岡田惠和・脚本×堤幸彦・演出で贈る舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』。
2014年12月アーカイブ
■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.2■
岡田惠和・脚本×堤幸彦・演出で贈る舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』。
岡田惠和・脚本×堤幸彦・演出で贈る舞台『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』。
稽古場レポート、第2弾です!
★稽古場レポートPart1はコチラ
連れ立って別荘に休暇にやってきた、
ハルカ(ミムラ)&藤沢(戸次重幸)
愛子(真飛聖)&榊(勝村政信)
...の、2組の夫婦。
なのですが、車で買出しに行ったハルカ&榊がその帰り道を雪で遮断され、途中のホテルに閉じ込められてしまったというトラブルが発生、
ハルカ&榊
愛子&藤沢
という、それぞれ伴侶ではない相手と一夜を過ごす羽目になってしまいます。
この日の稽古場は、疑惑の一夜が明け、ふたたび4人が一堂に会したシーンを稽古していました。
■『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』vol.1■
年明け早々、東京・シアタークリエで開幕する『スタンド・バイ・ユー ~家庭内再婚~』。
『ちゅらさん』等、数々のヒットドラマを手掛けている脚本家・岡田惠和による初戯曲!
演出は『トリック』『SPEC』シリーズ等の堤幸彦!
この人気クリエイターのもとに、舞台初挑戦のミムラをはじめ、勝村政信、戸次重幸、真飛聖、モト冬樹、広岡由里子、馬場良馬といった個性的な面々が集まりました。
描かれるのは貸し別荘に一緒にやってきた2組の夫婦の喧嘩バトル!?
一体どんな作品になるのでしょうか...。
12月某日、この稽古場を覗いてきました。
シチュエーションは、貸し別荘のリビングとでもいったかんじ?
そして気になる後ろのロープ!
リングです、バトる気満々なセット!!
2組の夫婦は、かつて同じマンションに住んでいて、家族ぐるみの付き合いだった...ようです。
それで、連れ立って貸し別荘に休暇に来た、のですが。
はじめまして!
モダンスイマーズ新劇団員の生越千晴(おごしちはる)です。
(津村さん大きなブリを目の前に、この表情・・・食ってやるぜぇ?的な??)
今回ブログでモダンズイマーズのみなさん、客演のみなさんをわたし目線で紹介させていただくことになりました!
わたし目線だなんてとてもおこがましく、緊張しますが一生懸命書きますのでどうぞみなさんあたたかい目で見守ってやってくださいっ
記念すべき第一回目のご紹介は・・・
モダンスイマーズの津村知与支さんです!
(津村さん大きなブリを目の前に、この表情・・・食ってやるぜぇ?的な??)
なぜ津村さんからかというと、書きやすそうな気がして・・・(笑)
わるい意味じゃなくて!わるい意味じゃなく!!
とても親しみやすいのです!
まず、第一印象は、高笑い。です。(笑)
稽古後の呑みなどでの、高笑い。
はじめて聞いたときはびっくりしました!
でもその場をすごく盛り上げてくれるんです。
少し離れた席で話の内容が分からなくても津村さんの高笑いをみると、なんか勝手に少し笑けます。(笑)
でもお芝居の話になると熱いです。
そんな津村さん、すてきです。
新劇団員のわたしともケラケラ笑ってくれる、そんなあたたかい方なのです!
こんな感じでみなさんを紹介できたらいいなと思います!
第一回目、読んでいただきありがとうございました(^_^)
生越千晴
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韓国ミュージカル界において唯一無二の存在感を放つキム・ジュンヒョンのコンサートが開催決定!
2005年から約5年、劇団四季に所属し、2013年の『レ・ミゼラブル』日本公演には主人公ジャン・バルジャン役を務めたジュンヒョンさん。
韓国では『ジキル&ハイド』『アイーダ』『ゾロ』『ゴースト』等々、大型ミュージカルに次々と出演している人気俳優ですが、日本では上記のほか、『Jack the Ripper』アンダーソン役での来日も記憶に新しいですね。
★2013年『レ・ミゼラブル』稽古場レポート(ジュンヒョンさんのバルジャン!)
