに新生『マイ・フェア・レディ』を象徴するかのよう。そしてオープニングシーンがなんとも秀逸。ひとりの花売り娘(美鳳あや)が踊りながら誘うように舞台の奥へ奥へと進み、同時にセットがひとつずつ開いていく。自然と観客は、現実世界から物語の中へ入り込む感覚を味わえる。

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■『マイ・フェア・レディ』vol.8■


【チケットぴあニュース】

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』が5月5日、東京・日生劇場にて開幕した。ヒロイン・イライザは霧矢大夢(きりや ひろむ)と、真飛聖(まとぶ せい)。ヒギンズ教授役は寺脇康文。5月4日、初日に先がけ出演者が意気込みを語った。myfairlady0801.JPG

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■『マイ・フェア・レディ』vol.7■


『マイ・フェア・レディ』開幕まであと1週間切りました!
数日前、まさに稽古佳境!といった雰囲気の稽古場にまたまたげきぴあは伺ってきましたよ。

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以前伺った時よりひと回り大きいお部屋に場所をうつし、大型セットも入った稽古場で、キャストの皆さんは集中しつつも楽しそうにお稽古をされていました。

イライザ役=霧矢大夢さんです。
myfairlady0601.JPGこちらもイライザ役=真飛聖さん。myfairlady0602.JPG

ヒギンズ教授役=寺脇康文さんです。myfairlady0605.JPG

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■『マイ・フェア・レディ』vol.6■


日本初演から50周年の節目に上演される、2013年の『マイ・フェア・レディ』
〈げきぴあ〉でも既報の通り、今回は演出はじめ、翻訳&訳詞、衣裳に美術と何から何まで一新されての上演になります。
そして、ヒロイン・イライザもフレッシュなこのふたりが初登板!
霧矢大夢&真飛聖、ともに宝塚のトップスターとして活躍した彼女たちが、どんな思いで『マイ・フェア・レディ』に、イライザに向き合っているのか。
じっくりお話を伺ってまいりました。

ひと足先にお届けしましたニュース版はこちら

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霧矢大夢 & 真飛聖
interview

 

――『マイ・フェア・レディ』との出会いは、映画ですか?

ふたり「はい」

霧矢「結構小さい頃から見ている記憶があります」

真飛「私もです。その頃って、物語がどうとかではなく、"ヘップバーンかわいい、きれいー"って思って見ていましたよね」

霧矢「そうですね。そこまで深くは考えず、音楽の楽しさとミュージカルの楽しさと、ヘップバーンがだんだん変わっていく感じなどを楽しんでいました。あと、宝塚に入ったら男役の勉強にもなるという視点からも見ましたね」

真飛「ほんとにそうですよね。女性なら誰でも憧れるシンデレラ・ストーリー。そういう印象でした」

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■『マイ・フェア・レディ』vol.5■


開幕が近づいてきました『マイ・フェア・レディ』
今回<新演出>として新たに生まれ変わるその作品世界を垣間見ることができるインタビュー、衣裳の十川ヒロコさんに続き、今回は美術の古川雅之さんにお話を伺いました。

今回も、貴重なデザイン画をご提供いただきましたので、ひと足先に新生『マイ・フェア・レディ』をちょっとだけお見せしちゃいます!必見!!



――新生「マイ・フェア・レディ」の美術における、全体のコンセプトがありましたら教えてください。

舞台装置全体を鳥かごに見立てています。装置の上部に屋根のようなものがあり、これは、物語の舞台となるコペント・ガーデンの屋根でもあり、実際にこういう形の鳥かごを目にしたことをアイディアにデザインしてみました。ひとりの少女が美しい貴婦人へと変貌を遂げるという物語が、鳥かごのような小さなロンドンの街の中で展開していくというイメージです。myfairlady0501.jpg

↑<トッテナム・コート・ロードの住宅街>

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■『マイ・フェア・レディ』vol.4■


日本初演から50年目の『マイ・フェア・レディ』は、すでに何度も書いておりますが、キャストに演出に、何から何まで新しくなります。
新生『マイ・フェア・レディ』、どうなるんでしょう...!
早くその世界を知りたい方に朗報です!
作品世界を支える衣裳さん・美術さんに、貴重なデザイン画をご提供いただくとともに、お話を伺ってきました。

本日は、衣裳の十川ヒロコさんのインタビューです。



――新生『マイ・フェア・レディ』の衣裳における、全体のコンセプトを教えてください。

『マイ・フェア・レディ』の代表的なコスチュームデザインの印象を大切にしながら、20世紀初頭の衣裳が、現代にも着たいと思わせられるような今のモード感のスパイスをふりかけ、エレガントでエッジのきいているデザインにと進化させています。


――逆に、「とても細かい部分だけれど、ここはこだわった!」という部分は?

