げきぴあニュースの最近のブログ記事

チケット情報はこちら

ウエンツ瑛士&濱田めぐみが演じる、時代の寵児の光と影


『ジキル&ハイド』等を世界的に大ヒットさせ、今年は『デスノート THE MUSICAL』世界初演を成功に導いたブロードウェイの作曲家、フランク・ワイルドホーン。彼が音楽を手がけたミュージカル『スコット&ゼルダ』が今月、日本初演の幕を開ける。主演はウエンツ瑛士と濱田めぐみ。開幕を目前に控えたその稽古場を取材した。
SZ1.jpg
主人公はアメリカを代表する小説家F・スコット・フィッツジェラルドとその妻ゼルダ。フィッツジェラルドと言えば『楽園のこちら側』の大ヒットで若くして一躍名声を手に入れた男で、代表作『華麗なるギャツビー』は今でもアメリカ文学の最高峰と賞されている。そしてゼルダはその彼にインスピレーションを与え続けた運命の女。1920年代、狂乱のアメリカで時代の寵児となったセレブ夫婦だ。さぞかし華やかなアメリカン・ドリームの世界が描かれるに違いない......と思い足を運んだ稽古場だったが、その予想は心地よく裏切られた。 

チケット情報はこちら

needles_01_gekipia.jpg舞台写真撮影:Nicola Frank Vachon


世界のアートシーンを牽引するマルチクリエーターのロベール・ルパージュ

ラスベガスで上演中のシルク・ドゥ・ソレイユ『KA(カー)』や、来年2月より日本公演が決定している『TOTEM(トーテム)』の演出を手掛け、"映像の魔術師"に相応しい魔法のような舞台で世界中の観客を魅了しています。

その彼が、1991年に初演した代表作『Needles and Opium』の完全リニューアル版を引っさげ、10月に来日公演を行います。


needles_02_gekipia.jpg舞台写真撮影:Nicola Frank Vachon


『Needles and Opium』は"ルパージュ・マジック"と呼ばれる手法を世界に知らしめた記念碑的作品で、副題にある「針とアヘン ~マイルス・デイヴィスとジャン・コクトーの幻影~」のとおり、1949年に焦点をあて、当時活躍したデイヴィスとコクトーのイメージを召喚させながら、現代のある男性の内面を多層的に描いています。

さて、今作品のテーマのひとつに"麻薬中毒"があります。
詳しい方なら、マイルズ・デイヴィスはヘロイン中毒(=注射"針")、ジャン・コクトーはアヘン中毒だったなと、ピンとくるかもしれませんね。

チケット情報はこちら

■ミュージカル『CHESS』■


ABBAの魅惑の音楽を堪能!『CHESS』ミュージカル版開幕

ABBAのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースが作曲を手掛けたミュージカル『CHESS』が9月27日、東京芸術劇場 プレイハウスで開幕した。過去2度にわたりコンサート形式で上演を重ね、日本でもじわじわと人気を獲得してきた作品のミュージカル版が、ついに本邦初登場。コンサート版にも出演していた安蘭けい、石井一孝、中川晃教に加え新たに田代万里生が初参加、歌唱力の高い実力派が揃い、充実の舞台を展開した。
chess2015_03_01_0609.JPG
舞台は米ソ冷戦の時代に行われたチェスの選手権大会。チャンピオンの座を争うのは、アメリカ代表フレディ(中川)とソ連代表アナトリー(石井)。だがその戦いの裏では、国家の威信をかけ、KGB、CIAが暗躍し火花を散らしていた。そのさなか、フレディのセコンドであり恋人でもあるハンガリー出身のフローレンス(安蘭)は、次第にアナトリーと惹かれあい、アナトリーは亡命を決意するが......。

