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デイサービスの悲喜こもごもをミュージカルにし、2015年の初演以来、日本中で絶賛の嵐を巻き起こしてきた『ザ・デイサービス・ショウ』。昨年初お目見えした明治座での公演も大盛況に終わり、早くも再演が決定した。先ごろ行われた明治座近くの水天宮節分祭には、中尾ミエ、尾藤イサオ、初風諄、田中利花が集合。豆まきに集まった大勢の人たちに劇中の振付を指導して歌い踊るなど、早くも熱が高まっている4人に、作品の魅力と明治座再演への意気込みを聞いた。

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──昨年夏に明治座で上演されてから1年も経たずに再演が決まりましたね。

中尾 最初は、普段の明治座での出し物とはちょっと違う作品なので受け入れてもらえるだろうかと心配していたんです。でも、みなさんに喜んでいただけて。せっかくなので再演ではもっと弾けたいと思っています(笑)。

尾藤 お芝居、舞台というのはナマモノですから、前の年にやったのをなぞっちゃいけないですし。いい緊張感を持ちながらやれたらいいなと思いますね。

初風 また明治座でできるのは本当に幸せなことですよね。

田中 本当に。あれだけのたくさんの人が観てくださってるっていうことが感激で。

初風 だから、足腰を鍛えて、元気でできるように頑張りたいと思います。

中尾 みんな、元気でいるっていうのが大変なことなんです。若い人と違って(笑)。

初風 明治座まで通うだけでも大変なんですよ(笑)。でも、楽しいことだから。

中尾 高齢のみなさんにとっては、この作品に出演することが、まさに"デイサービス"になっているんです。だから、実際にもこういうデイサービスがあったらいいなと思うんですよね。何か目的を持って一生懸命練習をして人様に見ていただくっていうことができる場所があってほしいなと。

──この作品は、デイサービスに通う高齢者とヘルパーが一緒にバンドを結成していくお話。平均年齢70歳を超えるキャストの方々が実際に楽器を演奏されるのが魅力のひとつです。バンドとしての手応えはいかがですか。

田中 観に来てくれた役者の方が、生演奏だと知って驚いてました。音は別に録音したものを流してるんだと思ってたって。それぐらい本格的だっていうことですよね。

初風 まさに「継続は力なり」です。私はキーボードですけど、最初はもう手が固まっちゃって、右手だけで精いっぱいだったのが、今は両手で暗譜して弾けるようになりました。

中尾 みなさん楽しんでできるようになってますよね。最初はそれこそ必死で楽器しか見てないという感じだったけど、今は振りをつけて踊りながら演奏できるようになって。だからどんどん難しいことをやってもらって、レベルアップしていこうと思ってます。

田中 私はタンバリンでそんなに難しくはないので動きを研究しようと思ってます(笑)。尾藤さんもマイクパフォーマンスがどんどん派手になってますよね。

尾藤 みなさんの演奏が上達してるので、やっぱりノッちゃうんです(笑)。だから本当に、何か新しいことを始めるのに遅いということはないと思いましたね。

中尾 実際にお客さんの拍手が鳴り止まないですしね。拍手の音を聞くとわかるんです。本当に喜んでくださってるかどうか。

初風 お客さんが全員で踊ってくださってるのを見ると、壮観ですよね。

──改めて、ストーリーにはどんな魅力があると感じられますか。

中尾 作者の方自身が介護の資格を持って実際に携わっていらっしゃいますから、きれいごとじゃなく本音のところが描かれているんですよね。だから、介護している方も、わかるわかる、現実はそうだよねと共感できる。そこがこの作品の強みだと思います。

田中 私はヘルパー役なので、その本音がちゃんと上手く伝わるように演じることが大事だなと思っています。

中尾 これをミュージカルにしたのも、セリフで言うとキツくなったり暗くなったりする部分が、歌だとカラッと言えるからなんですね。手前味噌ですけど、私、この作品の歌全部好きなんです。「クレイジー・ジージー」とか「ボケてなんかないぞ」とか、歌だからこんな表現ができるんだと思います。

──どんな方に観てもらいたい作品でしょう。

尾藤 僕は男の人に観てほしいですね。男性は芝居を観に来ることが少ないっていうのもありますし、介護の理解も深まりますからね。

中尾 デイサービスの方が丸ごと来てくれたらいいですよね。介護される側とする側が一緒に楽しんでもらいたい。そして、冗談ではなくこの作品はいつ誰が欠けるかわからないので(笑)、次にいつできるかお約束できません。これが最後だという気持ちで燃え尽きたいと思いますので、ぜひ足をお運びください。