アクセサリーや細かな部分にも、階級別ごとに、こだわりの工夫を取り入れました。
花売りや労働者の衣裳には、ボタンや石、コルクなどで作ったアクセサリーや、アンティークレースを使用してキュートに。
貴族のアクセサリーはスワロフスキーを中心に、竹ビーズやラインストーン、ビジューをふんだんに取り入れてゴージャスに。
こうした違いを出しながら、帽子・アクセサリー・小物はすべてオリジナルで製作しました。

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■『マイ・フェア・レディ』vol.3■


新装『マイ・フェア・レディ』、またまたげきぴあは稽古場に潜入してまいりましたよ!
稽古場レポート第3弾となる今回は、お待たせしました! Wイライザ、ヒギンズ教授、ピッカリング大佐、ヒギンズ夫人らメインキャストが勢ぞろい!
チラシビジュアルにもなっている、〈アスコット競馬場〉のシーンです。

『マイ・フェア・レディ』は、下町育ちでひどい下町訛りのイライザが、言語学者のヒギンズ教授の特訓で、美しい言葉と上流階級の作法を身に着け、淑女となる...というのがおおまかな筋。
イライザのひどい訛りは特訓でもなかなか矯正されませんが、ある言葉が上手くいったことがきっかけで、突破口が開きます。
〈アスコット競馬場〉は、そんな"一皮剥けた"イライザが、淑女の装いで、上流階級の人々の中にまざりレースを観戦する場面です。
イライザの淑女っぷりが通用するかを試すわけですね。
オードリー・ヘップバーンの映画でも印象的。
『マイ・フェア・レディ』と聞いて思い浮かべる、イライザの白と黒のドレスが登場するシーンでもあります。
※全体のあらすじなどは、vol.1をご覧くださいmyfairlady03_01.JPGmyfairlady03_02.JPG

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■『マイ・フェア・レディ』vol.2■


日本初演から50年、新しく生まれ変わる『マイ・フェア・レディ』
本日の稽古場レポートは、〈ドゥーリトル編〉です!

ドゥーリトルは、ヒロイン・イライザの父親。
イライザは下町育ちですので...もちろん、ドゥーリトルも下町のおっちゃんです。
酒が大好き、女も大好き、娘が稼いでくれると嬉しい...そんな男ですが、独特の論理思考を持っていて、人生についての考察も鋭く、さながら「下町の哲学者」といった感じでしょうか。

ドゥーリトルに扮するのは、ミュージカル初出演の松尾貴史さん。
製作発表の場で、「ミュージカルはなぜ感極まって歌い出すのか、酔っ払いが歌うんだったらいいけど、と昔から言っていまして、そうしたら酔っぱらって歌う役が来たので断る理由がなくなった」と仰っていましたが...

その、酔っ払って歌うシーンです!myfairlady02_01.JPGmyfairlady02_02.JPG

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■『マイ・フェア・レディ』vol.1■


オードリー・ヘップバーン
主演の映画でもよく知られている『マイ・フェア・レディ』
もとは、1956年にブロードウェイで初演されたミュージカルです。この時の主演は、あの、ジュリー・アンドリュース
この作品、日本で初めて日本語で上演されたブロードウェイ・ミュージカルだ、というのはミュージカル通なら誰もが知っているところ。
日本のミュージカルの礎となった作品なんです。
その、日本初演は1963年。ちなみにこれは、オードリーの映画が公開される前の年です。
今年は日本初演から、50年目の記念の年にあたります。

アニバーサリー・イヤーに登場する2013年版『マイ・フェア・レディ』は、全面リニューアル!
主役のイライザは、前回(2010年)公演まで20年間にわたり演じてきた大地真央にかわり、霧矢大夢真飛聖がダブルキャストで挑みます。
さらにヒギンズ教授に寺脇康文、ピッカリング大佐に田山涼成、イライザの父ドゥーリトルに松尾貴史、ヒギンズ夫人に江波杏子、etc.etc...と豪華キャストが集結しました。
そして、翻訳・訳詞・演出にG2。スピーディでコミカルな作品作りを得意とする彼が、この大作ミュージカルをどう演出するのかも気になるところ。
G2さん、クレジットに「翻訳」とあるように、セリフも歌詞もガラリと一新されるようで...!?
ほかにも、衣裳、舞台セット、何から何まで新しく生まれ変わる『マイ・フェア・レディ』。
どんな舞台になるのか、今から楽しみです。

 

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(こちらの写真は制作発表より)

 

●STORY●

ロンドンの下町。
貧しい花売り娘のイライザは、言語学者のヒギンズ教授の提案で、訛りの矯正と淑女になるための礼儀作法を教わることになる。
厳しいヒギンズ教授のレッスンに堪えたイライザは、見違えるような麗しき貴婦人へと変貌を遂げる。
華々しく社交界のデビューを飾ったイライザだったが、ヒギンズ教授にとって自分は研究対象にしか過ぎないと気付き、彼の元を去ってしまう...。



げきぴあはこの新生『マイ・フェア・レディ』の稽古場にも早速伺ってまいりました!
本日は平方元基さん演じるフレディを中心とした稽古場の様子をお届けします。
このシーンの主な出演者は、ほかに寿ひずるさん扮するピアス夫人です。myfairlady01_00.JPG

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