楽曲が何といってもキャッチー。ロックからクラシックまで多彩でまばゆい音楽の洪水が、日本ミュージカル界を代表する歌唱力を持つ俳優たちの歌声に乗り耳に押し寄せる幸福は、多くのファンを掴んだコンサート版と同様だ。メロディが複雑なのに麻薬のように耳に残るのは、さすが稀代のヒットメイカー、ABBAのなせる技。だが1曲ごとに熱狂の拍手が続いたコンサート版とは違い、今回のミュージカル版は、拍手を挟むのが憚られるほどどんどん物語に引き込まれていく。天才ゆえの奔放さと孤独を抱えるフレディ役の中川、国と自身の大切なものの間で苦悩するアナトリー役の石井が好対照の魅力。安蘭扮するフローレンスは、ハンガリー動乱で両親を亡くした過去がしっかりと描かれ、人物に厚みが増した。三角関係を織り成すこの男女のそれぞれの思いが、哀切でやりきれない。そして初参加の田代はチェスの競技を支配する審判・アービター役。ぶれない正しさを持つ厳しさを、うまくロックナンバーに乗せて聴かせる。クラシック出身の田代の今までにない表情も新鮮だ。

初日に先駆け26日には安蘭、石井、中川、田代による会見も。「チェスやABBAを好きな方にとても期待されている作品だと思います。プレッシャーを感じながらお稽古をしていましたが、素晴らしいものが出来たと自負していますので、期待して観に来てください」(安蘭)、「今回は戦争下の物語だということがコンサート版よりクローズアップされています。そういう状況下だと普段生まれない感情も生まれるのだと思う。観る方も、一緒に戦争下で時代に抗っているかのような思いを受け取ってもらえたら」(石井)、「ただ単純に甘い、ドラマチックなラブストーリーではない。お互い牽制し合っている国同士の人間が恋に落ち、葛藤が生まれ、アイデンティティを強く認識し、新しい未来を切り拓こうとする原動力が生まれる。言葉の表面だけではない美しさが新たに見えてきました」(中川)、「ミュージカル界にとっても、すごく斬新な位置にある作品。『CHESS』みたいなミュージカルは他に思いつきません」(田代)と、それぞれ思いを語った。

10月12日(月・祝)まで同劇場にて。その後10月19日(月)から25日(日)まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される。



以上、チケットぴあニュースでもお知らせした内容ですが、げきぴあではもう少し詳しくレポートをお届けします!


 囲み取材レポート 


初日前日の9月26日には、ゲネプロが公開されるとともに、安蘭けい、石井一孝、中川晃教、田代万里生の4名が意気込みを語りました。
chess2015_03_02_9745.JPG

――開幕を目前にした、現在の心境は。

安蘭「早く幕が開かないかなと、そればかりです。稽古中も、早く舞台に立って(全編)通したいと思っていました。お客様の反応を頂いて、そこから得るものがすごく多いので。私はハンガリー動乱で両親を亡くしたフローレンスを演じます。アメリカのチェスチャンピオンのセコンドという役どころなんですが、その後ソビエトのチャンピオンに出会って恋に落ちてしまう。今回ミュージカルではしっかり、アメリカの彼からソビエトの彼に心が移っていくさまが描かれています。自分でも日によって全然違う感情で心が動きますし、一番最後にフローレンスが「自分たちの生きている人生というのは所詮ゲームだ、私たちはチェスの駒でしかないんだ」ということを訴えるんですが、そこに至るまでのフローレンスの気持ちの動きが、日によって本当に全然違うんですよ。すごく愛に溢れていたり、怒りに溢れていたり。もしかしたら本番があいても色々な気持ちで動いてしまうかもしれないですが、自分に正直に、その時に生まれてくるフローレンスの感情を大切にしながらフローレンスを全うしたいです」

石井「(2度のコンサートバージョンを経て)3度目で、2012年の初演から3年。感無量で、やっとここまできたのかという感じです。最初から一緒にやっているとうこちゃん(安蘭)とアッキー(中川)と僕と、そして新しく素晴らしい才能、(田代)万里生君を迎えて、稽古場が燃えているんです。この燃えているさまを早く皆さんにお届けしたい。
演出の荻田浩一さんが、"ここはこうならなければいけない"、"ここでこういう気持ちにスイッチしなければいけない"ではなく、自分の沸いてくる感情を大事に、と言ってくれていて、泳がせてくれている。日によってもしかしたら変わるかもしれないところを、自由に感じてやろうかなと思っています。2012年から3度目ですが、今回一番クローズアップされているなと感じるのは、戦争下の話なんだなという部分。時代も動いている時ですから、普段なら生まれないかもしれないけれど、こういう時にこういう気持ちは生まれるんじゃないかなということをインスパイアされています。お客さんも一緒にチェスを戦ってるかのような、一緒に戦争下で時代に抗っているかのような思いで受け取ってくださったら嬉しいです」