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(取材・文:大内弓子)

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3月3日(土)に開幕するミュージカル「ジキル&ハイド」

作品の面白さは既にご承知の通りだと思いますが、2012年版から3度目の主演を務める石丸幹二さんをはじめ、娼婦ルーシー役の笹本玲奈さん、ジキル氏の婚約者エマ役の宮澤エマさんと、日本ミュージカル界で屈指の歌唱力を誇る3人の豪華競演も話題の作品です。

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医師として理想を追求するも、分裂する人格を制御しきれず、愛と欲望の挟間で深く苛まれる主人公を中心に、人間の持つ"光と影"、"表と裏"を描いた本作。げきぴあでは、稽古場の潜入レポートを前編・後編でお届け中!

詳しいストーリーはコチラ&今作の概要は前編に。今回は、前編で紹介した理事会のシーンに続き、婚約パーティーのシーンの稽古をお届けします!

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さてさて...ジキル博士(石丸幹二)とエマ(宮澤エマ)の婚約パーティー。実寸でお芝居をするのはこれが最初だそうで、「とりあえず1回やってみましょう」とシーンが始まりました。

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このシーンは、ほとんどのキャストが登場し、それぞれの関係性が表れる情報たっぷりの場面。だからこそでしょうか、演出の山田和也氏からも、主要キャストはもちろん立ち話をしているキャスト達まで、丁寧な演出が入っていました。

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例えば理事会の面々を通して描かれたのは、エマの利発さや社交性。彼らが声高にジキル(パーティー主役なのに!)の悪口を言っているところで、友人のアターソン(田代万里生)はどうにも太刀打ちできませんが、エマはそれをやってのけます(見ていてスッキリするシーンです!)。

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エマの結婚に必死で反対するストライド(畠中 洋)のシーンでは、エマの反応にも彼女の性格がよく見えるんですよね。このシーンに限らずではありますが、例えば数歩歩く、ただそれだけの姿にもエマの"自分の意志"を感じさせる、宮澤さんのお芝居が素敵です!

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ほかにもアターソンがジキルに、エマの父親(ダンヴァース卿/福井貴一)に余計なことを言わせないために必死でお喋りする姿からはアターソンの人柄、そしてジキルの人柄も感じますし、理事会の人々の様子を遠巻きに見ている招待客の反応からも、さまざまな情報が得られます。

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そんな中でも愛がギュギュッと詰まっているのが、ジキルとエマのシーン。

ジキルは自分の婚約パーティーにすら遅刻して来ますが、それを責めることなく、だけど拗ねてみせるエマは、なんともやさしい人。理事会で人体実験を否決され失意に沈むジキルはそんな彼女に本音・弱音をこぼしますが、これもまたエマの前だけの姿なのだということが、言葉がなくともスッと伝わってくるんですよね。何も疑わず「エマは理解してくれる」と思っているジキル、そんなジキルを受け止めるエマに、ふたりの積み上げてきた時間も感じられます。このときの石丸さんの芝居は、他のシーンにはない素直さや弱さがあってとても魅力的、そしてかわいらしくうつりました!

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そこで始まるのがふたりのデュエット「ありのまま」(稽古場で口ずさんでいる方がとても多かった曲です!)。それはそれは見事なハーモニーが披露され、稽古場はうっとりとしたムードに。さらにこの日の稽古では"振り"にもたくさんの想いが込められていることがよくわかりました!

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振りからも、お互いを大切に扱っている様、そして心が通じ合っているからこその滑らかな動きが伝わってくるように、動きを何度も確認し合いながら進めていくふたり。メロディや歌詞と合わせた動きがベースですが、ところどころ振付の先生から「気持ち的には離れられないよね」と動きの変更も。こうやって、歌だけでなくその動きからもふたりの想いが染み込むシーンがつくられるのですね。歌い終わった後には自然と拍手が沸き起こっていました!

その後の、エマと父親(ダンヴァース卿)の会話も素敵なシーン。愛する娘が結婚していく寂しさ、夫となるジキル博士への(理事会メンバーとしても抱える)気がかり、そして娘の幸せを祈る気持ち...そんないろいろな気持ちが短い場面にギュッと込められています。ダンヴァース卿を演じる福井さんは、ともすれば父から娘への心配とも受け取れるシーンで、信頼がベースにある芝居を提案。その結果、とても温かなシーンがつくられていました。

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......と、げきぴあが潜入したのはここまで! ストーリー的にはこの後が怒涛の展開ですが...この続きはぜひ劇場でご覧ください!!

