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世界中に熱狂的なファンを持つ『ブラスト!』。パーカッション、金管楽器を中心とした60種類の楽器を演奏するマーチングバンドと、フラッグやバトンを操るダンサーたちによって構成されたエンターテインメント集団です。

その魅力はコンサートとも違い、またミュージカルでもなく、まるで自分も参加しているような気分になる圧倒的な興奮に包まれる喜び。入団20年目を迎え、これまでブラストを牽引してきたパーカッショニストの石川直さんは「ホームパーティのよう」と表現してくれました。

日本には2003年に初上陸。毎回、テーマを変えて壮大なショーを繰り広げており、今年は、国境を越え、世代を超えて愛されているディズニーの名曲をひっさげた『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』を開催。7月10日より全国ツアーが開幕し、ますますの注目を集めています。

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8月20日(火)には、待望の東京公演がスタート。会場の東急シアターオーブは、小さなお子さん連れのファミリーから学生さん、若いカップル、熟年夫婦まで文字通り老若男女が集まり満員御礼。スペシャルサポーターとしてツアーを盛り上げてきた武田真治さんと小島瑠璃子さんも会場に駆けつけ、渋谷にブラストフィーバーが巻き起こりました。

楽曲は、不朽の名曲「星に願いを」を筆頭に、大ヒット作「美女と野獣」「アラジン」「リトル・マーメイド」「パイレーツ・オブ・カリビアン」のほか、昨年公開された「メリー・ポピンズ リターンズ」のテーマ曲。さらに「ジャングル・ブック」「ターザン」「ファンタジア」といったデイズニーファンにはたまらない名曲もしっかり盛り込まれたコアファンも大歓喜のラインナップです。

さて、幕開けは「星に願いを」をBGMに登場したバトンパフォーマーとともに。スクリーンに映る流れ星と戯れる姿はティンカーベルそのもの! 自由気ままにステージを駆け回り、バトンを魔法のステッキのごとく操りかざして観客を魔法の世界に誘っていきました。

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第一幕では9曲を披露。注目は1950年に公開された映画「シンデレラ」の挿入歌「夢はひそかに」です。近代的なアレンジで生まれ変わった楽曲に、ブラストの代名詞であるフラッグを使ったパフォーマンスは、まさに華麗の一言! 空中で優雅に翻るフラッグがやがて舞踏会で舞い踊る貴族たちのドレスのイメージと重なってくるから不思議です。

そんなスペクタクルに満ちた会場にドカンと衝撃が刺さるのが前半戦のクライマックス「Storm」。入団20年目を迎えるパーカッショニスト石川直さんたちによる、迫力に満ちたオリジナルメドレーです。

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スクリーンに映るのは降りしきる雨。そこに石川さんのカウベルが最初は静かにポツポツとリズムを刻み、徐々にリズミカルになり、やがて肉体の限界かと思われるまでたたましく鳴り響き、その間、神聖な時間が流れていきます。やがてメンバーが1人、2人と加わり、ステージいっぱいに伸びたドラムを一斉に打つ鳴らす圧巻のパフォーマンスが始まると、今度はあまりの迫力に脳が痺れだし、爽快感ときたら!

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第2幕のスタートは、現在、新作公開中の「ライオン・キング」のテーマ曲。サバンナをイメージしたセットに登場する金管楽器奏者たちのパフォーマンスは、ミュージカルさながらの楽しさ。シンバが登場するあの有名な一コマをトロンボーン奏者が「命」のポーズで登場したり、ウサギたちが岩間からぴょこぴょこと顔を出すシーンをトランペットで再現したり、ディズニーファンならずとも思わずクスリと笑ってしまう演出がいっぱいでした。

もちろん、演奏も超一流。魂が震える荘厳なメロディーが会場に響きわたると観客たちは自然にリズムを奏で、パフォーマーが客席後部から登場するやムードはすっかりカーニバル! ステージと会場の垣根を超えて大興奮に包まれました!

その他の楽曲もどこを切り取っても見所ばかり。「魔法使いの弟子」では、フルート奏者がミッキーマウスさながらに大立ち回りをしたり、「ラプソディー・イン・ブルー」はニューヨークの町並みを切り取ったようなモダンな演出にワクワク。リトルマーメイドでは深海を漂う魚になったようなロマンティックな演出にうっとりし、他にもコミカルなトランペットソロ、かっこいいドラム対決と、ここで書き尽くせないほどの次から次へと素晴らしいパフォーマンスが続きます。例えるなら、なかなか終わらないエレクトリカルパレードを目の前で見ているかのよう!

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そして、東京公演初日のアンコールには、スペシャルサポーターの武田真治さんがミュージシャンとして登場。オフィシャルTシャツをご自身でアレンジした上腕二頭筋をあらわにしたスタイルで高らかにサックスを響かせると興奮のボルテージは頂点に。いつもバラエティ番組で見せるお茶目な姿とは大違いなクールダンディな魅力を振りまいていました。

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その様子に、小島瑠璃子さんもうっとり。

小島「ただただかっこよかったですね〜。金管楽器の中にサックスがいらっしゃらないので、登場された時、雰囲気が変わってすごくかっこよかったです!」

武田「今回は、決められた尺の中で自由に演奏していいといっていただいたのでアレンジもさせてもらったんです。ただただ贅沢な時間でした」

こうして約2時間の公演が終了。世界で愛されるディズニーミュージックを近代的にアレンジした華やかなパフォーマンスに、子どもも大人も満面の笑みに。コンサートでもない、ミュージカルでもない、ブラストだけの華麗なエンターテインメントショーに、誰もが感無量の思いで会場を後にしていきました。

ちなみに、最後の最後までブラストのおもてなしは続き、ロビーには楽器を手にしたメンバーがお客さんと触れ合う姿を発見。「至れり尽くせりだな!」という声がどこからか聞こえてきて、思わず「ウンウン」とうなずいてしまった筆者でした。

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』東京公演は、東急シアターオーブにて9月1日(日)まで。その後、神奈川、兵庫、奈良、長崎、熊本、宮崎、鹿児島をめぐり、9月16日(月・祝)に福岡公演でフィナーレを迎えます。チケットはぴあにて好評発売中。

撮影・取材・文:浅水美保

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喜劇作家で演出家、オリジナルミュージカルも手がける鈴木聡と、ジャズピアニストで作曲家の鬼才・佐山雅弘。さらに主演の稲垣吾郎という三者三様の稀有な個性がタッグを組み、2012年から2年おきに、"大人のための上質なミュージカル"を世に送り出してきた<恋と音楽>シリーズ。


2018年に京都劇場で上演された『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』は、シリーズの決定版として大きな話題を呼びました。

その興奮もさめやらない今年、ついに東京・日本青年館ホールで上演されます。
ショウシーンを大幅にリニューアルして"東京版"ともいうべき〈ショウタイム〉を盛り込んだ内容に期待が高まります。

芝居と歌、そしてダンスで構成され、エンターテイメント性に満ちた本作の魅力は、等身大の登場人物が展開する、ほろ苦くもクスッと笑えるストーリーと、夜のバーや恋人の部屋でくつろぎながら聴くような、ジャジ―でウィットに富んだ楽曲の数々。

さらに安寿ミラ、北村岳子、中島亜梨沙という"稲垣を巡る女たち"の配役の妙など見どころ満載!