中川「オケが入り、私たちが実際のセットの中で動きながら今、舞台で稽古して3日目。セットも照明も、コスチュームも、音楽までもが斬新なんですよ。この作品は1980年代に作られ、その当時はアメリカとソ連の冷戦時代であり、まさにその時代がモチーフになって生まれているこの作品を、今のこの2015年に上演するということにすごく意味を感じながら、舞台稽古をやらせてもらいました。きっと観に来るお客さんも何かを感じると思います。国家とか、自分の国とか、心の中にある存在とか、そういうものをこの作品の中で感じ、そして初日の幕が開いた瞬間にそれが手ごたえとなって返ってくることを今とても楽しみにしています。
ミュージカル版ならではの印象は、石井さんとまったく同じ気持ちです。あとこれはラブストーリーでもあるとも感じています。でもただ単純に甘い、ドラマチックなラブストーリーではない。冷戦時代の話ですが、お互い牽制し合っている国同士の人間が恋に落ちたら、その国の人間に例えば自分の大切な人が殺されてしまったら、殺した相手の国の人間を本当にどこまで愛せるのかという葛藤が生まれてきますし、それを乗り越えるエネルギーも生まれるし、アイデンティティを強く認識し、またて新しい未来を切り拓こうとする原動力が生まれる。感動的な、けして言葉の表面だけではない美しさが、コンサート版を経てミュージカル版として新たに見えてきたビジョンなのかなと感じています。そのひとつの駒になったり、フローレンスというひとりの女性を求めるひとりの男になったり...チェスのゲームと人間模様が上手く重なっていくところが、このミュージカルの最大の見所かな」

田代「稽古場での会見で「『CHESS』みたいなミュージカルが思いつかない」とお話したのですが、稽古を重ねるにつれ、ますますその思いが強くなりました。ミュージカル界にとっても、すごくこの作品は、斬新な位置にあると思います。それぞれの役どころや音楽的にも変わったものが多く、それぞれがそれぞれの仕事をしっかり全うする、スペシャリストが集まって、この作品が成り立っていくのかなと毎日稽古で思っていました。これを劇場でお客さんに観ていただいて、どんな風に受け取っていただけるのか、すごく楽しみにしています。演じるアービターは僕が今まで演じた役とはまったく正反対の役。数々の個性際立ったキャラクターに立ち向かっていくので、毎日必死です(笑)」


今年の秋は日本に居ながら、フランスのステージを堪能できそうです。

と言うのも、以前から気になっていた作品が10月と11月、ついに日本にやってきます!


最初にご紹介するのは、ロマンティック・サーカスの『ミュルミュル ミュール』

アート・演劇の要素を取り入れた、フランスの現代サーカス「ヌーヴォー・シルク」を築き上げたアーティストであり、喜劇王チャールズ・チャップリンの娘でもあるヴィクトリア・ティエレ=チャップリンと、ヴィクトリアの娘オーレリア・ティエレが 作り出す新感覚のステージが10月に初来日します。 

原題の"Murmures des Murs""壁のつぶやき"という意味だそうで、その響きは主人公の女性を摩訶不思議な世界へ誘う、魔法の呪文のようにも聞こえます。

芝居、イリュージョン、ダンスなどを取り入れ、イマジネーション豊かに描かれた、驚くべきステージをようやく見ることができるのかと思うと、今からワクワクしますね。


murmures1_350.jpg

2014年にWOWOW&TBS共同制作の連続ドラマとしてスタートしたテレビドラマ「MOZU」。11月には映画の公開も控えるこの"MOZUワールド"に、新たにスピンオフドラマが2本加わります。
その「MOZUスピンオフ 大杉探偵事務所」、主人公は「MOZU」TVシリーズで主人公・倉木(西島秀俊)や美希(真木よう子)とともに事件解決に奔走した叩き上げの熱い刑事・大杉良太(香川照之)
その後警察をやめ、探偵事務所を開設した大杉が、良き相棒である交番勤務の警察官・鳴宮啓介(伊藤淳史)の協力を得ながら、持ち込まれた依頼に悪戦苦闘しながら取り組んでいく姿を描くもの。

