【演劇ニュース】
中村獅童が4月19日都内にて、主演する舞台『淋しいのはお前だけじゃない』の製作発表会見を行った。会見には、中村をはじめ、長谷川京子、平岡祐太、草刈民代、大川良太郎ら出演陣のほか、原作者の市川森一、脚本の蓬莱竜太、演出のマキノノゾミが出席、それぞれ舞台に寄せる熱い思いを語った。
作品は、自身も多額の借金を抱えながら、取立て屋を稼業とする主人公と、借金まみれの大衆演劇一座が手を組んで借金返済に奔走する人情喜劇。市川森一が脚本を手がけた名作ドラマの舞台化で、原作ドラマでは主演の西田敏行をはじめ、木の実ナナ、梅沢富美男が出演した。
子どもの頃からドラマのファンだったという中村獅童は、「こんな時期に自分にできることは、舞台の上で精一杯演技をさせていただくことだけ」「芝居を見てよかったね、いろいろ気が滅入っていたけど少し元気になったね、と言っていただけるような、熱い、熱い芝居をお届けしたい」と挨拶。