 

8月下旬の某日、その稽古場に潜入してきました!

  

 

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舞台は日本、海の見えるダイナー。モーテルも兼ねるこの店で、夏の終わりに1人の男・ジョージと、3人の女・ビビアン(安寿)ライザ(北村)ニーナ(中島)が出会います。彼女たちの名前は、ライザ・ミネリファンのオーナー"ライザ"が名付けたもの。

そしてジョージは誰かを待っている様子。一方の女たちも、それぞれに秘密があるようで......。

  

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この舞台のユニークなところは、芝居の1幕と2幕の間に<ショウタイム>があること。

昨年はミュージカル畑出身の女優陣に混じり、黒燕尾服をサラリと着こなし、自然体でスタンダードナンバーを歌う稲垣さんの姿を見て、改めて普遍的なエンターテインメントの素晴らしさを感じた人も多かったのではないでしょうか?

今年は昨年の上演後に急逝した佐山雅弘さんの遺志を受け継ぎ、息子でやはりジャズピアニストの佐山こうたさんが音楽監督とピアノを担当。

<ショウタイム>を10分拡大し、曲目も大幅に変更した点が注目ポイントです。

 

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稽古場に入ってまず目を惹くのが、左右に古き良きアメリカを思わせるダイナーのセット。

一段上がった後ろには、佐山こうた(ピアノ)、高橋香織(バイオリン)、バカボン鈴木(ベース)、三好"3吉"功郎(ギター)、仙波清彦(パーカッション)という、そうそうたるミュージシャンがスタンバイ。生演奏と合わせて稽古を進めています。

この日はまさに<ショウタイム>シーンの稽古。

まずはジミー・ジュフリーの名曲「フォー・ブラザーズ」に乗せて、1人の男と3人の女の、とある駆け引きが描かれます。

 

 

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ちなみに本作でいう"ショウ"とは、芝居部分の延長線上にあるもの。つまりジョージと女たちがキャラクターのまま名曲を歌い踊ります。

安寿さんたちが歌っているところを稲垣さんがダイナーのカウンターにもたれて見つめていたり、、、その表情は何を想っているのか......。うーん、気になります!

 

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「1幕の日が暮れたところで<ショウタイム>になるんですが、役のキャラクターが続いているので、ショウのシーンを見て『夜の間、こういうことがあったのかな』という風にとらえてもらってもいいですし、4人の関係のイメージとして受け取ってくれてもいい。さらにちょっとした表情や動きで、演じる僕自身の素の部分が重なって見えてくるのが、"ショウ"の面白いところ。いろんな楽しみ方をしてもらえれば」 と、稲垣さん。

 

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9月3日(火)にシアタークリエにてミュージカル『Little Women -若草物語-』が開幕します。

本作は、名作小説『若草物語』とその続編『続・若草物語』を下敷きにした作品で、2005年にブロードウェイで初演を迎えたミュージカル。今作では、主人公で次女のジョーを朝夏まなとさん、長女のメグを彩乃かなみさん、三女のベスを乃木坂46の井上小百合さん、四女のエイミーをフェアリーズの下村実生さんが演じます。翻訳は小山ゆうなさん、演出・訳詞は小林香さんが手掛けます。

→あらすじや配役はこちら

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▲(左から)ジョー(朝夏)、メグ(彩乃)、ベス(井上)、エイミー(下村)

げきぴあは、本格的な稽古が始まって2週間の稽古場に潜入。一幕の通し稽古を<前編><後編>にわけてレポートします!

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早速ですが、冒頭シーンから!

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▲(左から)ジョー(朝夏)とベア教授(宮原浩暢)

まず描かれるのは、ニューヨークの下宿にて出版社から22回目の「出版拒否」の手紙を受け取る19歳のジョー。ジョーは小説家という夢を持っていますが、なにやらうまくいかない様子です。そんな彼女をなんとか励まそうとするベア教授。しかし不器用ゆえにうまく伝わらず、何かと反発してしまうジョーなのです。この二人の会話から観客も一緒にジョーの物語の世界にいっきに引き込まれます。

ここで注目したいのは、ジョーが受け取る出版社からの手紙。そこには「あなたへのアドバイスは、故郷に帰って子供を産むことです」といったことが書かれています。

本作の舞台は1860年代のアメリカ。その時代はまだ女性が職業を持って働くことが稀でした。そんな時代背景の中で、小説家をめざして世の中に漕ぎ出そうと奮闘し、夢をつかんでいくジョー。そしてそんな彼女を理解し、愛し、支え合い、励まし合い、共に進んでいく姉妹や家族、友人、恋人たちの姿がたっぷり描かれる作品です!

というわけで、まずはマーチ家の四姉妹を紹介します!

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▲主人公ジョー役の朝夏さん。ジョーは、「マーチ家唯一の息子」と言われるほど活発で男勝り、そして大の空想好きという四姉妹の次女。宝塚歌劇団時代から"太陽の子"と呼ばれていた朝夏さんの、生来の明るさ、伸びやかなダンスと歌声、そして細くて長い手足が際立っていました!

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▲メグ役の彩乃かなみさん。四姉妹の中で一番美しく、貞淑な長女メグ。彩乃さんの柔らかな声、おっとりやさしい話し方に包み込まれるようで、つい側に行きたくなってしまうような、そんな素敵なお姉さんでした!

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▲ベス役の井上小百合さん。心やさしくピアノが好きな四姉妹の三女です。身体が弱くておとなしいけど、いつも姉妹を思っていること、一緒にいることを楽しんでいることは、温かに伝わってくるベスです。

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▲エイミー役の下村実生さん。おませでお洒落が好きな末っ子です。ジョーへの憧れ故に反発してしまうという複雑な気持ち、素直になれなさを、下村さんがかわいらしく表現していました。ちなみに下村さんはミュージカル初挑戦!