現在は日本発のミュージカル『マリー・アントワネット』韓国公演にオルレアン公役として出演中です。
★シルヴェスター・リーヴァイ来日記者会見(韓国M・Aの話題も!)
(こちらはオルレアン公の扮装写真ですね!)
初の日本でのヴォーカルコンサートでは、
◆昼公演は、ミュージカル俳優、ジュンヒョンを形成した日本での活動をテーマに
◆夜公演は、帰国後、数々の大型ミュージカル公演に出演しているキム・ジュンヒョンの新たな顔を披露
...というふたつの内容で展開。
四季時代のナンバー、韓国での出演作品、とジュンヒョンさんの魅力がたっぷり詰まった内容になりそう。
また彼自身が選曲し、独自のアレンジで歌うとのこと、その切り口にも注目!
※さらに、スペシャルゲストも出演予定とのこと...!
日韓ミュージカル界の架け橋となっている彼の魅力を堪能しましょう!
【公演内容】
2月11日(水・祝)よみうり大手町ホール
昼公演「Four Seasons」 15:00開演(予定)
夜公演「World Musical Show」 18:30開演(予定)
一般発売:1/10(土)
【オフィシャル先行 受付中!】
12月23日(火)23:59 まで
(どなたでも購入可能です)
http://pia.jp/v/joonhyun15hp/
12月17日、新宿•紀伊國屋ホールにて、一路真輝、細貝圭、大澄賢也による3人芝居『スワン』が開幕した。
戯曲『スワン』は、1953年アメリカ•コネチカット州生まれのエリザベス•エグロフが、40歳の時に発表した処女作。
アメリカでは1993年に初演され、以降、様々な賞を受賞、各国で上演されているが、日本では今回初演となる。
物語の舞台は、アメリカ、ネブラスカ州。恋人との関係や仕事に疲れた女性•ドラ(一路真輝)は、行き交う車の通過点にしか過ぎない田舎町に一人、コンテナハウスに暮らしている。恋人ケビンは妻子がありながらドラとの関係を続ける牛乳屋。そんなドラの家に、ある日、傷ついた白鳥が迷い込む。やがて若い男性に姿を変える白鳥。そんな白鳥をおそるおそる介抱するドラに、次第に警戒を解いてゆく白鳥。
しかしケビンにとってスワンは、いきなり恋人の家に現れた見知らぬ若い男にでしかない。嫉妬心を抱くケビンだが、ドラとケビンの先に未来は見つからないままだ。次第に言葉を覚えてゆくスワン....。ドラとケビンとスワン、奇妙な三角関係が、いつしか心の再生を呼び起こしてゆく...。
★『ボンベイドリームス』げきぴあ連載INDEX★
◆ ヴィクラム役・加藤和樹インタビュー
◆ ラニ役・朝海ひかるインタビュー
◆ 制作発表レポート
◆ 稽古場レポート Part1
◆ 稽古場レポート Part2&浦井健治インタビュー
◆ 耳には音楽、胸には切なさ-『ボンベイドリームス』開幕!