その2本とは、
11月2日(月)21:00~TBSで初回放送される「美しき標的編」
11月15日(日)22:00~WOWOWで初回放送される「砕かれた過去編」
です。

この「砕かれた過去編」に、げきぴあでもおなじみ、浦井健治さんの出演が決定!
9月18日に開催された制作発表記者会見を取材してきました。

ストーリーは、死んだはずの妹が姿を現したという女性の相談を受けた大杉が、警察を辞めるきっかけとなった苦い経験が脳裏に甦る中、驚愕の真相に辿り着くというストーリー。時間と記憶、そして真実と虚偽が巧みに交錯するWOWOWならではの新機軸の心理サスペンス...とのこと。

登壇は、羽住英一郎監督に加え、「MOZU」ワールドに新たに参加する若き3人、桐谷健太早見あかり浦井健治です。
mozu01_8822.JPG

チケット情報はこちら


世田谷パブリックシアターの芸術監督・野村萬斎が企画・監修を務め、古典の知恵と洗練を現代に還元し、現在の舞台創造に活かしたいという思いから生まれた人気シリーズ「現代能楽集」

第8弾の今回は、三島由紀夫作「近代能楽集」の中から「卒塔婆小町」「熊野」の2編を土台とした、ひとつの現代の物語を創り上げます。

作・演出はシリーズ初登場となるマキノノゾミさん出演は平岡祐太さん、倉科カナさん、眞島秀和さん、水田航生さん、一路真輝さんら魅力的なキャストが揃いました。

ぴあでは、この話題作『道玄坂綺譚』のビジュアル撮影現場に潜入!

男性キャストのニュースはコチラ


げきぴあでは、女性キャストのビジュアル撮影の様子をご紹介いたします。


150609_109gekipia.jpg

『レ・ミゼラブル』国内上演回数3000回突破!

チケット情報はこちら

大作ミュージカルの代名詞にしてミュージカルの金字塔、『レ・ミゼラブル』が、9月20日の夜公演をもって国内上演回数3000回を達成しました!

ヴィクトル・ユゴーの同名小説を原作とし、19世紀初頭のフランスの動乱期を舞台に「無知と貧困」「愛と信念」「革命と正義」「誇りと尊厳」といったテーマを描く壮大な作品。
映画版の大ヒットも記憶に新しく、劇中歌『夢やぶれて』も広く知られています。
lesmis3000th_10.jpg
日本では1987年に初演。
28年の間には、数多くの俳優がこの作品に関わり、この作品がデビューだった俳優や、この作品からスター街道へと歩を進めた俳優も多数。
スターを生み出す作品とも呼ばれ、そういった面では、日本ミュージカル界の礎を築いた作品とも言えましょう。

2015年は4月の東京・帝国劇場を皮切りに、愛知、福岡、大阪、富山と全国をまわり、現在はツアー最終地・静岡市清水文化会館マリナートで公演中です。


【バックナンバー】


3000回を迎えたこの日は、本編終了後、舞台上で特別カーテンコールが行われました。
lesmis3000th_21_8945.JPG

チケット情報はこちら

梅田芸術劇場の10周年を祝い、宝塚の歴史を彩った歴代スターたちが集結!
『SUPER GIFT! ~from Takarazuka stars~』がまもなく開幕します。

9月12日(土)の開幕を目前に控えた11日、公開稽古が行われるとともに、出演する剣幸杜けあき安寿ミラ姿月あさと湖月わたる、演出の三木章雄が取材に応じ、見どころなどをアピールしました。
SuperGift04_01.JPGSuperGift04_02_7518.JPG
元月組トップスター、剣幸さん
「私にとっては宝物のような宝塚での、思い出の作品を再現させていただけることを嬉しく思います。この(5人の)中で、私が一番宝塚を辞めてから違うことをさせていただいている時間が長いので、(男役に)戻るのに時間と労力がいるなぁと思いつつ、でもやっぱり、宝塚の素晴らしさを改めて感じながら、三木先生の楽しいショーをみんなと一緒に作っています。ぜひ、楽しみにしてください」とご挨拶。
SuperGift04_10_7304.JPG
見どころは「見てのお楽しみ、ですが...下級生の皆さんも、すごく色々なダンスを踊り、歌も歌ってくれています。いま我々5人がここ(取材の場)にいますが、やっぱり宝塚って総合的なもの。全員がキラキラ光っているのが見どころです」と話しました。
剣さんは、トップコンビを組んでいた、こだま愛さんとの共演も見どころですね。
SuperGift04_11_8027.JPGSuperGift04_12_8024.JPG剣さんの言葉どおり、全員がキラキラしてます!
SuperGift04_12b_7547.JPG