他にも、マーチ家の隣家に住む気難しいローレンスさん(村井國夫)とその孫ローリー(林翔太)や、ローリーの家庭教師ブルック先生(川久保拓司)、四姉妹の大おばで押しが強いマーチおばさん(久野綾希子)、ニューヨークでジョーと同じ下宿に住むベア教授(宮原浩暢)とその家主カーク夫人(久野綾希子※2役)、そして四姉妹のお母さま(香寿たつき)という、個性豊かな人たちが登場します。

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お母さまと四姉妹が揃ったマーチ家のワンシーン。この写真で家族の仲が伝わってきますね。家族は、牧師として南北戦争に従軍した父を待ちながら、慎ましくも明るく暮らしています。

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さてさて、時は戻って舞台は1863年(ニューヨークの場面の2年前)のマサチューセッツに。ここから2年間でマーチ家の四姉妹に起きるさまざまな出来事が、連なるように描かれていきます。

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▲まず最初、四姉妹の紹介とも言える場面は、ジョーが姉妹のために「オペラ風悲劇」を書き稽古しよう!と提案するシーン。外でいろんなことがあってしょんぼりしている3人ですが、ジョーのアイデアを聞いているうちにだんだんと目を輝かせていくシーンです(といってもお芝居の内容は「二回の大量虐殺に仮面舞踏会」というなかなかのものですが(笑))。姉妹がジョーの提案に乗ってどんどん楽しくなっていく感じは、観ているこちらも笑顔になるものでした。

⑫.jpg▲「何が起こっても私たちはマーチ家の四姉妹のままだって約束しましょう!永遠に!」「永遠に!」という誓いが4人の絆を象徴している『Our Finest Dreams』は、四姉妹のハーモニーが素敵!聴いていると、4人それぞれが違う人間であること、だけど姉妹であることを感じることができるメロディなんです。期待してほしい!

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▲妹の願いを叶えたくて、お向かいのローレンスさんの庭のモミの木を勝手に切ってくるジョー。当然のことながらローレンスさんに(お母さまにも)怒られます。

このとき、姉妹はローレンスの孫・ローリーと初めて会います。彼はやがて姉妹の"5人目のきょうだい"となる存在。怒るおじいさんについて来て、ジョーに「大胆ですごい!」と言えちゃうローリー。のちに親友となるジョーの破天荒な行動にも興味津々のようで、この登場だけで彼のキャラクターが伝わってきます。

次は......もりだくさんなので<後編>に続きます!

『Little Women -若草物語-』は9月3日(火)から25日(水)まで東京・シアタークリエにて上演後、愛知、福岡を巡演。

U-25チケットも取り扱い中!

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長年にわたり、テレビで観ない日はないほどの活躍を続けているウッチャンナンチャンの内村光良さん。内村さんが年に一度、「自分のやりたいことだけ」を披露する『内村文化祭』が今年で3年めを迎えます。今年は大好きな街、三軒茶屋にある昭和女子大学人見記念講堂での公演、題して『内村文化祭'19 三茶』。まさにその稽古に入ろうとする内村光良さんにお話を伺いました。

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――『内村文化祭』が今年で3年めを数えます。今回はステージも大きくなり、参加する人数も増えるそうですね。

「毎年、この1年で経験したこと、体験したことを元に自分がやりたいことをやる、という原則はまったく変わっていません。ただ、ショートコントが多くあった最初の頃に比べて、ステージの大きさに合わせるように演劇だとかショーに近くなっている感じがします。ですので今回、赤字覚悟でダンサーも増やしました(笑)」

――今回はどんなものが観られそうか、少しだけ教えていただくことはできますか?

「まず、10分ちょっとのミュージカルのようなものがあります。病院を舞台にした、全員参加のミュージカルコントです」

――大作! 文化祭の準備は、いつ頃からはじめるんですか?

「だいたい春くらいですね。今年だと5月くらいから台本を少しずつ書きはじめました」

――台本自体、内村さんご自身が書かれているんですか?

「今回は、ほぼ私です。1本だけ、あんちゃん(放送作家・内村宏幸氏)が書くのがありますけど、まだ書いてきてないですね。私はまじめなので、ちゃんと全部書きあげてます(笑)」

――では、他の演目もおおよそ決まっているわけですね。気になるのは、過去2回登場したご当地ソングの名手・丸山けんじさん(内村扮するムード歌謡歌手のキャラクター)が今回も出るのか、ですが......。

「今回は残念ながら丸山けんじが出ないんですけども、弟の丸山ちはるというのが出ます。またちょっと兄とは歌のジャンルが違いまして、電車ソングを2曲歌います。お楽しみに。ははははは!」

――それは楽しみです! 恒例のシリーズといえば、内村さんが息子さんの言動を完コピするというかわいくも面白いコーナーがありますね。

「息子シリーズはひとつのコントとしてではなく、漫談の中に登場します。やっぱり息子もだんだん成長して知恵がついていくので、驚くようなことが減ってくるんですよね。......いや、あるにはあるんですが、ここ最近は『うんち』しか言わない時期に突入してしまったので(笑)」

――なるほど(笑)。

「今回はステージが広いこともあって、全体を通して歌と踊りが多いですね。あ、あとアクションがありますよ。仮面ライダーのパロディをやります。仮面ライダーじゃないけど、仮面おじさんみたいなもの。ふふふ。ヒーローものです」

――なぜ、仮面ライダーを?

「息子がいま、『仮面ライダージオウ』を大好きで。じゃあ私が仮面ライダーみたいなヒーローになろう、と」

――かっこいい。文化祭の演目は、お子さんの影響も大きいんですね。

「そうですね。一緒に観てますから、いま私仮面ライダーに詳しいですよ」

――今年もバラエティに富んだ演目が観られそうですね。昨年、一昨年の紅白歌合戦の司会でも内村さんが踊ったりコントをしたりと八面六臂の活躍をされていて、『内村文化祭』の賑やかさを思い出しました。

「いやいや、あれはやはり歌手のみなさんが素晴らしいわけですから、ぜんぜん違いますけど。ただ、去年の紅白であいみょんを観ましたんで、今回もしうまくいったらあいみょんをやりたいな、と密かに狙っています(笑)まだ、やるかわからないですけど。」

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いまだに難しい

『なつぞら』のナレーション

――内村さんのこの1年というと、『なつぞら』のナレーションも大きいのではないでしょうか?

「『なつぞら』は修行ですね。ほんっとに難しいです。ちょうど昨日も収録してきましたけども。ナレーションって、実はキャストの皆さんが撮影をぜんぶ終えても、まだ終わらないんですよ。実は私がいちばん最後まで『なつぞら』に関わることになる。ひとり孤独な戦いをブースでやっております」

――どのあたりがいちばん難しい部分ですか?

「ただの語りてとは違って、なつの父親という役もありますから。娘に語りかけるときもあれば、アニメの内容を説明するときもある。どちらにも寄り添って、成立させなくてはいけない」

――状況によって声を使い分けなくてはいけない。

「皆さんのお芝居の邪魔をしてはいけないですし、15分の物語を私の声でマイナスにしてはいけない、プラスにしなくてはいけないというのがありますし。こないだ、急に『歌う』という指示があってびっくりしました(笑)」

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年に一度、自分の趣味を

そのまま出す場所

――今回の文化祭には、芸人さんもたくさん参加されますね。ニッチェ、パーパー、きしたかのの3組。

「ニッチェは歌がうまいので抜擢しました。きしたかのは大抜擢ですね。今回、きしたかのにかかっていると言っても過言ではない。きしたかの文化祭です(笑)」

――まさに大抜擢! 芸人の皆さんはどのように選ばれたんでしょうか?