公演は3月3日(土)から18日(日)まで東京・東京国際フォーラム ホールC、3月24(土)・25日(日)に愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、3月30日(金)から4月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。

取材・文:中川實穗

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ラサール石井が構想10年の時を経て舞台化したオリジナルミュージカル『HEADS UP!』

2015年の初演時は、そのストーリーの面白さ、ミュージカルとしての質の高さが大きな評判となったこの作品がパワーアップした再演版として昨年末から上演中。全国ツアーを経て、いよいよ3月2日より東京凱旋公演が登場します。

哀川翔、橋本じゅん、青木さやか、池田純矢、今拓哉、芋洗坂係長、大空ゆうひ ら、バラエティ豊かな顔ぶれも魅力ですが、初演に引き続き新人舞台監督の新藤祐介を演じる相葉裕樹さん、劇場付き雑用係の熊川義男を演じる中川晃教さんのおふたりに、作品の魅力について、たっぷり伺ってきました。

◆ストーリー◆
ミュージカルファンなら誰もが知る "あの名作" が1000回目の公演を迎え、華々しく終了したはず...だった。が、ベテラン主演俳優は某地方都市の古い劇場で1001回目を上演することを要求。誰も鶴の一声には逆らえず、上演することになったが、舞台美術は廃棄済み、キャストのスケジュールも押さえていない、スタッフも人手不足、演出家は理想のプランを頑として譲らず...。しかも、舞台監督はメインをはるのが初めての新人!
それでも、スタッフたちは、幕を開けようと必死に知恵を絞って奔走する。幸か不幸か、チケットは完売!観劇のために必死に都合を付けた観客たちが、期待に胸ふくらませて待っている!!
果たして幕は無事に開けられるのか...!?そして、主演俳優が「1001回目」にこだわった理由とは...?



◆ 相葉裕樹 & 中川晃教 INTERVIEW ◆

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●『HEADS UP!』が東京に帰ってきます!

―― 昨年12月の神奈川から始まった再演版『HEADS UP!』。富山・長野・大阪・名古屋を経て、3月には東京に帰ってきます。地方公演は、いかがでしたか?

中川「地方公演って、忙しいよね。タイトなスケジュールじゃないですか。もちろん本番はあるし、舞台稽古もあるし、(その土地の名物を)食べることもしなきゃいけないし...! 慌しいよね」

相葉「そうですね、ご飯は楽しみですよね。僕は富山で白エビを食べました! (哀川)翔さんについていったら美味しいものが食べられるんです(笑)。基本、毎日声をかけてくださいます。すべてにおいて翔さんは "兄貴" です。アッキーさんはどんなものを食べているんですか?」

中川「白えび、俺も食べました。俺は基本的に地方の美味しいものにパッといく感じかな。ちゃんと、食べてますよ(笑)」

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●『HEADS UP!』は "舞台愛" に溢れたミュージカル

――『HEADS UP!』、2015年の初演が非常に評判が良くて、演劇関係者の間でも「観に行った方がいい!」と話題になっていました。まずは『HEADS UP!』の魅力について、お伺いしたいです。

相葉「あるミュージカルを上演する1日の裏側を描いた作品だということもあり、舞台愛に包まれている作品です。舞台監督や照明、制作、キャスト......誰にスポットを当てても共感できますし、お客さまも作品を上演する上で欠かせない存在ですから、その気持ちもきちんと描かれている。『チケットは売れている』という曲では、一生懸命働いて、スケジュール帳に「この日」って書いて、楽しみに舞台に観にくるお客さまのことを歌っています。それは実際自分が客として観に行くときの気持ちでもあります。そして普段触れ合っている作り手側の皆さんの熱い気持ちも、この作品を通して改めて知ることが出来て、僕はより一層、舞台が好きになりました」

中川「僕は役者としてこの作品に関れていることに意味を感じるんです。僕たちの仕事って、観に来てくださったお客さまが「いいものを観た」「楽しかった」「なんか元気になった! 帰りに美味しいもの食べよ」でも何でもいいのですが、前向きに元気になっていただけるようなものをお届けすることだと思うんです。今回僕が演じる熊川義男という役は、例えば『ジャージー・ボーイズ』のフランキー・ヴァリ役のように、その声を表現するとか、テクニックを磨くとか、誰もが知ってる楽曲を歌うとかではないんですが、"役者としての使命" に向き合う役だと思っていますし、自分が常にそれを感じながら仕事と向き合ってきたということに確信を持てた役です。今まで演じてきた役それぞれに、それぞれの "特別" はありますが、"舞台に立つ自分自身" という視点からの特別感を抱いたのは、この作品が初めてかもしれません」

