■『エリザベート』への道 2012 第39回【番外編】■
今年は5月から東宝ミュージカル『エリザベート』、
そしてつい先日までは『ウィーン版ミュージカルエリザベート20周年記念コンサート』と立て続けにトート役として日本の舞台に出演していたマテ・カマラスさん。
もう日本のファンにもおなじみですよね!
出身はハンガリー、その後ウィーンを拠点に活躍しているマテさんですが、パワフルでパッショネイトな歌声で、日本のミュージカルファンの心もガッチリ掴んでいます。
11月4日、そのマテさんのファンイベントが行われる...ということで、取材に伺ってまいりました。
このイベント、もともとは2回開催の予定でしたが、応募者殺到でなんと全4回に追加。
マテさんパワー恐るべし。
花組芝居の二瓶拓也です。
花組の稽古スタイルはシーン稽古ではなく、
幕開きから順番にさらって行き何巡も繰り返していくものです。
段取りを付けながらの一巡目が終わり、現在は二巡目。
芝居の精度を上げていく日々。
座長のもと、全員でアイディアを出し合い作り上げていくところに
「劇団」という強みを感じます。
そんな中、先日鬘(かつら)合わせが行われました。
この大量の鬘!
この中から床山さんに合わせて頂くのです。
水木英昭プロデュース vol.14『SAMURAI挽歌Ⅱ~紀州の魂~』、
11月8日、お稽古11日目となりました(^-^*)
本日は1日、立ち回りのお稽古です!
今回は時代劇!!
殺陣も1つの見所となっています(*^O^*)
その殺陣の振り付けをして下さるのは、剱伎衆かむゐの河口博昭さん☆
次から次へと振り付けが完了していきます!
そんな中、脇である練習するを2人の姿が...
佐伯太輔さんに刀の回し方を教わる平埜生成さん♪
佃さんへ
先日は「タネも仕掛けも」を観に来てくださってありがとうございました。
アフタートークもお疲れ様です。
いつもながら、いつどんな時も変わらない佃さんの強さを感じて、
嬉しかったり、羨ましかったりした一日でした。
芝居の方は、毎日ドキドキハラハラの連続ですが、なんとか無事にやっております。
今日は、昨日の佃さんのアドバイスを受けて、お姉さんたちが頑張っておりました。
日々、進化していくことと思います。
写真は今回の座組で一番後輩の木津君です。
最近、ひさびさにヴェンダースの「まわり道」を見たら、とても面白かった。
男が旅に出る話で、ほとんど詳細を忘れていた。
忘れていても、なんとなくいい映画だったことは覚えていた。
そういう映画が私にはいっぱいある。
それは、でも、間違っている。
映画は見なければ意味がないと思う。
あなたの好きな映画をいくつかあげてくださいと問われることがあるが、それなりに答えたとしても、たとえば、私の唯一の映画は小津の「東京物語」だったりするが、いま、見ないで、ずいぶん昔に見たものを、それがいい映画だったと思い出して答えることに躊躇があるのだ。
映画ほど、受容者の知覚が重要なジャンルはないのかもしれない。
演劇もそうあるべきだ。
だから、面白い映画というのは、最近見たことを前提として選択するものだと思う。
まだ、その知覚経験の醒めやらぬうちに判断するのが本当である。
■新しい『RENT』がやってくる! 第34回■
先日更新分に続いて、今回も『RENT』トークショーの模様をお届けします!
11月4日に行われたトークショーに登場したのは、マーク役の賀来賢人さん、ロジャー役のジュリアンさん、そしてコリンズ役のTAKEさん。
日本版演出担当のアンディ・セニョール Jr.も加わり、楽しくも深いトークが繰り広げられました。
近年、演劇界では"アフタートーク"というものが開催される機会も多くなってきましたが...
もしかしたら、キャストの皆さんは"アフタートーク"初?
なんだか照れ臭そうな表情で登場。
「Hi!」と客席に手を振るジュリアンさん、賀来さんは「なんか変な感じですね...」。
そして椅子に座ったとたん「これ(進行は)どうなってるのー?」と発言するジュリアンさんが、実は司会担当だと明かされ、客席から「え~」の声(笑)。
「"えー"って、聞いてないよぉ...」と呟くジュリアンさんに、TAKEさんが「ジュリアン、"MC"やで!」と持ち上げ(?)、ご機嫌で進行をスタートするジュリアンさんでした。
ピーチャム・カンパニーで演出をやってます川口典成です。
昨年に引き続き、フェスティバル/トーキョー公募プログラムに参加させていただきます。
たしか「最近興味を持っていること」というお題をいただいたので、そのようなことを書いてみようかと思います。
さいきん「感じる」とはなにか、ということを考えます。
いや、そうではなくて、「感じたことを話す」という行為について考えます。
たとえば、美術館や映画館にいって、作品を見て、「感じたことを話す」ということがあります。
そのときに、「感じたまま」をお互いに話す、というようなことが求められることがありますが、しかし、「感じたまま」とは何でしょうか。
そのフレーズに触発されている時点で、すでに「感じたまま」ではなくなっているのではないでしょうか。
そもそも「感じたまま」を言葉にすると、おそらくその美術館や映画館にいた時間と同じ時間か、多くの場合それ以上の時間がかかることは明白です。
「感じたまま」を話すことなど不可能です。
では「感じたことを話す」という行為は何をしているのでしょうか。
おそらく「感じる」という現象を説明しようというお互いの行為なのです。
どのような枠組みで自分が「感じた」のか(五感もあらゆる枠組みに規定されていることは言うまでもないことですが)、「感じた」現象そのものをを問う、ということなのだと思うのです。
■新しい『RENT』がやってくる! 第33回■
No day but today. 今日と言う今を生きる。まさにその気持ちで毎日を生きている田中 ロウマです!RENT出演3回目と言う事でプレッシャーも感じていますが、新しい演出、新しいキャスト、新しい気持ちで今までよりSTKなエンジェルをエンジたいと思います!w
さて僕は相手役のトム・コリンズを演じるSkoop On SomebodyのTAKEさんを紹介します!
市川猿之助さんが四代目を襲名後、東京・明治座に初登場する舞台『十一月花形歌舞伎』が11月3日に開幕しました。
猿之助さんは、昼の部で変化舞踊『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』に、夜の部では、通し狂言『天竺徳兵衛新噺(てんじくとくべえいまようばなし)』にそれぞれ出演されます。
「蜘蛛絲梓弦」
『蜘蛛絲梓弦』では、童熨斗丸、薬売り彦作、番頭新造八重里、座頭亀市、そして傾城薄雲実は女郎蜘蛛の精と、なんと6役を早替り!
これからご覧になる方のために詳しくは書きませんが、早替りの際の登場と引っ込みにも工夫があり、まったく飽きさせません。
圧巻のクライマックスまで目が離せない!という謳い文句もほんとうにその通りです。
夜の部ではタイトルロールの天竺徳兵衛を演じる猿之助さん。
異国帰りというキャラに合わせての衣裳や、冒頭で今話題のニュースを織り交ぜた異国話を語るシーンなど、のっけから見どころ満載。大蝦蟇やラストの宙乗りまで、ワクワク感いっぱいの舞台です。
「天竺徳兵衛新噺」(大蝦蟇)
さて、そんな猿之助さんと猿翁さん、市川右近さんから初日に寄せてコメントが届きました。