「ニッチェは前から知っていましたけど、パーパーときしたかのは『そろそろ にちようチャップリン』(テレビ東京)で知りました。今回の経験が肥やしになってくれればうれしいですね」

――『〜チャップリン』で若手の方たちのネタを見るのは、やはり刺激になりますか?

「もちろんそうですね。うちらの時代とは設定からして違うし、もうレベルが違うんですよ。みんな本当にうまい。だからそれはもう刺激になります。たとえばインポッシブルなんて、やりたい放題で突き抜けている。お客さんがついてこなくても関係なくやってる、ああいうところが好きです。ネルソンズの体当たりぶりもいいですし。やさしいズは今までにない感じのコントだし、かが屋も新しいですし。若手のネタは面白いですねえ」

――そういう刺激が『内村文化祭』への原動力になっている部分も?

「それはもう、十分にありますね」

――とはいえ、『内村文化祭』では2時間近く、ほぼ出ずっぱりでコントや歌、ダンスを披露されるわけで、稽古も1か月近くみっちりなさると聞いています。かなりの覚悟と労力をかけて取り組まれていると思うのですが。

「やっぱり......どこか、狂った部分を出したいというのがあるんでしょうね。テレビでは司会が多いので、演者として溜まっているものを年に1度出しておかないと。もちろん『LIFE』(NHK)はありますが、スタジオコントとはまた違う、自分の趣味をそのまま出す機会はやはりここなんですよ。たとえば劇団☆新感線を観てそれを一人で再現したり、木村多江さんの『春興鏡獅子』を観てそのままやるってテレビではやはりできませんから。演目もバラバラで、構成もつぎはぎだらけですけど、本当に毎年その1年の経験をもとに自分がやりたいことだけをつめこんでいる。この楽しさは格別なものです」

――お話を伺うと、今年ももちろん楽しみですし、気が早いですが、来年も期待してしまいます。

「もちろん、来年もできたらいいなあとは思っていますけど、今回のライブが終わってから自分が何を経験するかによりますね。来年はきっと、東京オリンピック関係をやりたがるんじゃないでしょうか。表彰台のパロディとか、体操の着地の瞬間とかね」

取材・文/釣木文恵

撮影/イシイノブミ


『内村文化祭'19 三茶』
2019年8月28日(水)~8月29日(木)
昭和女子大学 人見記念講堂
[出演]内村光良 / 桜井日奈子 / ニッチェ / せとたけお / パーパー / きしたかの / 内村ダンサーズ


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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.9■
 
 
昨年日本初演され、その濃密な世界観と美しい音楽でたちまち話題となり、多くの熱狂的ファンを生み出したミュージカル『SMOKE』
20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされたミュージカルで、たった3人のキャストが、ミステリアスで奥深い世界を作り上げていきます。

初演から1年で早くも再演となった『SMOKE』ですが、今年は6月の池袋・東京芸術劇場バージョンを経て、初演の地・浅草九劇の〈ORIGINAL CAST〉バージョンが現在好評上演中!

浅草九劇の〈ORIGINAL CAST〉バージョンは、3つの役どころそれぞれがトリプルキャストです。
」...大山真志、日野真一郎、木暮真一郎
」...大山真志、日野真一郎、木内健人
」...池田有希子、高垣彩陽、元榮菜摘
※初演で「海」を演じた大山さんと、「超」を演じた日野さんは、今回は「海」「超」の二役を演じます


濃厚な三人芝居を、その日ごとのキャストが魂を叩きつけるように熱演している九劇版『SMOKE』。
そんな皆さんの開幕後のリアルな心境や、ちょっと突っ込んだ内容をお伺いしたく、インタビューを数回にわけてお届け中。

初演は「海」をシングルキャストで演じ、今回は「海」と「超」の二役に挑戦中の大山真志さんをホストに、出演者の皆さんの現在の心境、作品に対する思いなどをお伺いする通称「真志の部屋」、第3弾は木暮真一郎さんとの対談です。

初演は「海」を演じ、現在は「海」「超」の二役を演じている大山さん、初演・再演をとおし「超」のみを担っている唯一の存在である木暮さん。お互いへの信頼が伝わる、興味深い内容のインタビューとなりました!

▽ 大山真志(海)SMOKE2019-09-01_9198.JPG

▽ 木暮真一郎(超)SMOKE2019-09-02_8980.JPG

 

◆ about『SMOKE』 ◆

李箱(イ・サン)の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、その詩のみならず彼の人生やその他の作品群の要素も盛り込み作られたミュージカル。
イ・サンは、才気ほとばしる作風が讃えられる一方で、その独自性と難解さゆえに酷評もされた、両極端の天才詩人。結核をわずらった後、日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で27歳の若さで亡くなります。

このミュージカルでは、彼の精神世界を謎めいた筆致で描き、誰も想像できなかった物語が繰り広げられます。
登場人物は、
 詩を書く男「(チョ)」、
 海を描く者「(ヘ)」、
 心を覗く者「(ホン)」
の3名のみ。 俳優の実力も問われる、スリリングな作品です。


★インタビュー中、一部ストーリーの展開に触れています。ご注意ください。
 

大山真志木暮真一郎 INTERVIEW ◆

 

●上演回によって印象が変わる『SMOKE』。まずはこの日の公演の感想戦から...

 
―― 今日の大山さんの「海」はちょっと大人っぽくみえました。
※このインタビューは木暮超、大山海、池田紅の組みあわせの公演後に行われました。

大山「ああ、そうです、そうです」


―― それは今日の気持ちですか? それとも木暮さんの「超」や池田さんの「紅」との相性ですか?

大山「昨日も同じチームだったんですよ。昨日はもうちょっと大人っぽく作って、今日はそれよりは少し幼く「海」を作ったんですが。ありがたいことに、この連載で共演のみんなとマンツーマンでじっくりお話できる時間が増えたことで、自分でも改めて考えるきっかけになっています。今日もこぐ超(=木暮)の「超」とだったら、ゆっこさん(=池田有希子)の「紅」とだったら、こういう方向でもいけるんじゃないかな? ってところからスタートした「海」でした。...昨日はもうちょっと、(超と海が)友だちっぽかったよね」

木暮「そうですね。でも僕はマーシーさん(=大山)をめちゃくちゃ信頼していて。なんといっても去年の初演をシングルキャストで「海」を演じていらした、"大きな幹" 感がすごくあって。もう、何千年の大木だ!? みたいな(笑)。ついつい甘えちゃうんです。だからそれが出ちゃって、マーシーさんの「海」の前だと余計に自分の「超」は若くなってしまう。昨日はそれで、若くなりすぎてしまったところがあったので、今日はもうすこし「超」として「海」を引っ張ろうとしました」
 
 
―― ただ、その木暮さんの「超」の、ちょっと若く見えるところから、逆にピンと張り詰めた危うさも感じます。ほかのふたりの「超」とも全然違って面白い。...ところで普段から大山さんは木暮さんのことを「こぐ超」って呼んでいるんですか?