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 2月22日(木)に『熱帯男子』が開幕した。歌と踊り、恋物語にワクワクしながら、友情、故郷への思い、人の生き様など心温まること請け合いだ。
 OLの菜々美はお金持ちの婚約者がいる、なかなかのリア充。遊びに行くはずだった友達に振られたところ、4人のイケメン男子に声をかけられ、なぜか船に乗って島に渡る羽目に。冬なのに真夏のように暖かく花が咲き乱れる島、その名も池綿島(いけめんじま)。最初は遠い島まで連れてこられて、テレビもWIFIも携帯もコンビニもない不便さに不満たらたらだった菜々美だが、なんとこの島にいるのはイケメンばかり、その上誰もが菜々美に夢中。菜々美は人生最大のモテ期に突入、この状況を楽しみ始めるが...。
 まず一人の女に10人のイケメンという設定にドキドキ!どこぞのリアリティ番組みたいに恋のいざこざを楽しむのか、はたまた桐野夏生の『東京島』のように男たちを渡り歩くのか?など妄想が広がったが、そんな無粋な話ではなかった。何より、この島のイケメンたちはみんな素朴で純粋。島と同胞を愛し、島の将来を案じて嫁を探しているところが、ファンタジーだ。

1412.jpg 菜々美は最初に声をかけて来たイケメンのひとりである孝吉から、頼まれごとをする。孝吉の妹は病気で島外の病院での治療が必要だが、孝吉を残して島から出ることを嫌がっている。そこで彼女を安心させるために、自分と結婚すると嘘をついてほしい...と。人助けのつもりで了承した菜々美だが、妹に「結婚する証拠を見せて」と迫られ、孝吉とキスすることに。そこで、菜々美は恋に落ち、島のイケメンたちも二人の恋に気づく。
 しかし、菜々美はお金持ちの婚約者がいる身。なんと、その婚約者がお金を使いまくって、菜々美を探しに島へとやって来る。今時のリア充OLに見えていた菜々美だが、どこか自分を偽って生きていたことを悟る。幸吉を愛していることを婚約者に告白すると、彼は意外な取引を持ちかけて来る...。

2066.jpg 菜々美役の矢島舞美はチャーミングで歌も上手。素朴な島の生活や人々との関わりによって、菜々美が都会の殻を徐々に脱ぎ捨て、素の自分に戻ってゆく様を清々しく演じ切った。孝吉役の輝馬は不器用で熱く、母性本能をくすぐられるタイプ。他のイケメンたちも個性豊かで伸びやか。彼らの熱い叫びと美しい肉体に、鳥肌が立った。
 笑って、キュンキュンして、その上、意外なエンディングにホロリ。ああ、池綿島で癒されたい〜!

撮影・文:三浦 真紀

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ついに来日!マシュー・モリソン in コンサート

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『ヘアスプレー』や『ファインディング・ネバーランド』のオリジナルキャストとして、大観衆から喝采を浴びているブロードウェイのミュージカルスター、マシュー・モリソン。海外ドラマ『glee/グリー』のシュースター先生でもおなじみの彼が、日本初のソロコンサートをいよいよ明日開催します!

そんな大事なコンサートを控えたマシューがいる、本番前夜のリハーサルスタジオにおじゃましました。

スタジオの扉を開けると、ゲスト出演する中川晃教と、今まさにデュエットするというところ。

静かに、ゆっくりとマシューが美声を響かせると、ともに歌うことがなによりも嬉しそうに、中川は笑顔。マシューにつづいて中川のファルセットボイスがスタジオに響くと、マシューも楽しそうにニッコリ。お互い歌声を高め合いながら、圧巻のコーラスで魅せてくれました。

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▼マシュー・モリソン、中川晃教

今回の来日コンサートはセットリストの異なる2回公演。

16:00開演回は、ミュージカルナンバーに加えて、『glee/グリー』で披露した「Sway」やジャズのスタンダートナンバー「It Don't Mean a Thing(スウィングしなけりゃ意味がない)」などを披露する"ブロードウェイ/アメリカンソングブック バージョン"

そして、19:30開演回は、ザ・ビートルズの「LET IT BE / HEY JUDE マッシュアップ」などヒットチューンが満載の"ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン"

迫力あるバンド演奏で披露した「LET IT BE」は、リハーサルと思えない大盛り上がりで、バンドとの息もピッタリでした。

リハーサル後に、本番への意気込みをふたりに聞きました。


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▼マシュー・モリソン、中川晃教


――リハーサルを終えて、手ごたえは?