チケット情報はこちら

9月11日(金)より、『AZUMI ~幕末編~』が開幕します。
8月にAKB48を卒業した川栄李奈が、女優としての第一歩を踏み出す作品としても話題!
azumi01_7037.JPGazumi02_6975.JPG
原作は小山ゆうによる傑作コミック。
刺客として育てられた少女・あずみが、苦悩しながらも強く生きる物語です。
鮮烈な印象を残す主人公あずみは、これまでに映画では上戸彩が、舞台では黒木メイサがを演じてきていますが、今回川栄李奈が演じる"新・あずみ"は、どんな少女になるのでしょうか...!?

また物語は戦国時代を舞台にした<第一部>、幕末を舞台にした<第二部>がありますが、今回は初めて"幕末編"が上演されます。
歴史上のスターも多く登場する幕末の動乱期、どんな物語が紡がれるのでしょう...。

開幕も目前に控えた9月某日、その稽古場を取材してきました。


改めて、あずみ=川栄李奈
azumi11_7196.JPG
おバカキャラでブレイクした川栄さんですが...。
観劇の際、そのイメージを抱いて行くとおそらく衝撃を受けます。
主人公であるあずみの膨大なセリフ、膨大な立ち回り...その量を感じさせず、まるで息をするかのように自然にそこに、あずみが居ました
殺陣もキレがあり、新たなアクション女優の誕生すら予感させます!
azumi12_7231.JPG
早霧せいな率いる宝塚歌劇団雪組の東京公演『星逢一夜(ほしあいひとよ)』『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』が9月4日、東京宝塚劇場で開幕した。

このところ宝塚では月組の『1789』、宙組の『王家に捧ぐ歌』、そして雪組の次に上演される星組の『ガイズ&ドールズ』と1本モノが続く中、芝居とショーの2本立てという、宝塚王道の上演体系だ。前半の芝居『星逢一夜』は気鋭の演出家・上田久美子の大劇場デビュー作。しっかりとした作劇に定評のあるこの演出家が、期待に応えて繊細かつドラマチックな名作を生み出した。舞台は江戸時代の九州、三日月藩。藩主の子息・天野晴興は、身分なき娘・泉や源太たちと自然の中で友情を育み、星探しに明け暮れ育つ。だが遠い江戸で将軍吉宗に伺候することになり、そこで才覚をあらわしていった晴興の働きは、はからずも三日月の領民らの生活を圧迫していく...。晴興、泉、源太ら、それぞれが互いを思いやりながらも、どうしようもなく大きな流れに飲み込まれていくやるせなさ、切なさを、早霧せいな、咲妃みゆ、望海風斗ら雪組スターが情感豊かに演じ、悲しくも美しい物語を作り上げた。
yuki_hoshiaitokyo01_5756.JPG
一方、後半のショー『La Esmeralda』は、息つく暇もないほどに激しく熱くスピーディなラテン・ショー。芝居とは一転し色合いも鮮やかに、雪組スターのはじける魅力が堪能できる。早霧&咲妃のトップコンビはもちろん、下級生にいたるまで見せ場があり、雪組の層の厚さも感じられた。静と動、バランスの良い2本立てで、宝塚の多面的な素晴らしさを味わうことができる雪組公演、必見だ。
yuki_hoshiaitokyo02_6596.JPG

初日にさきがけ9月4日には、雪組トップスター早霧せいな、トップ娘役・咲妃みゆが取材に応じ、意気込みを語りました。

早霧せいな&咲妃みゆ 囲み取材

yuki_hoshiaitokyo15_6852.JPG

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