大山「そうです。超はもちろん役名の「超」です」
 
 
―― この作品を卒業しても大山さんは木暮さんをその呼び名で呼ぶんでしょうね、まさに出会いの作品ですね。

大山「そうでしょうね~」

木暮「ふふふ(笑)」

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▽ 大山真志(海)SMOKE2019-09-11_9201.JPG

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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.8■
 
 
昨年日本初演され、その濃密な世界観と美しい音楽でたちまち話題となり、多くの熱狂的ファンを生み出したミュージカル『SMOKE』
20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされたミュージカルで、たった3人のキャストが、ミステリアスで奥深い世界を作り上げていきます。

初演から1年で早くも再演となった『SMOKE』ですが、今年は6月の池袋・東京芸術劇場バージョンを経て、いよいよ7月25日に初演の地・浅草九劇の〈ORIGINAL CAST〉バージョンが開幕しました!

浅草九劇の〈ORIGINAL CAST〉バージョンは、3つの役どころそれぞれがトリプルキャストです。
」...大山真志、日野真一郎、木暮真一郎
」...大山真志、日野真一郎、木内健人
」...池田有希子、高垣彩陽、元榮菜摘
※初演で「海」を演じた大山さんと、「超」を演じた日野さんは、今回は「海」「超」の二役を演じます


濃厚な三人芝居を、その日ごとのキャストが魂を叩きつけるように熱演している九劇版『SMOKE』。
そんな皆さんの開幕後のリアルな心境や、ちょっと突っ込んだ内容をお伺いしたく、インタビューを数回にわけてお届け!

初演は「海」をシングルキャストで演じ、今回は「海」と「超」の二役に挑戦中の大山真志さんをホストに、出演者の皆さんの現在の心境、作品に対する思いなどをお伺いする通称「真志の部屋」、第2弾は日野真一郎さんとの対談です。

2019年バージョンでは「海」と「超」の二役に挑戦しているふたりの、ディープな対談をどうぞ!

▽ 大山真志(超)、日野真一郎(海)SMOKE2019-08-01IMG_8388.JPG

▽ 日野真一郎(超)、大山真志(海)SMOKE2019-08-02_9129.JPG

 

◆ about『SMOKE』 ◆

李箱(イ・サン)の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、その詩のみならず彼の人生やその他の作品群の要素も盛り込み作られたミュージカル。
イ・サンは、才気ほとばしる作風が讃えられる一方で、その独自性と難解さゆえに酷評もされた、両極端の天才詩人。結核をわずらった後、日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で27歳の若さで亡くなります。

このミュージカルでは、彼の精神世界を謎めいた筆致で描き、誰も想像できなかった物語が繰り広げられます。
登場人物は、
 詩を書く男「(チョ)」、
 海を描く者「(ヘ)」、
 心を覗く者「(ホン)」
の3名のみ。 俳優の実力も問われる、スリリングな作品です。


★インタビュー中、一部ストーリーの展開に触れています。ご注意ください。
 

大山真志日野真一郎 INTERVIEW ◆

 

●「超」と「海」、どっちが大変?

 
―― 初演は大山さんが「海」、日野さんが「超」を演じ、この再演ではふたりとも「海」と「超」の二役に挑戦しています。おふたりの対談は初演の時にもやっていて、その時も「大変な作品」とお話していたかと思いますが、大変さが2倍になったのでは。

大山「ひとつ言っていい?......「思い知ったか」って思ってるよ(笑)。キツイよね!? 「海」やったあとって、プール上がったあとの感覚に似ているよね、小学校とか中学校の」

日野「本当にそう思う...」
※このインタビューは日野さんが「海」、大山さんが「超」をやった公演のあとに実施しました
 
 
――「海」の方が大変ですか?

大山「百倍くらい大変!」

日野「俺は...体力的には「海」の方が大変だけど、精神的にキツイのは「超」だな。「超」をやるとちょっと病んじゃうもん...。苦しみや苦痛を全部背負っているから。俺の「超」の作り方が特にそうなんだと思う」

大山「まじかー。ちょっと意外」

日野「もちろん「海」は出ずっぱりで、そういう意味では大変なんだけどね。「超」は、ひきずる。家に帰っても「はぁ...」ってなっちゃう」

大山「俺の場合は、俺の「海」の作り方かもしれないけれど、結局「超」も全部「海」なわけで。だから、「全部自分のせいだ」って背負い込むのが「海」だと思っていたから。やっているときの精神面では、そこが一番くるかな。あと「超」は「紅」に甘えられるところは甘えられるってのもある」
 
 
―― 日野さんは二役やるのは初めてですか?

日野「初めてです」
 
 
―― 楽しいですか?大変ですか?

日野「いや、今は楽しいです。でも稽古中は僕、本当に毎日 "プール上がり" でしたね(笑)。もちろん、一度「超」をやっていたので、初めて作品に挑むよりは免疫はついていたと思うんですが。でも最初に「海」をやっていたほうが、理解するのは早かったのかな。どうなんだろう(笑)」

大山「どうだろうね。ただ俺は、いま「超」をやっていて、「海」の時に思い描いていた、こうであってほしい「超」像を演じている感じなの。そういうところない? 自分の思い描いていた「海」像を投影してやっている、みたいな」

日野「あー、なるほどね。どうかなあ...。でも自分が二役やることで、「こういえば刺さるな」「こう言えば超はなびくな」というのがわかる。二役やる良さはそういうところにあるなと思います。前回「超」だけをやってた時は、あくまでも「超」としてしか反応していなかったから。逆に言えば、あの時のこの言い方ではたぶん「海」には伝わってなかったな、とか、けっこうある。今回はそこをなくしてやれていると思う。でも相手によっても、日によっても違うから、毎日同じ言い方をしてももちろんダメだし。ただ、根本的なものがわかれば、それをベースに「今日はこっちの方向でいってみよう」とか、そういうセッションが出来ますよね。だからいま、二役やれてすごく楽しいです」
 
 
―― 大山さんは逆に、前回はシングルキャストで「海」をやっていらした。俺だけの「海」だったのに...みたいなところはないでしょうか(笑)。

日野「いやあるよ、絶対あるでしょ(笑)!」

大山「あーーー...、でも今回「海」役が3人になりましたが、それこそひとりでやっていた時は、作品自体を俯瞰的に見れなかったんですよね。そういう意味でも作品への向き合い方が変わったし、今回、ひとのやる「海」を見て、やっぱり自分にないものや表現方法を学べてよかった。...悔しいと言えば悔しいですけどね(笑)! でも、今回の37公演、シングルでやれって言われたら「無理です!」って言うと思う(笑)」
 