マシュー●すばらしかったです。新しいバンドで、しかも新しい場所で、というのはこれが初めてのことだったので、リハーサル前はちょっとドキドキしてたんです。でも、皆さんとてもプロフェッショナルな方たちばかりで、とてもすばらしかったです。

中川●僕はマシューさんの隣で、彼がどういうふうにミュージシャンやスタッフの方々と明日に向けてコンサートを作っていくのか? そのプロセスをちょっとだけ見ることができました。今回は2公演でずいぶんとセットリストが変わって、マシューさんの音楽の魅力、マシューさんのバックボーンにある音楽をたくさん届けてくれる。そのマシューさんの気持ちが嬉しくて、素敵なエンターティナーなんだってことを感じました。

――中川さんとデュエットしてみていかがでしたか?

マシュー●すごく才能があって、とても素晴らしい方だと感じました。それに男性があんなに高い声で歌うなんて、本当にびっくりしました。もう一度、自分もボーカルレッスンをやって、アキさんみたいに歌ってみようと思ったりもしました。ステージでそのまま歌う方が多いと思うんですが、役に入り込み、心をこめた歌声がすばらしいと思いました。

中川●ありがとうございます。ミュージカルの同業者のみんなは、僕がマシューさんとご一緒させていただけることを、すごくうらやましがってます。マシューさんが発するものすべてがインスピレーションになり、エナジーになってます。

マシュー●アキさんはとても素晴らしい方なので、もし可能であれば、いつかアメリカで一緒にコンサートをしてみたいです。

――今回は日本語でも歌う曲があるということですが?

マシュー●(人差し指を口元にあてて)シー! 冗談です(笑)。「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」をバンドの皆さんにアレンジしていただきました。今は日本語で歌う練習を一所懸命しています。

――楽しみにしています。それでは最後に日本のファンに向けてメッセージをお願いします。

マシュー●大好きな日本で僕のショーを観てもらえることがすごく嬉しく思っています。これから、何度も何度も日本に来たいと思ってます!

中川●本場の、本物の、そして今なお活躍されているマシューさんの声や姿を生で観られる。これは本当に幸せなことだと思います。今回だけじゃなくて、これからも続けていけるようなコンサートになるように、自分ができることを頑張りたいと思います。


そして、音楽監督も務める下野ヒトシ(Bass)&宮崎隆睦(Sax)にお話をうかがいました。

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▼(写真左から)宮崎隆睦(Sax)、ブラッド・エリス(Music directer/Piano)、マシュー・モリソン、中川晃教、下野ヒトシ(Bass)


――リハーサルを終えて、マシューさんの印象は?

下野●歌と踊りがどちらもすごくてスター性があるし、フィーリングが日本人とは違ったエンターテインメント性というのを一番感じましたね。

宮崎●とにかく美しい。それが一番最初の印象です。すごい人っていうのは、やっぱりそういうものを持ってるんだなって思いました。

――明日のコンサートはどんなものになりそうですか?

下野●"ブロードウェイ/ポップヒッツ バージョン"は、有名な曲が多いんですが、それをマシューならではのダンスとパフォーマンスで聴ける機会ってそんなにないと思う。本場のコンサート会場で観てるのと同じ雰囲気で味わってもらいたいですね。それと、「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」は、かなりいいできです。ありがたいことに僕らがアレンジをさせていただいて、ミュージックディレクターのブラッド(・エリス)とマシューもすごく気に入ってくれてます。マシューはただのシンガーではなくて、アクターなので、歌、ダンス、パフォーマンスなどトータルで楽しんでもらえたらと思います。それに、ホーンセクションは日本のトップクラスが揃いました。クオリティの高い演奏も存分に聴いてもらいたいです。マシューもリハーサルから「最高だ!」っていちいち褒めてくれました。

宮崎●少ないリハーサルの中で、しかもマシューたちは時差ボケがあったり大変だと思うんですけど、ベストを尽くしてくれて。僕らもそれに応えたいと思う。本番が本当に楽しみです。

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マシュー・モリソン in コンサートは2月24日(土)Bunkamuraオーチャードホールにて開催。

皆さんのご来場をお待ちしております。

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gucha_12.jpg 舞台「グチャグチャ」右から押見泰憲(犬の心)・ピクニック

押見泰憲(犬の心)・ピクニックらが出演する舞台「グチャグチャ」が3月1日から神保町花月で上演される。

脚本は冨田雄大、演出は西山雅之(GORE GORE GIRLS)が手掛ける。

押見泰憲(犬の心)・ピクニックに加え、吉田大吾(POISON GIRL BAND)、吉村憲二(ブロードキャスト!!)、シューレスジョー、サンシャイン、伊藤真奈美、光永が出演する。