年明け1・2月に、日本初上陸するミュージカル『ボンベイドリームス』。
作曲は『ムトゥ・踊るマハラジャ』『スラムドッグ$ミリオネア』などの音楽を手掛けた"インドのモーツァルト"、A.R.ラフマーン。
2002年にロンドンで初演された作品ですが、かのアンドリュー・ロイド=ウェバーがその楽曲に惚れこみ、プロデュースしたことでも有名です。
物語はインドのボンベイが舞台。
映画スターになることを夢見ているスラム街の青年・アカーシュが、ひょんなことから映画スターへの道を駆け上がっていくものの...というストーリー。
ボリウッドらしい歌と踊り満載の華やかさに加え、恋物語あり、さらにインドの階級差問題も描き出す盛りだくさんの内容です。
12月16日、都内にて本作の制作発表会見が行われました。
登壇者は浦井健治、すみれ、加藤和樹、朝海ひかる、川久保拓司、演出の荻田浩一の6名。
キャストの皆さんはきらびやかな衣裳を着けての華やかな会見となりました。
★ひと足先にお届けした<チケットぴあニュース>の記事はコチラ
『ボンベイドリームス』制作発表レポートの続きを読む
日本映画の傑作「七人の侍」(監督・黒澤明)を原作にGONZOによってリメイクされたアニメが来年1月に初めてミュージカル化される。
別所哲也、大澄賢也のミュージカル俳優の重鎮から、矢崎広、古川雄大など演劇界で注目の若手俳優まで豪華キャストが集結。
また演出・振付はミュージカル「テニスの王子様」シリーズを大ヒットさせた上島雪夫が担当。
殺陣とダンスを融合させ、これまでにない新たな表現を目指す。
来年1月17日(土)から天王洲 銀河劇場で上演。
以下の公開稽古の動画は劇中歌「侍」を歌い七人が結束してゆくという場面を撮影したもの。
不朽の名作「七人の侍」が果たしてどのようにミュージカル化されるのか、期待したい。
(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
数々のシェイクスピア作品を手掛けてきた蜷川幸雄。彼が2015年、80歳を迎える歳に、実に8度目となる『ハムレット』に挑戦する。主演は藤原竜也。2003年、日本演劇史上最年少である21歳でタイトルロール(主人公の名がタイトルになっている作品での主役)を演じて以来、実に12年ぶりに同じ役に挑むこととなる藤原に思いを聞いた。
藤原竜也、12年ぶりの『ハムレット』への思いの続きを読む
現在、東京・帝国劇場で好評上演中のミュージカル『モーツァルト!』。
ウィーン発、日本でも5度目の上演となる大ヒット作品です。
今年は、2002年の日本初演から主人公ヴォルフガング・モーツァルトを演じてきた井上芳雄さんが今回をもってヴォルフガング役を卒業する、ということも話題。
そんな"ラスト・ヴォルフガング"に挑んでいる井上さんに、現在の心境を伺ってきました。
【『モーツァルト!』2014 バックナンバー】
#1 製作発表レポート
#2 稽古場レポート
#5 初日囲み取材レポート
● 井上芳雄 INTERVIEW ●
日々、充実しています
――東京公演も真ん中を過ぎましたね。
「あっという間な気持ちです。舞台って「前半は長くて、折り返し過ぎたら早い」とよく言うんですが、今回は前半も早かった。僕が最後の『モーツァルト!』だからかもしれないですけど、一回一回を必死でやっているうちにもう後半か...という感じです。充実しているといいますか、日々色々なことを試しながらやっているうちに気付いたらもう半分過ぎていました」
――日本初演から12年間関わってきているこの『モーツァルト!』という作品は、井上さんにとってどういう作品になりましたか?
「一番長く、たくさんやっている作品で、僕のキャリアのほぼ最初、俳優を始めて3年目くらいから今まで定期的にやらせてもらっているので、やっぱり自分にとっては俳優として多くのことを教えてくれた役であり、作品じゃないかなと思います。酸いも甘いも、ではないですが(笑)」
――初演の時は、井上さんにとってミュージカル初主演でした。
「アッキー(中川晃教)とふたり(Wキャスト)だったんですが、自分たちみたいな若造が真ん中に立っちゃってすみません...という気持ちでしたね。タイトルロールも初めてでしたし、色々なことが初めて。ただ正直、主役のプレッシャーがどうの、というどころじゃなかったんです。それよりも自分がこの役をやることで必死。後から考えればまわりの皆さんが僕らを盛り上げてくれていたんだと思いますが、自分のことに必死でそれにも気付いていなかったくらいです。今でもキツイ役ではあるのですが、自分でも最初の頃は力が入っていたと思いますし、力の抜き方もわからず、すべてを全力で...!という感じでやっていました。自分は技術も経験も役に付いていっていない、足りないところもいっぱいあるけれど、せめてとにかく必死に、全力でやっていることだけは、自分がヴォルフガングをやる意味があるんじゃないかと思ってやっていたんです。
でもやっていくうちに...例えばこの作品はだいたい、初日とゲネプロを同じ日にやるんですよ。その日は1日に2回やらなきゃいけない。必然的にゲネプロでは力を押さえてやらざるをえない。でもやってみたら意外とそれでも大丈夫だ...といいますか、逆にこういう表現が出来るんだという発見をしたり、どこまで力を抜いてどこで力を入れたらいいのかという発見をしたり、本当に色々なものを教わっています。今もそうです」