 
―― でも前回、全36公演をひとりでやっているじゃないですか。

大山「いや、これは正直、いまだから言える話ですけど、15公演目くらいで「死のう」って思いました(笑)」

日野「ははは! 頑張ったよね~」

大山「本当にもう辛くて。体力的はぜんぜん大丈夫だし、俺、たぶん風邪ひいても、明日死ぬような病気だったとしても『SMOKE』は絶対やるって言ってると思うんですけど。でものど的に辛かった...。前回は正直、自分ののどが持つか、持たないかってところで戦っちゃっていた部分がある。これだけたくさんの人に来ていただいて、しかもすごく作品を愛してくださるお客さまが多く、この劇場で同じ時間を共有したいと思ってくださっている方たちに対して、その状況が申し訳なくて。今回は1日1公演全力投球でお客さまと向き合ってやれている、見ている方の心に響くか、響かないかってところで勝負できている。役者として幸せなことだと思いながらやっています」

日野「いやー本当、よくやったよね、ひとりで。えらかったよねー。だってこの前、「本番を初めて観る」って言ってて! 今までいっぱい機会あったじゃんって言ったら「シングルだったから、観れなかったんだよ...」って」

大山「そうなんです。初めて客席から『SMOKE』を観て、楽しい~!って思いながら(笑)」
 
 
―― どうでしたか? 初めて観た『SMOKE』の感想は。

大山「あの...人がのたうちまわってる姿って楽しいなって思いました(笑)」

日野「わははは!」

大山「でもその姿に心打たれるんだよ。伝えたいことがあるじゃない、やっぱり。大劇場の良さもあるけれど、この(浅草九劇の)距離だから伝えられるものがある。本気でもがき苦しんでいる人間の姿を伝えられるって、なかなか贅沢な空間だなって思いました」

日野「みんな全力でやってるから、伝わるものがあるんだよね」

大山「あとは、お客さんがどこで何を感じ取っているのか、というのは、やっぱり演じている側では把握しきれていない部分もあって。それを肌で感じて、感動しました。嬉しかった」
 
 
―― 前回やっていた大山「海」、あるいは日野「超」に影響されちゃったり、引っ張られちゃったりする部分はないですか?

大山「芝居はあまりないけど...歌が(笑)!」

日野「そうだね(笑)」

大山「前回やってた譜割と今回の譜割が実はちょっと違っていて、これは前回のインタビューでもお話したのですが、前回歌っていた「海」のメロディは実は「超」のメロディだったりするので。それをオリジナルのパターンに戻した今回、もう、ぐちゃぐちゃになっちゃって...」

日野「自分のパートがわからなくなったり、同じ歌でも(役によって)歌詞が違うので、混乱する(笑)」

大山「相手のセリフ言っちゃったり。そこは大変でした(笑)」

▽ 大山真志(超)、日野真一郎(海) SMOKE2019-08-21_8163.JPG

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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.7■
 
【開幕ニュース】

ミュージカル『SMOKE』が7月25日(木)、東京・浅草九劇で開幕する。3人の俳優のみで、ひとりの天才詩人の苦悩と葛藤をドラマチックに描き出すミュージカル。昨年日本初演され、その濃密な世界がまたたく間に話題となったが、今年は6月の池袋・東京芸術劇場バージョンに続き、初演の地・浅草九劇に再登場。大山真志、日野真一郎ら日本オリジナルキャストを中心とした若手実力派俳優たちが、魂の叫びを聴かせる。7月23日に行われた最終稽古及びプレビュー公演を取材した。SMOKE2019-07-01_8338.JPGSMOKE2019-07-02_8795.JPGSMOKE2019-07-03_9405.JPG


物語は、20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされた内容。「海へ行きたい、その資金を手に入れたい」とふたりの青年・超(チョ)と海(ヘ)が、三越デパートの令嬢だという紅(ホン)を誘拐してくるところから始まる。ミステリアスな物語はやがて、自分の才能に絶望し、苦悩し、その中でもひと筋の光を掴もうとするひとりの天才詩人の内面を描き出していく......。予想もつかない方向へ物語が転がる面白さに加え、すべてが明かされるわけではない余白もあり、その奥深さが中毒者が続出する要因のひとつでもある。

チケット情報はこちらefbc27f3055becfc0c7d47f4c49a3760d8c2fa92.jpg

左から:ドンヒョン(BOYFRIEND)、キム・ヨンソク(CROSS GENE)、山本裕典、キム・キュジョン(SS501)、ミヌ(BOYFRIEND)

「世界で一番幸せなミュージカル【マイ・バケットリスト Season5】」日韓混合キャストが自分らしい役柄の魅力を語る

8/9(金)〜8/19(月)にかけて浅草花劇場にて上演が決定している感動の名作、韓国発ヒューマンバディミュージカル【マイ・バケットリスト Season5】。この物語は不良少年カングと余命宣告された少年ヘギが出会い、ヘギの死ぬまでにやりたい100個のバケットリストを二人で埋めていく感動のストーリー。

この公演に先駆けて、8/5(月)に東京都渋谷区のラパン・エ・アロにて制作発表が行われた。制作発表にはカング役の山本裕典、ドンヒョン(元BOYFRIEND)、キム・ヨンソク(CROSS GENE)、ヘギ役のキム・キュジョン(SS501)、ミヌ(元BOYFRIEND)が登壇した。本作品への意気込みや自分のバケットリスト、稽古中のエピソードを語ってくれた。

―Q. キャスティングされた時の気持ちや出演を決めたきっかけを教えてください。

ドンヒョン「このような素敵な作品にまた出演できることになって嬉しかったです。今回は2回目なんです!すごいでしょ?笑」

キム・ヨンソク「今回はSeason5で出演も5回目になりますが、レジェンドとして、そして振付指導としても関わることができて嬉しいです。今までカング役もヘギ役も両方演じたので、これからは一人芝居もできるかもしれません(笑)」

山本裕典「お話をいただいて出演を決めかねている段階で前回のSeason4を見に行きました。最初ミュージカルだとは聞いておらず二人芝居だと聞いていたので、歌があるとわかって正直断ろうと思っていました。でもとても感動して泣いてしまい、歌や踊りのハードルはあるものの、それを乗り越えてでもこの作品に触れてみたいと思いオファーを受けました。」

キム・キュジョン「元々韓国でもとても好きなミュージカルだったので、それを日本語で演じることができてとても嬉しかったです。前回初めて出演したのですが、とても幸せな時間でした。だから今回も喜んで出演を決めました。今韓国でも舞台や映画を控えているのですが、マイ・バケットリストが今僕の心の中では一番です。今回も頑張ろうと思って日本に来ました。」

ミヌ「(この作品には)ドンヒョンさんが前回出ていて、今回僕を推薦してくれて出演することになったので、とても嬉しいですし光栄です。そして、メンバー同士でリーダーのドンヒョンさんと演じることができるので、素敵な思い出になると思いますし、すごく安心しています。」

―Q. マイ・バケットリストにちなんで、皆さんの死ぬまでにやっておきたいことは何ですか?