 
本作の稽古場に伺い、押見泰憲(犬の心)とピクニックに、本作の見どころについて聞いた。【動画3分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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3月3日(土)に開幕するミュージカル『ジキル&ハイド』。

もはや説明不要の名作ですが、R・L・スティーブンソン「ジキル博士とハイド氏」を原作に『ビクター/ビクトリア』の作詞家L・ブリカッス氏と、まさにこの作品でその名を知らしめた作曲家F・ワイルドホーン氏がミュージカル化した世界的大ヒット作です。jekyll_visual.jpg

日本では2001年に初演され、03年・05年・07年と鹿賀丈史主演で上演。12年に石丸幹二主演で新たなジキル博士&ハイド氏が誕生し、16年に再演、今回、3度目の主演として舞台に立ちます。また、ハイドに翻弄される妖艶な娼婦ルーシー役には笹本玲奈さん、ジキルの婚約者で彼を一途に愛するエマ役に宮澤エマさんが新キャストとして出演。笹本さんは12年・16年版はエマ役で出演しており、今回、新たな姿を披露します。

また、ジキルの友人ジョン・アターソン役に田代万里生さん、エマの父ダンヴァース・カルー卿に福井貴一さんが新たに参加。前作に続き、エマの結婚を反対するストライド役に畠中 洋さん、執事プール役に花王おさむさんという布陣。演出は山田和也氏です。

医師として理想を追求するも、分裂する人格を制御しきれず、愛と欲望の挟間で深く苛まれる主人公を中心に、人間の持つ"光と影"、"表と裏"を描いた本作(詳しいストーリーはコチラ)。

げきぴあは、その稽古場に潜入してきました!

前編・後編でお送りします。

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この日、まず稽古がおこなわれていたのは、物語の序盤・理事会のシーン。

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理事のメンバーは、ダンヴァース卿(福井貴一)、ベイジングストーク大司教(宮川浩)、グロソップ将軍(阿部裕)、サベージ伯爵(川口竜也)、プループス卿(松之木天辺)、ビーコンズフィールド侯爵夫人(塩田朋子)です。

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石丸さんが演じる医師ジキル博士が、長年研究してきた「人間の善と悪を分離する薬」を完成させるため、人間を使っての実験を求めます。ですが、権威的な人々の集まる最高理事会は大反対。否決され、研究の中止を余儀なくされてしまうという場面です。

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ジキルの提案を理事会が反対するというシンプルなシーンですが、稽古ではその中の一つひとつの言動の意味を話し合うキャストたちの姿が印象的。ただ純粋に反対しているのではない、渦巻く打算や欲望などを確認し、「本当は違うけどあたかももともと思っていたような感じ」「顔色をうかがっている感じ」など、演出の山田氏を中心に話しながらつくりあげていました。


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石丸さん演じるジキル博士もまた、ちょっとした動きなども山田氏や出演者と話しながらつくる姿が。何度演じていても、こうやって改めてイチからつくり、且つ深められていくのだな、と感じました!

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また、彼らの持つ権力の大きさがそのまま感じられる歌も強烈な「採決」の場面は、秘書官ストライド役畠中さんの「YES」と「NO」の表現が光るシーン! ここの盛り上がりによって、大権力にただ一人向かうジキル博士の像が強まっていくため、間(ま)やストライドの胸中をより繊細に調整しているようでした。

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それ以外にも、例えば薬を出すタイミング、それに対する理事会メンバーの反応など、そこに込められた感情を山田氏とキャストが丁寧に確認。結果的には本当にわずかな変更だったりもするのですが、再び同じシーンを通したときに、さまざまな瞬間がよりクリアに伝わってくるから驚きでした!

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▶▶後編に続きます

<おまけ>

この後、稽古場では石丸さんの台本紛失騒ぎが!

「みんな、石丸さんの台本を探してくれ~」と全員で探しはじめ、

皆さん、ワイワイと賑やかにセットのあちこちをチェック!

