

ノーベル賞作家が暴く"聖女ジャンヌ・ダルク"の真実
『ピグマリオン』(『マイ・フェア・レディ』の原作)でも知られるイギリスの劇作家、ジョージ・バーナード・ショーが、ジャンヌ・ダルクを社会と葛藤するひとりの人間として描いた傑作『ジャンヌ』。
1924年にロンドンで初演され大ロングランとなった本作を、笹本玲奈さんを主演に迎え、今秋、東京・世田谷パブリックシアターでの上演が決定しました。
演出を手がけるのは斬新な企画力と発想で精力的に活動を続けている鵜山仁さん、キャストは笹本さんのほか村井國夫さん、伊礼彼方さん、馬場徹さんら多彩な顔ぶれが揃います。
15世紀、フランスに勝利をもたらした少女はなぜ異端の魔女として裁かれなければならなかったのか――。
バーナード・ショーならではのアイロニーをもって、このヒロインの強烈な生涯にせまります。
スリリングなセリフの応酬や奇想天外な展開がみどころとなる本作。
今秋の話題作のひとつになるのは間違いなさそう。
そこで、某日都内で行われたスチール撮影の現場を訪れ、鵜山さんと4人の出演者にお話を伺いました。
げきぴあでは、そのインタビューを連載形式でお届けします!
今回は連載2回目。
ご登場いただくのは伊礼彼方さんです。
★1回目の鵜山さん&笹本さんのインタビューはコチラ
ノーベル賞作家が暴く"聖女ジャンヌ・ダルク"の真実
『ピグマリオン』(『マイ・フェア・レディ』の原作)でも知られるイギリスの劇作家、ジョージ・バーナード・ショーが、ジャンヌ・ダルクを社会と葛藤するひとりの人間として描いた傑作『ジャンヌ』。
1924年にロンドンで初演され大ロングランとなった本作を、笹本玲奈さんを主演に迎え、今秋、東京・世田谷パブリックシアターでの上演が決定!
フランスに勝利をもたらした17歳のヒロインが、なぜ異端の魔女として火刑台で死ななければならなかったのか?社会と個人、多数と少数、男性と女性、そして神と人。神の信託を受けたひとりの少女が己の信じる絶対的世界へ挑もうとする生き様と、権威への執着や野心をいだく男性たちとの対比の中で巧妙なセリフ劇として描きます。
演出を手がけるのは斬新な企画力と発想で精力的に活動を続けている鵜山仁さん、キャストは笹本さんのほか村井國夫さん、伊礼彼方さん、馬場徹さんら多彩な顔ぶれが揃います。
スリリングなセリフの応酬や奇想天外な展開がみどころとなる本作は、今秋の話題作のひとつです。
そこで、某日都内で行われたスチール撮影の現場を訪れ、鵜山さんと4人の出演者にお話を伺いました。
げきぴあでは、そのインタビューを連載形式でお届けします!
まず、1回目の今回は演出・鵜山仁さんと主演の笹本玲奈さんのインタビューです。
ストリートダンス、ジャズダンス、コンテンポラリーダンスなど、さまざまなジャンルを横断し、日本の現在進行形ダンス・パフォーマーが一堂に介したダンス公演「アスタリスク」。5月18日(土)・19日(日)の両日、東京国際フォーラム ホールCで上演されたこの舞台は、大好評のうちに幕を閉じた。
参加メンバーは約120名。ダンサー全員が獲得したさまざまな賞のタイトル数の合計は100冠以上。どこを切っても、最高スキルの集合体であるだけではない。誰もが自分たちだけの独自な表現世界を誇る、いわば一国一城の主たち。実力派にして個性派ぞろいの大所帯が、全員の意志をひとつにまとめて、上演時間2時間10分のワン・ストーリーものに挑んだところに大きな価値があった。
この大ファミリーを見事に仕切ってみせたのが、DAZZLEの飯塚浩一郎と長谷川達也の脚本・演出コンビ。特に長谷川は、主役ダンサーも兼ねて存在感を見せつけた。
千葉雅子さんと土田英生さん。
すでに現代演劇の分野ではキャリアのあるふたりがタッグを組み、ふたり芝居を創作する"二人芝居事業"が始まります。
その記念すべき第一回目の公演が『姐さん女房の裏切り』。
原案を千葉さん、作・演出を土田さんが手がけます。
出演も、もちろんおふたりのみ。
長く上演されるレパートリーを創作する試みとして始まったこの企画。本年度は創作地である東京で上演を行い、今後はリ・クリエイションを行いながら各地方での上演も視野に入れているとのこと。
現在、6月5日(水)の初日に向けて、日々熱い稽古が行われています。
そんな中、千葉さんと土田さんからげきぴあ宛に写真とメッセージが届きました!
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男だけの白鳥の湖、『SWAN LAKE』で世界中を驚かした天才・マシュー・ボーンが仕掛ける新たな問題作、ついに日本上陸!
オスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」に描かれる、若き青年の心の闇と背徳の美がダンスに浄化され、観る者を圧倒する傑作!
マシュー・ボーンの「ドリアン・グレイ」
7月11日(木)~15日(月・祝) 東急文化村 オーチャードホール
マシュー・ボーンの「ドリアン・グレイ」とは...?
2006年の『シザーハンズ』来日公演から7年ぶりとなる待望の日本公演は、オスカー・ワイルドのゴシック小説『ドリアン・グレイの肖像』をベースにした問題作。2008年にロンドンで上演されるや"マシュー・ボーンの真骨頂"と絶賛された『DORIAN GRAY』を、選び抜かれた最高峰の日本人ダンサーとオリジナルキャストで再創作する!
男だけの白鳥の湖、『SWAN LAKE』で世界の注目を集めた演出家・振付家、マシュー・ボーン
イギリスのコンテンポラリーダンス振付家及び舞台演出家。
バレエの古典作品「白鳥の湖」を男性ダンサーだけで演じた「スワンレイク」で世界中に衝撃と感動を与え、一躍その名前を轟かす。数々の作品に新しい命を吹き込み続けており、その全てが発売日即完売、軒並み高い評価を得ている。
例えばオペラの名作『カルメン(Carmen)』は、マシューの手にかかれば『ザ・カーマン(The Car Man)』となり、自動車修理所で巻き起こる物語に! その他、「くるみ割り人形」、「シンデレラ」、「眠れる森の美女」など多数。
トニー賞3冠や、ローレンス・オリヴィエ賞5回受賞を始めとする、数々の賞を受賞。
また、トニー賞において最優秀演出賞と最優秀振付賞の両方を受賞した、ただ一人のイギリス人演出家である。
大英帝国勲章(OBE)受勲。名実共に、イギリスを代表するクリエイターの一人。
【過去のマシュー・ボーン作品】
The Car Man (ザ・カー・マン) 2002年日本公演
Swan Lake (白鳥の湖) 2003年/2005年/2010年日本公演
Nutcracker! (くるみ割り人形) 2004年日本公演
Play Withoutb Words (プレイ・ウィズアウト・ワーズ) 2004年日本公演
Highland Fling (愛と幻想のシルフィード) 2005年日本公演
Edward Scissorhands (シザーハンズ) 2006年日本公演
Cinderella (シンデレラ) 日本未上演
Sleeping Beauty (眠れる森の美女) 日本未上演
公式サイトではそれぞれの作品の動画をアップ!
動画をみる
あの時の衝撃は今もはっきりと覚えています。『ドリアン・グレイ』楽しみにしています。(藤原竜也)
若く、美しいイケメン、ドリアン・グレイの陶酔と破滅の物語。
若き青年ドリアン・グレイは、ファッションカメラマンのバジルによってその美しさを見出される。カメラを向けられ最初は戸惑うドリアンだが、次第に快感を覚え、自分の美しさに陶酔するようになる。彼に目をつけたファッション誌のカリスマ編集長のレディHにより、ドリアン・グレイは一躍スーパーモデルへと上り詰める。もてはやされ、数々のセレブリティと肉体的関係を持つ。ショー・ビジネスのデカダンスに溺れ、全てを手に入れたかのようなドリアン・グレイ。しかし成功とは裏腹に、彼の心には次第に暗雲がたちこめる。美しくあることにとりつかれ、ドリアン・グレイの魂は退廃していた。カメラを向けられる事を拒むようになり、彼の元から一人、また一人と去って行った。追い詰められたドリアン・グレイの先にあるのは、破滅へと続く暗い道だった―。
5月29日、東急シアターオーブ(渋谷)でブロードウェイミュージカル「HAIR」が開幕しました!
1967年に産声をあげてから、その革新的なパフォーマンスによって、その後のミュージカルに決定的な影響を与え、数多くのフォロアーを生み出してきた本作ですが、ブロードウェイ版は初めての日本公演。
舞台はベトナム戦争真っただ中のアメリカ。デモや集会などの反戦運動によって、己の意志とアイデンティティを証明しようとするあるヒッピーたちのグループの姿が描かれます。長いものに巻かれ、横並びをよしとする保守的な風潮を打破しようとする果敢な個の叫びがあるからこそ、このミュージカルには普遍的な息吹きがあり、現代まで語り継がれてきました。
そんな現代にも通じる要素があるものの、
当時のキーワードが溢れる「HAIR」は事前または事後にそれらを調べ、知ることで更なる作品理解ができるかと思います。
例えば冒頭から始まる「アクエリアス」(=水瓶座)。たくさんのアーティストがカバーしているこの楽曲は聞いたことがあるという方は多いのでは。しかし「なぜ、水瓶座の時代?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
<水瓶座の時代とは?>