ドンヒョン「僕は今みたいに死ぬまで元気に過ごしたいです。(今ダイエット中でお腹が空いてるから元気がないんじゃない?と山本裕典に言われると)元気はまだあります!大丈夫です!」

キム・ヨンソク「これからのマイ・バケットリストも全部出演してみたいです。できるかな?笑 それと、カフェとかを作りたいと思っています。皆さん来てくれますよね?」

山本裕典「結婚してみたいですね。子供が大好きですし、僕も32なのでそろそろかなとは考えています。」

キム・キュジョン「僕は年取った時にドラマに出てくるような深夜食堂を開きたいです。ドラマを見ていると若い人や年上の方色んな方の人生が描かれているので、面白いと思いました。料理も好きなので。」

ミヌ「僕はあまり人がいない島に行ってそこで家を作って、釣りをしてそれを食べたりするような、のんびりとした生活をしてみたいです。」

ドンヒョン「今実は海の前でカフェをやっています。場所は僕のInstagramをチェックして下さい!笑」

ーQ. 自分の演じる役に優しいヘギ、強いカングのようにタイトルをつけて、他の人とはこういうところが違う、こういうところを見て欲しいというポイントを教えてください。

ドンヒョン「日本語が上手なカング。前回は初めての日本語での演技だったので、エネルギーで押し切ったようなかんじでした。今回はイントネーションや発音も頑張りたいと思うので、日本語が上手いカングです。」

キム・ヨンソク「ヨンソクといえばカング。これまで全て出演しているので、ヨンソクと言えばマイ・バケットリストだと言われるようになりたいです。僕を見て後輩や先輩の方々もマイバケをやりたいと言ってもらえたら嬉しいです。」

山本裕典「スパイスのカング。マイ・バケットリストという作品は既に5回目なので、物語としてかなり出来上がっているのですが、あえてそれを壊して新しいマイ・バケットリストを作っていきたいと思っています。」

キム・キュジョン「今のヘギ。Season4が終わってから台本を読んでいた時に、ヘギは毎日がとても大切な人だと思いました。公演の時も瞬間瞬間を大切にしていきたいと思っています。」

ミヌ「僕は他のキャスト全員が年上なので、ギャップがあるヘギ。普段は弟キャラですが、微笑みの裏では傷を持っているような人です。感情的になるシーンではその前の姿があるからこそ、感情がもっと強く伝わってくるようなギャップがあるヘギにしたいと思います。」

―Q. キム・ヨンソクさんに、今回振付指導をするにあたり、振付はどのような雰囲気で指導していますか?また、覚えるのが早い方や逆に遅い方が誰かも聞かせてください。

キム・ヨンソク「基本は優しく、ミュージカルは歌と振付もストーリーのうちなので、たまに厳しく指導することもありますが、親切な指導者になりたいですね。振付を覚えるのは山本さんが遅いです!笑 ミュージカルもダンスも初めてだったこともあると思います。」

ドンヒョン「でも僕から見ると山本さんは歌も振り付けも上手いと思います。練習する時にクローズZEROの映画のように演技しているので、かっこいいと思いました。」

キム・ヨンソク「僕もこういうカングもいるんだなと、新鮮に感じました。」

山本裕典「でも振付ダメなんでしょ俺?笑」

キム・ヨンソク「カングとしては完璧だけど、覚えるのは少し遅いです!笑 一番早いのはミヌでした。韓国で動画を撮って日本にいたミヌに送ったのですが、すぐ覚えて踊れるようになっていました。」

ミヌ「マイバケが初めてなので、頑張らないといけないと思って頑張って覚えました。」

キム・キュジョン「ヨンソクは忙しい中でも時間を作ってくれて指導してくれました。振り付けだけではなく、ヨンソクはヘギ役も経験しているので、ヘギはこんな人だよと前回は演技も教えてくれました。」

―Q. 最後に、いよいよ今週から始まる公演に向けて一言ずつお願いします。

ドンヒョン「今日は暑い中ここまで来てくださりありがとうございます。今回の舞台もたくさん期待してください。」

キム・ヨンソク「Season5もみんなと一緒に全力で頑張りたいと思います!」

山本裕典「きっと本番中も色んなことがたくさん起きると思いますが、僕らのチームワークを見せて、お客さんに泣いて笑って帰っていただきたいと思います。」

キム・キュジョン「世界で一番幸せなミュージカル【マイ・バケットリスト】を、最後までよろしくお願い致します!」

ミヌ「色んな組み合わせがあり、カングとヘギそれぞれの色んな魅力が見られると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。」

質疑応答の後には、タイトルでもある劇中歌「マイ・バケットリスト」の息のあったステージを5人で披露。

この作品の経験者も初めてのキャストもいる中で一人一人が様々な思いで演じるカングとヘギは、毎回見どころで溢れそうな作品になりそうだ。日韓合同キャストによる友情から生まれる最高の感動のミュージカル『マイ・バケットリスト』、ぜひお楽しみに!

◆公演概要◆

【タイトル】ミュージカル「マイ・バケットリスト Season5」

【日程】2019年8月9日(金)~ 8月19日(月)

【会場】浅草花劇場(東京都台東区浅草2-28-1)

特設サイト http://r-t.jp/mybucketlist

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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.6■
 
 
昨年日本初演され、その濃密な世界観と美しい音楽でたちまち話題となり、多くの熱狂的ファンを生み出したミュージカル『SMOKE』
20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされたミュージカルで、たった3人のキャストが、ミステリアスで奥深い世界を作り上げていきます。

初演から1年で早くも再演となった『SMOKE』ですが、今年は6月の池袋・東京芸術劇場バージョンを経て、いよいよ7月25日に初演の地・浅草九劇の〈ORIGINAL CAST〉バージョンが開幕しました!

浅草九劇の〈ORIGINAL CAST〉バージョンは、3つの役どころそれぞれがトリプルキャストです。
」...大山真志、日野真一郎、木暮真一郎
」...大山真志、日野真一郎、木内健人
」...池田有希子、高垣彩陽、元榮菜摘
※初演で「海」を演じた大山さんと、「超」を演じた日野さんは、今回は「海」「超」の二役を演じます


濃厚な三人芝居を、その日ごとのキャストが魂を叩きつけるように熱演している九劇版『SMOKE』。
そんな皆さんの開幕後のリアルな心境や、ちょっと突っ込んだ内容をお伺いしたく、インタビューを数回にわけてお届け!