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結局、石丸さんご自身が発見されたのですが、

カンパニーの和やかな雰囲気を体感できました(笑)。

取材・文:中川實穗

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KAAT神奈川芸術劇場と世田谷パブリックシアターで4~6月、アイルランドの劇作家エンダ・ウォルシュによる『バリーターク』が日本初演される。チケット一般発売を前に、演出を手がける白井晃と、出演者の草彅剛、松尾諭、小林勝也が思いを語った。

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白井は、初の試みである世田谷パブリックシアターとKAAT神奈川芸術劇場の共同制作について「公共の劇場が最初の段階から一緒に組むことはなかなかないことで嬉しく思います。私自身、世田谷パブリックシアターでは色々な作品を作らせていただいてきましたが、その中で今回のお話をいただいた時、私が去年から芸術監督を務めるKAAT神奈川芸術劇場との共同制作にできないかと考えました。公共劇場の一つのあり方として、共同制作は大きなチャレンジです」とした上で、今回のキャスティングを「『バリーターク』の本を読んだ時に最初に頭の中に『この方が男1、男2〜』と思い浮かんだ理想のキャストが、草彅さんと松尾さん。夢に描いていたことが現実にやれるわけです。松尾さんとお仕事をしたことはなかったのですが、草彅さんとやられたらどうだろう、そこに第三の男として、先輩であり色々お仕事をさせていただいていて尊敬している小林さんにやっていただけたら......という強い思いを実現でき、これほど嬉しいことはありません」と語る。また、作家と作品に関しては「エンダ・ウォルシュは映画『ONCE ダブリンの街角で』でも注目されている40代後半の作家。アイルランド出身の劇作家だけあって、(サミュエル・)ベケットや(マーティン・)マクドナーの系譜に連なっており、アイルランドという土壌から生まれる不思議な感覚が作品にはあります。どこの世界の何を喋っているのかわからないような不思議な物語なのですが、その中に、我々が何故生きているのか、生まれた生はどこに行くのかといったようなことを感じさせる、滑稽でもあり詩情溢れる作品でもあると思っています」。

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出演にあたり、草彅剛は「白井さんに声をかけていただいて、松尾さんと小林さんと三人でガッツリとお芝居ができるということなので、僕自身も久しぶりの舞台でまた新しい自分を表現できる作品だと考えました。海外の作品で、難しい描写や台詞もありますが、これもまた楽しんで新しい自分を発見するというか成長にも繋がるのでしょうか、未知なる自分を追い求めて舞台に立ちたいと思います」

松尾諭は「今回、お話をいただいてびっくりしました。普段は端のほうでギャーギャーやっているほうが多いし、自分でもそれが性に合っているのですが、今回は真ん中でわーわーやる役で、台詞も多く身体もたくさん動かすことになり、大変だと思いますが、不安も含めて楽しみな思いでいっぱいです。稽古中には、白井さんに怒られたり、草彅さんや小林さんに「なんや、こいつは」と思われることもあると思いますが大目に見ていただいて(笑)、楽しい出来上がりになるよう頑張ります」
小林勝也は「私が芝居を始めたころは所属する劇団でしか芝居ができなかったが、今ではこのように沢山の公共劇場ができ、様々な作家や俳優やスタッフと出会うことができる。やってきて良かったなと思います。数年前に世田谷パブリックシアターで(『ビッグ・フェラー』を)やった縁で、またアイルランドの芝居が、今度は白井さんの演出でできることを嬉しく思います。僕は実は、(アイルランドの)ダブリンとベルファストに行ったのが、数少ない海外経験なんです。草彅さんがおっしゃったように新しい作品、新しいメンバーと、まだ自分自身の可能性を探していきたい。三人で仲良く激しく厳しくやろうと思っています」
とそれぞれに意気込む。

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作品の印象については、草彅が「本を読んだ時、とても難しかったんですけど、何か白井さんがおっしゃったような普遍的な生と死が描かれているのを感じ取ることができました。今までにやったことがない舞台で、本を読んだ時、やったことがない感覚にとらわれたので、興味がつきません」と言うと、松尾は「1読目はちんぷんかんぷんで、2回目はさらにわからなくなったので、3回目はまだ読んでいません(笑)」とおどけつつも「デヴィッド・リンチのような難解な作品が好きなんです。余白のようなものを、観る側とやる側が埋めていける作品なのではないか」と表情を引き締め、小林は「これまでにも難解で、風変わりな、やって見ないとわからないという作品には沢山出会ってきましたが、この作品はその最高位。いつもより緊張しております。分量的にも、解釈や難解さの点でも、どうやっていくのか楽しみにしています」と笑顔を見せた。

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本作を日本で上演する意義について、「常々、作品を選ぶ時には、その演劇作品と、今生きている社会との繋がりを常に考えながらやっています。今回のこの作品は、この劇場で最近やっている作品のように直接社会性に繋がるかというと、直接は出て来ません。2人の男がただ日常を繰り返している。でもそれは、激変するこの社会の中で我々が感じる生とは何なのか?ということと確実に繋がっている。男2人の繰り返す行為がまるで、ルーティンワークのように繰り返す我々の日常を照らし出すように思われるのです。それを観客の皆さんに目撃していただいた時、今のこの生とは何か、ひいては我々はどこにいるのか、ということに繋がると思っています。そしてもう一つ、自分とは、生とは、記憶が自分を創るとするならばどうやって自分の生を続けていけるのか?という普遍的なテーマがこの作品にはある。KAATでは社会性のあるものを僕は好んで上演してきましたが、それは僕の中で普遍的だと思っていたからです。この作品も、今まさにやるべきだという思いがあります」と説明した白井。その舞台が、2018年春の日本を生きる私達にどのようなものを突きつけるのか、注目だ。

取材・文:高橋彩子

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KAAT神奈川芸術劇場×世田谷パブリックシアター 『バリーターク』

会場:KAAT 神奈川芸術劇場<大スタジオ>

2018/4/14(土)~5/6(日) ※4/14(土)、15(日)はプレビュー公演

【作】エンダ・ウォルシュ 【翻訳】小宮山智津子 
【演出】白井晃

【出演】草彅剛 松尾諭 小林勝也
    佐野仁香/筧礼(ダブルキャスト)

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■ミュージカル「メリー・ポピンズ」特集(5)■

3月18日からのプレビュー公演まで1ヶ月を切ったミュージカル「メリー・ポピンズ」。個性豊かなWキャストが揃った今作から、スペシャル対談が実現!

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げきぴあメリーポピンズ特集第5弾は、ジェーンとマイケルの母、そしてジョージの妻であるウィニフレッド・バンクス役を演じる木村花代さん三森千愛さん。そしてあの名曲「鳥に餌を(Feed The Birds)」が印象的なバードウーマン役、またメリーが去った後のバンクス家にやってくるミス・アンドリュー役を演じる島田歌穂さん鈴木ほのかさん。女性キャスト4名が、作品の魅力からオーディションのエピソードまでたっぷり語ってくれました!

大人も子供もどの世代の方も楽しめる、素晴らしい絆の物語です(木村)

この舞台を観る人生の中の一瞬の3時間が、ものすごい宝物になる(三森)

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――『メリー・ポピンズ』という作品の魅力とは?

三森 子供の時から大好きな作品ですが、大人になって改めて見た時に、こんなにも家族のことを描いていた作品だったのかと初めて気づかされました。"家族"という大事なテーマを、華やかなダンスや歌で表現している。本当に楽しくて心に響く作品だと思います。

木村 私はメリー・ポピンズの魔法って、いわゆるキラキラした魔法ではないと思うんです。誰しもが持っている、忘れかけたものを思い出させてくれる存在ではないかなと。だから何度見ても、その時々でいろいろな気づきがある作品なのかなと思います。

島田 まずは音楽が素晴らしいですよね。誰もが知っている曲がたくさんあって。それがついに舞台化されたと知りとても嬉しかったのですが、あの映像が舞台でどうなるのか、まったく想像がつかなかったんです。でもニューヨークで生の舞台を観た時に、「これはすごいものが出来ちゃった!」と大興奮をして。そんな作品の日本初演に携わらせていただき、本当にありがたいと思います。

鈴木 ディズニー作品というと王子様とお姫様が出て来て...というのが定番ではありますが、『メリー・ポピンズ』はまず人間ドラマがすごくしっかりしているんですよね。『レ・ミゼラブル』などを手がけられたサー・キャメロン・マッキントッシュが、これをミュージカル化したかった理由がものすごくわかる気がします。

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■ミュージカル『マタ・ハリ』特別連載 番外編■

日本版『マタ・ハリ』は大千秋楽を迎えましたが、3月にはそのオリジナルである韓国ミュージカル『マタ・ハリ』の映像上映会があります!
あの美しい音楽に、切ない物語に、"『マタ・ハリ』ロス"となっているファンの皆さん、ぜひこの機会をお見逃しなく。
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もともとミュージカル『マタ・ハリ』は2015年に韓国で初演された大作ミュージカル。2016年には韓国ミュージカル界の権威あるアワード「第5回イェグリンミュージカルアワード」で最高作品賞を含む3冠を達成した大ヒット作です。
この大ヒットを受け早くも2017年には脚本・演出を刷新し『マタ・ハリ SHE'S BACK!』として再演。初演時評判になったゴージャスさ、ドラマチックな骨子はそのままに、各登場人物の心情を掘り下げた内容となって、この再演版も人気を博しました。
日本版も、この再演版の脚本を基に作られていますが、その再演版の映像が、日本に初上陸します。

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