初演は「海」をシングルキャストで演じ、今回は「海」と「超」の二役に挑戦中の大山真志さんをホストに、出演者の皆さんの現在の心境、作品に対する思いなどをお伺いしていきます。

▽ 大山真志(海)smoke6-01IMG_9484.JPG


シリーズ初回は大山真志さんと「紅」役の池田有希子さんの対談です。
満席の客席の中、大盛り上がりに盛り上がった公演直後にお話を伺いました。

▽ 池田有希子(紅)smoke6-02_8222.JPG

 

◆ about『SMOKE』 ◆

李箱(イ・サン)の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、その詩のみならず彼の人生やその他の作品群の要素も盛り込み作られたミュージカル。
イ・サンは、才気ほとばしる作風が讃えられる一方で、その独自性と難解さゆえに酷評もされた、両極端の天才詩人。結核をわずらった後、日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で27歳の若さで亡くなります。

このミュージカルでは、彼の精神世界を謎めいた筆致で描き、誰も想像できなかった物語が繰り広げられます。
登場人物は、
 詩を書く男「(チョ)」、
 海を描く者「(ヘ)」、
 心を覗く者「(ホン)」
の3名のみ。 俳優の実力も問われる、スリリングな作品です。


★インタビュー中、一部ストーリーの展開に触れています。ご注意ください。
 

大山真志池田有希子 INTERVIEW ◆

 

●再演は「やりたくて仕方なかった」

 
―― おふたりは昨年の初演にも出ていた、いわば日本のオリジナルキャストですね。1年ぶりの『SMOKE』が開幕したばかりですが、まずこの再演に際しての心境は?

池田「(食い気味に)心待ちにしていました!」

大山「(笑)。俺もめちゃめちゃ、やりたくて仕方なかったですよ」

池田「この作品って、全員が、全身全霊すべて使って使って使いきるんです。満身創痍になって「もう動けない!」ってところに到達して、初めて得られるものがある。作品の構造上、どん底に到達するしかない。でもそこから上がるんです。落ちるところまで落ちたら、もう蹴りあがるしかなくて...それが最終的に多幸感に満ち溢れているんです。私たちが上がることで、観ているお客さんの気持ちも上がってくれる」

大山「そうですね」

池田「私たち、お客さまと役者との "共犯関係" ってよく言っているんですが。その関係が密になればなるほど、最後に到達できる空があります。良く書けている脚本ですし、こんな素晴らしい作品に出演できるってことは、私たち役者にとっての贈り物です。『SMOKE』は特別。だからこそ今回の再演もすごく楽しみにしていました」
 
 
―― 『SMOKE』の何がそんなに、特別なんでしょう。

大山「飾らなくていいんですよね」

池田「"マッパ" です」

大山「そうですね。僕らよく話しているんですが、真っ裸にならないと嘘になる。もともと舞台芸術って、嘘のものを本物に見せるものなんですが、でもこれはそうじゃない...もう、僕ら自身が丸裸にならなきゃいけないんです」

池田「お芝居って、自分ではない入れ物(役)を借りてやっているのに、やっぱり "自分" を使わないとダメなんです。この作品で描かれている李箱は芸術家であって、そこは我々も同じ(俳優という芸術家)じゃないですか。その彼が悶々と、自分の作品が認めてもらえず死んでしまいたい...と苦悩する姿は、自分の芝居が認めてもらえないという気持ちに繋がります。その気持ちは死ぬ気で、本心から掴まないと」
 
 
―― 芸術に携わるものとして、コアな部分に共感する...ということでしょうか。

池田「しますね~。しかも彼は志半ばで亡くなっていますから。実際の彼が死ぬ間際に、私たちが劇中で歌う最後のナンバーのような到達点までいけていればとても嬉しいのですが...。でも、たぶん、そうじゃなかった気がするんです。ものすごい失望とともに亡くなった方なんじゃないかなと思っていて。だからこそなおさら、ラストの曲は空高く飛ばしてあげたいとも思います」

▽ 大山真志(超)、池田有希子(紅)smoke6-07_8417.JPG 

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7月から日生劇場にて開幕中の、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2019。クラシックコンサート「アラジンと魔法のヴァイオリン」、パペット・ファンタジー「ムーミン谷の夏まつり」に続き、音楽劇「あらしのよるに」が8月3日(土)に開幕する。

本公演は、暗闇で出会ったオオカミとヤギが「食う」「食われる」の関係を超え友情を育てていく物語である。ただやさしいだけではない深みのある内容が子供から大人まで響き、原作であるきむらゆういちの絵本『あらしのよるに』シリーズ累計350万部を記録している。

8月2日(金)、開幕に先駆け公開ゲネプロとマスコミ向けの囲み取材が行われ、渡部豪太さん福本莉子さんがコメントした。

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<本公演の意気込み>

渡部:「スタッフ、キャスト、全員で丁寧に取り組んできたので、沢山の方に観ていただきたいです。劇場からは子供たちの声が聞こえてくると思うので、それも含めて皆で楽しめる作品になっていると思います。」

福本「子供たちの生の反応が楽しみです。全員が楽しめる作品になったらいいなと思います。」

<本公演の魅力・みどころ>

渡部「オオカミとヤギのありえない友情を描いた作品です。『ありえない』というワードを使うことが『ありえない』ぐらい、ジェンダーや人種を超えたそういうものを反射しているような作品になっていると思います。」

福本「アンサンブルの方々の身体表現などすごくこだわって作っています。生演奏なので、舞台ならではのライブ感を楽しんでいただければと思います。」

渡部「今回、雨・風・雪などを役者が、身体を使った表現に挑戦しています。音楽や照明の効果もあって、より迫力あるものになっていると思います。」

<ご自身の役について・お互いの役との関係性>

渡部「(渡部演じる)ガブは、身体が大きくて凶暴なイメージのあるオオカミですが、実は心が弱くて、ドジで群れの中ではいつも下っ端扱いされているという役です。(福本演じる)メイは、少年のヤギなので、男同士の友情です。」

福本「ヤギは基本的に群れの中で生活するのですが、メイは自由奔放で、敵がいてものんびり空を見上げているような、のんきなヤギです。メイはハートが強いので、ガブを常に引っ張るという関係性です。」

<ご観劇のお客様へメッセージ>

渡部「子供向けの作品ではなく、大人も楽しめる本格的な舞台な作品に仕上がっていますので、ぜひ楽しんでください。」

福本「大人も子供も全員、ぜひ声を出して楽しんでもらいたいです。」

二人「暑い夏に、楽しいお芝居を、涼しい日生劇場でやっているので、ぜひ観に来てください!」

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絵本、映画、芝居、歌舞伎......とこれまでもいろんな形で広がっている名作「あらしのよるに」だが、今回はまさに『音楽劇』であった。雨や風などの音が楽器だけでなく、傘の開閉で表現されるなど、ガブとメイのいる世界に、より臨場感を出していた。

unnamed (3).jpgunnamed (4).jpgunnamed (7).jpgunnamed (8).jpgunnamed (10).jpgunnamed (11).jpgunnamed (13).jpgunnamed (14).jpgunnamed (15).jpgunnamed (17).jpgunnamed (20).jpgunnamed (22).jpgまた、公演前にはロビーにて、舞台の演奏者や出演者によるロビーイベントが行われ、観劇前の楽しみをより高めてくれる。

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音楽劇「あらしのよるに」は、8月3日(土)~5日(月)まで、日生劇場にて上演。

その後、日生劇場ファミリーフェスティヴァル2019のラストを飾るのは、バレエ 「眠れる森の美女」。8月23日(金)~25日(日)には同劇場にて上演される。こちらもぜひお楽しみに!!

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